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Yamareco

記録ID: 39888
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳、遠見尾根

2008年07月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:16
距離
14.9km
登り
1,603m
下り
1,613m

コースタイム

アルプス平6:40−7:40小遠見山7:50−8:36大遠見山8:46−10:26五竜山荘10:36
−11:32五竜岳11:54−12:30五竜山荘12:35−13:50大遠見山13:55−15:08アルプス平

総合時間:8時間28分、歩行時間:7時間26分
天候
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
6:40アルプス平から歩き始めたが、最初の小遠見山までは
「トレッキングコース」として紹介されており、多くの人が訪れるようだ。
途中で、地蔵の頭、見返り平、一の背髪、二の背髪と呼ばれる
眺望のよい箇所も見逃せない。


小遠見山を出発すると登山道が細くなり、稜線まで、
そんな細い登山道が続く。
実際、下山時はすれ違う際に苦労した。

その後は中遠見山、大遠見山とアップダウンが続くのが苦しい。

遠見尾根を離れて、縦走路の稜線に向かう頃、きつくなる。

やせた尾根もあり、慎重。
途中、鎖場も数箇所。

五竜山荘が見えても回り込むので、なかなかつかず、疲労感が増す。
五竜山荘手前で唐松岳からの縦走をあわせます。
稜線に出ると唐松岳、白馬三山の他に、剣岳から連なる山も見えてきました。


五竜山荘以降は、ごつごつした印象の五竜岳そのままの登山道で、
ストックをしまうべきで、手と足を使い、三点確保で、
ルートを外さないようにする。

五竜岳山頂は、ガスのとき、おくまで行かないように注意。





感想

槍ヶ岳も穂高も登っていないのに笠ケ岳は日帰りし、
白馬はひと気のなくなった十月に行き、でも今度は、
五竜岳を海の日に近い、混雑する時に行くことにした。
でも日帰りだから、山小屋の混雑を体験するわけではないから、よし。

家族も国外だし、しばらく新しい山に行っていないので、是非行ってみようと。
でも槍ヶ岳、穂高も行きたいな。
ひと気の少なくなる時期がいいな。

五竜岳は、昨年も行き損なった。
すぐ近くの白馬岳には、昨年登ったし、隣の鹿島槍ヶ岳も登った。
五竜岳が残ってしまった。
五竜岳は白馬岳、鹿島槍ヶ岳からも縦走できるが、五竜岳単独では、
山梨方面からだと八方尾根を登るか、遠見尾根を登る。
八方尾根は人が多そうだからやめ、遠見尾根とした。
この遠見尾根も遠見から登ったら標高差2000mで、それでなくても
アップダウンが多いところに追い討ちをかけてしまう。

調べると遠見からアルプス平までテレキャビン(ゴンドラ)が出ており、
この時期、数日は特別に6:30から営業する。
7月19日、20日、21日その他の数日間だけ。
それを利用すれば、遠見からアルプス平まで、8分で済む。
この間、標高差700m近くだから、利用しないことはない。
とはいえ、そのゴンドラ、アルプス平からの最終は、16:15。
それに間に合うように下山しなければ。
白馬五竜のホームページで調べてみると良い。

2:20起床。
なんとも暑苦しくて、それと色々考えてしまって、余り眠れなかった。

3:30自宅発
すぐに高速に入り、ETC割引利用。
豊科ICを目指す。
豊科ICを出ると北を目指す。
白馬道の駅を過ぎるとすぐに白馬五竜スキー場の看板。
そこを左折。
駐車場は、それほど車が止まっているわけではない。

5:45遠見駐車場着
身支度整える。

テレキャビン(ゴンドラ)の往復を購入。
往復で1600円。

6:30ゴンドラ運行開始。
6:38アルプス平

一面作られたお花畑。散策できる。
唐松岳が目に入る。
後方には白馬三山。

6:40アルプス平発
ここから小遠見山までは「トレッキングコース」として紹介されており、
多くの人が訪れるようだ。
途中で、地蔵の頭、見返り平、一の背髪、二の背髪と呼ばれる眺望の
よい箇所も見逃せない。

7:40小遠見山、2007m
分岐があり、左に進路を取れば、小遠見山へ。
右は巻き道。
365度の眺望を売り物にしているが、これから向かう五竜岳、
鹿島槍ヶ岳、唐松岳、白馬三山などは時折、ガスがかかりながらも
くっきり見えても、東の方はガスが立ち込めている。

7:50小遠見山発
小遠見山を出発すると登山道が細くなった。
確か、稜線まで、そんな細い登山道が続く。
実際、下山時はすれ違う際に苦労した。

7:55鞍部
この尾根、アップダウンが多いのだ。

8:05中遠見山
この山2037m。
小遠見山から30mしか標高が上がっていない。
小遠見山から下って登っているからだ。

8:10鞍部

8:36大遠見山
ここに至るまでに雪渓あり。
観光今日では雪はないと言っていた。

8:46大遠見山発


9:15西遠見山
途中の西遠見の池はまだ雪の池だった。
本当は、この池に映る五竜岳を見たかったのだが。

9:30鞍部

ここからが遠見尾根を離れて、縦走路の稜線に向かうが、
結構きついのです。
やせ尾根も通過すると急登りになり、左右に名も知らぬ、
お花をたくさん見つけながらも次第に疲労が増すところです。
下山時も登ってくる人がみな苦労していました。

この辺りになると五竜山荘の赤の屋根が見えてくるのですが、
登山道が右に回りこんでいるので、なかなか到着しないのです。

10:20白岳
白岳が回りこんだピークであり、五竜山荘には、ここから下ります。

10:22白岳

五竜山荘手前で唐松岳からの縦走をあわせます。
稜線に出ると唐松岳、白馬三山の他に、剣岳から連なる山も見えてきました。


10:26五竜山荘
10人ほどが休んでいる。
今日は、混むようだ。
畳一枚に2,3人とのことだった。
やはりこの時期、山小屋は混む。


10:36五竜山荘発

遠目からも岩っぽく、それにこの時期雪渓も交えた、ごつごつした
印象の五竜岳を目指す。山頂直下は、ストックをしまうべきで、
手と足を使い、三点確保で、ルートを外さないようにする。

11:32五竜岳
鹿島槍ヶ岳への縦走路からちょっと外れたところにある。
五竜岳の看板は、山梨百名山の看板より貧弱なものだ。
周囲、ガスがかかりがちな東を除けば、展望抜群。
遠く槍ヶ岳も見えていた。
山頂で写真を撮っていただいた三名は、これから鹿島槍ヶ岳の方へ縦走だ。
岩場も多く、危険なところも多い。

11:54五竜岳発
来た道を戻る。
ちょっと怖いところも。

12:30五竜山荘
ビールを飲もうとしたが、やめた。
12:35五竜山荘発


12:40白岳
登山者は苦労していた。
この部分が一番きつい登りだろう。

13:14鞍部

13:31西遠見山

13:50大遠見山
13:55大遠見山
ここには、アルプス平まで5km(約2.5時間)との看板。
テレキャビンの最終に乗り遅れないように警告メッセージだ。

14:06鞍部

14:17中遠見山

14:24鞍部

14:30小遠見山
ここからはハイキングコースに戻る。


15:08アルプス平。

何とか間に合った。

アルプス平には、靴の泥を落とせるブラシがあり便利だ。

テレキャビンでは、お絞りのサービスもあり、良かった。


コーラを自宅に到着するまでに1リットルも飲んだ。




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無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
唐松岳&五竜岳(八方尾根⇒遠見尾根)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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