日蔭山（大場コース）

2021年10月10日(日) [日帰り]

• GPS: 09:57
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,208m
• 下り: 1,195m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 1:35
• 合計: 9:52

6:05 大場ゲート
7:29 7:30 小松原湿原入口
7:40 7:40 下ノ代分岐
9:08 9:10 上ノ代
9:24 9:26 小松原避難小屋
10:34 10:50 日蔭山
11:05 12:11 釜ヶ峰
12:24 12:27 日蔭山
13:14 13:14 小松原避難小屋
13:35 13:35 上ノ代
14:33 14:33 下ノ代分岐
14:41 14:41 小松原湿原入口
15:52 15:57 大場ゲート
15:57 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ニュー・グリーンピア津南から数キロ奥に進んだ先の林道ゲートまで車で入れます。
途中から未舗装道になりますが、走りやすいダート道で、非力な車でも大丈夫です。
ゲート手前に5台分位の駐車スペースがあり、足りなければ路肩にうまく駐車することになります。

コース状況／危険箇所等

途中分岐が2か所ある以外は、明瞭な一本道で、中ノ代分岐さえ方向を間違えなければ道迷いの心配はありません。
最初と最後が90分位の長い林道歩きになり、特に疲れた下りが正念場です。
三段ある湿原は木道が主体ですが、老朽化が進んで所々傷んでおり、踏むと木が跳ね上がることもあるので、足元には注意が必要です。
入山者は少ないと思われますが、上部は笹刈りが入っており、ヤブに悩まされる区間はありませんでした。
特筆すべき危険個所はありませんが、釜ヶ峰付近で一部崩落がありました。
小松原避難小屋は、しっかりした綺麗な施設でした。
トイレは林道終点の湿原入口に設置され、快適に使用できました。
携帯電話（au）は、山頂付近の稜線では電波が入りましたが、それ以外は不通でした。

写真

10/10 6:00

林道ゲートからいきなり長い林道歩きでスタートします。

10/10 7:29

90分ほど歩いた林道終点に小松原湿原の入口看板がありました。

10/10 7:30

左が湿原入口で、右奥に見えるのがトイレです。

10/10 7:34

秋色ですね〜。

10/10 7:41

最初の下ノ代の湿原に着きました。

10/10 8:03

小規模な下ノ代の後は、多雪地帯ならではの見事なブナ林の中を登ります。

10/10 8:22

中ノ代に着きました。規模は下ノ代よりも大きいです。

10/10 8:22

分岐の案内看板です。栄村からの見倉コースが合流します。

10/10 8:24

山の稜線も見えてきました。

10/10 8:28

国土地理院の地形図だと、見倉方面に少し行った先に湿原マークがあったので、ちょっと寄り道してみました。

10/10 8:45

お待ちかねの池塘が登場しました。

10/10 9:06

最大規模の上ノ代は絶品の美しさです。

10/10 9:06

池塘が多数あってカメラが止まりません。

10/10 9:09

池塘の奥に目指す日蔭山が望めます。

10/10 9:14

大きめの池塘ブルーです。

10/10 9:26

上ノ代を抜けて程なく現れる立派な小松原避難小屋です。

10/10 9:29

中は大変きれいな状態でした。

10/10 9:50

秋色満開ですね〜。

10/10 9:56

避難小屋から高度を上げると稜線に出て、ついに目指す山頂（右）がはっきり確認できるようになりました。

10/10 10:31

意外にしんどい急登をこなした末にようやく日蔭山山頂に到着しました。

10/10 10:42

明瞭な登山道が続く霧ノ塔への急登に圧倒されます。左下の釜ヶ峰ならそんなに時間がかからないと見込まれたので、この後足を伸ばしました。

10/10 10:42

神楽ヶ峰へと連なる2000m級の稜線を遠望します。

10/10 10:42

テーブルマウンテン苗場山がどかーんと目に飛び込んできます。

10/10 10:42

栄村の雄峰・鳥甲山が大変凛々しく聳え立ちます。

10/10 10:42

奥には妙高火打もくっきり浮かんでます。

10/10 10:42

谷川連峰方面は群馬県側に雲が覆い被さっているようです。

10/10 10:59

釜ヶ峰まで秋色の登山道を稜線漫歩です。

10/10 11:13

釜ヶ峰からは霧ノ塔がまさに眼前です。ものすごい急登に見えます。

10/10 11:13

巨大な苗場山と、後方に志賀高原の山です。

10/10 11:13

釜ヶ峰から日蔭山を振り返るこの構図がベストショットだと思います。バックの鳥甲山と妙高火打のコラボも最高です。

10/10 11:13

日蔭山をセンターに据えて。

10/10 11:13

中央と右側に湿原が確認でき、中央が上ノ代だと思います。これは釜ヶ峰まで来ないと見れないおいしいおまけです。

10/10 13:36

帰りも上ノ代の池塘ブルーを堪能しました。

10/10 14:33

行きは見逃しましたが、注意して見ると、下ノ代にも確かに分岐がありました。

撮影機器：

TORQUE G02 au 京セラ

感想

Kitara

天気予報だと群馬県側は湿りがちの一方、新潟県側はフェーンで晴れそうでしたので、以前から存在が気になっていた非常にマイナーな小松原湿原と日蔭山に登りました。
三段構造の小松原湿原は、上に行くほど湿原の規模が大きくなり、特に上ノ代では池塘もたくさんあったので、十二分に草紅葉の高層湿原を楽しむことができました。
苦労して登った末の日蔭山からの展望は素晴らしいものでしたが、そのちょっと先の釜ヶ峰まで足を伸ばすだけで、稜線漫歩気分と展望の充実度が倍増しますので、晴れていれば必見だと思いました。