東仙波・大蔵高丸

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,267m
• 下り: 1,257m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:01

6:21 民宿みはらし
6:37 6:40 牛王院下
7:26 7:26 牛王院平
7:33 7:33 山ノ神土
8:19 8:20 リンノ峰
8:39 8:50 西仙波
9:08 9:09 東仙波
9:27 9:27 西仙波
9:43 9:44 リンノ峰
10:24 10:24 山ノ神土
10:30 10:31 牛王院平
11:06 11:10 牛王院下
11:23 11:24 将監登山道入口
13:21 13:21 湯ノ沢峠
13:42 13:54 大蔵高丸
14:12 14:12 湯ノ沢峠
14:22 ゴール地点

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/23 6:21

民宿みはらしの駐車場からスタート

10/23 6:22

ここ来るの7年ぶりだわ

10/23 6:40

林道と分かれる

10/23 7:11

牛王院平

10/23 7:18

雪いっぱい積もれば楽しく滑れそう(そういう時はあるんだろうか)

10/23 7:32

前回は左から降りてきたが今日は右へ

10/23 7:44

秋っぽい

10/23 7:46

薮っぽい
朝露で濡れまくる

10/23 7:47

あれ?

10/23 7:49

昨日は雪降ったんか、、

10/23 7:59

よーく見ると木が白い

10/23 8:04

ね

10/23 8:04

ここで霧氷が見れるとは

10/23 8:06

振り返ると笠取山も白かった

10/23 8:06

今日のふじさん

10/23 8:12

日陰の西斜面に入ると冷い風が吹きまくり、濡れた身体を直撃する

10/23 8:35

しゃくなげトンネル
風を受けないのが何よりも有難い

10/23 8:37

西仙波
晴れてるのにかなり寒い

10/23 8:38

ここも霧氷霧氷
ここまで陽が当たってるのに融けない

10/23 9:01

東仙波手前の岩場
西風を避けられるので、ここで冷えた身体を回復させる

10/23 9:05

西仙波を振り返るとめっちゃ白いやん

10/23 9:08

岩場から東仙波をピストン

10/23 9:08

ここで撤退を決断

10/23 9:09

天気はいいんだけどなー
まあ仕方ない

10/23 9:09

和名倉山
いつか行くよ

10/23 9:13

さあ帰ろう

10/23 9:28

西と東の違い

10/23 10:12

笹薮まで戻ってきたが雪はほとんどなくなっていた

10/23 10:36

牛王院平までバック
もう全く寒くない
標高はほとんど変わらないんだけど

10/23 10:58

まだ夏っぽい

10/23 11:24

民宿みはらしまで帰ってきた
おばあちゃんが「ゆっくりしていって」とお茶を出してくれたけどほどほどにして退散

10/23 13:20

このまま終わるのは勿体ないので8年ぶりに湯ノ沢峠へ
駐車場から峠まで30秒、大蔵高丸を目指す

10/23 13:22

鹿よけ柵
3回くらい通ったかも

10/23 13:24

牛王院平に負けない大平原

10/23 13:25

お花畑になるらしい

10/23 13:44

ついた

10/23 13:51

きねん

10/23 13:52

富士山はガスかかってたけど既に堪能してるので問題ない

10/23 14:08

ダッシュでおりて

10/23 14:13

湯ノ沢峠へ帰還

10/23 14:14

おしまい

撮影機器：

Google Pixel 3 64GB docomo Google

感想

おーいーしー

今週末は土日とも晴れが期待できる。雪をかぶった北アも考えたが色々考えて奥秩父の未踏峰、和名倉山を目指すことにする。

7年ぶりに一之瀬に行き民宿みはらしに車を停めて出発。順調に登っていくが山ノ神土から先の笹薮でトラブった。笹薮自体は想定していたし刈払いもある程度されていて通行に支障があるほどではなかったが、前夜に降った雪がちょうど融け出していて下半身がびっしょり濡れてしまった。

それだけならばまだよかったのだが、西仙波付近で強めの西風が吹いて、濡れた身体が一気に冷えてしまった。ダウンを着たがそれでも寒い。多分、ダウンをあと20分くらい早く出していれば何も問題なかっただろう。しかし身体が震え出して止まらなくなった。低体温症の初期症状だ。西仙波への登りで一旦収まったが、山頂を過ぎたらまた冷えて震え出した。空は雲一つない青空で気温もそこまでは低くないはずだが、融け出した笹薮の雪と西風でやられたようだ。手袋も凍り付いてしまっていた。

幸い東仙波の手前の岩場は東に開けていて、強い西風を避けられた。朝日を浴びて岩が少し暖まっている。少し休憩して体温を回復させた。靴を脱ぐと足指の感覚が完全になくなってしまっている。少し暖めると指先から痺れ出した。まだ本調子ではないが、最悪の事態は避けられたと思った。余裕が出たらこの先をどうするか考える。
冷えた直接の原因は融けた雪と西風のダブルパンチだが、なだからな稜線で身体が暖まりにくいのも影響している。まだ朝9時でこれから気温はもっと上がるだろうが、風もやや強まる予報だ。和名倉の山頂まで耐えられるという確信は持てなかったので、引き返すことにした。

決断すればあとは早い。ピンポンダッシュで東仙波をピストンして岩場まで戻る。もう一度休憩して下山準備をする。その間に凍り付いた手袋も乾いてくれた。なるべく速度を落とさないように一気に稜線を駆け抜ける。途中で後続の人とすれ違った。こんな時間に下山してきたので驚いたようだったが、立ち話をする余裕はなかった。今日、和名倉を目指したのは私とこの人の2人だけだったようだ。

風の当たらない笹薮帯まで戻ってきてようやく安心した。雪はもう融けていて、露も大方乾いていた。牛王院平まで来ると暑くなってきた。もう急ぐ必要はなく、ペースを落として民宿みはらしの駐車場へ帰還。おばあちゃんが「寒かったでしょう」とお茶とお茶菓子を出してくれた。その量が半端ない。たかが500円の駐車場代ではペイしないと思う。どうも差し入れてくれる人がいるようで、自分だけでは食べきれないらしい。勧められるままにのんびりしてもよかったのだが、まだピーカンで午前中なのでほどほどにして大蔵高丸に寄ることにした。

民宿みはらしから車で1時間半、8年ぶりに湯ノ沢峠へ。前回は大菩薩から縦走してきて、何も考えずに峠から下山してしまったのでまた来るはめになった。
大蔵高丸まで往復50分、曇りがちで風も吹き続けていたが全く寒くなかった。自分の想定では和名倉山もこれより少し冷たいくらいで行動には全く支障はなかったはずだ。まあ自分の判断ミスなので仕方がない。明日も晴れ予報なのでがんばろう。