甲武信ヶ岳 (西沢渓谷より、登り徳ちゃん〜下り近丸新道)
- GPS
- 08:44
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,735m
- 下り
- 1,719m
コースタイム
7:15 徳ちゃん新道登山口
9:08 徳ちゃん・近丸新道分岐点
10:57 木賊山
11:16 甲武信小屋
11:35 甲武信ヶ岳山頂
11:50 甲武信小屋(食事休憩) 〜12:19
13:42 徳ちゃん・近丸新道分岐点
15:03 近丸新道登山口
15:29 道の駅みとみ
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・道の駅みとみに駐車。西沢渓谷の無料駐車場まで徒歩10分位です。 ・西沢渓谷の無料駐車場は駐車可能ですが、駐車場に下る道路がスケートリンク状になっているので危険の為、少し離れていても道の駅みとみに駐車したほうが安心です。 【アクセス】 関越道花園ICよりR140〜雁坂トンネルを使いアクセス。 本日は積雪凍結箇所はありませんでしたが冬タイヤがあったほうが安心です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 林道ゲート付近、近丸新道登山口、徳ちゃん新道登山口付近にあります。(用紙・ペンなし) 【コース状況】 ・ルート全体に積雪があります。 本日はラッセルするような箇所は有りませんでした。 ・重アイゼン・ダブルストック使用でスノーシューやピッケルは使用しませんでした。 《道の駅 みとみ〜徳ちゃん新道登山口》 道の駅より西沢渓谷の入口まで国道を歩きます。 西沢渓谷入口より林道歩きとなりますが、積雪・凍結箇所が多いのでスリップには注意が必要です。 チェーンスパイクがあると便利だと思います。 まず、最初に近丸新道登山口が現れますが、右手に見送りさらに林道を10分ほど先に進むと西沢山荘跡近くに徳ちゃん新道登山口が現れます。 《徳ちゃん新道〜近丸新道合流点》(徳ちゃん新道) 登山口より少し進むと急坂に取り付きます。 つづら折りにつけられた登山道を辿り尾根に出て、尾根づたいに進み、また、急坂が現れ九十九折につけられた登山道を辿り尾根に出るという行程を繰り返し高度を上げていきます。 高度を上げていくにつれ短い区間ですが、ヤセ尾根が現れるので注意が必要です。(アイゼンは近丸新道合流地点手前あたりで装着しました) 尾根づたいに進むルートなので道迷いの心配は少ないと思います。 《近丸新道合流点〜木賊山》 合流点より少し進むとシャクナゲの狭いトンネルが現れます。 衣服やザックをひっかけないように注意が必要です。 登山道は最初、広い尾根に九十九折につけられていますが高度を上げるにつれ尾根は狭くなりそれに伴い登山道も直線的になるため非常に体力を消耗する区間です。 破風山分岐点までくるとほぼ直角に西に進路を取りなだらかな登山道を辿り進むと木賊山山頂です。山頂といっても登山道に標識がポツンとあるだけなのであまり山頂とは思えません。 《木賊山〜甲武信ヶ岳》 木賊山山頂より本日目指す甲武信ヶ岳のピークがここでようやく目の前に現れます。 登山道は木賊山からいきなり高度を下げます。 コルに着くと甲武信山荘が現れます。山荘は一部冬季開放しているので休憩には適しています。 甲武信ヶ岳には山荘の裏の尾根より取り付き、一登りすれば山頂です。 山頂はこじんまりとしていて天候が良ければ展望も良くベンチも設置されているので休憩には適しています。 《徳ちゃん・近丸新道分岐点〜登山口》(近丸新道) 分岐点よりシャクナゲの多く群生する急な下りから始まります。 高度を下げるにつれ登山道は九十九折になり堰堤まで大きく高度を下げていきます。 九十九折り区間は所々石や木の根が張り出していてアイゼンを履いての通過には神経を使います。 堰堤より川を渡渉し対岸に渡ると登山道は谷の斜面につけられておりトラバースするような形で緩やかに高度を下げていきます。 途中の2か所、沢の渡渉と2〜3か所崩落地の通過があるので注意が必要です。 マーク・リボンが少ないので降雪直後や悪天候時にはルートミスや滑落に注意が必要です。 (登山道は荒れ気味で積雪期にはお勧めしません) |
写真
感想
tanukigoにとって16・17日は今年初めての連休。
当初、南アルプスをテント泊で計画し、自宅を出発。
しかし、自宅より2,3キロ地点で車のエンジンの以上を示す警告灯が点灯。
警告灯が点灯しながら片道300キロ越えの高速を運転するなど無謀なことはできず、あえなく中止しました。
翌日、車を修理に出し、2・3日は預けることになるだろうと思いましたが、一部の部品を交換するだけで当日完了。
ということは、あきらめていた山行も日帰りならいける♪
天候が良く、日帰りでがっつり歩ける山行を探すと…ありました、甲武信ヶ岳!ということで行ってきました。
17日午前3時自宅を出発、登山口付近の道の駅みとみを目指します。
6時過ぎに到着。ゆっくり準備をし、あたりが明るくなったころ登山開始。
長い林道歩きから始まります。
今回は徳ちゃん新道より取り付きました。
登り始めよりいきなりの急登です。ずっと、樹林帯の登りが続くため殆ど展望はありませんが高度を上げるにつれ、時折、後ろを振り返ると富士山が望むことができ、まるで応援されているようです。
樹林帯の急な登りをひたすら進み木賊山到着。
ひたすら急登にたえ、せっかく高度を稼いできたのに、ここから一旦大きく甲武信小屋まで高度を下げそこから登り返します。
終盤でこの行程は試練を課せられたような行程でした。
甲武信ケ岳の山頂に立つころには辺りの山々は殆どガスの中。残念ながら展望はありませんでした。
こんな時はさっさと山頂を後にして小屋にて食事休憩です。
カップ麺の食事ですが、冬山での温かい食事は何よりのごちそうに感じます。
ゆっくり休憩をしたのち下山開始。
今回で3回目の甲武信ケ岳ですが、今まで近丸新道使ったことがなかったので今回は近丸新道へと進路を取りました。事前の調べで登山道は荒れ気味と情報はと登山道は情報は得ていましたが、情報通り荒れ気味でした。ルートも稜線上に作られたルートではなく、山腹をトラバースするようにつけられた道の為、滑落やルートロスの不安が常に付きまとう行程です。悪天候時や降雪直後の時はルートロスの不安が常に付きまとう行程です。
悪天候や降雪直後の時は極力避けたいルートです。
不安を抱きながらも無事登山口まで戻ってきた時には、ホッとしました。
今回の山行は山中、山頂での展望には恵まれませんでしたが、日帰りで歩くにはがっつり歩ける山行で充実した山行になりました。
同ルートを数日前に行ってきたものです(笑)
記憶が確かなら焼岳&乗鞍のレコにもお邪魔しましたよね
やはりこの時期の近丸新道はちょっと厳しいですよね、ほとんど歩く人もいないので僕のようなソロだとあの崩落面に滑落したらヤバイなあなんて思いながら下山してましたので
がっつり歩けた山行になったようでよかったですね、これからもお互いに楽しんで安全に山登りしていきましょうね
焼岳&乗鞍のレコから約半年ぶりですかね~
日程は違うものの、同じような時期に同じルートを選択するとは、なかなか気が合いますね
酒好きな私にとって酒浸りの日々は羨ましい限りですが、その反面2か月間もの間、山から離れるのは確かに拷問のようですね
両足さんの為にも、近いうちに山へと連れってて下さい
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