小日向山(ラストパウダーか?)
- GPS
- 04:44
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:42
天候 | 雪! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一晩で相当雪が降ったせいで林道も山中もパウダー復活&激ラッセル。 くるぶし〜深いところで膝ラッセル。 雪の下に固い層があって雪崩やすい状態になっていた。 これだけ雪が多いのでどこを滑っても林道に合流できるがこのコンディションでの沢筋は雪崩リスクが高いかもしれない。 |
写真
感想
前日は鳳凰山で「普通の」登山を楽しんだが、今日日曜日は再び冬型となり日本海側は降雪予報。
気温もそこそこ低いのでパウダーが楽しめそうだ。
ということでパクに連絡。どっかいく?
四ッ岳か小日向山か…みたいな感じだったが四ッ岳は強風で寒そうなので却下。
安定の小日向山に行こうということになった。
山梨から石川に帰る途中に立ち寄れるので効率的だ。
スタートは3時半。雪が降らない松川村の道の駅で車中泊して2時に起床。
眠いが頑張って起きて白馬まで車を走らせる。
徐々に積雪量が増えてきて八方尾根まで来ると道路上にも10cmの積雪があった。
準備をしたら時間通りにスタート。フライングはない。
すっかり前日のトレースも消えてスタートから林道ラッセル。
パクがガンガン進んでいくのでセカンドでも追い付けない。また強くなったんじゃないか?
尾根に取り付く手前でラッセル交代。少しは頑張らないと。
とはいえ結局9割くらいパクにラッセルさせてしまった。まあその方がPTの山行速度が上がっていいんだけど。
3月なのにガチ厳冬期の様相だった。まあだからこその小日向山。来た甲斐があるというものだ。
スタートから3時間半で小日向山登頂。
行動時間は短いけど中身が濃いので結構疲れる。
さあ滑走開始、北東面をいただこう。
ポンツーンに相応しい激パウが待っていた。これで心置きなく残雪期に突入できる。
だが途中から雪面が割れやすい状態に。斜面が割れて雪崩が頻発。雨で凍った斜面の上に一気に30cmも降雪があったのだから雪崩やすくて当然か。
できるだけ斜度が緩い樹林帯を狙って滑走していく。
最後は緩やかな斜面をこなして林道に降り立ったら一安心。
後は下りラッセルしながらトレースを辿る。
登ってくる山スキーヤー数人とスライドした。
こんな天気の悪い日・・・いや、山スキーヤーにとって天気の良い日はやっぱり滑走メインの山が良い。
小日向山はこんな日にしか来ないので北アルプスの大パノラマを眺める日は来ないかもしれない笑
ゴン降りだって言うから安定の小日向山にやってきた。ここは良い。除雪の心配をしなくていいところが最高。下山したら自走不可な積もり方をしていて携帯も通じず里まで数十km. そういうのは勘弁してほしい。今日は久々に岩さんと。去年の年末も大雪の日に二人で来ている。昨日は春の陽気、街の雪もほとんど溶けていて明日そんなに降るの?と半信半疑だったが3時に起きて車のドアを開けると20cmくらい積もって昨日とは別世界だった。
トレースはほとんど消えていて3月なのにラッセルラッセル。天気と雪が良かったら2周する?なんて言っていたがこれは無理。一本勝負で頑張ろう。雪は深くえらい重い。下の方はみぞれ混じりだったのでは。ここ最近降っていなくて斜面はカチカチ。その上に昨日の夕方の雨。そして西風強く重たい雪が一度にドカン。これはもう雪崩の数え役満でしょう。今日は樹林帯しか行けん。北斜面はブナの樹林なのでデカい雪崩に巻き込まれることは無いだろうと入ってみたが、斜度のあるところは足元がスパスパ切れて気持ち悪かった。最も斜度が緩く木が密集しているところを選んで楽しく下りてきた。
雪の日の小日向山は本当に楽しい。もちろん天気が良い日に来れば白馬の山並みが見えてとても素晴らしい眺めなのだろう。しかし四ッ岳と同じで晴れた日に行く機会は中々無い。土日両方晴れる、土曜は完全燃焼して全く使い物にならない。でも日曜は山へ行きたい。晴れた小日向山はそんな日のためにとっておこう。
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