寄コシバ沢〜鍋割山〜栗ノ木洞
- GPS
- 06:48
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,188m
コースタイム
- 10:20鍋割峠 - 10:45鍋割山11:50 - 12:25後沢乗越 - 12:50栗ノ木洞
- 13:00櫟山13:30 - 14:30寄自然休養村管理センター
天候 | 快晴 しかし、冬とは違って春霞がかかり遠望は今一 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
この日のメインは寄コシバ沢。分岐点からガレ石で覆われた沢を登ると約20分程で二又に分かれる地点に到達する。ここで左側(右岸)の斜面に取り付く入り口さえ見逃さなければOK。鍋割峠までは崩落地のトラバース等やロープ個所もあるが、今回還暦過ぎた初心者を同行したが特に問題はなかった。 |
写真
感想
前の週に寄から雨山峠へ登ったが、その途中で寄コシバ沢を経由して鍋割峠へ抜けるルートがあり、どうも気になるので早速トライしてみることにした。
今回は同伴者がいる。還暦を迎えたばかりの登山3回目(最近は1年前)という初心者である。ちょっときついかなと思ったが、休み休み行けば大丈夫だろうと出発。
車で寄自然休養村管理センターの向かいにあるグラウンドの駐車場に到着(07:40)。既に10台くらいの車が止まっている。身支度をして直ぐに出発するが、しばらくは車道を歩かなければならない。相手は気合が入っていてオーバーペース気味である。
途中、すれ違った女性がなんとも奇妙だった。中年の外人で場違いな服装でにこっと笑って流暢に『おはようございます。』それも、なかなかの美人である。こんな山の中で、こんな時間に、たった独りでいったい何者だろうとしばらくはその話で盛り上がった。
寄大橋付近にも車が5台とまっていてもういっぱいである。橋の向こうにも駐車スペースがあるがおそらく同じだろう。10日前はこの時間一台もいなかったからみんな今週あたりから気持ちは春モードになっているのかな。
歩き始めて45分くらいで雨山峠への登山道入り口にかかる。ここから峠までの道は数ある丹沢のルートの中でも私の中では間違いなくベストスリーに入るだろう。変化に富んでいて全く飽きない。疲れる前にいつのまにか登り切ってしまう。
4・5回の徒渉は、赤や白のペンキマークに従えばなんら問題はない。水量も大雨でも降らなければ足を濡らすこともないだろう。登山道にも要所要所にテープがあるし、間違えやすい所にはテープで“とうせんぼ”がしてある。
但し、ピンクのテープには注意したほうがいい。注意というより無視したほうがいいかな。このあたりは『やどりき水源林』になっていてその測量用の目印テープなのである。本来測量期間も終了しておりすべて撤去されていなければならないはずだが、まだ相当数残っている。
登山口から1時間程で寄コシバ沢に到着。目印は古い道標。ここから水流のない大小のガレ石で覆われた沢を登っていく。20分程で左右に別れる地点(はっきりわかる)に着いたら左側の岸にある取り付き点を探す。(写真:取り付き点 1)
紛らわしいのはこの先15m位に例のピンクテープが木の枝に下がっているのだ。但し、その直ぐそばに『これは測量用のテープです』と書かれた札も下がっているので間違えないと思うが。
写真:取り付き点 2,3,4 はちょっと中に入っているので沢からは見えないと思う。ここから鍋割峠までは急登が続く。途中、地盤が脆くてズルズル下がるようなところにはロープがあり、崩落して高巻くような個所も注意すればそれほど問題ではない。
一汗かいた頃、樹林越しに明るい鞍部が見えて峠に到着する。さすがに相棒はバテているようで小刻みに小休止を繰り返しながら山頂へたどり着いた。鍋割山にはこのルートが一番楽で飽きないと思うがどうだろうか。
山頂で初めて『鍋焼きうどん』を食べた。いつもおにぎりで済ませていたが、おいしいのにびっくり。みなさんも一度はどうぞ。1時間ほど休んで栗ノ木洞、櫟山を経由して寄へ向かった。
登山道終点に紅白の幕で囲まれた休憩所が突如現れる。近くに土佐原の枝垂桜があり、ここ数年見学者が増えているのだそうだ。下の駐車場からワンボックスのシャトルタクシー(一人100円)も運行されてにぎわっていた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する