佐目子谷から銚子ヶ口へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:40
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日の山行は、ハードさを求めて現実逃避が目的。4月から転勤して弥生会計のような仕事してますが、自分で言いますが適応障害になっている(?)。机にしがみついているだけの日々にて、全くの運動不足、こうなりゃ、土日で体力使いまくらないと人間的にヤバイ。
佐目子谷を遡上して姫ヶ滝から(拝坂っていうのかな)水舟の池へ上がって、黒尾山経由で萱尾へ下山するという体力系のコースをチョイスした。
佐目子谷出合に駐車して歩き出す。左岸の山道を出来る限り歩いて、河原(通称)を通過したあたりで、2度3度と渡渉しないと進めないです。今日は、長靴で参上しましたので水に浸からずに進む。
右岸の山崩れで大岩ゴロゴロ地点を過ぎて少しで、姫ヶ滝のかかるハチノス谷出合。ちょいと入って秘部を拝見させていただく。今日は水量豊かににしてしっとりである。
ここまで1時間と快調なペース。さて、ハチノス谷上部へは姫ヶ滝を巻かないとダメで、拝坂尻から小峠でハチノス谷に降りるよう「鈴鹿の山と谷4」に書いてありますが、それらしきポイントは発見できませんでした。しかたないので、姫ヶ滝の左岸の尾根を這い上がることとして、急傾斜の小尾根に取り付くと紫のヒモ、これは助かりかーと無理っぽい急傾斜をジリジリと上がっていきますが、ほとんど岩峰で超危険、2方向で上昇を試みましたが、転落するとシャレにならないのでともに断念して降下では持参のロープのお世話に(ロープ持っててよかったです)あの、紫のヒモも断念したのでしょうか、2つ目のひもは無かったですし。とにかく、姫ヶ滝の左岸尾根は末端では一見行けそうに見えますが、すぐに岩峰になって無理です。すんごく危険です、絶対に無理です。
佐目子谷へ降り立つと、急に驟雨となり合羽お世話となる。強い雨で、もう今日はアカンし帰ろうかと、下流に向かって歩き出す。すると、右岸にルンゼが入っている所で、上部は歩けそうな林が見えている、苔蒸したルンゼを何とか越えれば行けそうと、悪あがき根性が再び発生して、ルンゼ箇所をクリアーして急坂をひと登りして峠状の地点へ到達すると小峠でした。
拝坂尻からののものと思われる超薄い踏み跡はさらに下流側からトラバース気味に小峠に到達していました。小峠からハチノス谷への降りですが、これまた超薄い踏み跡で、はっきりいって廃道です。なんとなく斜めにトラバースしつつハチノス谷に近づいて、最後は道無しにて飛び降りて河原へ着地って感じです。ここも難儀しました。
雨も上がって、合羽を脱いでハチノス谷に沿って少し登ってすぐに二股に出合い、ここで右俣の左岸植林の斜面を登り、目的の水舟の池へ続く尾根歩きとしました。この尾根、登り一辺倒でしたが、植林で歩きやすかったです。でも、姫ヶ滝の辺でウロウロと体力消費してしまっていて、ほんまにしんどかったです。右手に一大ガレ地帯がある辺りのみ雑木林でしたが、植林に再度突入すると、水舟の池にヘロヘロになって正午に到着。
記念に1周して大峠まで登ってメシにしようとしましたが、今日の大峠は西風の通り道となっていて滞在には不適で、しかたなく2つ北のピーク直下で風を避けて栄養補給タイム。1000m級の稜線にも、既に雪は消えていて、ぼんやりと見える(黄砂の影響?)四周の峰峰もほぼ雪は消えたみたい、わずかに雨乞岳の北面には雪が確認できた。
本日、だいぶんにお疲れで、この後の黒尾山への縦走も心に重かったので、誰かモノレール口かせめて杠葉尾へ降りる登山者と会えれば、佐目子谷橋まで車にのせてもらおうと無心するつもりでしたが、誰一人と会おうハズもなく、黒尾山へ向かうことを決意するが、その前に一度も行ったことの無かった銚子ヶ口南峰に立ち寄りました。一言、南峰は景色良いですよ。
黒尾山への稜線歩きは、ヘロヘロな体にはきつかったです。
一箇所、舟窪に雰囲気が似ていて、しかも同じように大木も横に倒れてましたし。最低鞍部から黒尾山の最高点に着くまでの大キレット歩きは、疲労が来てましたので、めっちや怖かったですし、ますますキレット度合いが進んでいるように思えました。ちょっと、ルートとして利用するのも限界の時期かもしれないですね。
黒尾山も今日のところは単なる下山への通過点に過ぎない感じで、その後2度3度し無駄な登り返しがあって、足場の悪い下りが続きましたが、下の鉄塔を過ぎてしばらくで巡視路を離れて真っ直ぐ尾根を降りたら、萱尾に直接尾根づたいに出ると思ってましたのに、結局、越渓橋近くの巡視路口近くに降りてしまって佐目子谷橋までは、国道を半時間も歩いて戻る試練が最後にありましたが、これも体力消費に貢献したからとよしとしましょう。
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