豪雪の丹沢主稜を望む 塔ノ岳&鍋割山


- GPS
- 08:58
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,367m
コースタイム
6:52 観音茶屋にてアイゼン装着 6:55発
7:15 見晴茶屋にて休憩 7:22発
8:00 駒止茶屋通過
8:15 堀山の家にて休憩 8:20発
9:10 花立山荘にて休憩 9:15発
9:30 花立山頂にて撮影&小休止
9:35 金冷シ通過
10:00 塔ノ岳着 昼食&撮影
11:00 塔ノ岳発
11:20 金冷シ通過
11:35 大丸通過
11:50 小丸尾根分岐着 休憩&撮影
これ以後あちこちで小休止&撮影。
12:45 鍋割山頂着 休憩&撮影 12:50発
13:45 後沢乗越で休憩 13:50発
14:05 沢に出て休憩 14:10発 数分後アイゼンを外す
14:30 二俣にて休憩 14:35発
15:35 大倉バス停着。38分発のバスには乗らず整理体操&ビール購入。15:55発 (終了)
※カメラとレンズ3kg・写真撮りながら・運動不足気味の四十路オッサンということで、あてにならないコースタイムで恐れ入ります。
天候 | 塔ノ岳〜鍋割山の稜線では晴れのち快晴 それ以外では曇りときどき小雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路は大倉から神奈中バスで渋沢へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体で積雪あり。但し乾雪の吹雪の影響で、積雪が多い場所とそうでない場所の落差が激しいです。稜線でも、たとえば小丸周辺で雪が非常に少ないと思ったら、すぐに50cm以上の積雪が現れて驚くなど、本当にまちまちです。 早朝は積雪がコチコチに凍っていますが、午後はシャーベット状になり、場所によってはズブズブ。急斜面での下りでは、6本爪アイゼンでもヒヤリとさせられます。鍋割からの下りは場所によってコワかったですし、大倉尾根も駒止茶屋の下など、傾斜がまるで雪壁のように見え (笑)、相当神経を使うところがあります。アイゼンの爪は多ければ多いほど安心かと思われます。……いやはや、普段個人的に雪の丹沢は6本爪を持参しておりますが、10本以上欲しい……と痛切に思った次第です (汗)。 総じて、アイゼンを確実に雪面に噛ませれば、とくに危険と言うことはなく、トレースがしっかりついた状態になっていますので、老若男女が行き交っています。私がヘタレなだけかも知れません。 |
写真
感想
先日首都圏を襲った数十年に一度レベルの大雪は、当然のことながら丹沢をも一面の雪国に変え、自宅のある神奈川県央から丹沢を望むにつけ思わず「スゲェ……行きたい」と思わずにはいられません (笑)。そこで、多忙のため約40日ぶりとなってしまった山登りの照準を、何はさておき速やかに稜線に達することができる大倉バカ尾根〜塔ノ岳に定め、雪景色登山と洒落込むとともに運動不足緩和を図ることにしました。個人的には花粉症でして、間もなくスギ&ヒノキ花粉本番シーズンに入ってしまえば当分コワくて丹沢には近づけなくなりますので (泣)、その前に何としても山登りに費やす1日を確保し、新陳代謝を上げて花粉症シーズンを乗り切ろうという目的もあります。
というわけで、6本爪アイゼンを忘れずに持参して敢行した今回の山行。天気は幸いにして、下界の暗い曇りがウソのような快晴に恵まれましたし、何と言っても豪雪を身に纏った蛭の眺めがスゴ過ぎます♪ また、冬枯れのブナ林にどっぷり積もった白い雪を踏みしめながら、ブナの幹と枝越しに主稜線の眺めを楽しむというのも、丹沢を歩く喜びに満ちていたひとときであったと思います。
唯一の遺憾は、朝の気温が高すぎたため (大倉尾根の最初の間しばらくは凍結していませんでした)、頂上部でも霧氷の花が咲かなかったことでしょうか。まぁ今後何度でも、豪雪&霧氷狙いで再挑戦する機会もあることでしょう (うまく休みとドカ雪が重ならないものか……と)。
あと、とくに大倉尾根は余りにも人が多すぎ、積雪のため人一人が歩くスペースしかない場所が多いことから、大行列とすれ違うにも時間を要するのには参りました。往路は、始発バスよりも早めにタクシーで大倉に向かったため、途中花立あたりで始発バス組に追いつかれる (遅っ!) までは非常に静かな雰囲気の中をチンタラとマイペースで登ることが出来ましたが、塔ノ岳から金冷シまでの僅か20分弱の下りですら登ってくる大行列に辟易。登山道の混雑ピークを予想して行動することが大切だな……と思った次第です。
まぁ何はともあれ最高の一日でした♪ 丹沢万歳!
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