【成木作戦】丸山〜惣岳山〜岩茸石山〜大指山〜夕倉山〜青梅丘陵東半（三方山〜矢倉台）【戊44.2】

2022年02月23日(水) [日帰り]

• GPS: 06:53
• 距離: 23.3km
• 登り: 1,536m
• 下り: 1,579m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:11

6:17 軍畑駅
6:57 6:57 三等三角点樋口入
7:08 7:10 丸山
7:19 7:20 沢井駅方面分岐
7:38 7:38 沢井尾根分岐
7:45 7:48 惣岳山
8:13 8:13 馬ぼとけ峠
8:20 8:38 岩茸石山
8:58 9:00 高水山
9:06 9:07 常福院
9:25 9:26 伏木峠分岐
9:34 9:35 伏木峠
9:45 9:45 元祖伏木峠
9:49 9:49 大指山
10:01 10:01 松ノ木峠
10:14 10:14 ノボリオイゾネ381m峰
10:21 10:21 茗荷峠(稲詰峠)
10:28 10:30 夕倉山
11:20 11:20 赤仁田バス停
11:30 11:32 賢治の農学校
11:57 11:57 ノスザワ峠(ノスゾウ峠)
12:03 12:04 三方山
12:19 12:19 40番鉄塔
12:32 12:32 日向和田分岐
12:36 12:37 矢倉台
12:43 12:43 第４休憩所
13:00 13:00 大乗寺
13:05 13:05 第２休憩所
13:10 13:11 第１休憩所
13:13 13:14 金比羅宮
13:19 13:19 青梅鉄道公園
13:28 JR青梅駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR軍畑駅
復路：JR青梅駅

コース状況／危険箇所等

標高600m以上は本格的な残雪あり。
成木のマイナー稜線は細いが意外とはっきりしている。ただし、道標が無いので尾根誤りには注意。

写真

2/23 4:24

東の空に明けの明星らしき星を仰ぎながら奥多摩へ向かう。

2/23 6:15

今回はJR青梅線の軍畑駅から。

2/23 6:16

夜明け前の奥多摩稜線

2/23 6:24

入山口を探して右往左往していたら、突如として草藪から飛び出してきた。猿たちは今回は見えず。

2/23 6:27

ようやく入口を把握。何の道標も無く、民家の入口かと思っていた。

2/23 6:32

この階段を登った先から山の中に入っていく。

2/23 6:34

太陽が稜線から顔を出した。日の出時刻も徐々に早くなってきている。

2/23 6:44

奥多摩の山らしく、斜面が岩めいてきた。

2/23 6:49

鉄塔のあるピークから奥多摩稜線

2/23 6:54

樋口入

2/23 6:56

予想外に雪の量が増えてきた。もう雪は残っていないと思っていたが。

2/23 6:57

関東平野を覆う薄い靄の上に浮かぶ筑波山

2/23 7:06

丸山。この手前は若干藪が濃い目。

2/23 7:17

沢井駅方面分岐

2/23 7:21

分岐の先は道がやや歩きやすくなった。

2/23 7:25

が、急に雪の量が増大。凍てついているので、滑ってこけないよう慎重な足運びをしなければならない。

2/23 7:33

間伐地で視界が開け、正面に川苔山が飛び込んでくる。

2/23 7:35

この後歩く岩茸石山〜高水山の稜線

2/23 7:35

もちろん筑波山も見える。

2/23 7:38

この界隈を歩くのは結構久方ぶりだが、実際に歩いてみると、やはり良い。

2/23 7:39

おー、海が見えるが、あれは東京湾か？

2/23 7:43

惣岳山

2/23 7:47

惣岳山手前で出会った間伐地を尾根沿いに北側へ回り込む。

2/23 7:50

着雪した（しかも凍てついている）岩場を下る際は特に気をつける。

2/23 7:55

日のよく当たる南側の斜面には雪が無い。

2/23 7:56

北側から惣岳山

2/23 7:57

東京の林立するビル群と東京スカイツリー。

2/23 7:59

気温が上がって、地面が若干弛んできている。

2/23 8:01

明け方の金色に輝く海は、何度見ても良い。

2/23 8:13

岩茸石山という名前に相応しい岩岩した山肌。実際の岩茸石は棒ノ嶺の方にあるが。

2/23 8:17

岩茸石山山頂に至ってようやく他の山行者を見かける。

2/23 8:20

雪をかぶっていると1000m級の山でも雄大に見える。

2/23 8:21

台形のような棒ノ嶺、奥の尖っているのが武甲山、真ん中でずんぐりしているのが武川岳。

2/23 8:25

この辺りでは川苔山が最も大きく見える。

2/23 8:27

右側に高水山、左奥に筑波山が見える。

2/23 8:27

高水山の奥に見える東京スカイツリー。

2/23 8:28

この先は南房総、ということは東京湾の南側で、海面もそれなりに広いはず。道理で海がよく見えるわけだ。

2/23 8:43

高水山へテカテカ光る雪面を歩いて行く。

2/23 8:44

日陰の方が凍結していない分歩きやすい。

2/23 8:56

高水山

2/23 8:59

常福院近くから大岳山と御前山

2/23 9:04

常福院

2/23 9:06

周囲に人が増えてきた。こんなところで滑ってこけるわけにはいかない。が、時には素直に滑って転んだ方が良い場合もある。

2/23 9:13

何やらMTBの轍らしき跡もある。

2/23 9:14

暫くは林道を歩く。

2/23 9:23

伏木峠分岐から西武ドーム。

2/23 9:24

林道の下側では雪が無くなった。本格的な積雪は標高600m以上といったところか。

2/23 9:32

ボロリンチョな伏木峠の道標

2/23 9:34

伏木峠から先は道が細く脆くなっている。

2/23 9:42

元祖伏木峠というらしい。

2/23 9:46

大指山

2/23 9:53

オブジェのような岩

2/23 9:58

松ノ木トンネルを越えて松ノ木峠

2/23 10:04

マイナールートということで警戒していたが、意外と道がハッキリしていた。

2/23 10:12

ノボリオイゾネ381m峰の辺り。この先、採石場からダンプの音などがひっきりなしに聞こえてくるが、そちら側には下りず左手に下る。

2/23 10:26

夕倉山

2/23 10:48

372m峰の辺り。以前は鉄塔があったようだ。この開けた、落ち着いた感じが良い。

2/23 10:59

372m峰の先、らくルートでは北東の寺院に至る踏み跡もあったが、意を決して南東尾根を下ることにする。行けそうだという見込み。

2/23 11:04

尾根だからといって安心してはいられない。崖状の箇所あり。

2/23 11:08

最終局面に至り、いよいよ藪が増してきた。

2/23 11:12

真下は民家か。なんとかして避けなければ。

2/23 11:17

民家を外れて山から出ることができた。といっても、標識も無く、正規の登山ルートではないようだ。

2/23 11:21

青梅丘陵に移るため、南下する。

2/23 11:34

賢治の農学校の前から再度山域に入る。

2/23 11:51

花粉が充填されつつあるのか、緑が赤がかっている。

2/23 11:54

ノスザワ峠から青梅丘陵に乗る。

2/23 12:01

三方山

2/23 12:02

三方山近くからの展望は北〜東。

2/23 12:02

三方山から東京スカイツリー。

2/23 12:05

もう雪は無いだろうと油断していたら、標高500m以下でも所により残っていた。

2/23 12:10

それにしても、この道の歩きやすさよ。軽く歩くには、何よりもまず歩きやすいこと、これ大事。

2/23 12:33

矢倉台

2/23 12:34

矢倉台から大岳山など。

2/23 12:34

ここから見えるのは立川や八王子あたりか。

2/23 12:40

第4休憩所

2/23 12:41

第4休憩所から青梅市街

2/23 12:57

大乗寺

2/23 13:03

第2休憩所

2/23 13:07

第1休憩所からの展望は北東方。

2/23 13:08

筑波山がだいぶ薄っすらしてきた。

2/23 13:08

ふと見たら、塩船観音じゃないか。

2/23 13:10

最後に奥多摩の山々を見納める。

2/23 13:10

金比羅宮に参拝。

2/23 13:16

青梅丘陵の東端は青梅鉄道公園入口。

2/23 13:25

青梅駅で山行完了。雪の上を歩くと筋力を余計に使うのか、とても疲れ、この日は21時過ぎに就寝した。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

narodniki

今年に入って群馬、栃木、茨城と北関東に始まり、東京を除いて関東6県+山梨県において初山行を一通り終える。
今年は例年よりも特に寒く感じる（しかもコロナ対策でドアが毎度開いてさらに寒い）ので、なかなか朝一番で奥多摩に向かうというのが億劫になっているのだが、いよいよ東京の番だ。
天皇陛下御誕生の記念たる佳き日に、陛下のお膝元たる帝都東京を畏み敬いつつ歩く。

存分に歩いても良かったのだが、週の真ん中の孤立した休日のため、標高1000m以下の低山に抑えておく。
しかし、これが良かった。先日の雪など、奥多摩ではとっくに消えて無くなっているだろうと高を括っていたら、標高600mを越えると結構な積雪。1000m級の山に行っていたら大変なことになるところだった。
このクソ寒い中、日も出ないうちから何をやっているんだろう？という気持ちも、日が昇り、気温が上がるにつれて弛んできて、やはり冬山は良いという結論に達するのがいつものパターン。それでも今年は寒い。その寒さももう少しの辛抱だ。