雪の武尊山 稜線でテント泊

2022年02月26日(土) 〜 2022年02月27日(日)

• GPS: 03:59
• 距離: 7.5km
• 登り: 717m
• 下り: 708m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:14

10:49 川場スキー場ゲレンデトップ
11:14 11:18 剣ヶ峰山
12:33 12:33 武尊山
12:57 12:58 中ノ岳
13:19 13:26 武尊山
14:03 剣ヶ峰山

2日目

• 山行: 0:17
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:18

8:00 剣ヶ峰山
8:16 8:17 川場スキー場ゲレンデトップ
8:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

川場スキー場の駐車場　土日は駐車料金1000円かかりますが、平地の駐車場なら無料です。料金所で平地でいいといえば、A4サイズの紙をいただけるのでダッシュボードに置いておけば大丈夫です。

コース状況／危険箇所等

ゆっくりめのスタートだったのでトレースはしっかりとありました。雪庇はいたるところにクラックが入っていました。人の足跡のすぐ脇にもあったので、これからの時期、雪庇からはできるだけ離れて歩いた方が良いと思います。

写真

2/26 10:27

料金所で「平地で」と言えば、この駐車票をもらえます。山中1泊の場合もこれで良いそうです。

2/26 10:37

平地の駐車場に止めました。前の建物が立体駐車場なので、徒歩5分です。

2/26 10:38

今回のザックは19kg。トレースをあてにしてワカンは置いてきました。

2/26 10:55

リフト券売り場横でオリジナルの登山届を提出します。車のナンバーも書くのでご注意ください。
リフトの往復は2500円。下山通知をすると500円返金があります。ココヘリも必須なので持っていない方はレンタルが必要です。

2/26 11:06

さあ、リフトに乗ります。ゲレンデは若い男女ばかりで、登山のかっこうをしたおっさんは場違い(笑)

2/26 11:29

リフトで一気に標高を稼ぎます。

2/26 11:35

リフトの最高点で準備をします。12本爪アイゼンとピッケルで行きます。

2/26 11:32

まずは正面に見える岩峰まで登ります。

2/26 11:51

週末にこのお天気ですからね、思った通りトレースはバッチリです。

2/26 11:55

剣ヶ峰に伸びるこの稜線が、獅子ヶ鼻山の稜線だったんですね。気持ちよく歩けそうな稜線です。たんばらスキー場から登れるらしいので、今度歩いてみよう。

2/26 12:00

さあ、急登が始まりましたよ。とはいえステップが出来ているので階段を登るようなものです。

2/26 12:07

急登が終了しまして、剣ヶ峰が見えました。

2/26 12:11

剣ヶ峰もトレースバッチリ。というか人が途切れません。

2/26 12:12

さあ、剣ヶ峰への最後の登り。

2/26 12:14

剣ヶ峰山頂に到着です。

2/26 12:15

獅子ヶ鼻山の稜線が下に見えます。その奥には先週行った谷川連峰。

2/26 12:19

今回のルート唯一の危険ポイント、剣ヶ峰からの下りです。といってもしっかりステップが出来ているので問題なし。

2/26 12:26

剣ヶ峰から下りて来ました。この辺りから幕営地を探し始めます。この平でも幕を張ったことがあるんですが、風が吹くと吹き曝しになりますからね。もうちょっと良い場所を探します。

2/26 12:26

この小山の右側が例年良いスポットになるんですが、今年は風裏になってませんね。しかも遠くから見ると雪庇の一部になっていました。

2/26 12:45

小山を2つほど超えた先に良い場所がありましたよ。冬型気圧配置だと北西から風が吹くんですが、北西側からは風裏になる場所で雪庇ができていなくて眺めが良い。
ザックをデポしてアタックザックで山頂に行ってきます。

2/26 12:49

天気は良いし無風。絶好のコンディションです。

2/26 12:49

今年はスノーモンスターもしっかり育っていますね。

2/26 13:01

シュカブラも美しい

2/26 13:04

谷川連峰も今日は良く晴れています。

2/26 13:04

振り返ると、奥に剣が峰が見えます。

2/26 13:15

さあ、あと一息で山頂です。

2/26 13:23

最後の急登。ここもステップが出来ているので歩きやすい。

2/26 13:28

振り返ると歩いてきた稜線が。

2/26 13:33

山頂に到着してビックリ。人・人・人。山頂の写真を撮るのに行列が出来ています。ここ数年特に人が多くなった気がします。

2/26 13:37

山頂の人の多さに嫌気がさし、行くつもりは無かったんですが、中ノ岳まで行くことにしました。

2/26 13:39

ヤマトタケルさんがいましたよ。

2/26 13:40

こっちも人はいますが、ずいぶん静かになりました。

2/26 13:44

中ノ岳方面もトレースバッチリ。うれしいような寂しいような(笑)

2/26 13:48

静かな雪山散歩を楽しみます。

2/26 13:55

中ノ岳山頂に到着です。

2/26 14:00

一応、自撮りで記念撮影。

2/26 14:02

さあ、戻りましょうか。武尊山山頂も少し人が少なくなったようです。

2/26 14:09

この稜線にもスノーモンスターたちが。

2/26 14:19

武尊山山頂に戻って来ました。やっと看板の写真が撮れた。

2/26 14:31

さあ、戻りましょうか。

2/26 14:39

稜線上を戻るんですが・・・

2/26 14:40

よく見ると雪庇にクラックが。人が歩いているところにも入っていましたよ。トレースだから安全、は間違いですね。これからの時期は気をつけないと。

2/26 14:59

さあ、剣ヶ峰まであと少し。

2/26 15:44

スコップで斜面を掘り、掘った雪を南側の風よけにしてテントを設営。やっぱり剣ヶ峰ビューはいいですね。

2/26 15:43

張ったのはこんな場所です。

通りかかった方に写真を撮っていただきました。あざーっす！

2/26 15:44

さあ一杯やりましょう。

2/26 15:49

今回はつまみにシウマイを持って来ましたよ。

2/26 15:56

メスティンで蒸しました。

2/26 15:58

しまった、このシウマイって醤油とカラシ付いてないんですね。仕方がないので塩コショーでいただきました。

2/26 18:15

最終リフトの時間があるので人がいなくなって静かな時間が訪れます。
お待ちかね、夕日に染まる剣ヶ峰。これが見たかったんですよ。

2/26 18:15

谷川連峰も赤く染まります。

2/26 18:21

夕日に染まる武尊山、至福の時間です。

2/26 18:36

テントに籠って夕焼けを眺めていました。

2/26 22:17

夜は夜景も楽しめます。

2/27 6:16

テント内の温度はマイナス5度くらい。それほどでもないんですが、今回は少し寒かったな。シュラフのロフトが少なくなっている気がするので洗ってみるかな。

2/27 6:22

5時に目が覚めました。凍ったおにぎりをお湯にぶち込み、お茶漬けの素を入れて朝食にします。

2/27 7:46

さあ、お待ちかねの朝日が昇ってきましたよ。この日稜線で泊まったのは3人でした。みなさん朝日を拝んでいます。

2/27 7:41

剣ヶ峰にも朝日が当たって美しい。

2/27 8:35

今回も良いお天気に恵まれました。では帰るとしましょう。

2/27 8:46

すぐ上の段で張っていたのはスノボのお兄さん。ノースフェイスのテントって珍しいな。

2/27 8:48

剣ヶ峰直下の片はイグルー泊でした。このイグルー、隙間だらけだけど寒くなかったのかな？

2/27 8:53

最後に武尊山をもう一度振り返ります。今回も楽しかった。

2/27 9:11

リフト乗り場が見えて、あっという間に今回の登山が終了。

2/27 9:44

下山もリフトでラクチンですが、下りのリフトって目立っちゃって恥ずかしい。

2/27 9:46

リフト券をお返しして、500円バックしてもらって終了です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX30 SONY

感想

そーしん

毎年やっている武尊山の稜線テン泊、今年は前の週に予定していたんだけど天気が良くない予報で中止に。結局先週は西黒尾根で雪洞遊びできたのでそれはそれで良かったんだけど、やっぱり今年も武尊山はやりたいね、ということで1週間後にリベンジしました。今年も風も無く良く晴れて満足な山行となりました。ただ今年は本当に人が多くて・・・　この山も年々人が増えている気がします。コロナ禍で雪山もブームなんでしょうかね。