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Yamareco

記録ID: 406574
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

百松橋〜銭天。いつぞやの春ワン再履修

2014年02月07日(金) 〜 2014年02月10日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
54:54
距離
29.7km
登り
1,681m
下り
1,872m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

GPSログ参照
天候 晴れまたは曇。
本州は爆弾低気圧が通っていたらしいが全くもって影響なし。
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
入山
札幌駅から定山渓行きのバスに乗って百松橋まで。680円
下山
小樽札幌間の高速バスの見晴らし停留所から札幌市内北18条まで470円。

非常に公共交通機関の便の良い山行でした。
コース状況/
危険箇所等
烏帽子のトラバースはつまるところ針葉樹をつなぐのだけれども、急だし、真っ白い沢も突き上げているし、上には雪庇が張り出してきている下の真っ白な斜面もあるし、そもそも木の間隔も広いし、尾根から降りるときも尾根に復帰するときも雪庇というか吹き溜まりというかを越えなきゃいけないし、と、雪崩も怖いしなかなかルートどりが難しい。

銭函天狗山は岩が出てたり、細い上に雪庇なのでちょっと怖い。

あとは、いたるところに白い斜面と雪庇の赤ん坊が散在している所謂札幌近郊という非常に素晴らしい山域です。

百松沢山の景色は素晴らしい。
飛行機からの北アルプス。
2014年02月07日 14:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/7 14:37
飛行機からの北アルプス。
林道からの朝焼けてきな。
2014年02月08日 06:32撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/8 6:32
林道からの朝焼けてきな。
林道雪崩を警戒したり?
2014年02月08日 08:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/8 8:34
林道雪崩を警戒したり?
神威岳と烏帽子岳の間の尾根に登る急斜最上部。一昨年と違って雪庇は張り出してないけど、まぁ溜まってる。
2014年02月08日 11:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/8 11:49
神威岳と烏帽子岳の間の尾根に登る急斜最上部。一昨年と違って雪庇は張り出してないけど、まぁ溜まってる。
烏帽子岳。白いのの下の規則正しく並んでいるマツをトラバースするのです。そこしか無い。
2014年02月08日 12:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/8 12:22
烏帽子岳。白いのの下の規則正しく並んでいるマツをトラバースするのです。そこしか無い。
百松沢山の頂。
2014年02月08日 15:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/8 15:27
百松沢山の頂。
こんな真っ白いスキー斜面はいくらでもある。
2014年02月09日 07:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/9 7:13
こんな真っ白いスキー斜面はいくらでもある。
これくらいの吹き溜まりは可愛いもの。やはりまだまだ小さいです。これからかな?
2014年02月09日 07:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/9 7:35
これくらいの吹き溜まりは可愛いもの。やはりまだまだ小さいです。これからかな?
新送電線。この日は旧送電線に誰一人としてトレースがついていなかった。
2014年02月09日 09:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/9 9:51
新送電線。この日は旧送電線に誰一人としてトレースがついていなかった。
曰く、千手観音
2014年02月11日 21:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 21:15
曰く、千手観音
上手く見えるかな?
2014年02月10日 09:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 9:09
上手く見えるかな?
奥手稲山。そして、その直下から広がる奥手稲山東壁のスキー斜面。
2014年02月10日 09:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:36
奥手稲山。そして、その直下から広がる奥手稲山東壁のスキー斜面。
HUWVで近郊の南日と呼ばれている場所のあたりの一コマ。
2014年02月10日 09:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/10 9:54
HUWVで近郊の南日と呼ばれている場所のあたりの一コマ。
銭天への登り。岩があるなんて知らなかった。
2014年02月11日 21:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/11 21:16
銭天への登り。岩があるなんて知らなかった。
銭函天狗山の頂
2014年02月10日 11:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:27
銭函天狗山の頂
札幌
2014年02月10日 11:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/10 11:27
札幌
撮影機器:

感想

 建国記念日の間の月曜日を休みにして4連休。さぁ行くかということで札幌へ。一昨年の春ワンの再履修。

 夜も遅くに混みあうバスに揺られて出発。百松橋を渡ったところでC0。林道をさくっと歩いて急登を登ってさぁ一昨年敗退した烏帽子のトラバリへ。
 一昨年よりも吹き溜まりが小さく、真尾根からの張り出しは3,4m位、出っ張っている部分は1m位なのでなんとか降りられそうな部分を探すことが出来たので、斜面に降りてトラバース開始。そもそももっとちゃんと雪庇っぽいものが切れ間なく続いており、雪庇を崩して降りるなんていう発想が無く、そもそも怖くて真尾根よりも張り出している側には近寄りたくなかった一昨年には結局恐らくトラバリ開始を見つけることは出来なかったんだろう。
 トラバース中も雪は溜まってるわ、下から急な沢が突き上げてるわ、上には真っ白い斜面が待ち構えてるわ、それでいて意外と木と木の間隔が広いわで、なかなか雪崩というものを考えると緊張するが、まぁ行けるだろうということでトラバース。尾根に復帰する際にもなんとか登れる吹き溜まりを見つけて復帰。雪崩に対する危険認識の持ちようによってはなんでもないところなんだろうけどね。僕は怖いよ。

 で、トラバースが終わってしまえばもう雰囲気は奥手稲周辺の所謂札幌近郊!と言う感じで、大きなエゾマツとカンバたちが迎えてくれる穏やかな山容。小さな雪庇や白い斜面はどこにでもあるが、なんてことはない。
 稜線に乗ってしまえば札幌の町を一望でき、近郊の山々も見渡すことが出来、最高の景色。この景色を見ながらおよそ1ヶ月近くに及ぶ春ワンの締めくくりとしたかった。。。と思いながらのんびりと歩いた。

 途中百松沢山先でC1。次は奥手稲山の家でC2。スキーは尾根上の下りは全部シールは外して、スキーを楽しむ。兼用靴パワーかどうか知らないが、全荷でもこけずに楽しく滑れるようになっているのには驚き。第二ユートピアから小屋まで行くと不思議なことに小屋番に入った雰囲気がなく、まさかの小屋番。雪ハネ、拭き掃除、等々真面目にやるはめに。ナンテコッタイ。

 そして、最終日は弱手をするのは面倒だったので奥手稲山の東壁の脇をさくっと滑って銭天へ。岩が出てくるとか聞いてないよって思いながらスキーを手に持ったりして、ピークについて、後はスキーを楽しんで下山。バス停につくと5分も立たずにバスもやってきた。

 という非常に楽しい山行でした。一昨年つなぐことが出来なかった反対側の場所は2年目と1年目の新旧主将コンビが出してくれるということなので期待。

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