記録ID: 4064190
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トレイルラン
房総・三浦
イルカ丘陵縦走�� (鷹取山〜京急長沢駅)
2022年03月09日(水) [日帰り]
神奈川県
adamski
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 05:42
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 1,090m
- 下り
- 1,199m
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日帰り
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:39
距離 25.8km
登り 1,090m
下り 1,209m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
山中には地元の方々による手作りの案内表示が多くあり、最低限、コース上の山名、地名を把握していれば大きく道を外れることはないと思いますが、細かな分岐点では判断に迷うことがあり、現在地の確認はこまめに行う必要があります。 藪こぎ箇所はほぼなく、クモの巣も皆無でした。 今回、まだ寒い時期だったのでフラスクは持って行きませんでしたが、山科台のコンビニを過ぎると、京急長沢駅までコース近辺には自販機など見当たりませんでしたので、人によっては必要になるかもしれません。 |
写真
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戦時中は本土決戦に備え、東京湾を守るため三浦半島全体が要塞化し、ここでも迎撃用の砲台を配備しようとしていたらしいです。
住宅街を通らずとも篠山公園というところに行けるはずですが、入るところを間違えて行き止まりになり迂回を強いられました。
盛福寺管理随道手前左手が尾根取付です。手前右からでも行けるようです。旧海軍が横須賀海軍施設の増強で水不足になり、はるか丹沢のの中津川から水道管を施設して送水していて、戦後は横須賀市民に水を供給していましたが、2005年に老朽化のため送水を停止しました。このトンネルはその水道管を通すためのものです。
3/9 9:56
盛福寺管理随道手前左手が尾根取付です。手前右からでも行けるようです。旧海軍が横須賀海軍施設の増強で水不足になり、はるか丹沢のの中津川から水道管を施設して送水していて、戦後は横須賀市民に水を供給していましたが、2005年に老朽化のため送水を停止しました。このトンネルはその水道管を通すためのものです。
左折です。右の印刷されたものより、左の手書きの案内板の方が分かりやすいです。
畠山山頂石仏は三面六臂の馬頭観音らしいです。
三浦一族の本拠地であった衣笠城での戦いにおいて、この時はまだ平家方だった畠山重忠がここに城を築いて陣を張ったらしいです。
3/9 10:43
畠山山頂
石仏は三面六臂の馬頭観音らしいです。
三浦一族の本拠地であった衣笠城での戦いにおいて、この時はまだ平家方だった畠山重忠がここに城を築いて陣を張ったらしいです。
石仏は三面六臂の馬頭観音らしいです。
三浦一族の本拠地であった衣笠城での戦いにおいて、この時はまだ平家方だった畠山重忠がここに城を築いて陣を張ったらしいです。
竹林が現れたので麓が近いことが分かります。
コンビニは離れていますが、自販機で水分補給し、大楠山の上りに備えます。
コンビニは離れていますが、自販機で水分補給し、大楠山の上りに備えます。
左折します。右は不動滝です。畠山重忠は守り本尊である不動明王を畠山に安置して戦勝祈願しましたが、衣笠城合戦に勝利したあと滝谷山というところに不動明王を勘請したところ、一夜のうちに水が涌き出て滝になったそうです。
3/9 11:03
左折します。
右は不動滝です。畠山重忠は守り本尊である不動明王を畠山に安置して戦勝祈願しましたが、衣笠城合戦に勝利したあと滝谷山というところに不動明王を勘請したところ、一夜のうちに水が涌き出て滝になったそうです。
右は不動滝です。畠山重忠は守り本尊である不動明王を畠山に安置して戦勝祈願しましたが、衣笠城合戦に勝利したあと滝谷山というところに不動明王を勘請したところ、一夜のうちに水が涌き出て滝になったそうです。
幼稚園の右に短いトレイルの入口があります。
右手山林が私有地のため、横横方面に迂回して大楠山に向かう感じです。
右手山林が私有地のため、横横方面に迂回して大楠山に向かう感じです。
ここでキジを見かけました。雄だったので色がきれいでした。
狩猟目的の放鳥があるらしく、珍しくはないそうです。
狩猟目的の放鳥があるらしく、珍しくはないそうです。
マップを後で見ると、ここの手前の阿部倉配水池は回り込まなくても近道があったようです。
葉山国際カンツリークラブより大楠山
このあたりに捨て猫が多いのが気になります。
このあたりに捨て猫が多いのが気になります。
このゴルフ場みたいに、フェンス際2mだけでも山道として地域に解放してくれれば、大規模な開発に対して登山者として多少は納得します。
3/9 11:29
このゴルフ場みたいに、フェンス際2mだけでも山道として地域に解放してくれれば、大規模な開発に対して登山者として多少は納得します。
ハイキングコースの案内板の角度が錯誤を誘います。手前の広い道路ではなく左折するということです。
標識も何もありませんが、衣笠城跡方面、大畑橋への下降点です。
古道の趣が感じられる道です。
古道の趣が感じられる道です。
衣笠城跡方面への階段
横横の騒音は別としても、お寺や史跡が近いだけに古道の趣が非常に感じられるトレイルです。
横横の騒音は別としても、お寺や史跡が近いだけに古道の趣が非常に感じられるトレイルです。
大善寺
裏に衣笠城跡があるので、今やっている大河ドラマの舞台ということで、地元がPRしています。
裏に衣笠城跡があるので、今やっている大河ドラマの舞台ということで、地元がPRしています。
大矢部高区配水池の右脇から山科台尾根(？)に取り付きます。台風による倒木以外はよく整備されていて、通行に何ら支障はありませんでした。
クモの巣も時節柄、皆無でした。
3/9 13:15
大矢部高区配水池の右脇から山科台尾根(？)に取り付きます。
台風による倒木以外はよく整備されていて、通行に何ら支障はありませんでした。
クモの巣も時節柄、皆無でした。
台風による倒木以外はよく整備されていて、通行に何ら支障はありませんでした。
クモの巣も時節柄、皆無でした。
眼下に見える横浜市の市営公園墓地は戦前、衣笠弾薬庫というところだったらしく、トレイルに沿ってその警戒柵が延々と続いています。
標石は防五三から八三まで連番であるものの、その前後はないそうです。
YRP
近代的なビルが立ち並びますが、自販機ひとつ見当たりません。
近代的なビルが立ち並びますが、自販機ひとつ見当たりません。
通研(NTT横須賀研究開発センター)の対面から武山ハイキングコース方面へ入ります。前身である電電公社の研究所が最初にこの地にあり、後に隣接するかたちでYRPができたらしいです。
3/9 13:57
通研(NTT横須賀研究開発センター)の対面から武山ハイキングコース方面へ入ります。
前身である電電公社の研究所が最初にこの地にあり、後に隣接するかたちでYRPができたらしいです。
前身である電電公社の研究所が最初にこの地にあり、後に隣接するかたちでYRPができたらしいです。
左に民家が見えたら右に取付があります。
砲台山の砲台のための軍道だったそうです。
砲台山の砲台のための軍道だったそうです。
武山防空砲台跡鷹取山同様、太平洋戦争時、東京湾、首都を守るため航空機を迎撃するためのものでした。
終戦が遅れていたら、三浦半島が首都の砦として激戦地帯になっていたでしょう。
3/9 14:12
武山防空砲台跡
鷹取山同様、太平洋戦争時、東京湾、首都を守るため航空機を迎撃するためのものでした。
終戦が遅れていたら、三浦半島が首都の砦として激戦地帯になっていたでしょう。
鷹取山同様、太平洋戦争時、東京湾、首都を守るため航空機を迎撃するためのものでした。
終戦が遅れていたら、三浦半島が首都の砦として激戦地帯になっていたでしょう。
計算所跡木造二階建で二階に２つあった計算装置の基礎を支えていた柱らしいです。
先程の砲台跡の方にここから橋がかかっていたそうです。
3/9 14:15
計算所跡
木造二階建で二階に２つあった計算装置の基礎を支えていた柱らしいです。
先程の砲台跡の方にここから橋がかかっていたそうです。
木造二階建で二階に２つあった計算装置の基礎を支えていた柱らしいです。
先程の砲台跡の方にここから橋がかかっていたそうです。
三浦富士もともとの名称は富士山(ふじやま)だそうで、名前の通り山頂には浅間神社奥宮があり、
富士講が行われてきたそうです。津久井浜駅の隣にある里宮(本殿)は、かつて三浦富士の登山道の途中にあったということで、本来、こことセットで参拝されたのでしょう。
3/9 14:33
三浦富士
もともとの名称は富士山(ふじやま)だそうで、名前の通り山頂には浅間神社奥宮があり、
富士講が行われてきたそうです。津久井浜駅の隣にある里宮(本殿)は、かつて三浦富士の登山道の途中にあったということで、本来、こことセットで参拝されたのでしょう。
もともとの名称は富士山(ふじやま)だそうで、名前の通り山頂には浅間神社奥宮があり、
富士講が行われてきたそうです。津久井浜駅の隣にある里宮(本殿)は、かつて三浦富士の登山道の途中にあったということで、本来、こことセットで参拝されたのでしょう。
それとは別に、この山を漁師が漁に出る時に目印にしていたらしいので、古来から大漁、海上安全などの祈願をしていたのでしょう。
台風などで倒木が多数あったと想像されますが、ありがたいことにきれいに片付けられていました。
厚木基地から横須賀のミッドウェーに戻る際に起きた事故らしいので、この地も関係あるということでしょうか。特定の団体が肩入れしている面はあるものの、事故にまつわる出来事そのものは不条理でやるせないです。
3/9 14:53
厚木基地から横須賀のミッドウェーに戻る際に起きた事故らしいので、この地も関係あるということでしょうか。
特定の団体が肩入れしている面はあるものの、事故にまつわる出来事そのものは不条理でやるせないです。
特定の団体が肩入れしている面はあるものの、事故にまつわる出来事そのものは不条理でやるせないです。
解放戦士の碑平和の母子像とは関係ないです。
社会運動で活動されていて、志半ばでなくなられた方々の慰霊碑が青山墓地をはじめ全国各地にあります。
3/9 14:51
解放戦士の碑
平和の母子像とは関係ないです。
社会運動で活動されていて、志半ばでなくなられた方々の慰霊碑が青山墓地をはじめ全国各地にあります。
平和の母子像とは関係ないです。
社会運動で活動されていて、志半ばでなくなられた方々の慰霊碑が青山墓地をはじめ全国各地にあります。
感想
コースすべての距離を合計すると137.5kmで、寄り道やロストを除くと、約130kmであることが分かりました。
走り終わってみてあらためて様々な方々のお陰で、こうして楽しめているということを実感しました。
手作りの標識を設置して頂いたり、道を教えて頂いたりした地元の山岳会の方々、刈払機で除草されていた造園業の方々、公園のトイレの清掃の方々、コンビニの店員の方々も含めて、有償無償に関わらず、関係された方々にお礼申し上げます。
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