六万騎山〜長森山 ここも錦繡に色付き始めました♪


- GPS
- 03:35
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 506m
- 下り
- 465m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。ウェブでの登山届の提出をお願いします。 登山道に特に危険箇所は無し。空堀がこれでもか!っていう位あり、アップダウンの繰り返しです。一部笹や藪が伸びている箇所がありますが、尾根筋の登山道ですのでルートミスする事は無いと思われます。一部痩せ尾根もありますが 全く問題ありません。下山路の山崎の鼻へ向かう登山道は 一昨年の風台風の影響での、倒木による登山道を塞いでいる場所はすべて修繕されて問題ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は さくり温泉健康館(440円)がお薦めです。今日は「旬彩の庄 坂戸城」(500円)にて、汗を流しました。 大和屋の丸メンチ(土曜日限定、税抜88円)、鶏の唐揚げ生姜味(100ℊ180円)がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
今年も「冬が〜来〜る前に〜♪ もう一度あの山に〜♪・・・」という事で、紅葉が始まったばかりの長森山にK姐さんと幼馴染みのAちゃんと3人で歩いて参りました。今日も夜勤明けの強行軍で、スタート時間がAM10:30となりました。里山ですので、比較的短時間でプチ縦走出来るので、全く問題ありません。但し、天気予報は曇り晴れで 午後から雨が降りそうなので、少し急ぎます。しかし、急登あり、空堀あり、藪漕ぎあり、落ち葉で登山道が隠れている箇所が多数あってスピードが上がりません。
まずは、六万騎山を目指し、地蔵尊コース登山口を出発します。この時点では晴れ間も覗き、気持ち良い木漏れ日の登山道を歩きます。キクザキイチゲの白花やタチツボスミレの返り咲きが見られ、雪割草(オオミスミソウ)の大株の葉っぱも青々としていました。登り始めは標高も低いので木々はまだ緑ですが、六万騎山山頂付近からは色付いている木々が目立ち始めます。程なく、六万騎山山頂に到着。クマ除けの意味も含めて、鐘を鳴らします。曇り時々晴れの条件の天気の中ですが、眺望はまずまずで、一昨日歩いた権現堂三山も良く見えますし、一昨々日歩いた当間山も良く見えます。当然、マイホームマウンテンの坂戸山も南の目の前に良く見えます。東には八海山も良く見えます。数枚写真を撮り、先を急ぎます。
ここから先、長森山に向かう稜線は軽〜く❝空堀地獄❞の連続です。いきなり、ロープで急降下・・・。この先もロープが何か所もあります。出来れば、手袋があると安全です。僕も厚手の手袋を装着。K姐さんと幼馴染みのAちゃんは既に手袋は装着済み。そして、しばらく藪漕ぎの様な状態の登山道が続きます。周りの木々はいい感じで色付いています。黄色がメインで・・・タカノツメ、イタヤカエデ、クロモジ、コシアブラ、ブナ、ミズナラ、ヤマモミジ、ハウチワカエデetcが黄葉しています。山頂手前の眺望の良い小ピーク410mポイントまでの急登を登り・・・小休止。紅葉に彩られた長森山山頂とその先に見える猿倉山が目の前に飛び込んできます。奥には八海山も・・・。
PM0:00も過ぎて、おなかも空いてきました・・・。長森山山頂を目指し、先を急ぎます。この辺りはいい感じで色付いていて、気持ち良く歩けます。一部、細尾根もありますが、注意して歩けば全く問題ありません。程なくして、山頂に到着。みんな、おなかが空いているので、急いでガスストーブを出し、お湯を沸かします。各自 カップラーメンを食べ、K姐さんからは柿の差し入れ、Aちゃんからはブドウの差し入れも食べました。山頂脇にはホウノキが数本とブナの大木があります。ブナは黄葉していますし、ホウノキは落葉し始めていました。風が少しあり、大きな音を立てて、ホオノキの葉っぱが食事中の私たちの上に落ちてきます。葉っぱの大きさもさることながら、落ちた時の大きな音にもビックリ・・・カラスが落ちて来たかと思う位で・・・大笑いしながらの楽しいランチタイムでした。空模様は良く無いので、食後にコーヒーを頂き 雨が降る前に下山開始。
いつもの事ですが、山崎ノ鼻へ向かう下山路のチョット激下り箇所が多数あります。細尾根もあります。最後の方は お約束で軽〜く❝空堀地獄❞の連続です。下山路は黄色メインですが、赤も少し加わりカラフルな下山路となっていました。そして、難無く山崎ノ鼻登山口に到着。登山口付近に停めさせて頂いたAちゃんの車に乗り、地蔵尊登山口駐車場の僕の車まで戻って、登山終了。
以前は、春でも秋でもこのルート上にはクマの糞が良く見られましたが、本日は一箇所もクマの糞は見られませんでした。そして、クマの鳴き声も一回も聞こえませんでした。蓬新道でクマに遭遇してからは 熊鈴、ラジオ、笛etcのクマ対策は怠りません。今日僕は笛を忘れましたが、ラジオと熊鈴はバッチリ鳴らし・・・K姐さんとAちゃんは熊鈴と笛をいつもより余計に鳴らし続けてくれました。
そして 紅葉はチョット早かったですが、これからは坂戸山同様、どこを見ても・・・どこを切り取っても、狂喜乱舞するほどの錦繡の絶景となるでしょう。今日現在でもヤマモミジ、ハウチワカエデ、イタヤメイゲツ、クロモジ、タカノツメ、テツカエデ、ウリハダカエデ、コマユミ、ホツツジ、ヤマウルシ、ミズナラ、ブナ、マルバマンサクetcが紅色や黄色やオレンジ色に染まって、とっても綺麗でした。
今回もとても気持ちの良い山歩きが出来ました。但し 相変わらず これでもか、これでもかと現れる空堀はいかがなものか?と思いますが、そんなにきつくありませんので ご安心を・・・。
本日も 貸し切り状態で 誰にもお会いしませんでした。
ヤマレコを見ても あまり登られていない長森山 これはお勧めです。春は カタクリやイワウチワやショウジョウバカマやイワカガミやユキツバキetcのスプリングエフェメラル達が咲き乱れ 登山道はイワウチワロード、カタクリロード、ユキツバキロードとなっています。そして 秋には素晴らしい錦繡の紅葉が出迎えてくれました。
本日もこの行程は お昼前からスタートでしたので少しペースを上げましたが ゆっくり歩き、休憩(&ランチ)をゆったりとまったりととり 地蔵尊登山口から山崎ノ鼻登山口(逆コースの山崎の鼻登山口から地蔵尊コース登山口も同様)まで歩いたとしても4時間あれば楽勝コースだと思います。
また 来春 スプリングエフェメラルが咲き乱れている頃に再訪したいと思います。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・
コメント
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今の時期自宅が近いとこんな紅葉山歩きが毎日できるのですね、
六万騎山はまさかの春先の花を見ながら今が旬を迎えて紅葉とが見られる不思議や山ですね、春先の六万騎山しか知らないので何か新鮮ですよ。
お疲れさまでした。
普段、ド田舎に住んでいて都会に比べて非常に不便を感じていますが、季節感を生で感じられる事だけは感謝しています。
今日もこちら南魚沼市では、この時期にしては珍しく最高気温が20℃近くまで上り、植物達も春と勘違いして返り咲いていて、僕もビックリです。
もう暫く、魚沼アルプスや飯士山etcの低山(里山)の紅葉狩りで忙しくなりそうです。
ではまた〜
キクザキイチゲの返り咲きなんて初めてです。
やはり陽気が変なんでしょうね。
リンドウはフデリンドウの返り咲きでしょうか?
これも見たことがありません。
紅葉が急に進んできましたね。
タカノツメの香が楽しみな季節になりましたね。
リンドウは大きいんです。フデリンドウの2倍以上ありました。ツルリンドウとも違うし…よく分かりません。
昨日も昨年の落葉したタカノツメの甘い香りが一部漂っていました。
各地で一気に色付いたんで、連日 紅葉狩りで大忙しです。
ではまた〜
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