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Yamareco

記録ID: 396728
全員に公開
雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

竜ヶ岳(金山尾根〜遠足尾根)

2014年01月16日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
GPS
07:10
距離
9.8km
登り
958m
下り
952m

コースタイム

登り:金山尾根
降り:遠足尾根

 7:00 宇賀渓
 7:40 金山尾根入口
10:20 金山尾根の頭(クラ)
11:00 竜ヶ岳山頂
11:25 発
12:00 ホタガ谷分岐
13:00 遠足尾根分岐下降口
13:50 林道
14:10 宇賀渓


 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口の宇賀渓に駐車場有 
40〜50台駐車可能(有料 普通車500円)
コース状況/
危険箇所等
竜ヶ岳の登山口宇賀渓は
鈴鹿7Mtのなかで最もよく管理された登山口だと思います。
登山口での計画書の提出(当然ですが)も徹底しているようです。

登山道については、登りの金山尾根は問題ありませんが
遠足尾根(降り)はガレの手前800m付近の一部に通行は少し迂回すれば可能ですが
小規模の欠損(崩れ)があります。
また、長さ40〜50mほどの斜面のトラバース箇所ガあるので
特に積雪時やぬかるんだときは足元注意してください。
夜明けの宇賀渓
よく揺れる白竜橋
2014年01月16日 07:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 7:20
よく揺れる白竜橋
金山尾根 入り口
2014年01月16日 07:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 7:33
金山尾根 入り口
よく踏まれている登山道
2014年01月16日 07:50撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 7:50
よく踏まれている登山道
尾根上の大岩
2014年01月16日 07:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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尾根上の大岩
松の混じる道
2014年01月16日 08:15撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 8:15
松の混じる道
587の展望台
2014年01月16日 08:18撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 8:18
587の展望台
竜のあたまが覗く
2014年01月16日 08:18撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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竜のあたまが覗く
再び大岩現る
2014年01月16日 08:19撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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再び大岩現る
雰囲気のいい二次林
鈴鹿の山の魅力だ
2014年01月16日 08:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/16 8:42
雰囲気のいい二次林
鈴鹿の山の魅力だ
雪が多くなってきた
よく締まっていて歩きやすい
2014年01月16日 09:12撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪が多くなってきた
よく締まっていて歩きやすい
金山尾根上部から竜をズーム
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金山尾根上部から竜をズーム
竜を眺めながら雪上をすすむ
竜を眺めながら雪上をすすむ
稜線に合流
2014年01月16日 10:26撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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稜線に合流
いつ見ても美しい坊主頭
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いつ見ても美しい坊主頭
藤原・御池
例年より雪は少なそうだ
2014年01月16日 10:34撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 10:34
藤原・御池
例年より雪は少なそうだ
さあ、近づいてきた
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さあ、近づいてきた
光る斜面
あとひと登り
2014年01月16日 10:47撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/16 10:47
光る斜面
あとひと登り
2014年01月16日 11:17撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂から御在所・雨乞方面
釈迦・雲母も見える
2014年01月16日 11:19撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/16 11:19
山頂から御在所・雨乞方面
釈迦・雲母も見える
遠く御岳も。
2014年01月16日 11:18撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/16 11:18
遠く御岳も。
堂々とした山容は鈴鹿の中でもピカイチの存在
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堂々とした山容は鈴鹿の中でもピカイチの存在
ホタガ谷へ降る登山者
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ホタガ谷へ降る登山者
雪庇のできかけたホタガ谷源頭
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雪庇のできかけたホタガ谷源頭
遠足尾根上部の道
遠足尾根上部の道
どんよりとした雲が現れる
金山尾根の向こうに頭が覗く
2014年01月16日 12:22撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 12:22
どんよりとした雲が現れる
金山尾根の向こうに頭が覗く
ガレ場のやせ尾根
足元注意
2014年01月16日 12:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ガレ場のやせ尾根
足元注意
斜面のトラバースに気を引き締める
2014年01月16日 12:46撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 12:46
斜面のトラバースに気を引き締める
大鉢山分岐
2014年01月16日 12:49撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大鉢山分岐
再び緩やかな尾根道
2014年01月16日 13:04撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 13:04
再び緩やかな尾根道
大日向の分岐
2014年01月16日 13:06撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大日向の分岐
急下降に向かう
2014年01月16日 13:13撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 13:13
急下降に向かう
このへんで見納めか
2014年01月16日 13:20撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 13:20
このへんで見納めか
岩山が現れると
植林の激下りが始まる
2014年01月16日 13:22撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 13:22
岩山が現れると
植林の激下りが始まる
登山口の林道出合いに無事下山
2014年01月16日 13:48撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/16 13:48
登山口の林道出合いに無事下山

感想

十数年前まで竜ヶ岳登山といえば、裏道(ホタガ谷道)、中道(ヨコ谷)の両コースがメインだったのだが
ホタガ谷が豪雨の影響で荒れた事も一因で、いつの間にかそれらのコースに代わってそれまでマイナーだった
金山尾根(ホタガ谷右岸尾根)と遠足尾根が脚光を浴びるようになった。
積雪期はともかく、雪のない時期は両コースとも稜線上部で強情な笹の海に悩まされる。
数年前、遠足を降った折は、濡れた笹で身体じゅうびしょびしょになった記憶がある。
雪上ハイクはそんな厄介さがないことと、晴れていればすばらしい雪原に出会えるのがうれしい。

日ごろの行いが良いせいか、今日は風も穏やかで空も晴れ渡った一日だった。
金山尾根の取り付きには立派な道標も立ち、何もないころ地形図をにらみながら、さぐりさぐりここだろうかと
登りかけたことを思い出す。
蛇谷へのルートも今はロープで封鎖されているが、昔はオープンだった。
587で顔を出した竜を眺め、一息入れる。
岩稜の痩せ尾根を越すと二次林のコバ、ヌタ場あたりに雪が残る。
再び岩稜帯の急登をこなすと、朝日に輝く竜の姿が木の間越にうかがうことができる。
雪の増えた尾根の上部まで来ると、視界も開け振り返ると養老山地の上に中央アルプスが浮かんでいた。
その左手は御岳だろう。
前方からきた登山者とすれ違う。
ほぼ同時にスタートした若者だ。遠足尾根をたどって山頂を踏み下山するという。
さすがに若い脚力、うらやましい限り。
老体に鞭打って、それでものんびりといきます。
さて潅木が途切れると、もう稜線は近い。笹は雪の下、見事な雪原が広がる。
これが竜ヶ岳の魅力なのだ。
クラを越し、県境三叉路あたりまで来ると、北西の風が体をたたき出す。
あわてて耳あてをおろした。
山頂直下からは、青白く輝く雪の斜面が眩しいほどに美しい。
キックステップも限界がきた。アイゼンの爪が氷結しかけた雪面に気持ちよく音を立てて食い込む。
シロヤシオの木々が震えている。
斜度が緩むと山頂は目前。パノラマが広がった。
釈迦・御在所・雨乞はもちろん、御岳・中央アルプス・白山とさえぎるものはない。
冷たい風に晒されながらも、しばらく眺望を満喫する。
下山始めると、息を切らして登ってくる三人の登山者とすれ違った。
一人はスノーシューでがんばっていた。
私も背負ってはきたが、どうやら今日はお荷物になったようだ。
クラの林の中で風を避けながら冷えたおにぎりをほおばると、火照ったからだが引き締まった。
ホタガ谷の源頭の急坂を下り、遠足尾根に入って振り返るとホタガ谷道へ降る登山者がいた。
雪のついた木橋の多い谷道はあまり気が進まない。
この先も裏道を歩くことはないと思う。
雪と笹が交じり合った遠足尾根の800m付近だろうか、一箇所道が欠損していた。たいしたものではないが
雪が覆うと、うっかり踏み抜きそうな状態で危ない。
積雪期は斜面のトラバースは回避して、尾根伝いに道はできるのだが、今回はまだ尾根筋にトレースはなく
足元に注意してトラバースする。
大鉢山分岐からいったん急降下して再び二次林穏やかな尾根道を行くと、雪も少なくなり
地肌の占める割合も多くなってきた。それはぬかるみが足元をすくうことにつながってくる。
一昨年は大日向を経て尾根末端の宇賀渓落合橋まで進んだが
今日は新道の木端谷右岸尾根をたどることにした。
植林の中のジグザグ道を急降下、ぬかるみに足をとられながら何とか林道にランディング。
駐車地に戻ると、宇賀渓TVということで管理人さんからインタビューを受けひと言・・。
竜ヶ岳は、ネット情報もずいぶん充実しているようだ。
残雪期にもう一度挑戦してみようか・・・。

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コメント

こんにちは
若者ではないですが一緒にスタートした者です。
天気に恵まれて素敵な1日でしたね(^^)
スノーシューも羨ましいですが、先日は固まった雪だったのでアイゼンが
調度良かったです(^^)
鈴鹿のセブンマウンテン雪の時期に踏破したいと思っていますので、
また、どこかでお会いするかもしれませんね♪

お互いに安全登山で楽しみましょう。
どこかでまたお会い出来ると良いですね。
2014/1/20 18:40
ありがとう
先日は、お疲れ様でした。
コメントいただきありがとうございます。
樹氷は見られなかったものの、白銀の雪原を堪能できたことで
満足な雪山ハイクでした。
雪も締まっていたので、背中のシューはとうとう最後まで出番がなかったです。
もう昔ほどの体力もなくなり、のんびりマイペースで登っています。

私もこの冬、鎌ケ岳・御在所・藤原・雨乞・御池を予定していますので、またお会いできるかもしれません。

昨年は、事情あって少し山を離れたのですが、今年からまた再開しました。
以前はヤフーブログにアップしていたのですが、今年からは情報量の豊富な
「ヤマレコ」に登録させていただきました。

以前の山行記が
 http://blogs.yahoo.co.jp/tabiyamacook 

に残っていますので
もしよければ覗いてやってください。

厳冬期に入ります。お互い安全登山を心がけて
楽しい意山歩きをしましょう。
2014/1/20 21:31
プロフィール画像
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