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Yamareco

記録ID: 359261
全員に公開
ハイキング
甲信越

大弛峠〜金峰山★子連れで金峰小屋に泊まる

2013年10月13日(日) 〜 2013年10月14日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
子連れ登山 大久保由美子 その他3人
GPS
32:00
距離
8.8km
登り
654m
下り
653m

コースタイム

13日 11:30大弛峠-15:30金峰山-16:30金峰山小屋
14日 7:00金峰山小屋-7:30金峰山-11:00大弛峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大弛峠は想像以上の大混雑。駐車禁止区間もビッチリで、到着早々、降りてくる車とすれ違えない車たちと一緒にバック。結局停められたのは、峠から1.3kmも下でした。この日は特別だったようで、翌日降りたら、晴れているにも関わらず、数百メートルしか車が停まっていませんでした。
コース状況/
危険箇所等
○朝日岳から金峰山方面への急な下りは、人が起こす落石に要注意。

○頂上手前の岩稜帯から、高所恐怖症の夫のペースが極端に落ちたので、その気がある方にはお勧めしません(笑)

○山頂〜金峰山小屋への道を見落としてしまい、五丈岩経由で小屋へ降りたのですが、あまり踏まれていないようで、前者に合流するまで足場があまりよくありませんでした。白いペンキを塗った石の目印あり。

○宿泊は要予約で、一泊二食で大人7500円、小学生以下6500円、お湯200円。朝食はおかゆだけなので、一泊夕食6500円の方がお得かも。

下山後は、大弛小屋で軽食、勝沼でぶどう狩り、はやぶさ温泉へ。三連休最後の中央高速は30kmの渋滞でした。
【13日(日)】
登山口のベンチでおにぎりを食べてから、車で越えられる日本一標高の高い大弛峠(2、365m)を出発。トイレあり。
2013年10月13日 11:08撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3
10/13 11:08
【13日(日)】
登山口のベンチでおにぎりを食べてから、車で越えられる日本一標高の高い大弛峠(2、365m)を出発。トイレあり。
ナナカマドはすでに落葉していたけど、鮮やかな赤い実が、いたるところで目を楽しませてくれた。
2013年10月13日 11:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 11:16
ナナカマドはすでに落葉していたけど、鮮やかな赤い実が、いたるところで目を楽しませてくれた。
立ち枯れの針葉樹林帯をのんびり登る。
左手には、木々の間から富士山がバッチリ♪
2013年10月13日 11:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 11:53
立ち枯れの針葉樹林帯をのんびり登る。
左手には、木々の間から富士山がバッチリ♪
ケルンを見つけると、必ず石を乗せるムスコ。
ちょこちょこおやつ休憩をとりつつ、順調に登り続ける。
2013年10月13日 12:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 12:29
ケルンを見つけると、必ず石を乗せるムスコ。
ちょこちょこおやつ休憩をとりつつ、順調に登り続ける。
ずっと樹林帯だったのが、朝日岳手前の露岩帯で、初めて視界が開ける。
2013年10月13日 13:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 13:22
ずっと樹林帯だったのが、朝日岳手前の露岩帯で、初めて視界が開ける。
さらに先の朝日岳周辺では、これから行く山頂先の五丈岩がよく見える。
朝日岳からの急な下りでは、子どもが落石を起こさないよう注意深く見守る。
2013年10月13日 13:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 13:56
さらに先の朝日岳周辺では、これから行く山頂先の五丈岩がよく見える。
朝日岳からの急な下りでは、子どもが落石を起こさないよう注意深く見守る。
鉄山の北側をまいてひと登り、頂上稜線に出るといきなり視界が開けて、金峰山小屋、瑞がき山、八ヶ岳が一望のもとに。ここまでは、みんなハイテンションだったのだけど…。
2013年10月13日 15:00撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:00
鉄山の北側をまいてひと登り、頂上稜線に出るといきなり視界が開けて、金峰山小屋、瑞がき山、八ヶ岳が一望のもとに。ここまでは、みんなハイテンションだったのだけど…。
山頂方面に進むと、先頭を行っていた夫が、「道がないよ」と言いだす。いやな予感。
つまり、ここから隙間のある露岩帯で、高所恐怖症の夫にとっては道とは思えない道に。極端にペースダウン。
2013年10月13日 15:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:16
山頂方面に進むと、先頭を行っていた夫が、「道がないよ」と言いだす。いやな予感。
つまり、ここから隙間のある露岩帯で、高所恐怖症の夫にとっては道とは思えない道に。極端にペースダウン。
なるべく高度感が出ないよう、長野県側をまき気味につたって、自然のトンネルをくぐると…。
2013年10月13日 15:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
2
10/13 15:22
なるべく高度感が出ないよう、長野県側をまき気味につたって、自然のトンネルをくぐると…。
ようやく金峰山頂上!実は、私も初めて。
この標識の背後にある小屋への降り口を見落としたために、ここから五丈岩まで、さらに高度感のある、夫にとっては地獄の露岩帯を行くことになる。
2013年10月13日 15:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:25
ようやく金峰山頂上!実は、私も初めて。
この標識の背後にある小屋への降り口を見落としたために、ここから五丈岩まで、さらに高度感のある、夫にとっては地獄の露岩帯を行くことになる。
五丈岩下の広場から、富士山を望む。
2013年10月13日 15:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:35
五丈岩下の広場から、富士山を望む。
五丈岩の前は、大きな広場になっている。
2013年10月13日 15:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:36
五丈岩の前は、大きな広場になっている。
五丈岩から金峰山小屋へは、標識はあったものの、山頂から分岐していた道に合流するまでけっこう足場が悪く、夫や子どもたちは通過にかなり時間がかかる。
2013年10月13日 15:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 15:39
五丈岩から金峰山小屋へは、標識はあったものの、山頂から分岐していた道に合流するまでけっこう足場が悪く、夫や子どもたちは通過にかなり時間がかかる。
昼間の月がきれいだったけど、写真を撮るだけで、「写真なんか撮っていないで、ちゃんと足場を教えてよ!」とみんなに怒られる。
2013年10月13日 16:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 16:17
昼間の月がきれいだったけど、写真を撮るだけで、「写真なんか撮っていないで、ちゃんと足場を教えてよ!」とみんなに怒られる。
コースタイム15分とある小屋までの道が、えらく長く感じられる(実際50分近くかかる)。
ご高齢の方たちにもどんどん抜かれつつも、なんとか小屋前の大岩が近づいてきた。
大岩の上にさらに岩が積んであったけど、あれ地震が来たら怖いかも。
2013年10月13日 16:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 16:19
コースタイム15分とある小屋までの道が、えらく長く感じられる(実際50分近くかかる)。
ご高齢の方たちにもどんどん抜かれつつも、なんとか小屋前の大岩が近づいてきた。
大岩の上にさらに岩が積んであったけど、あれ地震が来たら怖いかも。
制限時間の16時30分ギリギリに、なんとか小屋に到着。ここまで時間がかかるとは、さすがに想定外でした。
2013年10月13日 16:23撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 16:23
制限時間の16時30分ギリギリに、なんとか小屋に到着。ここまで時間がかかるとは、さすがに想定外でした。
久しぶりに、山の上から眺める遮るもののない日没が見れて、私自身は大満足♪
2013年10月13日 17:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/13 17:12
久しぶりに、山の上から眺める遮るもののない日没が見れて、私自身は大満足♪
小屋には、「ゆず」くんというアイドル犬がいて、子どもたちは大喜び。
あまりの恐怖に不機嫌だった夫も、3ラウンド目の夕食を待っている間(初回17時〜)に、私が持ち上げたビールとおつまみで、ようやく機嫌が治ってきた。
2013年10月13日 17:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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10/13 17:35
小屋には、「ゆず」くんというアイドル犬がいて、子どもたちは大喜び。
あまりの恐怖に不機嫌だった夫も、3ラウンド目の夕食を待っている間(初回17時〜)に、私が持ち上げたビールとおつまみで、ようやく機嫌が治ってきた。
食事がいいというウワサは聞いていたけど、まさかワイングラスに注がれた白ワインまでついているとは!子どもたちには、りんごジュースが。
食後は、宿にあった将棋、UNO、ジェンガで盛り上がった。
2013年10月13日 18:27撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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10/13 18:27
食事がいいというウワサは聞いていたけど、まさかワイングラスに注がれた白ワインまでついているとは!子どもたちには、りんごジュースが。
食後は、宿にあった将棋、UNO、ジェンガで盛り上がった。
【14日(月)】
夜小屋外のトイレに行ったときは相当冷え込んでいたけど、明け方は生暖かい風が吹いていた。天気は下り坂らしい。

混んで大変かと思っていた朝食は、5:30から写真のおかずとおかゆ、お茶だけなので、スムーズに終了。
2013年10月14日 06:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/14 6:12
【14日(月)】
夜小屋外のトイレに行ったときは相当冷え込んでいたけど、明け方は生暖かい風が吹いていた。天気は下り坂らしい。

混んで大変かと思っていた朝食は、5:30から写真のおかずとおかゆ、お茶だけなので、スムーズに終了。
7時に小屋を出発。ほとんど最後。小屋前の岩と戯れるムスコ。
2013年10月14日 07:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/14 7:01
7時に小屋を出発。ほとんど最後。小屋前の岩と戯れるムスコ。
昨日は雲一つ無い晴天だったけど、今日は八ヶ岳に雲がかかっている。
2013年10月14日 07:39撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/14 7:39
昨日は雲一つ無い晴天だったけど、今日は八ヶ岳に雲がかかっている。
瑞がき山荘方面の稜線が美しい。いつか歩いてみたい。
2013年10月14日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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10/14 7:40
瑞がき山荘方面の稜線が美しい。いつか歩いてみたい。
五丈岩登りたかったけど、今回は我慢。てっぺんの人が小さく見える。
2013年10月14日 07:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/14 7:41
五丈岩登りたかったけど、今回は我慢。てっぺんの人が小さく見える。
再度山頂。小屋から山頂にダイレクトにぬける道は、昨日に比べて格段に歩きやすかった。
2013年10月14日 07:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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10/14 7:46
再度山頂。小屋から山頂にダイレクトにぬける道は、昨日に比べて格段に歩きやすかった。
朝日岳あたりからガスがわいてきた。
今日の日はさようなら、五丈岩!またお会いしましょう♪
2013年10月14日 09:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
10/14 9:29
朝日岳あたりからガスがわいてきた。
今日の日はさようなら、五丈岩!またお会いしましょう♪
撮影機器:

感想

子連れ山小屋泊は本当に久しぶりだったけど、前回の、小3の長男が未就学児だった頃に比べると、格段に楽になっていました(それでもテンションが高いことにはかわりなく、スタッフの方、同宿のみなさまには、大変ご迷惑をおかけしました)。
他にも子連れの方が何組かいらして、とても居心地のいい空間でした。

道中も、以前に比べると、若い方たちのグループや家族登山が大変多く、登山ブームを肌で感じました。なかには、大弛峠にテント泊したというお父さんとお子さん2人(なんと下のお子さんは3歳だそう)もいらっしゃいました。犬連れの方もけっこういました。

5歳の娘は、歩き慣れているので体力的には問題ないものの、黙ってついてきた一年前に比べると、「疲れた〜歩けない〜」などとダレやすくなっていて、成長が徒になることも判明。こまめなお菓子休憩も含めると、うちの場合コースタイムの2倍弱で計算しなければいけないようです。小3の息子にとっては、日帰りで問題ない行程なので、「達成感がない〜もっと危険なところに行きたい〜」などとうそぶいていました。

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