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Yamareco

記録ID: 3971576
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳/ほぼ西天狗岳

2022年02月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
6.4km
登り
783m
下り
764m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
0:45
合計
5:06
6:56
6:58
44
7:42
7:45
48
8:33
8:37
43
9:20
9:37
64
10:41
10:47
16
11:03
11:04
19
11:23
11:35
24
11:59
11:59
1
12:00
天狗岳登山口駐車場
天候 曇り時々粉雪
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
唐沢鉱泉の天狗岳登山者用駐車場に駐車。20台程度の余地があり、6時で6割程度の駐車率だった。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
トレースはしっかりと着いていたが、2530m辺りで分かれていて間違って北側の方に進んでしまった。そこまでアイゼン無しで登高できたが、第二展望台を越えた鞍部辺りで装着した方が安心だろう。
◆登山ポスト
唐沢鉱泉の玄関前に設置されている。
唐沢鉱泉の天狗岳登山者用駐車場を出発。-10℃。先週の入笠山より二段位寒い。
2022年02月05日 06:54撮影
2/5 6:54
唐沢鉱泉の天狗岳登山者用駐車場を出発。-10℃。先週の入笠山より二段位寒い。
唐沢鉱泉。冬季休業中。駐車場の公衆トイレは冬季使用禁止になっているが、その奥に仮設トイレがあった。
2022年02月05日 06:55撮影
1
2/5 6:55
唐沢鉱泉。冬季休業中。駐車場の公衆トイレは冬季使用禁止になっているが、その奥に仮設トイレがあった。
玄関前の登山ポストで計画書を投函。
2022年02月05日 06:56撮影
2/5 6:56
玄関前の登山ポストで計画書を投函。
すぐに黒百合平へ向かう径から右へと進む。
2022年02月05日 06:57撮影
2/5 6:57
すぐに黒百合平へ向かう径から右へと進む。
しゃくなげ橋を渡り西尾根コースに取り付く。
2022年02月05日 06:58撮影
2/5 6:58
しゃくなげ橋を渡り西尾根コースに取り付く。
出だしは沢沿いの緩やかな傾斜の径から始まる。
2022年02月05日 07:00撮影
2/5 7:00
出だしは沢沿いの緩やかな傾斜の径から始まる。
3人共に防寒テムレスで出発したが13Kさんと僕はインナーグローブをしていても寒さに耐えかねて冬用グローブに取り替えた。
2022年02月05日 07:09撮影
2/5 7:09
3人共に防寒テムレスで出発したが13Kさんと僕はインナーグローブをしていても寒さに耐えかねて冬用グローブに取り替えた。
カメラを首から下げていたら「低温のため機能制限します」とアラートが出たのでジャケットの中にしまう。なので今日は写真枚数が少ない。
2022年02月05日 07:17撮影
2/5 7:17
カメラを首から下げていたら「低温のため機能制限します」とアラートが出たのでジャケットの中にしまう。なので今日は写真枚数が少ない。
急登の九十九折を登り枯尾の峰への分岐に到着。これで西尾根に乗った訳だ。
2022年02月05日 07:43撮影
2/5 7:43
急登の九十九折を登り枯尾の峰への分岐に到着。これで西尾根に乗った訳だ。
尤も西尾根も急登が多い。樹林の中を登るので風には晒されない。
2022年02月05日 08:24撮影
2/5 8:24
尤も西尾根も急登が多い。樹林の中を登るので風には晒されない。
樹林が切れた。思った程強風ではないのは幸いだ。しかし展望は皆無。
2022年02月05日 08:28撮影
2/5 8:28
樹林が切れた。思った程強風ではないのは幸いだ。しかし展望は皆無。
第一展望帯にて
2022年02月05日 08:31撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
2/5 8:31
第一展望帯にて
第一展望台の標識。
2022年02月05日 08:31撮影
2/5 8:31
第一展望台の標識。
第一展望台からの展望。
2022年02月05日 08:31撮影
2/5 8:31
第一展望台からの展望。
第一展望台からの展望。
2022年02月05日 08:31撮影
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第一展望台からの展望。
第一展望台からの展望。雪が散っている。
2022年02月05日 08:31撮影
2/5 8:31
第一展望台からの展望。雪が散っている。
再び樹林の中へ。この辺りから13Kさんの歩みが目立って遅くなってきた。
2022年02月05日 08:40撮影
2/5 8:40
再び樹林の中へ。この辺りから13Kさんの歩みが目立って遅くなってきた。
後続の登山者には先に行ってもらう。
2022年02月05日 08:58撮影
2/5 8:58
後続の登山者には先に行ってもらう。
また樹林が切れた。
2022年02月05日 09:17撮影
2/5 9:17
また樹林が切れた。
ここが第二展望台のようだ。
2022年02月05日 09:19撮影
2/5 9:19
ここが第二展望台のようだ。
第二展望台を過ぎたところで休憩し補給する。当初呂律が回らない様子だった13Kさんも休んだら戻った感じ。3時に初めての鼻炎薬を飲んできたと言うがどうやらそのせいかも。
2022年02月05日 09:25撮影
2/5 9:25
第二展望台を過ぎたところで休憩し補給する。当初呂律が回らない様子だった13Kさんも休んだら戻った感じ。3時に初めての鼻炎薬を飲んできたと言うがどうやらそのせいかも。
凍り付いたサルオガセ。
2022年02月05日 09:28撮影
2/5 9:28
凍り付いたサルオガセ。
少し先に行くともっと休憩適地があり先行していたAki-CLさんが待っていた。寒い中20分も待たせて済みません。しっかりアイゼンもここで着けている。
2022年02月05日 09:39撮影
2/5 9:39
少し先に行くともっと休憩適地があり先行していたAki-CLさんが待っていた。寒い中20分も待たせて済みません。しっかりアイゼンもここで着けている。
2573mまで登ったところで再び13Kさん不調のため少し下りて休むことにした。凍り付いた木の向こうに微かに西天狗の岩壁が見える。
2022年02月05日 10:16撮影
2/5 10:16
2573mまで登ったところで再び13Kさん不調のため少し下りて休むことにした。凍り付いた木の向こうに微かに西天狗の岩壁が見える。
少し赤ら顔で呂律が回らないと言うのは酩酊しているのと同じ感じかも。2人で天狗まで行って来たらと13Kさんは言ったが1時間もここにいたら凍えてしまう。ここで引き返すことにした。
2022年02月05日 10:19撮影
1
2/5 10:19
少し赤ら顔で呂律が回らないと言うのは酩酊しているのと同じ感じかも。2人で天狗まで行って来たらと13Kさんは言ったが1時間もここにいたら凍えてしまう。ここで引き返すことにした。
第二展望台。
2022年02月05日 10:41撮影
2/5 10:41
第二展望台。
樹林のトンネル。
2022年02月05日 10:49撮影
2/5 10:49
樹林のトンネル。
白い木立の回廊。往路よりも樹林の景色が豊かに感じる。
2022年02月05日 10:53撮影
2/5 10:53
白い木立の回廊。往路よりも樹林の景色が豊かに感じる。
第一展望台の片隅に出た。
2022年02月05日 10:54撮影
2/5 10:54
第一展望台の片隅に出た。
今日一番の展望だ。
2022年02月05日 11:02撮影
2/5 11:02
今日一番の展望だ。
第一展望台の道標。
2022年02月05日 11:03撮影
2/5 11:03
第一展望台の道標。
と思ったら少し街が見えてきた。天候は回復基調のようだ。
2022年02月05日 11:03撮影
2/5 11:03
と思ったら少し街が見えてきた。天候は回復基調のようだ。
凍った葉。
2022年02月05日 11:03撮影
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凍った葉。
第一展望台の端からの展望。
2022年02月05日 11:03撮影
2/5 11:03
第一展望台の端からの展望。
標高を下げると13Kさんの足取りもいつも通りになってきた。低酸素も関係していたかもしれない。
2022年02月05日 11:10撮影
2/5 11:10
標高を下げると13Kさんの足取りもいつも通りになってきた。低酸素も関係していたかもしれない。
枯尾の峰分岐で小休止。
2022年02月05日 11:23撮影
2/5 11:23
枯尾の峰分岐で小休止。
少し陽が射す。
2022年02月05日 11:29撮影
2/5 11:29
少し陽が射す。
樹間から北八ツが展望できた。瞬間蓼科山も展望できたがすぐに雲に覆われてしまう。北横岳から縞枯山辺りのようだ。
2022年02月05日 11:35撮影
2/5 11:35
樹間から北八ツが展望できた。瞬間蓼科山も展望できたがすぐに雲に覆われてしまう。北横岳から縞枯山辺りのようだ。
急登部を下り切り、唐沢鉱泉の建屋が見えてきた。
2022年02月05日 11:56撮影
2/5 11:56
急登部を下り切り、唐沢鉱泉の建屋が見えてきた。
しゃくなげ橋を渡る。
2022年02月05日 11:57撮影
2/5 11:57
しゃくなげ橋を渡る。
唐沢の沢床も渋川と同じように赤い。
2022年02月05日 11:58撮影
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2/5 11:58
唐沢の沢床も渋川と同じように赤い。
いろいろあったが無事に唐沢鉱泉に帰着。お疲れ様でした。
2022年02月05日 11:58撮影
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2/5 11:58
いろいろあったが無事に唐沢鉱泉に帰着。お疲れ様でした。

感想

唐沢鉱泉から天狗岳を目指したが、先週の入笠山と打って変わってザ・冬山、ザ・八ヶ岳だった。曇天の下チリチリ降る雪と指先が凍り付く寒さは久し振りだ。13Kさんの鼻炎薬による体調不良で頂上目前で引き返したが八ヶ岳の冬山は100%楽しめましたぞ。

先週はのんびりと出発して危うく駐車場が満車になるようだったので今日は湘南を3時台に出発し6時過ぎに唐沢鉱泉に着く計画にした。諏訪南ICを下りる時にも路傍の温度計は-7℃となっていたが唐沢鉱泉に到着すると外気温は-10℃まで下がっていた。先週は最低で-3℃だったからトレッキンググローブだけで済んだが今日はそれに防寒テムレスを追加して出発する。しかし歩き出して西尾根への急登に差し掛かった辺りでもう指先は凍り付いた感じになり我慢できず13Kさんと同じタイミングで防寒テムレスを冬グローブに交換した。Aki-CLさんは防寒テムレスで平気とのこと。きっと血管が若いんだな。カメラも防水コンパクトデジカメのW300を持参したが首から掛けて外に出していたら「低温のため機能が制限されます」とアラートが出たのでジャケットの中に、更に後にはR1ジャケットの中に仕舞うことにした。なので今日は写真の枚数が少ない。

枯尾の峰への分岐に出合い西尾根に乗り樹林の中の登高が続く。ここでもう2200m位だからあと450mか。樹林が切れたら第一展望台だったが展望は無し。もう2400mを越えて西天狗まで250mと言う所だが、この辺りから13Kさんの調子がおかしく10歩歩いては一呼吸する様子になってきた。第二展望台を越えて樹林に入った所で休むことにした。13Kさんの話では朝3時に鼻炎薬を飲んだとのこと。眠気を呼ぶこともあると注意書きに書いてあったと言うが、呂律が回っていない。下山する手もあるがAki-CLさんは先行しているので少なくとも合流したい。荷を下ろして補給して休んでいると語調も普段通りに戻り大丈夫と言うので進むことにした。そうすると少し進んだ鞍部の広場でAki-CLさんは待っていた。20分も待っていたと言うことで申し訳ない。状況を説明し、まあ大丈夫そうだから登ろうとなった。

ほぼ頂上直下と言う感じの所でトレースが二手に分かれていたところで北側に進んだがこれは間違いだった。分岐まで戻り僕は登って行く。この辺りはアイゼンがある方が良いなぁと思っていたら、下からAki-CLさんが少し下りて休むとコールが掛かった。すると13Kさんが再びやや赤ら顔で呂律が回らない状態になっていた。運動して血行が良くなるのと低酸素なのと両方影響するようだが、ほぼ酩酊状態に近い外観だ。これはもう無理して登るのは止めようよとAki-CLさんと話し合う。13Kさんは2人で登っておいでよと言うが、こんなところで1時間待っていたら凍えてしまうからもう下りようとAki-CLさん。どうせ展望は無いし、天狗には登ったこともあるし、また来れば良いことだし。きちんと危機管理できていることの方が大事だ。件の鼻炎薬は初めて飲んだと言うことで13Kさんも事前に試しておくんだったとぼやいていた。ただ平地でそんなに影響が出るかは解らないが。

下り始めると少し空も明るい気配が見えることがあり、天候は回復基調のようだ。第一展望台からは薄っすらとだが麓の街の景色が望めた。標高を下げて行くと13Kさんの足取りも普段通り。13Kさんと僕はアイゼンを着けていないので樹林の登山道を半ば滑りながら下って行ける。これも冬の楽しみですね。枯尾の峰への分岐で小休止していると陽も射して来た。すると樹間から蓼科山から北八ヶ岳の展望も一瞬だけれど見ることができた。枯尾の峰から唐沢鉱泉は30分で下りて来た。帰着時の気温は-8℃だった。山頂近辺ではおそらく-15℃級だったのだろう。ザックの中のアクエリアスも凍っていた。唐沢鉱泉が温かく感じられた。

入笠山では展望を楽しむことが出来たが今日は展望とは無縁。冬の八ヶ岳の寒さを思い出す山行になった。指先は一日経っても少し痺れた間隔が残っている。13Kさんは幸い唐沢鉱泉まで下りたら普段通りの体調で眠気も無く、何の問題も無くなっていた。まあ天狗岳山頂には到達できなかったけれども、展望も無いし冬山は十分に楽しめたので良い山行だったのではないでしょうか?アイゼン、ピッケル、わかんの出番は無く、またただのデッドウェイトで終わってしまった。どこかで使いたいものですが。

日頃、山行中に鼻水が出る症状に悩まされていた。
今回、鼻水防止のためパブロン鼻炎薬カプセルSαを飲んでみたところ、
山行中に異常な睡魔に襲われ、呂律が回らなくなり、身体が重たくなった。
少し休めば回復したが、直ぐに呂律が回らなくなった。顔も赤かったらしい。
大事を取って西天狗岳直前ではあったが、往路を戻ることとなった。
副作用として眠たくなることがあるとの記述はあったが、市販薬なので軽く見ていた。
山行時に初めて服用するのではなく事前に服用し、
様子を見ることが大切だと反省。
2日経過後、当日の寒さの為か未だに左右両手の指先がしびれている。

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