天狗岳・にゅう テルモスの季節になりました記念雪上キャンプ
- GPS
- 12:18
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
8:00稲子湯入口
9:22みどり池
10:56〜12:05黒百合平 テント設営昼食
13:20東天狗
13:50西天狗
15:05黒百合平
■2日目
7:20黒百合平
8:00中山展望台
9:16にゅう
12:16稲子湯入口 途中昼食
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8台くらい停められます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は無し。 雪は昨年に比べて少な目。 踏み跡も明瞭。 アイゼン無しでもいけるが、軽アイゼンあった方が安心。 天狗はアイゼン、ピッケル使用。(必須ではありません。) 但しこれからの時期1晩でまったく状況が変わるので、山小屋に問い合わせること。 登山ポストは出発地点のゲート横にあります。 帰りは広い湯船に浸かりたかったので、稲子湯はパスして松原湖の八峰の湯に行きました。 浴室からの八ヶ岳が雄大です。 食事もできます。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
新規事業の立ち上げに忙しくて、精神的にも肉体的にも絶不調になり、先週はいまいち山にも行く気になれなかった。
しかし一向に改善の兆しが無いので、山に行って治すことにした。
雪のあって、のんびり登れるということで、北八ヶ岳にロックオン。
天狗岳と、その名前に魅かれて以前から行きたかった、にゅうだ。
日帰りもできるが、リハビリのために黒百合平で雪上一晩過ごすことにした。
ところでAndroidでは黒百合平が一発変換できない。
何度やってもクロユリ団地が出てくる。
俺が行きたいのはクロユリ団地じゃねえ!!!
てなわけで夜中の2時に家を出て、稲子湯に車を走らせる。
いつもなら6時には到着するはずが、途中で疲れて初狩PAで仮眠をとる。
車を停めた正面に笹子トンネル事故の献花台があった。
事故が起きて12月2日で1年になる。
一週間前の11月26日にやはり北八でキャンプするために笹子を通っており、自分が巻き込まれていてもおかしくなかった事故だった。
何はともあれ合掌。
ということで稲子湯のゲート到着は8時になってしまった。
当初夏沢峠経由で天狗岳を縦走して黒百合平に行く予定だったが、黒百合平に直登して先にテントを張ってから天狗に登ることにする。
まあいーじゃん、のんびり行こうや・・・
しかし体調のせいか、荷物が結構応える。
1泊なのに20kgもある。
羽毛シュラフがちびてしまったので、古いダクロンシュラフと古いゴアシュラフカバーの3枚重ねで、これだけでザックの半分を占有している。
古びた12本歯アイゼンと古びたピッケルも重さの要因だ。
ひーひー言いながら中山峠に登った。
黒百合平に着いたらとりあえずテント設営。
すのこがあるので、整地の必要は無い。
ただ雪がサラサラすぎて、竹ペグでは効かない。
周囲に石も無い。
こんな時に便利なのがレジ袋である。
自分は竹ペグ替わりに常備している。
中に雪を入れて、張り綱に結べば一丁上がり。
雪が重いときは先に張り綱に結んで上から雪をかければOK。
重量が軽く、夏でも上に石を置けば良いので最近ペグは持ち歩かなくなった。
設営が済んで昼食をとったら、エマージェンシーだけザックに詰め込んで天狗岳へピストンだ。
一応アイゼン装着してピッケルに持ち替えた。
といっても雪が浅くてピッケルが刺さらない。
ストックの方が良かったかな??
とにかく天気は最高。
東天狗、西天狗両方登って展望を満喫し、また黒百合平へ戻ってきた。
暗くなったら夕食。
今晩は焼肉だ。
お好み焼きも作るはずだったが食欲が沸かず、焼肉とコーヒーでこの日は終わる。
夜は結構冷え込んだ。
翌朝、お好み焼きで使わなかったキャベツやネギで炒め物を作り、卵を焼く。
ゆっくり撤収して7時過ぎに出発。
今日は待望のにゅうへ行く。
その前に中山展望台に寄ってゆく。
良い眺めだ。
少しぼーっと山々を眺めたあと、にゅうへの分岐へ戻る。
にゅうとはなんとも良い響きだ。
何故かとても魅かれる山だ。
前から気になっていたが、何故か毎回素通りしてきた。
何故にゅうと呼ばれるのか、何故妙に魅かれるのか、その理由は近くに行ってたちどころにわかった。
山頂だけ岩場のピークでチョコンと尖がっていて、まわりは緩やかな山並みである。
そう、これは乳首だ。
実際にゅうは漢字で乳と書くらしい。(地図はニュウになってるが)
しかし、やはり平仮名でにゅうと書いて欲しい。
にゅうのてっぺんは絶景だった。
今まで見えなかった白駒池が見えた。
にゅうに抱かれて、なんだか元気が出てきた。
男はやっぱりにゅうだ。(一体何を興奮しているのだ??)
そしてゆっくりとしらびそ尾根を下っていった。
短時間の山行だったが、元気が出てよかった。
帰りは稲子湯ではなく、松原湖手前の八峰の湯へ。
快適な浴槽からは八ヶ岳がよく見えて素晴らしい。
次はいよいよ山スキーかな。
さあまた明日から仕事だ!!
enoshimanさん、こんにちは〜
ワタクシも、にゅうは未踏ですが、なんとなく気になるピークでした
男たるもの、やはり一度は行かねばなりませんね
若い頃、残雪期に徹夜&朝飯抜きで稲子湯から中山峠に登った際、フラフラになってリングワンデリングした事があるのを思い出します
あ、ワタクシもカジタックスのピッケルは現役ですし、アイゼンも捨てずに持ってますよ〜
アイゼンバンドがゴワゴワで心配しつつ
ペグ代わりにスーパー袋、ナイスアイデアですね
早速真似してみたいのは山々ですが、寒そうな雪山へテント担いで行く元気が出るか否かが大問題です
次回はもう山スキーですか
仕事は程々にして、ガンガン滑りましょう!!
FRESCHEZZAさんこんにちは
普通に縦走すると高見石にゆくのが一般的なので、意外とにゅうには誰もいません。
大きなにゅうを独り占めのチャンスです 。
このにゅうなら、赤鬼さんに怒られないでしょう バキッ。
ところで、いきなり立山で雪崩があって、家で山スキー切り出しにくくなっているのが辛いです
そういえば今年の1月にボード担いで登ったら雪が少なくブッシュだらけで断念した思いでがあります。
西天狗から尾根沿いで黒百合ヒュッテ付近に滑走する計画でした
yasuo12さんこんにちは
北八ではクロスカントリースキーで冬の池巡りはしたことがありますが、ボードやスキーで楽しめそうな所ってあまり無いような気がします。
なんせ降雪量が少ないですからね。
今年は雪倉リベンジしたいです。
お仕事おつかれさまでーす
私も前職がIT系だったので、新規事業の立ち上げ時の先の見えないトンネルの辛さがわかります…
癒されて良かった良かった
健全だし、健康にもいい!
意外なパワースポットになっちゃいましたねぇー
レジ袋、まねっこしてみようと思いまーす
早く行きたいとこですが、そうもいかず…
anthemさんこんばんは!
ほんと、にゅうはパワースポットになっちゃいました。
天狗よりにゅうにいた時の方が元気でしたからね!
男の子(いや親父)はにゅうに抱かれて癒されるものなのですよ。
やっぱ電磁波の無い世界はいいですね。
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