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記録ID: 3638659
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

【上州武尊山縦走】奥利根水源の森〜武尊山〜剣ヶ峰山〜武尊神社

2021年10月15日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:48
距離
12.3km
登り
863m
下り
1,084m

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
1:05
合計
6:48
7:37
7:45
60
8:45
8:58
31
9:29
9:29
54
10:23
10:24
22
10:46
11:18
56
12:14
12:21
62
13:23
13:26
32
13:58
13:59
9
14:08
ゴール地点
天候 終日快晴の登山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
武尊沢林道終点駐車場にクルマを駐車し,クルマに積載してきたバイクで約30km離れた奥利根水源の森へと移動して,そこから縦走しました。
コース状況/
危険箇所等
・ 登山口から武尊避難小屋の先までは,樹林帯の中の緩やかな登りが続きます。傾斜が緩やかなため,泥濘がひどく,スパッツ必須です。また,笹の朝露で登山パンツがびっしょりと濡れました。
・ セビオス岳を過ぎると稜線が望め,振り返ると尾瀬や奥白根山方面の展望が開けてきて,ナイスビューです。ただし,中ノ岳への登りでは,ロープ&クサリの足場の悪い急登に注意。
・ 前武尊からのルートと合流すると,山頂まで危険な箇所はありません。沖武尊山頂は,南側〜西側の展望が素晴らしいです。
・ 今回のルートでは,沖武尊〜剣ヶ峰山の稜線歩きの展望が最大のご褒美でした。男前の剣ヶ峰山を望みながらの縦走はナイスです。
・ 剣ヶ峰山からの下山ルート前半は,段差が大きく足場の悪い箇所が多いので,転倒に注意。武尊沢を過ぎると,傾斜が緩み,歩きやすくなります。
その他周辺情報 ・ 下山後は,バイク回収のため奥利根水源の森へ。その途中,湯ノ小屋温泉の湯元館にて日帰り入浴しました。入浴料は800円。洗い場は三人分のみとこじんまりしていますが,空いていて快適でした。
・ この日は奥利根水源の森キャンプ場にて車中泊。利用料無料ということで,多くのキャンパーで賑わっていましたが,皆さんマナーが良く,熟睡できました。周辺は紅葉の最盛期でブナやカエデなどの落葉樹が色づいていました。奥利根水源の森については,こちら。
 https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/apply/publicsale/tone/131002.html
武尊沢林道終点駐車場にクルマを駐車し,バイクで奥利根水源の森へと移動開始です。
2021年10月15日 05:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 5:59
武尊沢林道終点駐車場にクルマを駐車し,バイクで奥利根水源の森へと移動開始です。
奥利根水源の森の管理道路を走行し,ヒメカイウ園駐車場にバイクをデポ。ここから登山スタートです。
2021年10月15日 07:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 7:12
奥利根水源の森の管理道路を走行し,ヒメカイウ園駐車場にバイクをデポ。ここから登山スタートです。
田代湿原出合に到着。
2021年10月15日 07:36撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 7:36
田代湿原出合に到着。
紅葉した田代湿原。
2021年10月15日 07:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 7:39
紅葉した田代湿原。
テーブル&ベンチのところで上着を脱ぎ,薄手長袖シャツ一枚になりました。下山まで,これでOKでした。
2021年10月15日 07:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 7:41
テーブル&ベンチのところで上着を脱ぎ,薄手長袖シャツ一枚になりました。下山まで,これでOKでした。
ダケカンバの巨木が出現。
2021年10月15日 08:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 8:01
ダケカンバの巨木が出現。
倒木にコケと落ち葉。「元サイズ」クリックで拡大。
2021年10月15日 08:17撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 8:17
倒木にコケと落ち葉。「元サイズ」クリックで拡大。
このルートは,泥濘がひどいです。スパッツ必須。
2021年10月15日 08:36撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 8:36
このルートは,泥濘がひどいです。スパッツ必須。
武尊牧場ルートと接続点の高山平に到着。避難小屋を確認するため,ここを左折。
2021年10月15日 08:43撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 8:43
武尊牧場ルートと接続点の高山平に到着。避難小屋を確認するため,ここを左折。
すぐに武尊避難小屋に到着。
2021年10月15日 08:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 8:44
すぐに武尊避難小屋に到着。
内部の様子。かなり傷んでいますが,風雨はしのげます。
2021年10月15日 08:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 8:45
内部の様子。かなり傷んでいますが,風雨はしのげます。
小屋の右奥に一人用なら設営可能なテントスペースがありました。ただし,近くに排泄跡が。
2021年10月15日 08:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 8:54
小屋の右奥に一人用なら設営可能なテントスペースがありました。ただし,近くに排泄跡が。
オオシラビソの木に解説板が付いていました。
2021年10月15日 09:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 9:07
オオシラビソの木に解説板が付いていました。
ようやく山頂が見えた。
2021年10月15日 09:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 9:12
ようやく山頂が見えた。
ズームアップ。
2021年10月15日 09:13撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/15 9:13
ズームアップ。
湿原のようなところを通過。
2021年10月15日 09:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:25
湿原のようなところを通過。
稜線まではまだ遠い。
2021年10月15日 09:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:31
稜線まではまだ遠い。
少し近づいてきた。
2021年10月15日 09:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:46
少し近づいてきた。
振り返ると,尾瀬の燧ヶ岳から奥日光の奥白根山までの大展望が広がっていました。
2021年10月15日 09:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:48
振り返ると,尾瀬の燧ヶ岳から奥日光の奥白根山までの大展望が広がっていました。
奥白根山をズームアップ。
2021年10月15日 09:50撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 9:50
奥白根山をズームアップ。
至仏山〜燧ヶ岳〜奥白根山〜皇海山のパノラマ撮影です。「元サイズ」クリックで拡大。
2021年10月15日 09:51撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 9:51
至仏山〜燧ヶ岳〜奥白根山〜皇海山のパノラマ撮影です。「元サイズ」クリックで拡大。
山頂稜線が近くなってきましたが,そのぶん,傾斜もきついです。
2021年10月15日 09:52撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:52
山頂稜線が近くなってきましたが,そのぶん,傾斜もきついです。
北側の展望が素晴らしいです。
2021年10月15日 09:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:56
北側の展望が素晴らしいです。
一枚岩のロープ&クサリ場。このルートで一番の難所です。
2021年10月15日 09:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 9:58
一枚岩のロープ&クサリ場。このルートで一番の難所です。
難所を過ぎて北側の展望を楽しみます。
2021年10月15日 10:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:03
難所を過ぎて北側の展望を楽しみます。
またも岩場のロープ&クサリ場。でも先ほどよりは危険ではありません。
2021年10月15日 10:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:04
またも岩場のロープ&クサリ場。でも先ほどよりは危険ではありません。
またも北側を振り返る。
2021年10月15日 10:05撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:05
またも北側を振り返る。
至仏山と燧ヶ岳をズームアップ。
2021年10月15日 10:08撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 10:08
至仏山と燧ヶ岳をズームアップ。
山頂稜線近くまで登ってきました。
2021年10月15日 10:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:11
山頂稜線近くまで登ってきました。
前武尊からの稜線が目の前。
2021年10月15日 10:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:12
前武尊からの稜線が目の前。
山頂稜線ルートに合流。
2021年10月15日 10:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:19
山頂稜線ルートに合流。
武尊山とその先の剣ヶ峰山を望む。
2021年10月15日 10:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:20
武尊山とその先の剣ヶ峰山を望む。
笹清水の水量はほんのわずか。当てにしないことですね。
2021年10月15日 10:22撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/15 10:22
笹清水の水量はほんのわずか。当てにしないことですね。
前武尊と赤城山を望む。
2021年10月15日 10:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:25
前武尊と赤城山を望む。
「三ツ池」から山頂を仰ぐ。
2021年10月15日 10:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:31
「三ツ池」から山頂を仰ぐ。
日本武尊のブロンズ像に到着。
2021年10月15日 10:38撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 10:38
日本武尊のブロンズ像に到着。
正面からアップで。
2021年10月15日 10:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:39
正面からアップで。
南側の展望が素晴らしい。左ピークが前武尊,右ピークがこれから向かう剣ヶ峰山。
2021年10月15日 10:40撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:40
南側の展望が素晴らしい。左ピークが前武尊,右ピークがこれから向かう剣ヶ峰山。
山頂(沖武尊)と剣ヶ峰山を望む。
2021年10月15日 10:40撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:40
山頂(沖武尊)と剣ヶ峰山を望む。
それでは山頂へ。
2021年10月15日 10:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:42
それでは山頂へ。
上州武尊山の山頂に到着。
2021年10月15日 10:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:46
上州武尊山の山頂に到着。
山頂から南側の眺め。
2021年10月15日 10:46撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:46
山頂から南側の眺め。
剣ヶ峰山の右奥には玉原湖。
2021年10月15日 10:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 10:47
剣ヶ峰山の右奥には玉原湖。
前武尊の先に見えているのは,赤城山。
2021年10月15日 10:47撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 10:47
前武尊の先に見えているのは,赤城山。
正面遠くには,富士山も見えていました。
2021年10月15日 10:49撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 10:49
正面遠くには,富士山も見えていました。
谷川岳と朝日岳。
2021年10月15日 11:06撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 11:06
谷川岳と朝日岳。
谷川岳〜朝日岳〜巻機山のパノラマ写真。「元サイズ」クリックで拡大。
2021年10月15日 11:06撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 11:06
谷川岳〜朝日岳〜巻機山のパノラマ写真。「元サイズ」クリックで拡大。
右の平らな山が苗場山。左端は四阿山。奥の高峰は,白馬連山かな。
2021年10月15日 11:07撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 11:07
右の平らな山が苗場山。左端は四阿山。奥の高峰は,白馬連山かな。
山頂証拠写真。
2021年10月15日 11:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 11:09
山頂証拠写真。
中ノ岳〜家ノ串山〜前武尊の眺め。
2021年10月15日 11:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 11:14
中ノ岳〜家ノ串山〜前武尊の眺め。
剣ヶ峰山と右端には谷川岳。
2021年10月15日 11:15撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 11:15
剣ヶ峰山と右端には谷川岳。
剣ヶ峰山を中心に。
2021年10月15日 11:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 11:20
剣ヶ峰山を中心に。
剣ヶ峰山が少し近づいてきた。
2021年10月15日 11:35撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 11:35
剣ヶ峰山が少し近づいてきた。
ズームアップ。
2021年10月15日 11:37撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 11:37
ズームアップ。
剣ヶ峰山はやっぱり男前。
2021年10月15日 11:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 11:47
剣ヶ峰山はやっぱり男前。
稜線なのでアップダウンがあります。
2021年10月15日 11:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 11:54
稜線なのでアップダウンがあります。
途中のピークから山頂を振り返る。
2021年10月15日 11:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 11:58
途中のピークから山頂を振り返る。
剣ヶ峰山が近いです。
2021年10月15日 12:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:01
剣ヶ峰山が近いです。
ズームアップ。
2021年10月15日 12:01撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
10/15 12:01
ズームアップ。
男前なのでしつこく剣ヶ峰山。
2021年10月15日 12:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:04
男前なのでしつこく剣ヶ峰山。
剣ヶ峰山頂に到着。
2021年10月15日 12:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:14
剣ヶ峰山頂に到着。
武尊山の山頂部を振り返る。
2021年10月15日 12:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:14
武尊山の山頂部を振り返る。
パノラマ写真。
2021年10月15日 12:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:14
パノラマ写真。
前武尊と奥に奥白根山や皇海山。
2021年10月15日 12:15撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:15
前武尊と奥に奥白根山や皇海山。
奥白根山をズームアップ。
2021年10月15日 12:21撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/15 12:21
奥白根山をズームアップ。
下り道は傾斜が急なうえ,段差が大きく歩きにくいです。
2021年10月15日 12:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:33
下り道は傾斜が急なうえ,段差が大きく歩きにくいです。
段差の激しい下り道(振り返って撮影)。
2021年10月15日 12:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 12:41
段差の激しい下り道(振り返って撮影)。
下りの途中から,武尊山の山頂部を見上げる。
2021年10月15日 12:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 12:47
下りの途中から,武尊山の山頂部を見上げる。
武尊沢を渡渉します。
2021年10月15日 13:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 13:23
武尊沢を渡渉します。
須原尾根分岐を通過。
2021年10月15日 13:57撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
10/15 13:57
須原尾根分岐を通過。
駐車場に戻りました。
2021年10月15日 14:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 14:09
駐車場に戻りました。
武尊神社に参拝。
2021年10月15日 14:29撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 14:29
武尊神社に参拝。
カシミールで作成した登降図。
カシミールで作成した登降図。
奥利根水源の森に向かう途中にある奈良俣ダム。利根川支川の楢俣川に建設された、堤頂高158m!のロックフィルダム。平成3年に完成。
2021年10月15日 15:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 15:17
奥利根水源の森に向かう途中にある奈良俣ダム。利根川支川の楢俣川に建設された、堤頂高158m!のロックフィルダム。平成3年に完成。
奥利根水源の森キャンプ場に到着。利用料は無料なうえ,掃除の行き届いたきれいな水洗トイレがあります。本日はここで車中泊。
2021年10月15日 16:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 16:12
奥利根水源の森キャンプ場に到着。利用料は無料なうえ,掃除の行き届いたきれいな水洗トイレがあります。本日はここで車中泊。
平日にもかかわらず,多くのキャンパーで賑わっていました。周囲は紅葉の最盛期。
2021年10月15日 16:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 16:12
平日にもかかわらず,多くのキャンパーで賑わっていました。周囲は紅葉の最盛期。
皆さん,クルマの脇にテントを張って寛いでいました。
2021年10月15日 16:15撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/15 16:15
皆さん,クルマの脇にテントを張って寛いでいました。
翌朝はガスと霧雨。テントを設営せずに車中泊にしたのは正解でした。
2021年10月16日 07:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/16 7:19
翌朝はガスと霧雨。テントを設営せずに車中泊にしたのは正解でした。
バイク回収完了。
2021年10月16日 07:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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10/16 7:53
バイク回収完了。
尾瀬戸倉への下り道で見かけたカエデの紅葉。ブナの幹との組み合わせが良い感じです。標高1,400m前後が,紅葉のピークでした。
2021年10月16日 08:47撮影 by  DC-GX7MK3, Panasonic
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10/16 8:47
尾瀬戸倉への下り道で見かけたカエデの紅葉。ブナの幹との組み合わせが良い感じです。標高1,400m前後が,紅葉のピークでした。

感想

・ 奥利根水源の森から上州武尊山〜剣ヶ峰山〜武尊神社と日帰り縦走してきました。2002年5月に残雪の武尊山に登頂して以来,実に19年ぶりの武尊山登頂でした。
・ 前回の登山は川場谷野営場からのピストン山行でしたが,今回はブナの原生林が広がる奥利根水源の森からスタートし,武尊山頂を経由して南西稜線上に鋭い頂きを突き上げる剣ヶ峰山にも登ろうと,縦走ルートで歩くことにしました。
・ 下山地点の武尊沢林道終点駐車場と登山口である奥利根水源の森までは約30kmと距離があるため,今回もクルマにバイクを積んで,登山口まではバイクで移動する「バイク作戦」を実行。併せて,紅葉が見頃を迎えた奥利根水源の森キャンプ場で車中泊し一人宴会を楽しむという,とても中身の濃い山行となりました。
・ 登山口周辺はすでに紅葉のピークを迎え,ブナやカエデの色づきが見事。そこから20分ほど歩けば草紅葉が広がる田代湿原に到着。快晴の青空の下,気持ちの良いハイキングでした。ただそこからしばらくは,展望の無い樹林帯の中の退屈な登山道が続きます。傾斜の緩い登りなので,泥濘がひどく,スパッツ必携です。高山平にて武尊避難小屋の状況確認を兼ねオニギリ休憩後,中ノ岳を目指して徐々に高度を稼いでいきます。途中,朝露に濡れたササヤブの通過で登山パンツがびしょ濡れになりましたが,その先斜度が増してくると一気に展望が開け,尾瀬の燧ヶ岳や至仏山,奥日光の奥白根山,皇海山などのパノラマが楽しめました。
・ 前武尊から続く稜線に出ると,今度は南側の展望が開け,目指す沖武尊山頂や,南西稜線に連なる剣ヶ峰山も目の前。気持ちの良い稜線歩きを楽しみながら,10:46に沖武尊山頂に到着しました。登山口からは3時間半弱でした。
・ 山頂には先着の登山者が5名ほど休憩中。快晴無風のもと大展望が広がり,皆さん山座同定に余念がありません。西には谷川岳や朝日岳〜巻機山と連なる稜線のパノラマが広がっていました。南にはこれから縦走する男前の山,剣ヶ峰山の鋭い頂きとその左奥には遠く富士山も見えました。さらに東側には,前武尊山頂の奥に皇海山や奥白根山の展望が広がっていました。このような素晴らしい天候の下で山頂に立てたことを,山の神様に感謝しました。
・ 山頂で30分ほど休憩したのち,剣ヶ峰山への縦走スタート。アップダウンはあるものの,危険な箇所は無く順調に歩いて1時間弱で山頂に到着。先ほどまで休憩していた沖武尊山頂の雄大な眺めが楽しめました。
・ 剣ヶ峰山からの下山ルート前半は,段差が大きく足場の悪い箇所が多いので,転倒に注意。武尊沢を過ぎると,傾斜が緩み,歩きやすくなります。クルマを置いた武尊沢林道終点駐車場には,14:08に到着しました。
・ 今回の登山では,武尊山縦走に加え,奥利根水源の森キャンプ場での宿泊も目的の一つでした。利根沼田森林管理署が整備し「水源の森百選」に選定された,600ヘクタールものブナ原生林のエリア。携帯の電波も不通という,まさに原生の自然環境が残された貴重な水源地域に,なんと無料のキャンプ場があるとのこと。
・ また,みなかみ町から尾瀬の玄関口である片品村を結ぶ,奥利根湯けむり街道と名付けられた県道69号線沿いには,湯ノ小屋温泉や,紅葉スポットとして名高い「照葉峡」があり,紅葉シーズンのこの時期にぜひとも訪れてみたいと考えていました。
・ 今回,奥利根水源の森キャンプ場に宿泊して感じたのは,まさに本物の自然がそのままに残されたエリアであり,この貴重な環境を守り,次の世代に引き継ぐ責任の大きさでした。命の源である水源の森。厳しい自然環境だからこそ,その美しさが際立ち,いつまでも大切に守っていくことが我々に課された使命では無いでしょうか。あふれんばかりの水と緑に恵まれたこの奇跡のような環境を,次の世代に確実に引き継いでいかなければと,強く感じました。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 谷川・武尊 [日帰り]
武尊神社〜武尊山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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