記録ID: 3597368
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沢登り
甲斐駒・北岳
ビーチtoビーチ、日向山〜尾白川 鞍掛沢〜乗越沢〜鞍掛山〜水晶ナギ〜雨乞岳
2021年10月03日(日) [日帰り]
山梨県
風太郎
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 14:55
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 3,150m
- 下り
- 3,134m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:37
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 14:54
距離 32.5km
登り 3,153m
下り 3,148m
7:15
7:36
17分
入渓点で沢装備に変更
9:00
9:14
42分
乗越沢出合
9:56
10:19
19分
山装備に変更
10:38
16分
鞍掛山 コル
18:05
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回、ガーミンウォッチにルート登録をし忘れ、初めてスマホのヤマレコマップでログを取りながら歩きました。どの位バッテリーを消費するのかが不明で、スマホはたまにしか見ない様にしたので、迷いまくりました。当初の計画では夜中の歩行時間は多くても3時間と見積、単三1本のヘッドライトで予備電池を持ちませんでしたが、下山が遅くなる可能性を考慮し、暗いモードをメインに使って電池を節約しました。その為に迷った面も有ります。そういう悪条件での主観でのコース状況です。 ＜石尊神社登山口〜日向山＞ 途中まで林道です。林道からバリルートの入口は、夜中だったので見落としたのかは分かりませんが、特に目印は無かったで行き過ぎない様に。夜中で未踏のバリルートだったせいかもしれませんが、出だしが非常に分かり難かったです。GPSログを見ると分かる様に、それらしい踏み跡が幾つかか有ってかなり迷いました。尾根にのってしまえば、そんなに迷わずに行けると思います。 ＜日向山〜錦滝＞ 登山道でしたが現在は通行止めと書かれています。通行する際は自己責任で。枯れた沢に下った所で、対岸に明瞭な道が有るので迷いますが、渡らずに沢からそれる巻き道に進むのが正解です。但しほぼ平行に巻く道と登る道が有り、並行に巻く方に進んで下さい。 ＜錦滝〜林道終点〜尾白川〜鞍掛沢〜乗越沢〜鞍掛山 コル＞ 沢登です。登れない滝には明瞭な巻き道が有ります。高巻きは不要で、滝の落ち口に出られるので、巻いても時間はあまりかかりません。但し登れそうな滝でも以外に滑るので注意して下さい。初級の沢だと思いますが、どの滝まで登るかで難易度は変わります。 ＜鞍掛山コル〜鞍掛山〜鞍掛山展望台〜鞍掛山〜中ノ尾根分岐＞ 登山道ですが少し分かり難い所も有りますので、道迷いに注意を。 ＜中ノ尾根分岐〜水晶ナギ＞ バリルートです。地図では分からない細かな尾根の分岐が多々有り、踏み跡は不鮮明で赤テープは極たまにしか有りません。GPSのルート登録無しではかなり迷うと思います。藪漕ぎはほぼ有りませんので、その点では楽です。 ＜水晶ナギ〜雨乞岳〜ヴィレッジ白州登山口〜雨乞岳登山口 石尊神社口＞ 一般登山道ですが、雨乞岳〜ヴィレッジ白州登山口の区間は、上の方は写真の様に笹が刈られておらず、足元が見えない所がかなり有りました。木の枝や石が隠れている所も有るので、駆け下るとつまずいてこける可能性が大です。下の方は木の階段が延々と続きますが、古い階段なので苔むして滑りますから注意が必要です。周回をする場合は、ヴィレッジ白州登山口からは登りで利用する事をお勧めします。反時計回りの方が、時計周りより時間を短縮でき、怪我の可能性も減るでしょう。 |
写真
日向山到着。ガーミンウォッチにルートデータを送り忘れ、夜間の未踏のバリルートで道に迷って日の出には間に合いませんでした。残念。
2
10/3 5:50
日向山到着。ガーミンウォッチにルートデータを送り忘れ、夜間の未踏のバリルートで道に迷って日の出には間に合いませんでした。残念。
ここが錦滝に下る現在は立ち入り禁止の登山道です。破線の登山道並みですが、日向山にはハイキングで登る人もいるので立ち入り禁止にしたのでしょうかね。
10/3 6:07
ここが錦滝に下る現在は立ち入り禁止の登山道です。破線の登山道並みですが、日向山にはハイキングで登る人もいるので立ち入り禁止にしたのでしょうかね。
前のと同じ写真ですが、カメラの限界ですね。裸眼だと両方の良いとこ取りで見えているのですが。。。
左側から登ろうとしたらこんな感じでちょっと無理。少し左側を巻いて最後の段差の所に出、最後だけ滝の水流直ぐ左を上ろうとしたら大変でした。。。左から巻く場合も、落ち口まで巻いた方が良いです。
1
10/3 9:32
左側から登ろうとしたらこんな感じでちょっと無理。少し左側を巻いて最後の段差の所に出、最後だけ滝の水流直ぐ左を上ろうとしたら大変でした。。。左から巻く場合も、落ち口まで巻いた方が良いです。
沢装備を山装備に変更しながらちょっと休憩。沢装備はちょっと洗ったので時間がかかりました。
計画では鞍掛山はパスでしたが、予定より1時間以上早かったので未踏のこの山に寄ってみました。
展望台まで6分と書かれていたので寄ってみました。甲斐駒ヶ岳がドーンと真正面に見えます。
寄って大正解。とっても景色が良かったので、駒岩で予定していた食事休憩をここに変えました。
この倒れている標識の所から水晶ナギへのバリルートに入ります。
踏み跡は薄く、この様にどこが道なのか分かり難いです。支尾根の分岐では何度も迷いました。ガーミンウォッチにルートを登録し忘れたのが、ボディブローの様に効きました。
10/3 12:48
踏み跡は薄く、この様にどこが道なのか分かり難いです。支尾根の分岐では何度も迷いました。ガーミンウォッチにルートを登録し忘れたのが、ボディブローの様に効きました。
1781Pは、なだらかで明るい林と草原が気持ち良い所でした。
このまま下って行けそうですね。沢登でここの尾根を水晶ナギ目指して詰め上がると面白そう。いつかやってみよう。。。
今日の最後の山、雨乞岳です。予定より早くなった分は、あっちこっちに寄り道して使ったので、ほぼ計画通りの時刻になりました。
石尊神社口の登山口に下山すると楽で早いですが、ピストンはなるだけしないルールなので、ヴィレッジ白州の登山口に下ります。
ところがこちら側は笹が刈られておらず、足元も見えない程の笹で少し大変でした。。。
装備
| 個人装備 |
沢シューズ
沢スパッツ
ヘッドライト
雨具
GPS
磁石
地図
チェーンスパイク
トレランシューズ
惣菜パンと菓子パン計7個
水2リットル
ヘルメット
帽子
|
|---|
感想
今回のルートは、以下のchi-sukeさんのレコのオマージュです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2501463.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2051641.html
この二つのレコのchi-sukeさんはとっても楽しそうだったので、二つ合わせたルートを作り、亡きchi-sukeさんを偲びながら歩きました。出だしから初めての大チョンボで迷いまくりましたが、やっとたどり着けたどの場所も、chi-sukeさんのレコにあった様に綺麗な所でした。。。
緊急事態宣言が明けて最初の快晴の土日だったので、人が多いかと思ったのですが、出会ったのは鞍掛山 展望台で、二組4名だけでした。ここはchi-sukeさんのレコに無く、まだ未踏だったので急遽追加した区間で、chi-sukeさんのレコの区間では、全く人に会わずに故人の思い出に浸りながら歩く事ができました。最後の水晶ナギから雨乞岳までは、我慢できずに泣きながら歩いたので、人に会わなかったのは幸いでした。
今回のルートの様なこんな身近な場所にも、まだ知らなかった素敵な所が有りました。きっと未踏のもっと素晴らし所が沢山あります。もう一緒に歩けないのがとっても残念でなりません。。。
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