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記録ID: 372477
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積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

恵那山 神坂峠から周回  想定外のよさでした

2013年11月16日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.9km
登り
1,147m
下り
1,127m

コースタイム

神坂峠7:05-鳥越峠8:08-大判山8:58-川上道合流点11:21-12:00頂上標識12:10-広河原登山口14:36-16:30神坂峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神坂峠駐車場
 登山口近くに数台止められるスペースあり。7:00到着時点で先客は4台程度
コース状況/
危険箇所等
【神坂峠〜ウバナギ崩落地】
 このあたりは雪はないものの朝ということもあり霜でかなりカチカチ。土も凍ってました。
【ウバナギ崩落地から大判山】
 大判山に近づくにつれて霜とともに凍結した残雪?がちらほらとこれらがアイスバーンとなって滑りやすく少し苦労した。
【大判山〜頂上】
 1700mあたりから雪が増えてくる。しかしアイスバーンではなかったので多少歩きやすくなる。頂上付近は雪が多いもののほぼ平坦な道でトレースもしっかりしていたのでさらに歩きやすくなる。
【頂上から広河原】
 こちらも1700m付近までは残雪があるものの神坂峠よりはやや少なめ。

 コース全体として大判山付近のアイスバーンは少しやっかいでしたがそれ以外はトレースや目印もしっかりしており道迷いの可能性も少なくそんなに危険はなかったと思います。雪もなんとかアイゼン等を使用せずにクリアーできました。

 神坂峠はアップダウンの繰り返しで始めのうちはなかなか高度があがらないのですがそのかわり恵那山を含めて眺望はなかなかよかったです。特に朝は。
 広河原は南アルプスは時々見えるのですが恵那山の眺望は期待できず。最短コースではあるのですが

















神坂峠に向かう途中にて恵那山が見えてきました。真白なのは霜なのかそれとも雪なのか。でもおかげでなお美しい。
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神坂峠に向かう途中にて恵那山が見えてきました。真白なのは霜なのかそれとも雪なのか。でもおかげでなお美しい。
神坂峠。このあたりの林道もところどころ凍結してました。この時期は登山道へのアプローチも少し難所になりそうです。いよいよ神坂峠から恵那山に向けて出発です。
神坂峠。このあたりの林道もところどころ凍結してました。この時期は登山道へのアプローチも少し難所になりそうです。いよいよ神坂峠から恵那山に向けて出発です。
ごらんのとおり霜の世界地面も凍ってます。
ごらんのとおり霜の世界地面も凍ってます。
でも南アルプスと雲海はきれいです。しばらくこんな景色を眺めながら進みます。まさに早朝雲海ツアー。この近くのヘブンスそのはらの雲海ツアーは7:30までに強制下山させられますがこちらは時間無制限?。
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でも南アルプスと雲海はきれいです。しばらくこんな景色を眺めながら進みます。まさに早朝雲海ツアー。この近くのヘブンスそのはらの雲海ツアーは7:30までに強制下山させられますがこちらは時間無制限?。
あわせて残り紅葉も
あわせて残り紅葉も
そしてもしかしてこれは御嶽山
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そしてもしかしてこれは御嶽山
振り返ると中央アルプス。山座同定できない自分はまだ未熟者。
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振り返ると中央アルプス。山座同定できない自分はまだ未熟者。
南アルプスと雲海とわずかに残った紅葉
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南アルプスと雲海とわずかに残った紅葉
千両山につくと恵那山がよく見えてきました。上のほうがうっすらと白く
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千両山につくと恵那山がよく見えてきました。上のほうがうっすらと白く
神坂峠ルートのよさは恵那山ほかいろいろな眺望が楽しめること。しかもまだ朝のきれいな時間帯だからなおすばらしい
神坂峠ルートのよさは恵那山ほかいろいろな眺望が楽しめること。しかもまだ朝のきれいな時間帯だからなおすばらしい
ウバナギ崩落地でも危険なところは通過しません。
ウバナギ崩落地でも危険なところは通過しません。
御嶽山とその後ろは乗鞍かな。さらに穂高とか北アルプスも見えているのかな。まさに3000メートル級の山々の競演。
御嶽山とその後ろは乗鞍かな。さらに穂高とか北アルプスも見えているのかな。まさに3000メートル級の山々の競演。
進むにつれて霜だけでなく凍った白いものももしかしてアイスバーン。つるつる滑ってなかなか進まない。
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進むにつれて霜だけでなく凍った白いものももしかしてアイスバーン。つるつる滑ってなかなか進まない。
なんとかアイスバーンをくぐりぬけて大判山へ。この先大丈夫なのかな
なんとかアイスバーンをくぐりぬけて大判山へ。この先大丈夫なのかな
大判山でも恵那山ははっきりと見えてます。少しづつ近づいてきてます。
大判山でも恵那山ははっきりと見えてます。少しづつ近づいてきてます。
まるで稜線歩きです。
まるで稜線歩きです。
ふたたび3座競演と中央高速とか
ふたたび3座競演と中央高速とか
恵那山ももうこんなに間近です。
恵那山ももうこんなに間近です。
このあたりは雪の世界。しかも新しそうな雪かな
このあたりは雪の世界。しかも新しそうな雪かな
今度は南アルプスと雲海と雪の競演です。
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今度は南アルプスと雲海と雪の競演です。
一面雪の世界。でも大判山のアイスバーンと違ってこちらはかなり歩きやすい。
一面雪の世界。でも大判山のアイスバーンと違ってこちらはかなり歩きやすい。
まだまだ雲海も残ってます。南アルプスの山々もくっきりと見えてます。
まだまだ雲海も残ってます。南アルプスの山々もくっきりと見えてます。
2000m近くなるとやや急な登りが続きます。雪のせいですこしペースダウンかな。
2000m近くなるとやや急な登りが続きます。雪のせいですこしペースダウンかな。
分岐点。ここでほぼ登りは終わります。
分岐点。ここでほぼ登りは終わります。
しばらくはほぼ平坦な道が続きます。雪はありますが
しばらくはほぼ平坦な道が続きます。雪はありますが
お社。この先いくつ出会うかな。
お社。この先いくつ出会うかな。
避難小屋。避難せずに進みます。
避難小屋。避難せずに進みます。
眺望は木にさえぎられてないですが時折こんな感じで見えるときもあります。
眺望は木にさえぎられてないですが時折こんな感じで見えるときもあります。
頂上標識のある広場。噂の展望台もあります。登ってみると
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頂上標識のある広場。噂の展望台もあります。登ってみると
こんな景色です。
こんな景色です。
下を見ると。標識。帰りは広河原経由で戻ります。その理由は途中ですれ違った人に聞いたところこっちのほうが雪が少なさそうだったから。そのときはまだ後の苦労など全く考えてなかったです。
下を見ると。標識。帰りは広河原経由で戻ります。その理由は途中ですれ違った人に聞いたところこっちのほうが雪が少なさそうだったから。そのときはまだ後の苦労など全く考えてなかったです。
眺望を全く期待していなかった広河原ですが予想外の光景が南アルプスに再びであえるとは
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眺望を全く期待していなかった広河原ですが予想外の光景が南アルプスに再びであえるとは
雪はこちらのルートのほうがやや少なめです
雪はこちらのルートのほうがやや少なめです
ときおり開けてこんな光景が楽しめます。
ときおり開けてこんな光景が楽しめます。
後ろを振り返る。まだ雪の世界。でもずっとアイゼンを使用せずに下ることができました。
後ろを振り返る。まだ雪の世界。でもずっとアイゼンを使用せずに下ることができました。
広河原の南アルプスの光景は想定外でしたが恵那山はここまでが限界。
広河原の南アルプスの光景は想定外でしたが恵那山はここまでが限界。
広河原登山口に到着。しかしまだここで終わりではない。これから高低差300メートルの林道登りがまっっている。
広河原登山口に到着。しかしまだここで終わりではない。これから高低差300メートルの林道登りがまっっている。
林道はこんな感じ。登山道ではそんなにではなかったのですがかなりへろへろな状態。最後の登りは選択の誤りか?。
林道はこんな感じ。登山道ではそんなにではなかったのですがかなりへろへろな状態。最後の登りは選択の誤りか?。
時折恵那山も見えてます。でももろ逆光。
時折恵那山も見えてます。でももろ逆光。
自主規制とはどんな規制
自主規制とはどんな規制
ゲートです。
ようやくゴールが見えてきた。
ようやくゴールが見えてきた。
神坂峠についたときにはもうすでに太陽も沈んでました。体ももうボロボロで沈んでました。
神坂峠についたときにはもうすでに太陽も沈んでました。体ももうボロボロで沈んでました。

感想

恵那山。眺望がない山頂。広河原の登山道も眺望が全く期待できないとかいろいろといい話を聞かなかったのでなかなか行く機会もありませんでした。眺望が悪いのなら天気のよくないときとかそんなことまで考えていたのですが。行ってみてそれは過ちだということに気付きました。
 
 特に今回はアップダウンも多く広河原よりは楽ではないのですが眺望が期待できる神坂峠からしかもさらに朝の景色のよいときに。おまけに雪でうっすらと白くなった恵那山。南アルプスと雲海。御嶽山他白くなった山々と想定外のすばらしい景色を満喫することができました。

 神坂から広河原なので最後に林道の登りがまっていてこの登りで体もかなりボロボロになったのでこのときはしまった逆ルートのほうが楽なのにとか思ったのですが、神坂からの光景はやはり朝のほうがすばらしいと思うので結果としてこっちのルートでよかったなと思います。(健脚な人なら朝広河原から登って帰りの神坂でも朝のすばらしい光景を見ることができたのでしょうがまだまだ体力不足ですね。)

 














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