金峰山(2回目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 516m
- 下り
- 513m
コースタイム
天候 | 快晴 風弱し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所などはない。ハシゴ、クサリ場もないが、岩や石が多いので、歩きにくいところも多い。 |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は中央道の秋の大渋滞を心配して利用しなかった。 |
写真
感想
2021年10月03日(日)【金峰山】
台風一過?で秋の移動性高気圧が日本列島を覆う予報となった日曜日。このチャンスを逃すまいと大展望が望める山ということで、1993年7月以来、28年振りに奥秩父の金峰山へ出かけてきました。
絶好の秋晴れの予報から、登山口となる大弛峠の駐車場に混雑状況が心配なので、自宅を早出したかったが、結局、今回は参加しなかった同行予定者との調整が難航し、前夜の就寝時間が遅くなってしまい、早出はできなかった。
わずか3時間の睡眠で、3時頃に中央道に乗り、大弛峠に着いたのは5時半前。既に駐車場は満車で長野県側の未舗装道路の路肩にまで、車の列が延びていた。
準備をしている間に夜が明けたので、大弛峠登山口から歩き始めたが、先週の東北遠征の疲れが残っているのか、ペースが上がらなかった。
まだ薄暗い静かな針葉樹の森を登っていくと、稜線に出たのか、樹間から朝陽に照らされた雲一つない南アルプスの山並みが目に飛び込んできた。直ぐに富士山も樹間から見えるようになり、テンションが上がった。
小さなアップダウンを超えていくと、頭上が明るくなり、樹林が切れて眺めの良い岩場に出た。進行方向の西側以外の展望が広がり、南アルプスに加えて富士山や奥秩父の山々、北側には浅間山などがよく見えた。
再び針葉樹の森に入り、傾斜が増していく登山道を登り切ると朝日岳の狭い山頂に着いた。樹林に囲まれているが富士山の眺めが素晴らしかった。
金峰山方向への降り口は西側の展望が開けていて、金峰山の向こうに南アルプスが見えた。
短い急坂を下ると針葉樹の森に入り、小さなアップダウンと平坦部を繰り返しながら進んだ。だんだんハイカーが増えてきて、足が早くない私はしょっちゅう道を譲らなければならなかった。
急坂もなく緩やかに登って行くと樹林の背が低くなり森林限界を超えて、ハイマツに覆われた広い主稜線に出た。雲一つない青空の下に大展望が広がっていた。
目の前に瑞牆山と小川山、そして少し離れて八ヶ岳。遠くには浅間山のほか、上越国境、尾瀬、日光の山々なども見えていた。
山頂は目と鼻の先にあった。西側の山並みを遮るものは五丈岩だけどなり、中央アルプスや御嶽山、北アルプスも見渡すことができた。
文句のつけようがない大展望を楽しんでいたら、山頂の滞在時間は1時間半ほどになっていたので、重い腰を上げて大弛峠へ向けて元来た登山道を歩き始めた。
午前中にも増して多くのハイカーが登ってきていたので、登山道を譲ってばかりで、前に進めなかった。
移動性高気圧による全国的な快晴にも関わらず、関東南部は雲が出る予報になっていたが、そのとおり丹沢や富士山の方は雲が出てきて、朝日岳の山頂に着いた直後、富士山は白い雲に隠れてしまった。
大弛峠に戻ったのは13時であった。余裕があれば峠と反対側の国師岳と北奥千丈ヶ岳を往復するつもりだったが、今日は一日中ペースが上がらなかったし、往復してくると下山時刻は夕方近くになるので、今回の山行はここで終了とした。
片付けを済ませて大弛峠から車を走らせていると、さきほどまで歩いていた山稜があっという間に首が痛くなるほど見上げなければならない高さになっていた。
おしまい。
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