初秋の京都・愛宕山登山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR嵯峨野線 保津峡駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんが、清滝川から保津峡駅方面への東海自然歩道・京都一周トレイルは、清滝川沿いの岩場の上を歩くので、足を滑らせないように注意が必要です。 |
写真
装備
MYアイテム |
deepkick
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
エマージェントシート
クマよけ鈴
非常用笛
携帯トイレキット
ゴミ袋
着替え用Tシャツ
プラティパス
Tシャツ
ソフトシェル
クライミング用パンツ
靴下
雨具
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
タオル
ストック
Tシャツ着替え用
モバイルバッテリー
iPhone11
帽子
|
感想
10月になり、コロナ感染者数も小康状態となってきました。まだまだ気が抜けない状態ですが、7月、8月あたりの状況を思い返すと、少しずつコロナ以前の日常を取り戻しつつあるように感じます。
私が暮らしている京都では、秋の紅葉は山の高いところから始まります。紅葉が早いところでは、愛宕山の東にある「神護寺」周辺が有名ですね。
そこで京都の秋の紅葉シーズンを前に、紅葉の偵察も兼ねて、愛宕山登山に行ってきました。結論から言うと、愛宕山山頂付近では、一部紅葉が始まっておりますが、見頃にはまだ早い段階なので、状況の把握にはちょうど良かったかと思います。秋の京都近辺の紅葉シーズンのハイキングや登山の参考になりましたら幸いです。人が多い場所や、道中の交通機関利用時、寺社の中などでは、コロナ感染防止のためのマスク着用を呼びかけている所が多いので、ぜひ周囲に配慮して楽しんでください。
平日ということもあって、誰もいないだろうと思っていたら、保津峡駅では、ハイキング・登山に向かうと思われる方が、バラバラと下車する感じで意外でした。ただ、山に入ってしまえば、今回のルートでは、あまり登山者とすれ違うことは、多くありませんでした。土・日になると増えるかもしれません。
私が開発しているGPSロガーアプリ「SkyWalking」のGPSロギングをスタートさせて、登山開始です。オフラインマップは事前に作成・ダウンロードしておいた愛宕山周辺マップを設定。これで、ネット接続がなくても、現在位置をSkyWalkingで表示することができます。
保津峡駅から愛宕山山頂を目指すには、ツツジ尾根ルートが私にとっては定番コースです。写真のとおり、微妙に色づき始めている木々があるぐらいで、紅葉はこれからかなという印象でした。
最初の急登を登り切ると、歩きやすい尾根ルートが続きます。ほどなく荒神峠に到着。Tシャツ1枚でも登りは汗が出てきます。気温は約12℃。体を汗で濡らすと冷えるので、要注意です。ここから急勾配となり、390m付近から水尾の別れ付近の表参道合流地点の660m付近まで一気に登ります。トレランの方がゆっくり歩いている私を追い抜いていきましたが、いくら軽量化しているとは言え、よくこんな急勾配を颯爽と走れるなと感心します。
表参道に合流し、水尾の別れを通り過ぎて、表参道から外れてケーブル愛宕駅跡へ。ここで小休止。標高700mを超えたこのあたりから色づき始めた木々が増えてきました。
表参道に戻り、山頂の愛宕神社を目指します。おなじみの黒門を抜けて愛宕神社の境内へ。ちょうどお昼時ということもあり、少しずつ登山者・参拝者が増えてきました。これからの紅葉シーズンの土日は、もう少しにぎやかになりそうです。愛宕神社の社務所の前のモミジが真っ赤で見頃を迎えていました。
標高約920mの愛宕神社の本殿の気温は約10℃。お参りした後、予定通り今回は月輪寺コースから下山することにしました。月輪寺周辺も色づき始めな感じでした。11月が過ぎれば、もっと秋らしくなってくると思います。日が傾き始めるころ、月輪寺コースの登山口まで下山。足が疲れていましたが、もう少し行けそうな感じでしたので、空也の滝にも足を延ばしてみました。
清滝からバスで嵯峨嵐山駅へ向かうことも考えましたが、清滝川周辺の紅葉の状況も見ておきたかったので、日没までの時間を計算し、東海自然歩道を清滝川沿いに沿って落合まで歩き、さらに出発した保津峡駅まで歩くことにしました。清滝川沿いの東海自然歩道を進んでいると、足元でガサガサと音がし、体長80cm ほどのヘビが逃げていきました。形状からマムシではないことは分かりましたが、黒っぽくておそらくアオダイショウかヤマカガシか。清滝川の流れは頻発していた土砂災害の影響が少なくなって、従来の美しい景観を取り戻しつつあるように感じました。これからの本格的な紅葉シーズンが楽しめそうです。
ということで、愛宕山周辺の現在の状況が把握できたことと、久しぶりに子供連れではなく、自分だけのペースで行動できた山行となりました。最近ランニングを復活させて、日頃から体を動かすようにしてきたおかげで、山でも想像以上に行動できたので、もっと体力が必要な比良山系も行けそうだなという手応を掴めました。
====== 今回のGPSログ取得データ ======
■ 使用したアプリとデバイス:SkyWalking x iPhone 11
■ activity type:フィットネス
■ GPSの精度:高精度
■ 位置情報の取得間隔:10メートル
====== 登山用GPSロギングiOSアプリ・SkyWalking について ======
スマートフォンにどのような機能を持った登山用アプリをインストールすればよいのかという質問をよく受けます。登山用アプリの明確な定義はありませんが、オフラインでも地図が見れてGPSログが取得できる機能を備えたものが多いようで、Geographicaなどが有名ですね。
私が開発している弊アプリ「SkyWalking」は、iOS用(iPhone, iPadですね)アプリで、山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的としているオフライン対応登山地図・GPSロギングアプリです。以前はファイル保存数やGPSログの外部エクスポート機能など、無料版には一部に制限がありましたが、現在はすべての機能を無料で使えるようにしました。登山以外にも測量やフィールド調査など、屋外で標高や位置情報などを取得したり、山岳地帯での現在位置確認やルート記録のGPSロギングなどにも使われています。
SkyWalkingが備えている登山に重宝する主な機能をご紹介します。
・ネットに接続できない山岳地帯でも使えるオフライン対応マップ作成(ただし国土地理院のタイル画像を使っているので日本国内のみ)
・日本国外の地域では、一度表示したOpenStreetMap, OpenCycleMap についてはキャッシュとして保存されるためでオフラインマップとして利用可
・標高確認
・ルートの高度グラフ表示機能
・GPSロギング機能
・GPXデータのインポート、エクスポート機能
アプリのダウンロードや使い方などの詳細は、下記SkyWalking オフィシャルサイトをご覧ください。
http://deepkick.com/skywalking/
SkyWalkingの主要な機能を約4分の動画で紹介しています。
ご利用になる場合は、「SkyWalkingの使い方」をよくお読みいただき、SkyWalkingでできること・できないことを理解した上でお使いください。
http://deepkick.com/skywalking/?page_id=18
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