御在所 前尾根 マルチピッチに挑む二人
graveltrek
tooruoh
体力度について
- GPS
- 08:42
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 384m
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- 山行
- 6:34
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 8:39
| 天候 | はれ tooruohさんは晴れ男 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
前尾根はクライマー御用達 |
| その他周辺情報 | 登山口は湯の山温泉に近接していますので、どこでもより取り見取りで入浴できます。 |
写真
予感。
（to）駐車場から橋を渡って裏道登山道に入山です
(to)前尾根を見上げてテンション上がる。
(to)あれ？今度行きますよ〜(笑）
（gr）P7の取付きに到着した写真は、撮るのを忘れた。二人ともテンパってる(笑)。 grveltrekのリードで登らせていただきました。
（gr）P7の中部の終了点で1ピッチ目を終える。gravelchickenのカムデバイスのセットの仕方が、クラックの奥に深すぎるようで、tooruoh親分に3回くらい叱られた。
gravelchickenの手指は細くて繊細だから、クラックの奥まで入るが、親分のグローブ？は隙間に入らないらしい・・・ねぇ、tooruohさん！
(to)そんなゴツイ手じゃないと思うけど・・・突っ込めば良いってもんでも無いと思いますよ〜www
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gravelchickenのカムデバイスのセットの仕方が、クラックの奥に深すぎるようで、tooruoh親分に3回くらい叱られた。
gravelchickenの手指は細くて繊細だから、クラックの奥まで入るが、親分のグローブ？は隙間に入らないらしい・・・ねぇ、tooruohさん！
(to)そんなゴツイ手じゃないと思うけど・・・突っ込めば良いってもんでも無いと思いますよ〜www
（gra）終了点でゴニョゴニョするgrveltrek。暗いうちに出発の準備してましたんで、ヘルメットにヘッドライト付けたまんま。
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（gra）2ピッチ目はつるべでtooruohさんがリードする。ロープの垂れている岩角のカンテを乗越て少し行くとP7は終了。しかし、このカンテが初心者の二人にはいやらしい。
しかし、このカンテが初心者の二人にはいやらしい。
（gra）P6をリードで登り始めるgrveltrek。クラックの登攀なんかやった事が無いので、苦労する。(to)バックパックを背負ったままだったので余計にキツかったですね。
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(to)バックパックを背負ったままだったので余計にキツかったですね。
(to)P5の取り付きですね。
（gra）「コンテ（同時登攀）で行きますか？」とtooruohさんに聞かれたが、「スタカットでお願いします」とgraveltreckは懇願。
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(to)紅葉をバックにいい笑顔です。
（gra）ここは多分P4。 P5のピークからP4の取付き迄少し下ってから、上り始める。(to)P4の凹角ルートの取り付きですね。
(to)P4の凹角ルートの取り付きですね。
（gra）tooruohさん目線でP3を見る。 コルでgrveltrekがロープを捌いています。 マルチピッチってやる事が一杯有って、ぼーっとしてたら、先に進めない。(to)時々、頭の中が真っ白になります（汗）頭の外も真っ白だけど・・・
(to)時々、頭の中が真っ白になります（汗）頭の外も真っ白だけど・・・
(to)開放感のあふれるルートで人気があるのも頷ける。
（gra）P3の上部ピッチを登るtooruohさん。 この人の脳内には「恐い」と言う言葉は無い様だ(笑)(to)ディスられてる？
(to)ディスられてる？
（gra）そして岩稜の向こうへ消えたtooruohさん。 後には赤い印が残っている？まさか、tooruohとgraveltreckの二人のジジイは、赤い糸で繋がってる？ ＞オイオイ
赤いロープで繋がってるのは間違いないナ
(to)今日は一日中繋がってましたね〜
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まさか、tooruohとgraveltreckの二人のジジイは、赤い糸で繋がってる？ ＞オイオイ
赤いロープで繋がってるのは間違いないナ
(to)今日は一日中繋がってましたね〜
（gra）そこにP2ヤグラが見える所までやってきた。 すでに登攀開始から4時間半経過。(to)ゴールが見えてきたけど、ここが今日の核心でしたね。
(to)ゴールが見えてきたけど、ここが今日の核心でしたね。
（gra）櫓 最初graveltreckのリードで登り始めたが、6mほど上がったところで、怖さが出てしまってギブアップ。支点を残してロワーダウンさせて貰い、ビレイロープを繋ぎなおしてtooruohさんにリードを交代してもらった。
そして、tooruohさんはリードで櫓を登り切った！ちょっと尊敬した、イヤイヤ 一生頭が上がらない気がした。
(to)トポによると「上部の頭のつかえるマントルが微妙」とあるが最後の一手が決まらずに四苦八苦。graveltreckさんの「スリングをアブミにしたらどうですか？」という悪魔の囁きに促されてA1で突破。とりあえず敗退しなくてよかった。
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支点を残してロワーダウンさせて貰い、ビレイロープを繋ぎなおしてtooruohさんにリードを交代してもらった。
そして、tooruohさんはリードで櫓を登り切った！ちょっと尊敬した、イヤイヤ 一生頭が上がらない気がした。
(to)トポによると「上部の頭のつかえるマントルが微妙」とあるが最後の一手が決まらずに四苦八苦。graveltreckさんの「スリングをアブミにしたらどうですか？」という悪魔の囁きに促されてA1で突破。とりあえず敗退しなくてよかった。
（gra）こいつがチキンのgraveltreckです。 グラベルチキンって改名しようかな？ なんかゴロが良くない？gravelchickenって(笑)(to)良いんじゃないでしょうか（笑）
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(to)良いんじゃないでしょうか（笑）
（gra） 「見よ！！あれが・・・・」とtooruohさんが何か言っていたが、よく聞こえなかった(笑)(to)まあ、良いですけどね（笑）
(to)まあ、良いですけどね（笑）
感想
8月の盆過ぎから左の膝痛に悩まされていて、山歩きが出来なくなってしまったgravelchicken ＞今日だけgraveltreck改めgravelchicken
そんなあいだ中、tooruohさんはgravelchickenの暇つぶしに付き合ってくださった。
伊木の森と言う場所にあるクライミング練習ゲレンデに、9月10月の2か月の月曜日を費やして、二人で、時には四人でクライミングの練習を楽しんだ。
とは言え、二人ともクライミングは全くの初心者、しかも、なんと指導の先生はグーグルさんかユーチューブさんだ。24時間対応の心の広すぎる指導者だ。
月曜日に伊木の森で会うたびにギアが増えていく二人。楽天市場やモンベルにかなりご奉仕させて貰っている。増えるギアに顔を見合わせて笑いあう二人。はたから見たら相当キモイじじいだろう。
2か月も伊木の森に通うと飽きてくる。人間どんなに美味しいもの食べたって三日もすれば飽きが来るらしい。伊木の森は管理されている方の尽力でとても良いゲレンデに仕上がっている、だけど他を一度味わってみたい願望が止まらない。
と言う事で・・・前説が長いな〜（笑）
初心者の聖地と言われる、御在所の前尾根と言う所でマルチピッチクライミングをやりに行った。
楽しみに行ったと書きたいが、初心者はそうじゃない。 登り切れるのかさへ分からない状態でチャレンジする事になる。
登山道歩きを済ませ、P7の基部で登攀準備を進めてる時。
「あ！ハーネスが新しくなってる！」とtooruohさんに指摘されて照れるgravelchicken。
そう言うtooruohさんは、今回の為にブラックダイヤモンドのキャメロットというカムをひと揃え新調して居る。
新しいギアの導入は、御在所に来ても止まらないのだ・・・ワハハ。
なぜか最初のリードはgravelchickenと言う事に成ってしまった。
ハーネスにロープを結んで、tooruohさんのビレイ器のセットも双方で確認しあい、上り始める。
ルートは初心者向けのノーマルルートだ、ほかに選択肢はない。いやルートは他にも存在する。gravelchickenには登れないだけの話だ。
「ただ今の時刻、7時49分です。標高は738mです」と、ザックのショルダーベルトに付けたスマホがやかましい。
先日ヤマレコのアプリをスマホに入れて、地図とルートをダウンロードして有る。それを登山口で「登山開始」ってアプリをスタートさせてみたら、まあ親切に10分ごとに大声で時間と標高を知らせてくれる。
喧しいので音声案内を切りたいが、どうやって設定するのかまでは知らないので、今日の所は勝手に喋って貰う事にして放置。
まぁ、腕時計を忘れたgravelchickenには、時間がわかって好都合だったが、案内が有るたびに時間に追われている気がした。
tooruohさん所蔵の「日本の岩場百選」のコピーを見ながら、次はなに？どこ？と言いながら標高を上げて行くが、クライミング初心者二人なので、時間が掛る。
とはいえ、2か月間伊木の森でマルチピッチの練習もして居たので、要領は飲み込んでいる、遅いだけだ。
デジタル簡易無線のトランシーバーで会話しながら、次々に手順をこなして行ってP3へ。
tooruohさんのカンペ（日本の岩場百選）には、P3のルートが記載されてなかった。簡単なP5やP4の記載が有るのに何でP3が無いんだろう？
昼過ぎに櫓の基部に到着、登攀前に昼ご飯を食べる。
リードをgraveltreckがする事に成ったが、6mほど登ったところで怖さが意欲を上回ってしまい、ロワーダウンを強くリクエスト。
tooruohさんにリードを変わって貰い、下でビレイやーを務める。
櫓の上部へ上がり切る手前のかぶった岩が、初心者には邪魔をしてなかなか登れない。
それでも鬼の粘りを見せて、tooruohさんは登り切った！！この人凄い！！尊敬した。
それからフォローで登り始めたgravelchickenは、かぶった岩の所で苦戦して、テンション要求しまくり。当分の間自己嫌悪から抜けられそうにない。
櫓を登り切ってからP1を経由して、御在所ロープウェイ乗り場へ登山道経由で移動する。山頂付近では、紅葉シーズンが到来した今は、紅葉目当ての登山客も多いし、ロープウェイで上がってきた行楽客も多い。
graveltreckの膝痛のおかげで、下山をロープウェイにして下さいとtooruohさんにお願いして有ったので、予定通り楽々下山。
なんだか、2か月間伊木の森で練習していい気に成って居たが、経験の浅さや技術の未熟さが正直に前面に出た山行だった。
冬の間は山スキーに通い詰めるので、外岩でのクライミングの練習は一時出来なくなるが、一年後には櫓のリードクライミングもこなせるように努力をしたいと、年甲斐もなく思った。
世話に成りとおしのtooruohさんには感謝しきれないが、これからも頼みます。
詳細はgraveltrekさんが書いてくれたので省略して、覚えている範囲でルートの記録を書いておきます。多くのルートでハンガーボルトが設置されているのでクイックドローが掛けられます。何も無いところはカム（#0.3~#3.0の7本を用意)でプロテクションを取りました。ロープは50mのシングルロープ使用。
(P7)ノーマルルート(V)を2ピッチで登りました。終了点のボルトハンガーがあるところでピッチを切りました。
(P6)チムニールート（�検砲�2ピッチで。上部のチムニーは膝と手で突っ張りながらジワジワと這い上がりました（汗）疲れた〜。バックパックはロープで荷上げしました。
(P5)北谷側ノーマルルート（�掘�1ピッチで。確保なしで行くパーティーも多いとか。
(P4)北谷側凹角ルート（�掘�2ピッチで。特に難しかった印象はないです。
(P3)手持ちのトポにはルートが無かった。1ピッチ（だったと思う）でピークまで行ったがP2のコルまで少し下降する必要があった。ここでピッチを切るのも面倒だったので少し戻って左手の踏み跡に合流して、P2のコル（ヤグラのコル）に向かった。
(P2)ヤグラルート（�検�1ピッチ。上部のマントルで四苦八苦。時間の感覚が飛んでいて、どうも20分近くイングリモングリしていたようだ。結局、ハンガーボルトにスリングでアブミをかけてA1で突破。じっと待っていてくれたgraveltrekさんに感謝。
(P1)普通の登山道です。今日はロープウェイで下山なのでそのまま一般道に合流して、最終目的の御在所名物のカレーうどんを目指します。
アラカンコンビの膝の軟骨を温存するのに下山時のロープウェイはかなり有効だなと実感しました（笑）。登山人生を少しでも伸ばすため、使える物はなんでも使った方がいいかもしれない。ただ、紅葉の時期ということもあって、平日なのに乗車まで結構並びました。ロープウェイ駅から裏道登山道経由で駐車場までは20分位歩きます。
人生初めての本格的なマルチピッチクライミング、冷や汗もいっぱいかいたけど楽しかった！！！これも全てパートナーのgraveltrekさんがいてくれたおかげです。ありがとう！！！もっともっとレベルを上げていきましょうね。よろしく。
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御在所岳朝陽台の最新記録
namura76 さん
写真で見ただけでわかる怖さ、見ても伝わらない怖さをビンビン感じました。
怖いけど楽しい、楽しいけど怖い・・tooruohさんに引っ張り上げてもらった前尾根でしたが、楽しかったですよ。
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