冬至に登る雪景色の 和合城、虚空蔵山、太郎山縦走


- GPS
- 07:14
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 987m
- 下り
- 960m
コースタイム
7:30和合城跡7:38
9:34虚空蔵山頂9:51
11:31太郎山山頂12:00
13:26秋和登山口
13:58西友(記録終了)
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
しなの鉄道坂城駅からタクシー10分 又はマイカーでスーパーベイシア駐車場から徒歩1分 秋和下山口 長野新幹線・上田駅まで最短ルートでで3.2km、徒歩40分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日の積雪量は、虚空蔵山に近づくにつれて徐々に増加し、太郎山では10センチ位でした。ルートははっきりしていますが、虚空蔵山から太郎山方面に降りる際、突然崖っぷちに突き当たり、積雪のただ中ロープなしでここを降りるのかと、ドキッとする場面がありましたが、戻って良く見ると巻き道があり、そこを慎重に降りれば大丈夫です。急登箇所には長いロープがあります。気温は0℃前後と比較的高いのでアイゼンは使いませんでしたが、スパッツを装着していたので雪のある場所も楽でした。 秋和コースのつもりで下山したコースが実は緑が丘コースでした。このコースで途中からメインルートを外れてしまい苦労しました。道しるべのピンクテープは貼ってあるのですが道が全く荒れており、ゴロ石の混じった急なV字谷を尻もちをつきながら降りることに。恐らくかつてのルートで今は全く使われていない廃道と思われます。りっぱな真新しい橋があるところまでは正しかったので、そのあとに若干登る箇所がありますが、その辺から道が荒れ出しています。登らずに左側に正規コースがある筈です。このルートを使用される方はご注意下さい。 |
写真
感想
今年最後の山行です。自宅から上田に向かう途中、橋を通るたびに正面にそびえ立つ虚空蔵(こくぞう)山と太郎山。以前から登ってみたいと思いながら12月も末になってしまいました。天気予報とにらめっこしながら3連休のなか日、12月22日に決定。なんとこの日は一年で一番日の短い冬至でした。坂城の和合城跡から虚空蔵山、太郎山、そして出来れば大峰山経由で再び坂城に下山する計画を立てました。日が短かくハードコースなのでまだ薄暗い7時前に登り始めました。少し登ると霧氷が現れました。ほどなく朝日の当たる稜線に到着。霧氷が朝日に照らされて金色に光っていました。滅多に見られない光景です。かじかむ手も忘れてシャッターを切りました。しかし、ゆっくりしてはいられません。すぐに出発です。一気に急登を登り切ると霧氷に包まれたゆるやかな稜線です。これでもか、これでもかと美しい景色が現れます。やがて少しづつ積雪が増えてきました。動物たちの足跡が至る所に。突如、藪の中から大型の動物が目の前を横切りました。カモシカです。数メートル先でじっとこちらの様子を見ています。カメラを出そうとしている間に消えてしまいました。途中、小休止をしながら9時34分に虚空蔵山に到着。あいにくガスっており展望なし。気温は0℃。記念撮影と腹ごしらえをして太郎山を目指して出発です。霧氷に包まれた前人未踏のバージンロードを一人占めしながら進みます。アップダウンはありますが平坦の多い快適な稜線歩行です。霧氷のトンネルを過ぎると時々日が差してきました。途中、展望台がありますが、ガスっていて眼下に見えるであろう上田の町までは見えません。
11時31分。やっと太郎山山頂に到着です。4人パーティーの先客がありました。ここで互いに記念撮影のシャッターを押すことに。最近のコンデジは雪の中では周囲が明るすぎてモニタは全く見えません。当てずっぽうでシャッターを切っていた一人が私のカメラを覗いてびっくり。カメラのメーカーと型番を教えてあげたら下山後、全員でヤマダ電気に向かうと言っていました。えっ、私のカメラは何だって!? それは、ヒ・ミ・ツ。
さて、予想外の積雪と日の短さを考慮し、大峰山経由は諦めて太郎山で下山することにしました。問題は坂城の登山口から上田の下山口まではかなり離れていることです。少しでも坂城に近い場所に下山するルートとして秋和コースを選んだつもりでしたが、実は緑が丘コースに入ってしまい大変な目に遭いました。(詳細はコース状況参照)
やっとのことで13時26分にバイパスまで無事に降りることが出来ました。田舎のバイパスにタクシーなど走っている筈もなく、ヒッチハイクも自信がありません。最後の手段です。カミさんを呼んで途中のスーパーで拾って貰うことにしました。ケータイって便利ですね。えっ、カミさんを呼ぶことが何で最後の手段かって!? それはヒ・ミ・ツ。
GPSデータより本日の歩行は、所要時間:7時間14分、累積標高:907m、沿面距離:11.7kmでした。今年最後にふさわしく白銀の素晴らしい山行となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する