赤岳(美濃戸口〜赤岳鉱泉泊〜文三郎&地蔵)青空よりも一足早く


- GPS
- 26:25
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,464m
コースタイム
11:20 美濃戸口発
12:05 赤岳山荘(美濃戸)
14:00 赤岳鉱泉着(2時間40分)
2日目
7:10 赤岳鉱泉発
7:35 中山展望台分岐
7:40 行者小屋着(10分休憩)
8:00 阿弥陀岳分岐
8:50 分岐?(看板)
9:05 分岐?(看板)
9:30 赤岳山頂
9:50 赤岳展望荘
9:55 地蔵尾根分岐
10:20 行者小屋
10:30 中山展望台分岐→展望台へ!ガーン!どピーカン・・・
10:50 赤岳鉱泉着(全部で3時間40分)
12:05 赤岳鉱泉発
13:10 赤岳山荘(美濃戸)
13:45 美濃戸口着(下り1時間40分)
天候 | 1日目、快晴 2日目、ガスガスからの〜超晴天! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野駅⇄美濃戸口までバス(片道900円) (1日目)新宿発8:00→茅野10:25発→美濃戸口10:50頃着 (2日目)美濃戸口発14:45→茅野13:10頃着→茅野発16:20→新宿着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山ポスト] 美濃戸口にあります [危険個所] 雪も締まって歩きやすかったです。 特別ここは注意!という場所はなかったと思いますが、 地蔵尾根の雪が少しズルズルっと滑りやすい(登りにくそう)と思いました。 (文三郎に比べて) |
写真
感想
「赤岳行きたいんだけど、行かない?」
年末に燕でご一緒したS子ちゃんのお誘い。
隊長も誘ったけど、年末からの風邪が良くならず、残念ながら欠席・・・
赤岳は昨シーズン講習で行ったきりで、なにしろどピーカンで無風の暖かい日。
すごくラクに登ってしまったから、普通にちゃんと登ってみたいなー、と思っていました。
もう一人、友達がソロで登るらしいから、電車の時間合わせて一緒に行こう、と。
チケットはその方とは別々に取っていたので、車両はお隣。
車内で軽くご挨拶して、茅野駅でバスでご一緒するはずが
来ない。
ん〜?
どうしたんだろ?
「寝過ごしたとか」
「まさかー!」
「もうすぐ発車しちゃうね・・・」
「まだ来ないね。何してるんだろ〜」
「発車しちゃったね・・・」
「あ、メッセージ来てた!寝過ごしたって(爆)」
またしても、登る前からネタが・・・。
赤岳鉱泉で会えるでしょう、ということで、2人で出発。
S子ちゃんは足が速い。急いでなくてもふつうに早足。
わたしもそんなに遅くはないつもりなんだけど・・・
所々で待たせながら、赤岳鉱泉着。
コタツに電気が入るまで、食堂でマッタリしたり、お散歩したり。
連休の昨日は250人以上泊まっていて満杯だったそうですが、この日は空いていました。
150〜170人だったとか?
お部屋でグダグダしていたら、Kさん登場。
偶然にも同じお部屋でした。
お疲れさまビールして、夕ご飯。
この日はコタツ周りのお布団の人たちですっかり飲みモード。
白、ロゼ、赤、赤、赤・・・。
みなさんお話も面白くて、楽しい宴でした。
そして次の日・・・
空模様はかなりよろしくない。
正直、「行きたくなーい」と思いました(笑)
でもそれも出発するまで。準備とともに、やる気も出てきます、出します。
とりあえず登り始めは3人で、と思っていたけど、Kさんが少し手間取っていたので
「先に行くね〜」と出発。
S子ちゃんはその後1つ目の標識あたりで「じゃ、展望荘で待ってるね〜!」と軽快に去って行きました。
早ぇ・・・。
そこから結局、赤岳鉱泉までソロ。
文三郎の稜線は視界もあまりよくないし、ちょっと心細くて、
前の7人パーティー(宿主さまと心で呼ぶ)のおしりにくっついて(寄生です)登りました。
なんとなく、気にして頂いたり。
おかげで、安全に登ることができました。ありがとうございました!
風速自体は、そんなにびっくりするほどの強風ではなかったかな・・・。
(片足を上げると身体が持ち上がる、爆風だった編笠山がつねに基準)
ただ、とにかく冷たかった。
本当に顔が痛くて・・・きちんとバラクラパつければ良かった。持ってたのにバカ。
頬が軽く凍傷っぽくなりました。
もう癖になっちゃってるのかな。すぐに真っ赤になります。
地蔵尾根に向かう稜線が、風速は最強。
天候が少し良くなりかけていたのでいい感じに歩けました。
地蔵尾根を滑るように一気に降りて、ちょうど中山展望台分岐に着いた頃、
かなり晴れ間が出ていたので寄り道することに。
2、3分で着きます。
ちょうど、山頂のガスがとれていこうとしている時間でした。
みるみるうちに、山頂が姿を現します。
惜しい。1時間遅ければ・・・!
赤岳鉱泉でゆっくり休み、身体を温め、下山準備。
昨日ご一緒したご夫婦が硫黄岳から戻って来たのとお会いして、
なんとわたしの落とし物を拾って頂いてて(!)
同じく女子2名がアイスキャンディ講習を終えて休憩しているところにも会えて、
ほのぼのした気持ちになりました。
S子ちゃんはなじみの鉱泉スタッフや、テントを張っていた知り合い、ガイドさんなど、
色んな方と交流してました。
さすがです〜〜〜。
Kさんと合流して、はじめて3人で歩き出します。
美濃戸までは山道っぽくて楽しいけど、そこから美濃戸口まではただひたすら歩くだけ。
喋って気を紛らわそう、と、とりとめなく色々話しながら下りました。
時間にすると3〜40分、しかし長く感じます・・・。
(いやいや、この間の燕は3時間超です!そう思えばずいぶん短い)
今回は順調に楽しく、雪山初心者の登竜門と呼ばれる赤岳らしさを堪能しました。
やっと初心者の門にたどり着いた感じかなぁ〜。
登る前のネタが実はもう一つ。(また例のごとく失敗談)
ほんの出来心で、ザックにビール缶を2個、ポイポイっと入れちゃったんです家にあったから。
駅まで歩く間に「なんか酒臭いな?」嫌〜な予感、ホームで開けると
まる1本、カラ!
(ザックの中で何か尖ったものが刺さったもよう)
ザックの中、ビール浸し!!!
(若干おもらしも・・・)
衣類とか小物とか、防水サックの中なので中身は無事でしたが、
吸っても拭いてもとても間に合わず、初日は酒臭さとともに登りました。
すれ違った人に、「酒くっせ〜女」と思われていたことでしょう。恥。
帰ってすぐに荷物を全部出して、臭うものはすべて洗濯。
ザックは浴槽で洗濯しました。
教訓。
パッキングは丁寧に・・・。
ログは、iphoneが瞬殺されて取れなかったので、他の方のものをルートのみ拝借しました。
写真とズレがありますね。
コメント
この記録に関連する登山ルート

風が強い日の赤岳、おつかれさまでしたー!!
私と1日違いになるのでしょうか。
私もまつげと髪がバリバリ凍ってたんですけど、
写真拝見してびっくりしました^^;;
なるほどー、こんな風に見えるんですね・・
私は頂上を踏まなかったので、またリベンジに行きたいな〜と思っています。
素敵な写真たくさん、楽しませていただきました!!
はじめましてpokoroさん
超寒かったですよ〜
稜線に出たとこで「マジかぁ〜!」って思いました。
pokoroさんのレコも見ました。展望荘良さそうですね
女性でソロで雪山を登られてるなんてすごい!
しかも、いつも距離が長い、なかなかタフなコース
編笠山にはビビリました。小淵沢から歩くとは
な〜んて、こちらこそ素敵なレコを楽しませて頂きました
38catさんこんにちは☆
ふむ。今回は友人巻き込んで寝過ごしネタ。
そしてビールが・・・無意識のうちに飲んじゃったわけじゃないですよね??
聞いただけでももったいなくて痛恨の極みです
やっぱ38catさんのレコはコント要素があってこそキリッと締まりますね
一緒にネタレコがんばりましょ〜
お疲れさまでした
違いますよ今回は巻き込まれたんですよ
ビールは、しかもエビス・・・。うぅ
追記しますと、ビールは匂いを嗅ぎ続けているほうが酔いますね。
バス酔い&歩いてる間の匂い酔いでヘロヘロ
赤岳鉱泉に着いてすぐには飲む気になれませんでした
記録は記録、ネタはブログに書くようにしようかなぁ・・・
でも2本書き分けるの面倒・・・
やっぱネタレコになっちゃいますかね
38catさん、こんばんは
私は12日に唐沢鉱泉から天狗岳
どこかで38catさんと会ったりして
その予想は外れましたが、赤岳の方だったのですね…すごいΣ
雪の赤岳、憧れます
コント要素も含めて、テンポの良い文章で惹きこまれちゃいます。
うちの旦那さんが「文章が上手いね〜」と褒めておりました(^^)
pippiさんこそすごいです
レコ見ました
羨ましすぎる快晴
わたし、残雪期に渋の湯から逆回りしたんですが、わりと大変だった西天狗の下り
(pippiさんたちが登ったほう)の斜面が、あんなに見事に雪に埋まっているとは。
雪が深い季節の方が良さそう・・・
タイミングを見つけて、2月か3月に行きたいなと思いました
pippiさんのレコもすごく面白いですよっ
わたしの文章は、長いだけでグチャグチャです
またレコ見に行きます!楽しみにしてます
こんばんわ〜(^-^)/
臨場感のあるレコ楽しませていただきました
お二人とも、あの時の人だ〜ってわかりますね
それにしても、S子さんホントすごい体力ですね!一度拝見してるので想像できます。
さすが宇宙人?(笑) 天女様には見えない羽衣があるのかな(笑)
38catさんもけして遅くないのに…
ビール漏れは災難でしたね〜僕も気を付けなきゃ(;´▽`A``
赤岳いいですねっ
でも険しそうだなぁ(汗) 挑戦するときはこのレコを参考にさせてくださいね(*´∇`*)/
こんにちは!
コメントありがとうございます
S子ちゃんは目立つのですぐにわかる
しかしほんとにすごい体力です〜〜〜
わたしも鍛えなきゃ、と思いつつ寒いので日々ダラダラと・・・
赤岳険しそう、って?
山岳部で北アルプスやら険しいところに登っていた人には
裏山程度だと思われます
車があれば、十分日帰りで行けますしね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する