武奈ヶ岳(神爾の滝↑カモシカ台↓)
- GPS
- 07:14
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,229m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●全体的に案内表示もあり、よく整備されています ●神爾の滝〜北比良峠 何箇所か急斜面があるが、たいていトラロープがあり上りやすい。 ルートは、赤ペンキの○や●、赤テープなどが適宜施されている。 北比良峠の手前は急登で滑りやすい所もあるので、登りでの利用がよい。 |
その他周辺情報 | イン谷口バス停付近にはトイレも自動販売機もありません 暮雪山多目的保安林駐車場のトイレは和式くみ取り式 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
kumakumoと行く2回目の比良山系。前回は蓬莱山を中心としましたので、今回は武奈ヶ岳へ。
私にとっては、3回目の武奈ヶ岳。まだ通ったことのない「神爾の滝」ルートと「かもしか台」ルートで往復することに。
「神爾の滝」ルートでは、北比良峠の手前の急登で正面からの強風に遭い、斜面にへばりついてやり過ごすことに。天気が心配だと思っていたら、武奈ヶ岳の山頂についた時には見えていた西側の京都北山方面が、あっという間に雲の中に。雨もぱらついてきたので、あわてて引き返すことに。それでも、なんとか山頂からの景色を楽しむことができたのは幸いでした。
八雲ヶ原に戻ってくると、風は強いが雨は降っていなかったので、遅い食事に。久しぶりのジェットボイルでお湯を沸かしてスープパスタ。寒い日は本当に暖かいものがありがたい。元気が取り戻せたところで、北比良峠を経て「かもしか台」ルートに。かもしか台の何も無さにがっかりしましたが、下りやすい道であっという間に下山。
先週末のランニング中に転倒して、擦り傷や打ち身で1週間安静にした後でしたので、かなり心配でしたが、なんとか行って帰ってこれました。これで一安心です。
昨年来の念願が叶った。行きたい山はあれから増えに増え、武奈ヶ
岳は「行きたい引き出し」の奥の方で、なぜ行きたいのかを忘れて
しまったくらいだが、行けばきっと思い出すだろう。なにせ、過去
3年余りの山行記録の中で、氷ノ山に次ぐ最高峰。
車を降りたときから聞こえていた川の音は、「神爾の滝」の道標に
したがって進むほどに激しくなる。滝壷近くまで下り、見上げたそ
れは平らな岩を滑り落ちる水が数カ所で小さな滝を成していた。ま
るで「神爾の滝カンパニー」だ。そのしぶきは、雨続きの夏に持て
余した夏山慕情をすっかり洗い流してくれた。
さもありなん、本日節気は霜降(そうこう)なり。1000mの山を吹き
上げる風の冷たさ。飛ばされそうな帽子を両手で押さえると、今度
は体ごと吹き寄せられる。姿勢を低くして岩をよじ登れば、目の前
に地面があるのがおもしろい。
さすがに人気者の武奈ヶ岳。山頂では記念撮影の列ができている。
土や岩がむき出しの地面には、自然に生えた樹木ではなく「武奈ヶ
岳 山頂 標高1214km」と彫られた木の杭が立つのみ。
まさしく360度の眺望を、先日誂えた千里の立体眼鏡(人から見れば
ただの調光レンズ眼鏡)で試すうち、ポツポツと小さな雨粒がかか
りはじめた。
北西、京都丹波方面の山々が頂く黒いカオスのような雲が、強い風
と共に去るどころかこちらに向けて広がってくるようだ。
三角点の確認もそこそこに、七体のお地蔵さんには「ハロー・グッ
バイ」を告げ、帽子と眼鏡を押さえながらの慌ただしい下山。この
山になぜ来たかったのかは結局特定できなかったが(たぶん動物か
花か雲海)、「山に登った」という実感は名山のそれである。ほか
にもいろいろなルートがあり、近隣の山々ともリンクしているよう
なので、暖かい時季になればゆっくり再訪することもあろう。
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