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Yamareco

記録ID: 3923228
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

南アルプス大展望の七面山・希望峰

2022年01月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:18
距離
13.5km
登り
1,708m
下り
1,700m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
1:05
合計
7:13
6:53
6:54
33
7:27
7:30
24
7:54
7:55
40
8:35
8:43
49
9:32
9:33
60
11:07
11:30
21
12:44
12:56
17
13:13
13:16
13
13:29
13:32
28
14:00
14:01
3
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
表参道の登山口前に駐車(10台程度停車可能)

中部横断道の下部温泉早川ICを下り
富士川の橋を渡って37号線を早川沿いに西に入っていきます。
七面山口郵便局を左(南)に曲がって川沿いにずっと行き
白糸の滝の橋の対岸が登山口です。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特になし。

七面山山頂手前、希望峰手前はやや急な斜面の為
雪道では滑落に注意。

晴雲坊あたりからは凍結もあるのでチェーンアイゼン等あるといいです。
敬慎院の先からは完全な登山道になります。
積雪に応じてアイゼン等必要です。
その他周辺情報 表参道の登山口の目の前に白糸の滝があります。
なかなかの落差で見ごたえがあります。
七面山の表参道登山口より出発
出発の時、ちょうど職員の方が熊手を持って
清掃しながら登って行きました。
ご苦労様です。
七面山の表参道登山口より出発
出発の時、ちょうど職員の方が熊手を持って
清掃しながら登って行きました。
ご苦労様です。
身延山から続く参道のようです。
身延山から続く参道のようです。
登り始めてすぐに2丁目の神力坊があります。
朝からお経を唱えていました。
登り始めてすぐに2丁目の神力坊があります。
朝からお経を唱えていました。
参道は整備され歩きやすく厳かな雰囲気。
参道は整備され歩きやすく厳かな雰囲気。
2022年01月16日 07:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 7:05
2022年01月16日 07:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 7:34
2022年01月16日 07:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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つづら折りの道が延々と続きますが、
ベンチや屋根付きの休憩所が至る所にあります。
2022年01月16日 07:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 7:40
つづら折りの道が延々と続きますが、
ベンチや屋根付きの休憩所が至る所にあります。
2022年01月16日 07:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 7:40
30分ほど歩くと13丁目の肝心坊。
30分ほど歩くと13丁目の肝心坊。
謎のコブの木
さらに30分ほど歩くと23丁目の中適坊
さらに30分ほど歩くと23丁目の中適坊
26丁目。
落ち葉の間に白い雪が見えるようになってきました。
26丁目。
落ち葉の間に白い雪が見えるようになってきました。
だんだん雪が多く。
だんだん雪が多く。
2022年01月16日 08:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 8:10
北側の眺めもいい
北側の眺めもいい
東側には富士山が見え隠れ
東側には富士山が見え隠れ
標高があがってくると富士山の見え方がだんだん良くなる。
2022年01月16日 08:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 8:33
標高があがってくると富士山の見え方がだんだん良くなる。
40分ほどで36丁目の晴雲坊に到着。
40分ほどで36丁目の晴雲坊に到着。
この通路はガチガチに凍結してます。
この通路はガチガチに凍結してます。
ツルツルでやばいです。
ツルツルでやばいです。
この先かなり雪が多くなります。
この先かなり雪が多くなります。
凍結が危ないのでチェーンスパイク装着しました。
凍結が危ないのでチェーンスパイク装着しました。
もうすっかり雪山
2022年01月16日 09:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 9:01
もうすっかり雪山
可愛いお地蔵さん。
2022年01月16日 09:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 9:01
可愛いお地蔵さん。
39丁目。
もうすぐです。
39丁目。
もうすぐです。
敬慎院の山門に到着
敬慎院の山門に到着
門をくぐって坂を登りきると鐘楼
門をくぐって坂を登りきると鐘楼
そしていよいよ敬慎院へ
そしていよいよ敬慎院へ
敬慎院広いです。
敬慎院広いです。
せっかくなのでお参りしました。
チェーンアイゼンを付けているので手前の雪のところで。
せっかくなのでお参りしました。
チェーンアイゼンを付けているので手前の雪のところで。
一周して上へ登って行きます。
一周して上へ登って行きます。
門の中に富士山が!
肉眼ではよくみえたのですが映っておらず...
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門の中に富士山が!
肉眼ではよくみえたのですが映っておらず...
こんな感じ。
この展望からの富士山、きれいすぎる。
2
この展望からの富士山、きれいすぎる。
絵に描いたような富士山
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絵に描いたような富士山
敬慎院裏を登ったところで大きな角の鹿が2頭いました。
2022年01月16日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 9:40
敬慎院裏を登ったところで大きな角の鹿が2頭いました。
今回の登山では色んな種類の鹿と何度も遭遇しました。
2022年01月16日 09:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 9:40
今回の登山では色んな種類の鹿と何度も遭遇しました。
山頂へはこの脇を下っていきます。
山頂へはこの脇を下っていきます。
そしてここをくぐって進みます。
そしてここをくぐって進みます。
また鹿に遭遇。
かなり近づくまで逃げませんでした。
かなり近づくまで逃げませんでした。
ちなみに、至近距離で向き合ったとき
サルオガセ(とろろ昆布みたいなヤツ)を咥えていました。
お食事中失礼しました。
ちなみに、至近距離で向き合ったとき
サルオガセ(とろろ昆布みたいなヤツ)を咥えていました。
お食事中失礼しました。
森の中をなだらかに登って行くとナナイタガレが見えてきます。
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森の中をなだらかに登って行くとナナイタガレが見えてきます。
そしてここからの富士山も素晴らしい。
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そしてここからの富士山も素晴らしい。
落ちそうで怖いので際には行きません。
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落ちそうで怖いので際には行きません。
なかなかの急登を登りきると間もなく山頂。
なかなかの急登を登りきると間もなく山頂。
七面山の山頂へ到着しました。
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七面山の山頂へ到着しました。
七面山山頂。
木々に囲まれ展望はありません。
恵那山山頂に似ている。
2022年01月16日 10:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1/16 10:32
七面山山頂。
木々に囲まれ展望はありません。
恵那山山頂に似ている。
三角点タッチ。
2022年01月16日 10:32撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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三角点タッチ。
記念撮影。
2022年01月16日 10:36撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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記念撮影。
広さはそこそこあり、風が防げるので休憩にはいい感じ。
2022年01月16日 10:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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広さはそこそこあり、風が防げるので休憩にはいい感じ。
山座同定のプレートがありますが展望は(以下略)
2022年01月16日 10:40撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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山座同定のプレートがありますが展望は(以下略)
ひとしきり撮影を終えて希望峰へ向かいます。
時間は計画よりかなり早いので安心ですが
ここから先は道も悪いです。
ひとしきり撮影を終えて希望峰へ向かいます。
時間は計画よりかなり早いので安心ですが
ここから先は道も悪いです。
意外と下って登り返すので、散々登ってきた後にこれはなかなか疲れます。
意外と下って登り返すので、散々登ってきた後にこれはなかなか疲れます。
それっぽい頂きが見えてきました。
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それっぽい頂きが見えてきました。
看板もなにもないですが、ここが希望峰のよう。
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看板もなにもないですが、ここが希望峰のよう。
狭い頂きですが、北には南アルプスの絶景です。
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狭い頂きですが、北には南アルプスの絶景です。
足を延ばして来たかいがありました。
日陰で寒さはかなりでしたが、風は樹林が防いでくれました。
2022年01月16日 11:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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1/16 11:14
足を延ばして来たかいがありました。
日陰で寒さはかなりでしたが、風は樹林が防いでくれました。
ラーメン等食べながらのんびり景色を堪能。
2022年01月16日 11:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1/16 11:15
ラーメン等食べながらのんびり景色を堪能。
少し先へ進んでみましたが、ここまでしかトレースなし。
さすがにこの時期縦走する人は少ないよう。
少し先へ進んでみましたが、ここまでしかトレースなし。
さすがにこの時期縦走する人は少ないよう。
名残惜しいが帰りも長いので下山開始。
希望峰、本当に来てよかった。
名残惜しいが帰りも長いので下山開始。
希望峰、本当に来てよかった。
帰りにまた富士山を眺める。
2022年01月16日 12:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/16 12:04
帰りにまた富士山を眺める。
静岡人なので富士山見飽きてるはずなのに
見る場所がかわるといくらでも見れちゃうんだよね。
2022年01月16日 12:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/16 12:04
静岡人なので富士山見飽きてるはずなのに
見る場所がかわるといくらでも見れちゃうんだよね。
帰りに再びナナイタガレ
雪庇踏んだら怖いのでびびってあまり覗けず
2022年01月16日 12:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 12:05
帰りに再びナナイタガレ
雪庇踏んだら怖いのでびびってあまり覗けず
夏来てもすごそう
2022年01月16日 12:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/16 12:05
夏来てもすごそう
ここからも富士山が綺麗
2022年01月16日 12:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ここからも富士山が綺麗
敬慎院まで戻ってきました。
敬慎院まで戻ってきました。
行きにちゃんと撮れなかった山門。
行きにちゃんと撮れなかった山門。
帰りはサクサク。
肝心坊通過。
帰りはサクサク。
肝心坊通過。
神力坊通過。
ゴール間近。
神力坊通過。
ゴール間近。
ゴールが見えた!
ゴールが見えた!
帰ってきました。
無事下山できたことを感謝。
帰ってきました。
無事下山できたことを感謝。
せっかくなので白糸の滝を見てくることに。
せっかくなので白糸の滝を見てくることに。
以前、下見に来た時に見ているけど
厳冬期はまた違って良さそう。
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以前、下見に来た時に見ているけど
厳冬期はまた違って良さそう。
雪と氷のミックス。
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雪と氷のミックス。
滝つぼも氷が溜まっていて
上部からは水と一緒に氷が降ってくるので注意です。
滝つぼも氷が溜まっていて
上部からは水と一緒に氷が降ってくるので注意です。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック ザックカバー チェーンアイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ストック

感想

天気予報を見ていたらあまりにいい予報が出ているので
居ても立ってもいられず行ってきました、本年2度目の山行。

行くなら雪山だけど、日帰りだからあまり遠くは行きたくない
ということで、以前に登山口の下見も済ませてある七面山に決定。

天気もいいし日帰りだし心配はなかったのですが
唯一の懸念材料はコースタイムと標高差。
山と高原地図によると標準コースタイム8時間20分(休憩除く)。
標高差は登山口(500m)と七面山(1983m)で約1500m。
希望峰までのアップダウンを考えると累積標高差はもっと。
過去にもっと過酷な日帰りを経験しているとは言え
舐めてかかると危険な感じがするので睡眠もしっかりとって万全で臨みました。

さて、朝から氷点下クラスの気温の中、登山口をゆっくりスタート。
時間を考えると巻いて行かないとならないけど、最初は意識してゆっくりで。
汗冷えも怖いのでこまめに上着を脱いで体温調整していきます。

しかし、この登山道、敬慎院への参道なのでめちゃくちゃ歩きやすい。
つづら折れの道に曲がる度にベンチがあるくらいの勢いで
ベンチや屋根付きのベンチが置かれ、参拝者が休み休み登れるようになっている。
標高差はかなりあるものの段差もないので非常に楽に登れます。

途中から雪が見え始め、36丁目の晴雲坊あたりからはガチガチの凍結もあるので
チェーンスパイクを装着して登りました。

そしてほどなく敬慎院へ到着。
こんな山の上にこれほどの立派なお寺が建ってるのもすごいですね。
またここの展望からの富士山の眺めは本当に素晴らしい。
山門越しの富士山は肉眼ではすばらしかったのですが
映像にはうまく映っていなくて残念でした。

敬慎院から先は本格的な登山道になります。
人は結構いたのでトレースがあって楽でしたが
積雪多かったので降雪後はそこそこのラッセルになりそうです。

少し進むと噂のナナイタガレ。
巨大な崩落地ですがあまり際までいくのは怖いので
少し引き目に眺めてきました。
ここでも富士山の眺めが素晴らしい。

ここから少しがんばってのぼると七面山山頂。
山頂は樹林の中で展望はありません。
本当に恵那山山頂に似た感じです。

雪道で意外と疲れてきていたので、
希望峰まで行くのどうしようかなと思いましたが
ここまで計画より1時間以上早く来ていたので
のんびりすればいいかと予定通り希望峰へ向かいました。

で、希望峰への道ですが
倒木が多くてくぐったり跨いだりも多いし
結構下って登り返すので距離はそれほどないですが
ここへ来てのアップダウンは結構しんどいです。

しかし、
頑張って登った先にある希望峰からの眺め、最高でした!

希望峰自体は本当に狭い頂きなのですが
そこから南アルプスの山々が見事に一望できます。
結構風があったのですが、樹林がうまいこと防いでくれて
多分気温はー5℃くらいだったと思うのですが
ラーメンやスープで温まりながら絶景を堪能できました。
本当にがんばって来た甲斐があったというものです。

何時までも見ていたいところですが
体も冷えてしまうので名残惜しい中、下山開始。

下山はサクサク下りて快調だったのですが
さすがに1500m以上の下りなので最後の頃は久々に膝が痛くなりました。

下山後は白糸の滝を見学して帰宅。
急遽前日に決めた山行でしたが今回も大満足でした。



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ハイキング 関東 [2日]
七面山表参道(宿坊敬慎院泊)往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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