槙尾山〜三国山〜和泉葛城山〜牛滝山温泉


- GPS
- 06:23
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,370m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
9:40 施福寺
9:56 槙尾山
10:25 十五丁石地蔵
10:50 千本杉
11:13 三国山電波塔
11:16 三国山(三角点)
11:43 七越峠
12:22 経塚山
12:37 鍋谷峠
12:45 道路完成記念碑
13:06 小堂峰
13:24 大石ノ峰(13:27〜13:50昼食)
14:05 和泉葛城山一等三角点
14:20 和泉葛城山
14:53 二十一丁石地蔵
15:35 牛滝山温泉
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
牛滝温泉からは無料送迎バスで南海岸和田駅まで(従業員の送迎バスを兼ねていました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
施福寺から槙尾山への登りはきついです。途中迂回するところを直登したら蔵岩は通らず槙尾山に出てしまいました。 三国山から舗装林道が続きますが、右手の尾根沿い(ほぼ林道に平行)に登山道?(赤テープ、ピンクテープ(地籍調査と書いていました)を目印)があります。 (七越峠過ぎて、尾根道を行き過ぎて戻りましたが・・・) 道路記念碑から和泉葛城山に向かって歩いていき、大石ノ峰経由で行こうとするときに、分岐に表示がないのでわかりにくいです。葛城園地→に表示があり、右に木製階段というかはしご?が見えたら、50mほど戻って、右手に逆戻りする感じになります。 和泉葛城山から牛滝山温泉へはアスファルト道です(しかたないけど)二十一丁石地蔵から林道を下りますが、結構膝に来ます。 |
写真
感想
今回の目的は3つ。
1.長期縦走用に備えて乾電池式のGPSロガー、M−241を買ったので、今まで使っていたATLAS−ASG1とどれくらいログが違うのか
2.これも長期縦走用の軽量化?に備えて買ったESBITが簡単に使え湯を沸かすことが出来るのか
3.大和葛城山、中葛城山、南葛城山とくれば残るは和泉葛城山。今回はダイトレを外れ和泉葛城山のピークハント
友達に連れられて舞鶴の青葉山に登って、登山の楽しみを思い出し、自ら初めて登ったのが槙尾山でした。もう4〜5年前ですが、その時は、槙尾山〜三国山〜岩湧山。その後、ダイトレはよく歩くのですが、三国山から南には歩くことが無く、今回は和泉葛城山そして牛滝温泉へ。
久しぶりに登った施福寺ですが、古く幽霊じみたトイレは撤去、そして、売店もありませんでした。もうここで、ビール飲んだりうどん喰ったり出来ません。
施福寺が目的ではないので先を急ぎます。槙尾山を目指し急登を登ります。少し登って右に巻く道と、直登があり、まだ登りはじめなので直登を選択。結構きついなぁ、と思っていると山頂らしきピークに・・・。1人休憩されていたので、聞いてみると、どうも巻き道から登ってくると蔵岩経由だったよう。でももう下るのはごめんなので、先に進みます。よく写真で見る槙尾山の山頂風景として出てくる場所を通り、桧原越えへ。
この辺りは感じの良い尾根歩きです。寒くてはいけないと着てきたアウターはとっくにザックの中。ウェアはファイントラックのスキンメッシュ(半袖)の上に吸汗速乾?のロンT。天気が良くて日差しがあると暖かいのですが、なにせ尾根道なので結構風があり、周りが杉林などになってくると、少しひんやりです(このあと、曇ってきて風も出てきたのですが結局このまま)
一五丁石地蔵、千本杉と気持ちよく順調に進みます。何となく以前歩いた記憶が蘇ったのは三国山への手前のコンクリート舗装。あぁ、これからずーっと舗装道か、いやだなぁ、と思っていたのですが、ゆっくり歩くのはよいことです。
舗装道の登りが終わる頃、なにげに斜め右に踏み跡があります。当然、足はそちらに向かいます。無線アンテナの裏側(というか北側)にでて、三角点ゲット。ここからしばらくは舗装林道沿いの旧登山道?と思われる道を行きます。
いつもの赤と黄色のテープの他にピンクの幅広のテープが沢山あり、「地籍調査」と書いていました。後から思ったのですが、伐採範囲の調査用のテープだったのでしょう、結構新しめの踏み跡がありました。
なので、これを頼りに行けば迷わない??そして赤黄色もあれば、大丈夫。
七越峠からもそのまま、テープ頼りに進みます。一応1/25000の地図も見ながら進むのですが、ついテープに頼って、赤黄色が見あたらなくなったのを気にかけず尾根を進んでしまい、気がついたら経塚山側に回り込む道から外れ西側の尾根に入り込んでいました。
仕方なく、分かる地点まで後戻り。経塚山目指して斜面を斜めに下り、ブルドーザで作った伐採林運搬用のぬかるんだ道に出、暫くするとアスファルト道に合流。ちょうどお昼だったので休憩中の作業員の方と立ち話をしてると、「あんた、ついこないだ、葛城山から牛滝山のほう歩いとったやろ。」と言われるので「葛城山行ったこと無いんで今日初めて、そんでその後は牛滝温泉でビールです。」とかいいながら先を進みます。
ここからは舗装林道を覚悟。ちょっと、経塚山の山頂へ。そのまま進んでも道はあるようですが、和泉葛城山には行かないので林道に復帰。鍋谷峠、和泉葛城山への登山道入口まで15分くらいか?下りなので軽くジョギングで下ります。途中左手に高野山からその奥に大峰山脈がキレイに見えます。
10分ほどで、登山口。目印は道路完成記念碑。やっと、山道です。近畿自然歩道だそうです。今回は大石ノ峰経由で歩く予定です。他の方のレコを見ていると、気が痛いたら通り越していたと書いてあったので、慎重に分岐を見落とさないよう歩きます。今回使用した登山地図は少し前の1/25000(最新のは1/50000になってしまいました)で、分岐の目印は「石標」。右手に道が見えてきましたが「石標」はなく、暫く行くと「葛城園地」と表示があり木製のハシゴが掛かっています。地図では直進するとそのまま尾根道にです葛城山に向かうようなので、先程の分岐まで戻ります。
ちょっとあるくと、左に直登。ピークに出ると「小堂峰」の表示。地図で間違っていなかったことを確認。もう1時なので昼食にしようか迷っていましたが、取り敢えず大石ノ峰まで。
この先分岐があるので見落とさないように更にゆっくり歩きます。斜面を右に巻きながら左手に入るタイミングを伺います。左手奥にもテープが見えたのでそれを目印に歩きます。
暫く歩くと大石ノ峰山頂。少し広場があるのですが、山頂なので風が通りESBITには不向き、そして止まると寒い。少しくだったところに手頃な石があったので風もほとんど無いので昼食に決定。今日はおにぎり2個にミニカップ麺、インスタント味噌汁。食後は粉末緑茶。
ESBITで水から沸かします。カップ麺と味噌汁は朝沸かしてテルモスに入れてきたお湯です。
気温が高いせいか5時間近く経ってもカップ麺も芯が無くほぐれて、ESBITも約10分で500mlあまりを沸かし切りました。風の少ないところを選んだので風貌が無くても火が消えることなく沸きました。
やはり、座り込んで食事にすると時間が掛かります、20分あまり。要熟考。
それからは殆どアップダウンのない(これまでもそうですが)道で、葛城山一等三角点、沢山の無線中継基地や電波塔や、このころからまたアスファルト道です。
さすがに山頂付近はよく整備されていて、展望台から見る山並みは大変素晴らしく、何重にも折り重なる山々。遠くに大峰山脈。山上ヶ岳、大普賢岳、行者還岳、弥山に八経ヶ岳と思われる(何となく左からそう思いながら見ていた)山々。大きく白く雪景も見えます。あまりの山の素晴らしさに淡路島から六甲側を見るのを忘れ?そのまま展望台を降ります。
天然記念物のブナ林とのことですが、既に二時半。まだ、下りもあるし温泉にも入らなきゃ行けない、そしてバスに乗り遅れたら帰れない、ということで下りを急ぎます。
地蔵道から舗装路に出て、はす向かいに案内板があったので見てみると、渓流沿いに滝があるようで、そのまま大威徳寺の境内につながっているようなので、牛滝山バス停に向かう舗装路からこちらに変更。滝で癒されながら下っていきます。
大威徳寺境内、いい雰囲気です。
で、牛滝山ですから?当然のように「牛」がいます。大山寺にも同じような牛がいたよなぁ。山門から下っていくと直ぐに南海バスのバス停、更に下ると、今日の山行きも終わりです。牛滝温泉・いよやかの里到着です。
ゆっくりと温泉に入り、湯上がりのビールでいつものとおり一人反省会、最高です。
今日も楽しく一日遊べました。
まとめ
ESBIT、十分役に立ちました。でも、お湯湧かすのがせいぜいなので、これだけで長期の縦走の食事大丈夫か、ほんとにフリーズダライだけか・・・。
和泉葛城山、とてもすばらしい眺望です。金剛山の展望台もいいし、岩湧き山からの眺めも良いのですが、奈良の山並みを眺めるのは和泉葛城山が最高のような気がしました。
GPSロガー、M-241とATLASほぼ同じでした。奥駈は両方使うか、M-241で乾電池1本余計に持って行くかな・・・。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する