南北縦走 大倉尾根〜丹沢山・蛭ヶ岳

2021年10月23日(土) 〜 2021年10月24日(日)

• GPS: 09:41
• 距離: 23.3km
• 登り: 2,010m
• 下り: 2,053m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:18

距離 9.0km 登り 1,478m 下り 199m

8:12 大倉バス停
8:16 大倉山の家
8:34 観音茶屋
8:48 8:49 雑事場ノ平
8:53 見晴茶屋
9:07 9:08 一本松
9:24 駒止茶屋
9:32 堀山
9:38 9:46 堀山の家
10:03 10:04 天神尾根分岐
10:53 花立山荘
11:02 花立
11:07 金冷シ
11:24 11:36 塔ノ岳
11:36 11:37 尊仏山荘
11:58 日高
12:13 竜ヶ馬場休憩所
12:16 12:17 竜ヶ馬場
12:33 みやま山荘
12:36 丹沢山

2日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:52

距離 14.3km 登り 585m 下り 1,855m

6:11 丹沢山
6:29 早戸川乗越
6:40 6:41 箒杉沢ノ頭
6:45 7:03 不動ノ峰休憩所
7:09 不動ノ峰
7:19 7:20 棚沢ノ頭
7:32 鬼ヶ岩ノ頭
7:36 7:38 鬼ヶ岩
7:44 中ノ沢乗越
7:58 蛭ヶ岳山荘
8:23 8:29 蛭ヶ岳
8:41 小御岳
8:58 ポッチノ頭
9:16 地蔵平
9:26 地蔵平道標
9:37 原小屋平
10:18 姫次
10:20 10:21 東海自然歩道 最高標高地点
10:36 10:37 八丁坂ノ頭
10:47 10:49 青根分岐
10:52 黍殻避難小屋
10:57 11:00 大平分岐
11:16 平丸分岐
11:30 11:31 鳥屋分岐
11:38 11:40 焼山
13:02 13:03 焼山登山口
13:09 ゴール地点

天候

1日目はてんくらC判定で心配しましたが、現地に行ってしまうと気持ちよく晴れ渡った登山日和でした。
2日目はさらに快晴。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　渋沢駅〜大倉尾根(バス)
帰り　焼山登山口からバスに乗りたいのですが、夕方まで運行がありません…タクシーを呼ぶつもりでしたが、元気だったので三ヶ木バス停まで7km歩きました。橋本駅まで40分。

コース状況／危険箇所等

焼山からの道は崩落しているのか迂回になっていました。新しいロープが張り巡らされています。傾斜がきついのでしがみついて利用させてもらいました。

写真

10/23 8:52

前日の深酒で、ゆっくり出発。渋沢駅では箱そばで朝そばを食べて、元気モリモリ！
と言いたいところですが、胃がムカムカ…これは二日酔いなのか…？！
私の消化器のモヤモヤと裏腹に、大倉尾根はスカッと晴れてます！

10/23 9:44

堀山の家で買ったカルピスウォーターを飲みながら。今日の富士山の冠雪をスプーンで食べたらカルピスの味がしそう。

10/23 10:24

大好きな花立山荘！ペース早く来てしまったので、ベンチでゆったりさせてもらいます

10/23 10:25

秋色とのコントラストが良いです

10/23 10:30

豚汁頼むつもりが、二日酔いが残っている私が欲したのは「ところてん」。
酸っぱさにめちゃくちゃ癒された。

10/23 10:40

ついでにコーヒーも淹れて本格的に休憩モード

10/23 11:02

塔ノ岳の向こうにこれから向かう山々が見えてきている

10/23 11:25

４回目の塔の岳、初めて晴れてくれました！
こんなに眺望が得られるなんて！

10/23 11:26

丹沢山はすぐそこ。一度行ってるから不安は無し。
こんでるから塔ノ岳はそそくさと去ります

10/23 11:36

大賑わい。そして尊仏山荘にはランチ提供が無いときたら、やはり花立山荘でグルメを楽しむのがマイスタンダード。

10/23 11:58

丹沢方面の道は一気に静か。癒される尾根歩き。

10/23 12:01

10/23 12:02

10/23 12:39

あっという間に丹沢山到着。
今日はこちらのみやま山荘に宿泊ですが、13時にならないとチェックインできません。
ベンチで軽食取りながら、読書することにします(なんか食べてばっかり)

10/23 13:26

ほぼ一番乗りー！清潔、布団ふかふか。
男女はなるべく分けて下さいます。おかみさんがフレンドリーで、距離感が心地よい。

10/23 13:28

窓から湘南方面が見える、特等席に布団場をもらいました！布団から出たらこんな景色という贅沢さ。

10/23 15:15

みやま山荘の脇には、マユミがたくさんの実をつけて、秋の終わりを知らせています

10/23 15:21

日中で8度って、秋というより冬か

10/23 16:48

夕食豪華！テーブル食、2回制。ご飯とお味噌汁はセルフ＝おかわり可。

10/23 17:11

食後の夕焼けウォッチ。
光の加減で山中湖を同定。

10/23 17:46

夜の湖面に空が反射しているのが見える
消灯は20:30 小屋の蔵書はマニアックなヒマラヤの本ばかりですが、そのうちの一冊に夢中になり過ごしました。その名も「50歳からのヒマラヤ」。幾つになっても夢に挑戦する大人でいたい。そのためには周囲への感謝が大事。

10/24 5:21

昔、母が作ってくれたシーチキンの炊き込みご飯の匂いで目が覚めた。食堂に行ったら、ほんとにその献立だった。私の鼻すごい。朝から大好きなオクラを見てテンションが上がる。
5時起床、5時半朝食。8時間近く寝たことになる。

10/24 5:57

寝室の特等席から朝日。
街に朝がやってくるのを遠くから眺める不思議。

10/24 6:08

静かな朝。

10/24 6:13

山中湖は雲か霧をかぶってるんだろうか

10/24 6:16

蛭ヶ岳方面、ささやかなモルゲンロート

10/24 6:59

休憩していたら、カモシカさんに遭遇(写真中央)
ちなみにここではミニモがガス欠になり、お湯を沸かせなかった。中途半端なコーヒータイムになってしまいしょぼん。

10/24 7:37

鎖場を下る場面
平衡感覚がおかしくなって谷底に吸い込まれるんじゃないかと不安に襲われて、足がすくんでしまう
お尻をついて一歩ずつ着実にクリアーすれば問題ない。

10/24 8:03

蛭ヶ岳山荘に到着。丹沢三峰がはっきりとわかる。前回はあの尾根を下ったんだなぁーロングトレイルだ。

10/24 8:04

お湯を購入でき、休憩時の湯沸かし問題が解決。ありがたいです。

10/24 8:23

10/24 9:59

姫次にて軽食タイム。クリームパンと、豆腐の味噌汁という私にとっては最高の組み合わせ。
さっきまでいた蛭ヶ岳があんなに遠くになっている。てっぺんにこやが見えている。
ここで蛭ヶ岳のご主人と一緒になり、少しお話。次回は蛭ヶ岳山荘に泊まってみよう。

10/24 10:17

この先のヒル大量発生ゾーンに備える。靴下にパンツの裾をイン、さらにスパッツ装着、忌避剤の「ヒル下がりのジョニー」を塗布。さぁ、来るなら来い！！

10/24 10:37

宮ヶ瀬ブルー

10/24 10:58

頼りにしていた水場でしたが、傾斜がキツい上によく滑る、ヒル怖い、で諦めることにしました。。

10/24 12:13

焼山山頂から先、道が迂回に。その道の斜度がキツいこと。ロープにしがみついて進みます。ズルッと落ちたら洒落にならない場所。

10/24 12:19

この先が本来のルートだったのね。

10/24 13:01

なんとかヒルに会わずに下界に戻ってこられました。寒くなったからもう出ないのかな。
みやま山荘のおかみさんには、お守りにしなさいとヒル撃退用のお塩をもらっていましたが、使わずに済みました。
それとも、旅全体のお守りになってくれてたのかな。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ririmonta

コロナも一時落ち着き、念願のみやま山荘に宿泊できました。山荘がキレイだからか、私のような単独山行女性がたくさん宿泊していて、世の中には変わった人がたくさんいるんだなぁ(自分もね)と嬉しくなりました。みなさん魅力的だったので、せっかくだからもっとお話してみたかったけれど、一人の時間を邪魔しちゃ悪いので、我慢してしまった。勿体なかった。

山の中に深く入っていく感覚が丹沢奥地の魅力と知りました。高いところから山並みを眺めて尾根をなぞると、次はその尾根を歩いてみたくなり、また通ってしまうんだろうな。本格的に冬になる前に、山中湖まで歩いてみたいものです。

心配のタネだったヒルに会わずに済んで、本当にほっとしました。この事件だけで、丹沢の印象が大きく変わると思うので。

焼山登山口に降りる人は、ついに誰にもお会いしませんでした。それもそのはず、バスがないもんね。結局、プラス7km国道を歩いて、神奈中バスのターミナル駅まで。元気だから決行してしまったけれど、そのせいで足がパンパン。日差しを遮るものもないし、一番過酷な道のりだったかもしれない。

次回は必ず、蛭ヶ岳山荘でヒルカレー！