餓鬼岳

2021年10月09日(土) 〜 2021年10月10日(日)

• GPS: 23:35
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,726m
• 下り: 3,186m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:54
• 合計: 10:29

5:19 中房温泉登山口
5:22 5:23 中房温泉
7:08 7:14 奥馬羅尾沢出合
7:33 7:33 北燕沢出合
8:39 8:47 西大ホラ沢出合
9:47 10:17 東沢乗越
11:08 11:54 東沢岳
12:52 13:15 2508ピーク
15:48 餓鬼岳小屋

2日目

• 山行: 9:33
• 休憩: 3:28
• 合計: 13:01

4:40 餓鬼岳小屋
4:45 4:45 餓鬼岳
5:17 5:35 展望台
5:57 6:16 餓鬼のコブ
7:40 8:19 唐沢岳
9:28 9:53 餓鬼のコブ
10:15 10:34 展望台
11:00 11:03 餓鬼岳
11:07 11:47 餓鬼岳小屋
11:50 11:52 餓鬼岳
13:42 13:55 大凪山
15:13 15:22 最終水場
15:46 16:04 魚止めの滝
16:52 16:53 紅葉の滝
17:38 17:40 白沢登山口
17:41 ゴール地点

天候

初日は曇り、翌日は快晴

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

入山＝有明神社臨時駐車場に駐車。午前4時30分発の臨時便バスで中房まで、1300円也。
下山＝餓鬼岳小屋でタクシーを手配してくれました。白沢登山口から有明神社まで6900円位でした。

コース状況／危険箇所等

中房川経由で東沢乗越
前半は堰堤を3つ越えて左岸の高巻き。後半は沢の中を歩く。渡渉箇所が5〜6所あります。渡渉地点にはリボン、赤布などの目印あります。一ヶ所だけ靴を脱いで渡渉しました。増水時や夜間は困難かもですが、迷うことなく、ふつうに歩けました。
沢が終わると東沢乗越まで急登。

東沢乗越〜餓鬼岳小屋
東沢岳までは普通の登山道。
東沢岳から餓鬼岳小屋までは、多少のアップダウンはありますが、剣ズリ近辺は岩場あり、空中を歩くような梯子があったりの、歩いていて変化に富んだ楽しいルートです。

餓鬼岳小屋〜唐沢岳
マーキングがあります。行き詰まったら、マーキングを探しました。
唐沢岳の基部は見上げるような巨岩。左から巻いて、ザレ場の急登を登るがズルっと滑りそう。ロープがあるので、しっかり利用です。

餓鬼岳小屋〜白沢登山口
大凪山まではノーマル登山道です。
大凪山〜水場までは急な下り。岩ゴロゴロの不安定な道です。
水場〜白沢登山口は危険なアスレチックコースです。
登山道が増水やらでコース変更になっています。マーキング、テープを見失わないように。年季のはいった木製の梯子、細いロープ頼みのトラバース、が続きます。
要ヘルメットコースです。

私の山と高原地図2015度版では、コースタイム4時間10分とありますが、タクシーの予約時に、小屋番さんからは5時間はかかると言われ、実際は6時間近くかりました。

写真

10/9 5:16

有明神社臨時駐車場4時30分発〜バスで中房入り。
混雑が心配で出発1時間前に来ましたが、駐車場はガラガラで余裕で乗車。

10/9 6:12

中房川コースへ。上部な橋でした。

10/9 6:18

前半は左岸を高巻き。

10/9 6:27

後半は沢沿いルート。

10/9 6:29

このくらいの渡渉は楽勝。

10/9 7:33

ロープなしでも上がれます。

10/9 7:44

ここも、さくっと渡渉。

10/9 7:51

10/9 7:51

ピンクテープが導いてくれます。渡渉ポイントは対岸のピンクテープを見落とさないように注意。

10/9 7:59

石をつたえば渡れたかも、ですが、序盤でのドボンは避けたいので靴を脱いで渡りました。靴を脱いだのはここだけ。

10/9 8:11

おっ、晴れるかなと思ったのですが…

10/9 8:18

渡渉ポイント。

10/9 8:24

上流は水量少な目で、楽々渡渉。

10/9 8:34

しばらく沢歩き。

10/9 8:42

登山道にのっかりました。

10/9 8:42

徐々に斜度がきつくなります。

10/9 9:54

笹が刈られて歩きやすい道です。

10/9 9:55

東沢乗越到着。眺望なしです。

10/9 10:54

東沢岳へ向かいます。笹→シャクナゲ→ハイ松と植生が変化。

10/9 11:04

東沢岳見えた。

10/9 11:13

山頂名を記す物はなしの、あっさりピーク。

10/9 11:18

何を見てるかというと、

10/9 11:13

残念、燕岳はガスの中。

10/9 11:13

東餓鬼岳。藪漕ぎの山。

10/9 11:15

高瀬ダム湖がちらり。

10/9 11:58

丸山新道を餓鬼小屋へ。

10/9 11:59

岩。

10/9 12:02

岩岩。

10/9 12:04

クロマメノキの実。ちょうど食べごろ。甘くて美味い。あちこちにあり、食べ歩き状態。200粒は食った。

10/9 12:25

イルカ2

10/9 12:43

カラマツの紅葉、いや黄葉。

10/9 12:44

紅葉の見頃にはちょっと早すが、カラマツはいい感じ。

10/9 12:46

稜線ですが樹林帯多し。

10/9 12:52

おやつ。

10/9 13:29

ザレのトラバース。

10/9 13:53

1箇所大きな登り返しがあります。

10/9 14:34

長めの鉄梯子。ここを登って稜線復帰。これ以降は木製。

10/9 14:37

ザレ。

10/9 14:40

石を落とさないように注意。

10/9 14:44

安定しています。

10/9 14:48

頑張れ梯子。

10/9 14:48

トラバースです。

10/9 14:57

左はスバっ。下は見れない。

10/9 15:00

イルカ3

10/9 15:00

イルカもどき。

10/9 15:26

ヤレヤレと思ったら、ここから長かった。

10/10 5:10

ヘッドランプスタートで唐沢岳へ。

10/10 5:29

唐沢岳ロックオン♪
右奥の三角が針ノ木岳。その奥に立山＆剱岳♪

10/10 5:47

朝が来た！

10/10 6:03

唐沢岳、かっこいい！

10/10 6:03

改めて、針ノ木岳、立山〜剱岳。

10/10 6:03

右奥に鹿島槍ヶ岳。

10/10 6:03

下界は曇り空。

10/10 6:03

唐沢岳。

10/10 6:05

餓鬼のコブ付近。

10/10 6:33

おやつ。冷えてて甘い、稜線の自然農園。

10/10 7:11

見た目より急です。

10/10 7:21

見えた♪右から巻いて登ります。

10/10 7:29

すぐそこなんですが、

10/10 7:44

直下はザレザレのいやらしい登り。

10/10 7:44

手強いぞ。

10/10 7:46

この向こうがピーク。

10/10 7:51

着きました♪

10/10 7:47

手前右の三角が針ノ木岳。奥、左から浄土山、立山、剱岳♪

10/10 7:47

針ノ木〜スバリ〜赤沢岳〜鳴沢岳の稜線。
この角度の眺めはここだけ。

10/10 7:47

裏銀、三ッ石岳〜野口五郎岳の稜線。

10/10 7:47

どこからも目立つやつ。

10/10 7:51

10/10 7:46

雲海、山座同定できず。

10/10 7:51

裏銀〜東鎌尾根♪つながって見えました。

10/10 7:53

槍〜前穂高まで♪

10/10 7:53

左の三角は烏帽子岳。

10/10 7:53

右のギザギザき燕岳。やっと見れた。

10/10 7:54

ダケカンバの紅葉はこれからかな。

10/10 8:15

直下のザレのくだり。ロープがないと相当怖い。

10/10 9:26

名残り惜しそうです。ふ

10/10 9:48

左手に餓鬼岳。大きな登り返しがあります。

10/10 10:28

ポコンと餓鬼のコブ。

10/10 10:32

昨日歩いてきた稜線、剣ズリ。悪そうですが歩きやすかったです。

10/10 10:33

裏餓鬼岳。

10/10 10:36

全体にザレが多いです。

10/10 10:58

賑わう燕岳とは対照的な餓鬼岳。

10/10 10:58

手を合わせる私は日本人。

10/10 10:59

燕岳のバックに槍だ。

10/10 11:00

何かと思えば有明山が下に。そして遠くに富士山だ。

10/10 11:08

昨日のルート。

10/10 13:40

写真ではもう、大凪山ですが、ここまで長い。でここから悪い道となります。

10/10 15:20

最終水場から、危険なアスレチックです。

10/10 15:20

ロープの箇所がたくさん。身をゆだねるに心配なロープも^^;

10/10 15:33

沢の中のルート。もちろん渡渉あり。2名ドボンしました。

10/10 15:35

テープ、マーキングを目印に。

10/10 15:40

現役バリバリ。

10/10 15:46

滑ったら確実に落ちる(-_-;)　

10/10 15:47

ナメ滝。

10/10 15:54

落ち葉で濡れた岩場のトラバース。何か所もあります。

10/10 15:58

滝も何か所も。愛でる余裕はなかった。

10/10 16:41

グラグラ梯子(^_^;)

10/10 17:27

下山です。ほっ。

10/10 17:27

もうちょっとで、ヘッドランプのお世話になるところでした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

amenaryusa

なかなか機会がなかった餓鬼岳、ようやく機会到来でした．燕岳に向かう登山者で賑わう中房から中房川ルートへ。誰とも会わずに餓鬼小屋までの静かなルートです。
中房川ルートは渡渉はありますが、ポイントにはテープがあり歩きやすいです。
沢沿いを進ので致命的な道迷いはないと思います。変だと思ったら、マーキング、テープの箇所までもどればいいでしょう。
東沢岳から餓鬼岳までは、奇岩が続く飽きない稜線歩き(多少のアップダウンあり)
この日が小屋締めの餓鬼岳小屋。小屋番さん二人で切り盛りされてる小さな山小屋です。テントが7張程度。心配だった、私たちの大き目なテントも余裕で張れました。
唐沢岳までは一ヶ所、大きな登り返しがあります。裏銀、表銀、立山＆剱とここでしか見れない角度の眺望は歩いていてワクワクします。
白沢登山口までの下りはアドベンチャーです。
テント場の予約時に中房川ルートは控えるようにアドバイスもらいましたが、なかなかどうして白沢登山口ルートのほうが、はるかにデンジャラスです。大キレットのほうが安心なくらいです。それも含めて楽しい山行でした。