三峰山 ワカンのテスト走行をする。
- GPS
- 06:12
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 819m
- 下り
- 808m
コースタイム
7:33三峰山登山口
8:08不動滝
9:00-20避難小屋
9:53-10:04三峰山山頂
10:14八丁平
10:49ゆりわれ登山道の高見山ビューポイント
11:19-40八丁平
12:28新道峠
13:03新道コース登山口
13:38青少年旅行村駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
冬山なんて「あまり雪深い場所には行かない」と決めているので
今までは10本アイゼンやピッケル・ワカンやスノシューなんて、要らないと思っていた。
それが、ちょっとだけヤマレコの仲間の影響をうけて、雪深い「武奈ケ岳」や「明神平」を歩いてみるのもいいな・・・
と思いはじめて、とうとう、ワカンかスノシューを購入することとした。
それで、私の選択は「ワカン」。スノシューに比べて重量が軽いのと、
登りにも適応できる守備範囲の広さが決め手だった。
もちろん、浮力はスノシューにはかなわないが・・・
それで、いきなり本番とはいかないので、通い馴れた「三峰山」でその効力を試してみることにした。
そして当日・・・ 登山口より今日は「不動滝」コースを歩く。
積雪はちらほらだが、この調子だと「八丁平」付近は積雪が期待できそうだった。
大きな滝の見える「不動滝」までは順調に着いた。
そして、記憶ではここからの避難小屋まで約300Mの登りが辛かったはずだ。
その記憶は間違いではなく、つづら折りを何度も立ち止まりながら登った。
(避難小屋に着いたら熱いコーヒーを飲みながらワッフルを食べよう!)
それから、自分との約束通りに避難小屋でコーヒーとワッフルを楽しんでいた。
すると、小屋に若い男女の2人組がやってきた。
そして、私に「山頂のほうはアイゼンがいりますかね?」と聞いてきたので
「ここからアイゼンがあったほうが歩きやすいですよ。私もここから着けて歩きますよ。」と答えた。
その言葉通りに、ここからアイゼンを履いて歩いた。足元がしっかりして随分と歩行が楽になった。
期待通りの霧氷のトンネルを抜けて、いよいよ「三峰山山頂」に着いた。
さてさて、ここからが今日の真打「ワカン」の出番である。
事前にネット上で調べた通りに数か所ほどワカンを改造して
本番では戸惑わないように数日前から部屋や庭でワカンを履く練習をしたりで
その成果があったのか、グローブを着けながらも5分ほどで無事に装着完了した。
そこから、「平倉峰」にでもと思ったのだが、記憶にあった方向に足跡がない・・・
手持ちのGPSにもログは入れて来なかったので、確信を持ってそこには行けそうもない。
まあ、今日はそこに無理して行くほどではなく、ワカンのテストが目的なので
とりあえず、「八丁平」を目指して歩いた。
ワカンを履いて歩いて見て、なるほど、なるほど・・・深い雪には有効である。
「八丁平」に着いてから、その南側の山並みを眺めていると
山々の名前が気になったので地図を取り出して山座同定しようとすると
ちょうどいいタイミングで、私の後ろにいた2人組のご主人が奥さんに
「あの山が迷岳。そして、右側の雲のかかっているのが、明神平・奥峰方面」と語り出した。
その説明に、聞き耳をたてて山並みを眺めた。そして、「高見山」が気になったので
振り返って、そのご主人に「高見山はここからは見えないですよね」と伺ったら
「そうそう、見えないよ」との答えだった。
急に「高見山」が見たくなったので、記憶を辿って・・・
そう言えば「ゆりわれ登山道」を下ればその山が見えるはずだ。
まあ、時間もあるので、ちょっと「ゆりわれ登山道」を下ってみることにした。
そこからは、ツボ足では膝くらいまで沈むような積雪だったので、ワカンを履いていて軽快だった。
感覚的にはツボ足で足首くらい沈むくらいなら、ワカンは不要だが、膝くらいまで沈むようならワカンは有効だと思った。
もう、腰くらいまで沈むようならワカンでも歯が立たないと思うが・・・
新兵器のワカンを履いて新雪の上を踏みしめながら、青空そして、白い木々の霧氷の景色に囲まれて
快適な、登山道を下り、ようやく目標の尖った山容の白い「高見山」が見えた。
そこから、登り返して「八丁平」で昼食を摂った。
今日は風も吹かずに寒さも感じずに平和に食べることができた。
そして、次はいよいよ下山。新道峠へと向かう。
「八丁平」から数分歩いたところで「高見山→」の標識が・・・
そこから、木々の間からあの尖った山容の白い「高見山」が見えた。
(なんだ、苦労して降りなくても、ここから見られたんだ・・・)
まあまあ、それでも今日はワカンのいい実戦練習となりました。
次は「明神平」か?「武奈ケ岳」か? ヤマレコ仲間のNさん、Pさん、来年のオファーを待っていますよ!
私の 恐怖ドライブで 明神平 行きましょうね。
ワカンもバッチリのようで もう怖いもの無しかな?
あとは ヒップソリあれば完璧です・・・・
今日 私はそれで 何度も登山道から飛び出しましたけどね だははははー
Pさんは 気合いの壺足で 奥峰まで行くとか?
新雪の時 二人で埋めてしまいましょう・・・・
あくまで orisさんの提案って事でね!!
>ツボ足で足首くらい沈むくらいなら、ワカンは不要だが、膝くらいまで沈むようならワカンは有効
>腰くらいまで沈むようならワカンでも歯が立たない
ワカン、未体験の私には、この基準値がとても参考になります。
私も、今期、いつか、ワカンデビューしたいと思っています。
お疲れ様でした。
去年まではホームマウンテンと決め込んでた三峰山ですが、昨シーズンは綺麗な霧氷は見れず不発ばかりでした^^;
最近 ご無沙汰の三峰山ですが、orisさんのレコを見て 行きたくなりました(*^^*)
私はスノーシューは持っていますが、小回りの効くワカンも気になっています
ドンドン増えて行く山道具^^;
今シーズンは先ずピッケルかな?(^_^)
今年の2月10日に平倉峰でお会いしたKazuzoPaPaです。
何と今回も偶然同じ時間に八丁平に居たのですが残念ながらお会いすることができませんでした。
私は平倉峰まで行ってきたのですが、深いところでは膝まで埋まってしまいました。ワカンが欲しかったです。
こんばんは〜
ワカンの実践訓練もそうですが、事前のチューナップ調査と対応、それから装着シミュレーション。
完璧ですな。
専用ケースもあるなんて、知りませんでした。
ザック背後にむき出しだと、何かと厄介なのは確かです。
準備慣れない頃、自宅室内の家具や車内なんか傷つけたりしてました。
今冬初っ端から、良い条件で霧氷楽しめましたね。 明神から晴れ渡った三峰山が、よく見えてましたよ。
N氏の↑コメ・・・
聞き捨てなりませぬなぁ〜。
ツボ足歩行での、時間と進む距離が伴わないもどかしさ。
そして心地よい疲労の良さ、お教えしないといきませぬな。
武奈は快適(ワカン使用とか)な計画で。
雪深い明神は、是非ツボ足でご一緒しましょう!
おめでとうございます。
私も持ってるだけで、使ったことないんですよ
ツボ足で膝まで沈めば、ワカンではすいすい
いいことを聞きました。
なるほど参考になりました。
借りて試したことはなんどかありますが、どれくらいの深さに有効であるかまでは考えたことがありませんでした。
膝くらいが適当なのですね。
年に10回も出番が無いと思い、いまだに購入に至っておりません。
装着に時間がかかるのですね。
昔の簡易アイゼンを思い出して、歩いているうちに緩んでくるのではと思うようなベルトですよね。
来年にでも明神平はぜひぜひ、よろしくお願いします。
NANIWANさんの雪道でのコーナーワーク楽しみです。
ワカンのテストはばっちりですよ。後はその日を待つのみです。
そうですね。その日までにシャベルを用意して雪を掘る練習もしておきます。
スノシューか?ワカンか?は永遠のテーマかもですが
浮力は明らかにスノシューのほうが有効です。
ただし、スノシューは重すぎです。ワカンの倍の重さです。
スノシューもワカンも履いている時間より、担いでいる時間のほうが長いのです。
今回も使ったのは、ほんの1時間ほどです。後はザックの外付けの荷物なのです。
tengu-さんのワカンデビュー楽しみにしています。
ヤマレコを読んでいるとこの日は三峰山だけじゃなくて明神平や高見山など
あちこちで、きれいな霧氷が楽しめたみたいですね。
私も日曜日限定なので、霧氷は外れも多いですよ。
ここ最近は当たりですが・・・・
山道具は私も好きなので、山に登るために買うのか?山道具を使うために山に行くのか?
どっちなんだろう???
八丁平には
10:45-11:25←KazuzoPaPaさん
11:19-11:40←私(oris)
なので、6分くらいは近くにいましたね。
それでも、私はその時間は木の陰の雪の上に座ってカップ麺をすすってました。
それで、お互いに気がつかなかったのでしょう・・・
でも同じような山域に行っているので、いつか再会できることを楽しみにしています。
ぼんやり歩いてますので、その時は遠慮なく声をかけてくださいね。
当日は八丁平から明神平方面を眺めて親子で楽しんでいる姿を思い浮かべてました。
ワカンの専用ケースはおすすめします。
「ワカンを外付けしているぜ」みたいなワイルドさはないですが、
チャックを開いて5秒で取り出せ、5秒で収納ができて楽です。
山では細かな作業は面倒ですから・・・
ワカンの準備はOKです。
武奈は楽しみにしています。また、来年にもガイドしてくださいね。
今回はワカンの威力を体験できました。
膝まで沈むような積雪は今までは即時撤退でしたが、これからは前進可能です。
また、来年にでも明神平でNさんのスノシュー、私のワカン、Pさんのツボ足で
速度、疲労度を比較してみる予定です。(冗談ですよ・・・)
metsさんもワカンをお持ちでしたか?
何か勝手に年季の入った木製のわかんを履いている姿を想像してしまいます。
ワカンの装着は事前に練習はしましたが、グローブをして両足で約5分でした。
膝くらいまで埋まる積雪には、有効でしたよ。
でも、持って行く山域を選ばないと1キロ弱あって、
ザックの外付けなのでバランス悪くなるし、重いですよ。
私もスノシューやワカンは要らないと思っていましたが、とうとう購入してしまいました。
確かに歩いているうちに、ゆるんでくるので一度、途中で締め直しましたよ。
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