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Yamareco

記録ID: 358980
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

玉山(台湾)

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)
 - 拍手
tsuruoka33 その他15人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
27:47
距離
22.3km
登り
3,261m
下り
3,250m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
9:30塔塔加鞍部登山口-15:30排雲山荘

2日目
3:00排雲山荘-5:30玉山主峰山頂-7:30排雲山荘-13:30塔塔加鞍部登山口
天候 1日目:晴れ
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 飛行機
上東埔駐車場までマイクロバス。登山指導所まで徒歩300m。そこから8人ワゴン車で塔塔加鞍部登山口まで行き、そこから登山開始。
コース状況/
危険箇所等
何カ所か落石の恐れのあるところがあり、急いで通過した。
また常には道は斜面をトラバースしているところにつけられているので、片方がスッパリ落ちているところがあり、不注意による滑落の恐れもある。
高度のため高山病や低温による行動力低下も考えられる。
しかし道はとても整備されていて、必ず登山ガイドをつけないといけないため遭難の可能性は低いと思われる。
トイレは山荘までに2箇所。山荘には水洗の綺麗なトイレがある。山荘から上には1つもない。
上東埔駐車場より大塔山方面。もちろん山座同定はできない。それにしてもいい天気。
2013年10月13日 09:01撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 9:01
上東埔駐車場より大塔山方面。もちろん山座同定はできない。それにしてもいい天気。
塔塔加鞍部登山口。ここまで車で入れます。
2013年10月17日 21:32撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:32
塔塔加鞍部登山口。ここまで車で入れます。
登山口にある簡略地図
2013年10月17日 21:32撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:32
登山口にある簡略地図
ツアー客が連なって歩き始め。
2013年10月13日 09:58撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 9:58
ツアー客が連なって歩き始め。
玉山南峰方面。まだまだ稜線は遠い。うっすらと山腹を巻くようにつけられている登山道が見える。
2013年10月13日 11:00撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 11:00
玉山南峰方面。まだまだ稜線は遠い。うっすらと山腹を巻くようにつけられている登山道が見える。
南峰より南側の稜線。穂高の稜線のように険しい。
2013年10月13日 11:07撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 11:07
南峰より南側の稜線。穂高の稜線のように険しい。
道はこのように整備されています。
2013年10月13日 12:02撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 12:02
道はこのように整備されています。
500mごとにこのような道標があって目安になります。
2013年10月17日 21:32撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:32
500mごとにこのような道標があって目安になります。
登山道に咲く花1
2013年10月13日 12:13撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 12:13
登山道に咲く花1
登山道に咲く花2
2013年10月19日 00:03撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/19 0:03
登山道に咲く花2
登山道に咲く花3
2013年10月19日 00:03撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/19 0:03
登山道に咲く花3
標高3000mを越えてもこのような樹林帯でした。
2013年10月13日 13:58撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 13:58
標高3000mを越えてもこのような樹林帯でした。
所々に切れ落ちているところがありますが、鎖がちゃんと付いていますし、鎖を使わなくても慎重に行動すれば問題ありません。
2013年10月17日 21:33撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:33
所々に切れ落ちているところがありますが、鎖がちゃんと付いていますし、鎖を使わなくても慎重に行動すれば問題ありません。
大分稜線が近づいて来ましたが、まだまだ遠い。
2013年10月13日 14:37撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 14:37
大分稜線が近づいて来ましたが、まだまだ遠い。
山荘に到着。今年改装が終わったばかりで綺麗な山荘でしたが、写真を撮り忘れました。
2013年10月13日 15:33撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 15:33
山荘に到着。今年改装が終わったばかりで綺麗な山荘でしたが、写真を撮り忘れました。
夕日
2013年10月13日 17:29撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 17:29
夕日
夕日に照らされる稜線
2013年10月13日 17:31撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 17:31
夕日に照らされる稜線
夕日に照らされる稜線と月1
2013年10月17日 21:33撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:33
夕日に照らされる稜線と月1
夕日に照らされる稜線と月2
2013年10月13日 17:32撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 17:32
夕日に照らされる稜線と月2
夕日と台湾国旗
2013年10月13日 17:44撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/13 17:44
夕日と台湾国旗
山頂からの朝焼け
2013年10月14日 05:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 5:34
山頂からの朝焼け
山頂からの朝日
2013年10月14日 05:50撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 5:50
山頂からの朝日
山頂からの南峰方面。
2013年10月14日 05:51撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 5:51
山頂からの南峰方面。
逆さ玉山
2013年10月14日 06:00撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:00
逆さ玉山
山頂からの北峰方面。
2013年10月17日 21:33撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:33
山頂からの北峰方面。
山頂標識。山頂は凄い人でしたが、一瞬誰もいなくなりました。
2013年10月14日 06:28撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:28
山頂標識。山頂は凄い人でしたが、一瞬誰もいなくなりました。
下山途中。凄いところに登山道がつけられています。
2013年10月17日 21:33撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:33
下山途中。凄いところに登山道がつけられています。
南峰方面。やはり険しそう。でも縦走したい。
2013年10月14日 06:39撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:39
南峰方面。やはり険しそう。でも縦走したい。
ザレているので注意。
2013年10月14日 06:40撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:40
ザレているので注意。
こう見ると地蔵のコルからの赤岳のよう
2013年10月17日 21:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:34
こう見ると地蔵のコルからの赤岳のよう
北峰との分岐。時間が許せば北峰に登り山荘でもう一泊したいもの。
2013年10月14日 06:47撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:47
北峰との分岐。時間が許せば北峰に登り山荘でもう一泊したいもの。
強風地帯とのことでこのようになっています。落石のことも考えられてか。
2013年10月14日 06:48撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:48
強風地帯とのことでこのようになっています。落石のことも考えられてか。
ザレた斜面にジグザグに登山道がつけられています。
2013年10月14日 06:56撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:56
ザレた斜面にジグザグに登山道がつけられています。
南峰への稜線1
2013年10月14日 06:58撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:58
南峰への稜線1
南峰への稜線2
2013年10月14日 06:58撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 6:58
南峰への稜線2
山荘の看板
2013年10月17日 21:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:34
山荘の看板
白木林の展望台よりの玉山主峰。
2013年10月14日 10:48撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 10:48
白木林の展望台よりの玉山主峰。
塔塔加鞍部登山口が見えてきました、おつかれさまでした。
2013年10月14日 12:52撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/14 12:52
塔塔加鞍部登山口が見えてきました、おつかれさまでした。
東埔温泉で汗を流します。しかし「の」って解るのですかね。
2013年10月17日 21:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:34
東埔温泉で汗を流します。しかし「の」って解るのですかね。
東埔温泉で夕食。ナマズ?料理。
2013年10月17日 21:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:34
東埔温泉で夕食。ナマズ?料理。
東埔温泉街
2013年10月17日 21:34撮影 by  SC-03D, SAMSUNG
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10/17 21:34
東埔温泉街

感想

3年位前から台湾旅行と絡め、初の海外登山で玉山登山をしたいと思っていました。
その時から参考にしていたのがこのペリカントラベルのホームページでした。
http://www.pelican-travel.net/tourDetails_NewPage.php?frCd=taiwan&BNo=1

しかしその年から山荘の改装工事が始まってしまい、ツアー募集も中断。改修工事終了をずっと待っていて、やっと今年終了したとのことで催行が決定している10月の連休に申し込みをしました。

ツアー開始の前日に台湾入りし、その日はゆっくり台北見物。やはり食事はうまい!
明日からのことも考え、早めに集合場所の台北中央駅の近くのホテルで休みます。



ツアー1日目。
7時に台北中央駅で通訳ガイドの馬さんと登山ガイドの林さん、顧客の12名が集合。そういえばツアー登山って初めて。
バスに乗り込み一路南へ。
途中高速のサービスエリアでトイレ休憩、水里の玉山博物館(正式名称は忘れました)と昼食を挟み夕方に東埔温泉のホテルにチェックイン。


ツアー2日目
ホテルを7時に出発。
上東埔駐車場でマイクロバスを一旦降り、もう一人の登山ガイドさんが合流。その後駐車場から少し離れた登山指導所でパスポートチャック。これは入山が登録制のためです。
そこから8人乗りのワゴン車に9人ほど(!)乗って塔塔加鞍部登山口まで行きます。ここから登山スタートです。

登山道は全体的に山腹を巻くようにつけられていて、稜線に出るのは山頂のみになります。なので、急登というのがほどんどなく、緩やかに登っていきます。
登山ガイドはほぼ1時間1回のペースで休憩を取り、ゆっくりと登ってくれるので疲れることはないのですが、気温が日本で考えられる以上に暑く、ゆっくりと登っているのに汗をかきました。

予定通り6時間ほどで標高3400mの本日宿泊予定の排雲山荘に到着。想っていたとおり今年改装終了されたばかりで綺麗な山小屋でした。トイレは水洗だし。尚、登山道途中のトイレもバイオトイレということで台湾も環境面に力を入れているんだなと思いました。
夕飯はカレーライス。ガイドさんから食べ放題ですよと言われましたが、翌日胃がもたれて影響が出ても嫌なのでお代わりなしで。
明日が早いので19時過ぎにはシュラフに潜り込み、耳栓代わりのイヤホンでバッハの無伴走ヴァイオリンソナタを聴いていたらいつの間にかzzz。


ツアー3日目
2時起床予定でしたが1時半には目が覚めたので、山頂に持ってあがる物と、山荘においていく物のチェックを行いました。
2時半から朝食でおかゆを食べ、3時前にヘッドランプをつけて山荘を出発。

ちなみにもの凄く寒いことを想定していたのですがそれほど寒くなく、山荘出発時に着ていた物は、長袖のウールシャツ、薄いフリースのシャツ、雨具のジャケット、パンツ、ウールのタイツ、夏用ズボン、ウールの帽子、薄い手袋。ザックにはダウンジャケットと雨具のパンツを入れていました。
手袋はすぐに外し、フリースのシャツと雨具のジャケットは下山途中に脱ぎました。タイツは登っているときから履いてきて失敗したと思ったほどでしたが、途中で脱ぐわけにも行かず下山途中の山荘で脱ぎました。

山荘からはジグザグにひたすら登っていきます。
昨日に比べガイドさんの休みを入れる回数が多かったのですが、それは標高の関係が会ったのかもしれません。自分も意識して一歩に対して腹式呼吸を1、2回するようにしました。

ジグザグの幅がだんだん小さくなっていくとついに山頂です。
自分たちが到着してまもなくして朝日が昇りました。間に合ってよかった。
また、山頂で同じツアーに参加していたカップルの男性が女性にプロポーズして指輪を渡していました。どうぞお幸せになってください。

山頂でたっぷり時間をとってから下山開始をしました。
登っているときは暗くてわからなかった登山道の様子が、下山時は明るくなっていてよくわかり、結構凄いところを登ってきたんだなと思いました。
排雲山荘に寄りうどんっぽい麺を食べ、昨日来た道を戻ります。
3日目の方が天気がよく、下山途中でも玉山主峰が望めました。

登山口へ戻ってくると、無線で連絡してあったのかワゴン車が迎えに来ていて、今回は定員通り乗り込み駐車場までもどります。
そこからバスで昨日宿泊した東埔温泉のホテルに行き、シャワーで汗を流します。
ちなみに温泉も入れますが水着着用とのことで、荷物が増えることを嫌い私は持ってきていなかったので、温泉はパスしました。
その後ホテルで夕食を頂き、バスで4時間ほどかけて台北まで戻りました。


翌日は台北観光(故宮を見物し小龍包を食べました)をし、夕方の便で日本に戻ってきました。

玉山登山と台北観光もというよくばりな旅でしたが、天気や同行のガイドさんやツアー参加者にも恵まれよい登山旅行となりました。

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コメント

”ニイタカヤマノボレ一二○八”
tsuruoka33 さん。はじめまして♪

歴史上の日本最高峰登頂おめでとうございます。
かの真珠湾攻撃の暗号文となった新高山ですよね。
時代がそうさせたと言え、かつてここが日本の領土だったというのはいろいろなことを考えさせられます。
自分もいつか行きたいと思ってます。ツアーのパンフレットとか取り寄せてみたりしてますが、なかなかハードルが高いようですね。
とても参考になるレコありがとうございました。
2013/10/20 13:53
>re ”ニイタカヤマノボレ一二○八”
ichigooden さん

コメントありがとうございます。
玉山の登山ははガイド付きが条件となりますので、必ずどちらかのガイド会社を通さないと行けないと思います。
今回私の使用したペリカントラベル、その委託先の野訊国際登山旅行社は今回の旅行だけみると、とても対応がよく、すばらしい旅となりました。
料金も航空券や前日後日のホテル手配が自分でやらねばなりませんが、その分他のツアー会社と比べて安いようです。

今回はとても楽しめましたのでichigoodenさんにも台湾と玉山を楽しんで頂けたらと思っております。
2013/10/20 21:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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