富士山(富士宮口から)

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 11:39
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,650m
• 下り: 1,636m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:08
• 休憩: 2:26
• 合計: 11:34

距離 14.4km 登り 1,650m 下り 1,642m

1:33 富士宮口五合目
1:51 富士宮口新六合目
1:54 1:55 六合目雲海荘
2:44 3:02 新七合目御来光山荘
3:40 4:04 元祖七合目山口山荘
4:50 4:55 八合目池田館
5:57 6:03 九合目万年雪山荘
6:33 6:43 九合五勺胸突山荘
7:16 7:17 三島岳
7:31 7:47 富士山
7:51 7:52 西安河原
7:58 7:59 雷岩
8:04 金明水
8:17 8:18 白山岳
8:28 久須志岳
8:30 8:31 吉田・須走ルート下山口
8:36 8:37 成就岳
8:42 伊豆岳
8:48 8:49 朝日岳
8:54 8:57 御殿場口頂上
8:59 9:01 駒ヶ岳
9:04 9:23 三島岳
9:24 9:25 頂上富士館
9:30 富士宮口頂上
10:06 御殿場口八合目
10:19 10:25 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
10:40 御殿場口七合五勺・砂走館
10:43 10:44 御殿場口七合四勺・わらじ館
10:49 10:56 御殿場口七合目
11:21 11:39 御殿場口下り六合（走り六合）
11:46 宝永山馬ノ背
12:21 宝永第一火口
12:34 12:35 宝永第一火口縁
12:50 宝永山荘
12:52 富士宮口新六合目
13:06 13:07 富士宮口五合目
13:07 ゴール地点

天候

晴れ後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

富士宮登山口に前夜の20時着
駐車場の気温は9℃

コース状況／危険箇所等

富士山の登山は曖昧に禁止されています。
落石多し。

写真

10/9 22:33

駐車場からの夏の大三角
到着時は雨と濃霧でしたが、晴れてきました。
駐車場はガラガラです。
常設トイレはシャッターが閉まっていますが、バス停側の簡易トイレが空いています。

10/10 1:31

5合目で5時間以上過ごして高度順応。
寒くてじっとしていられないので1:30にスタートしました。

10/10 3:52

街の夜景が綺麗な上に、星も綺麗で流星もたくさん見ました。
なんと、カノープスがくっきりと見えました！
冬の大三角と一緒に撮ればよかったなぁと後で後悔
オオイヌの足が写ってますが、せめてシリウスまで同じ画角に収めたかった。
山ではなくカノープスの為にまた近いうちに登ろうと思います。
関東でこんなに簡単にカノープスが見えるのは富士山位でしょうね。

10/10 3:52

相模湾の全景。
こっちにもカノープスが写っています。

10/10 3:56

富士山と沈む星々
北西側です。
1時間ほど前までは天の川が見えていました。

10/10 5:45

9合目の小屋の前でちょうど日が出ました。
薄明前は快晴で、日の出の前から一気に雲海が広がりだしました。

10/10 5:45

見惚れてしまう。見ていて飽きない。
ここ数年、私が高い山に行くと娘は友達や親類に「お父さんは雲の上」と言われています。
普通なら死んでしまったのかと思われるかもしれませんが、
私にとってはカッコいいうれしい例えです。

10/10 5:51

一眼レフでも撮影。
久々にカメラと交換レンズと三脚を持って登りました。
それも10月の富士山に。
まあまあ満足の行く写真が撮れましたが、技術もセンスも落ちた事を痛感しました。

10/10 7:29

途中、高山病か寝不足か意識を失いそうになりつつも6時間かかって登頂しました。前にも思いましたが、観測所が目的地のようで達成感が薄れます。

10/10 7:29

相変わらず、不思議な立地ですね。

10/10 7:31

久々に来ました。約30年ぶりか。
夏以外に来たのは初めてですが、当然ガラガラです。
シーズン外に登る人の中にはこの石碑に気づかない人もいると聞きました。

10/10 7:53

山頂は雲が取れて晴れてきました。

10/10 7:54

虹とブロッケンがチラチラ見えました。
もう少しタイミングが合えばきれいなブロッケンが見れたかも。

10/10 8:00

白山岳と虹。数十秒で景色が変わります。
雲と霧の流れが速く、あちこちに虹が出ては消え、しています。

10/10 8:17

北側は雲海が二つに割れている。
初めて見ました。
白山岳山頂の三角点からまっすぐ雲海が切れており、モーゼの十戒の空バージョン。
上手く写りませんでしたが、下に木々が茂っているのが見えて神様の付き人にでもなったような気分です。

10/10 8:21

火口はでかい。
何ヶ月か前に落ちた人がいましたよね。
結構深いけど、どうやってどこから落ちたのでしょう。
びっくりです。

10/10 8:29

吉田側頂上
だれもいない。
下から登って来る人が見えました。

10/10 8:38

ほぼ360℃の雲海ですが、
須走側の方が厚いか。

10/10 8:45

火口に氷柱あり。雪も少しあり。
万年雪か？

10/10 8:46

火口は絶壁と摺鉢なので、そのうち剣ヶ峰が崩れ落ちないか心配です。

10/10 8:48

まるで雪原のよう。

10/10 8:55

火口の中が見えた。
メタルスライムみたいなやつはどうやって出来たのか疑問。

10/10 8:57

火口を一周

10/10 9:00

勝手に我が子の合格祈願

10/10 9:17

綺麗に晴れ渡りました。

10/10 9:29

御殿場側に進み、宝永山経由で戻る計画

10/10 10:03

もうすぐ雲海の中に自分が突入します。
振り返って山頂方面。

10/10 10:50

小屋は全て固く閉ざしてありました。

10/10 11:45

風と雨が強く、宝永山はパスしました。
途中の第二火口付近でボウリングのように落石が発生していて怖かったです。

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital X Canon

F-04K FUJITSU

SCV46 samsung

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 バラクラバ 雨具 日よけ帽子 ヘルメット 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 交換レンズ 三脚 バーナー コッフェル

感想

かきぴー

今年は富士山に登りたいと思っていましたが、緊急事態宣言が長く計画倒れ。
山の友と奥多摩か丹沢に行く計画を練るなかで富士山に決定。
例年なら山頂付近が白くなっている頃ですが、今年は雪が無いので！
（奥多摩や丹沢は冬でも行きやすいので）
シーズン外の富士山登山は曖昧に禁止されているわけですが、
登山届の提出が義務化されていることもあり、今後のヤマレコの使い勝手も含めて
プレミアム会員になってコンパスとも連携しました。（やっぱりこの方が便利ですね）

何十年ぶりかに富士山に登り、完全に一周する形でお鉢巡りを実現できました。
（行ったり戻ったりもして）

実は今回、なによりもうれしかったのはカノープスが見えた事！！
私は本州で見たのは初めてです。
今回は流星、カノープス、雲海からの日の出、富士山登頂、お鉢巡り。と贅沢極まりない盛りだくさんの山行でした。
狙ってできる事ではないので、きっかけをくれた山友と大自然に感謝。