記録ID: 4074663
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雪山ハイキング
中央アルプス
将棊頭山（春霞み＆爆風・・・、それでも絶景を楽しめました！最後にちょっとしたサプライズが。）
2022年03月12日(土) [日帰り]
MonsieurKudo
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:58
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,727m
- 下り
- 1,716m
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日帰り
- 山行
- 11:11
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:58
5:12
47分
スタート地点
17:10
ゴール地点
| 天候 | 晴れ 霞み多し 稜線上は爆風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
＜桂小場駐車場＞ 20台程度駐車可能な駐車スペースです。 全体的に傾斜があります。 以下、登山口ナビさんのページ（ https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-9747 ）からの引用です。 緯度経度：35.824822 137.860163 木曽駒ヶ岳クラシックルート（西駒ルート）の登山口となる桂小場の駐車スペース（標高1,270m）。 アクセスは中央道の伊那ICを下りて県道463号線の木曽・権兵衛峠方面へ右折、大萱の交差点を権兵衛トンネル方面（伊那西部広域農道）へ左折し国道361号線との交差点を飯田・駒ヶ根方面へ直進、ますみヶ丘南の交差点を過ぎた先の左カーブ直前で側道へ下り、県道202号伊那駒ヶ岳線へ右折して小黒川渓谷キャンプ場前を通過して終点まで進む。 道路脇の傾斜地に駐車スペースが20台分ほどある（学校登山の際はバスの転回スペースとして割かれるため10台ほど）。 停めきれない場合、少し下ると数台は駐車できる路肩スペースがあります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全区間で明瞭なトレースがありました。 序盤は土が見えていたり、凍結箇所がありました（回避可）。 桂小場からしばらく登ると完全な雪道となります。 午前中はそこそこ締まった雪で歩きやすかったですが、午後になると緩んで踏み抜き地獄となり、かなり歩きにくかったです。 自分は大樽避難小屋から下はノーアイゼン、避難小屋から上は12本爪アイゼンを付けました。 電波は全区間で入りました。（自分のキャリアはauです。） |
| その他周辺情報 | ＜みはらしの湯＞ 内湯（大浴場、内湯、寝湯、打たせ湯）、露天風呂、サウナ（現在は入場制限あり）がある日帰り温泉施設です。 入浴料金 500円（JAF会員証提示で50円引き） 営業時間 10:00〜21:00 URL https://www.ina-city-kankou.co.jp/miharashinoyu/information/ |
写真
拍手
今の時期は桂小場まで車で入れないので、約1.8km手前の路肩スペースに停めて出発です。
少し歩くと冬期通行止めゲート。
しばらくは伊那駒ヶ岳線を歩きます。
しばらくは伊那駒ヶ岳線を歩きます。
つばの澤橋で小黒川を渡ります。
この辺りでヘッデンは消灯しました。
この辺りでヘッデンは消灯しました。
信州大学農学部 西駒ステーションが見えたら、桂小場はすぐそこです。
西駒山荘。
今日は尾根の直登ルートで登るので、あの場所まで行かない予定です。
今日は尾根の直登ルートで登るので、あの場所まで行かない予定です。
この辺りの樹林帯には、とろろ昆布・・・じゃなかった、サルオガセが群生していました。
茶臼山の山頂部をアップで。
今日あちらまで行けたらと思っていましたが、時間が無くて無理でした。
今日あちらまで行けたらと思っていましたが、時間が無くて無理でした。
最初、大棚入山かと思いましたが、確認したら2260Pだったようです。
大樽避難小屋直下まで来ました。
薄いですがシュカブラが確認できますね。
薄いですがシュカブラが確認できますね。
避難小屋の戸は開きました。
中はこんな感じ。
上部にある雪はどうやって侵入したのかな？
中はこんな感じ。
上部にある雪はどうやって侵入したのかな？
ここからは傾斜もアップ。
（小屋前で事前に12本爪アイゼンを付けました。）
（小屋前で事前に12本爪アイゼンを付けました。）
今日が爆風でなければ、将棊ノ頭のほうにも歩いてみたかったのですけど。
木々の間から見えた南ア。
左から甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、北岳。
左から甲斐駒、栗沢山、アサヨ峰、仙丈ヶ岳、北岳。
ここからは高さが足りなくて、南アは甲斐駒から北岳までしか見えません。
この先は快適な稜線漫歩・・・のはずなのですが、爆風のせいで余裕はあまりありません。
風が強すぎるのと、結構な急登なのも相まって、脚がなかなか進みません。
前回来たときはすっぽりと雲に包まれていたので、見ることはできなかったのですが、今日は秀麗な姿を見られて満足です。
この辺りの斜面は強風が吹きつけるだけあった、シュカブラが形成されていました。
う〜ん、やっぱり身体が鈍っていますね。
ゆっくりとしか進めません。
後続の方に抜かれまくりです。
ゆっくりとしか進めません。
後続の方に抜かれまくりです。
伊那前岳と木曽駒の間に宝剣岳も見えるようになりました。
ちょっとピンぼけ・・・。
ちょっとピンぼけ・・・。
ほんと、春霞みはやめてほしいなー。
もっとクリアな遠望が見たかった・・・。
もっとクリアな遠望が見たかった・・・。
自分のサングラスは度入り眼鏡にアタッチメントで取り付けるタイプなのですが、油断して風で飛ばされてしまいました。
斜面下に飛ばされたサングラスを救出。
程よく締まった雪斜面で助かりました。
程よく締まった雪斜面で助かりました。
救出地点から上を見上げるこんな感じ。
最上部は小さいですが、雪庇ができていました。
最上部は小さいですが、雪庇ができていました。
さて、戻りましょう。
（今後、こんなことがないように度入りサングラスを作ろうかな・・・。）
（今後、こんなことがないように度入りサングラスを作ろうかな・・・。）
小ピークの上に到着。
ここからちょっと下って山頂に登り返します。
ここからちょっと下って山頂に登り返します。
やっと山頂に到着。
先着の男性は将棊ノ頭へ向かった後なので、今は貸し切りです。
先着の男性は将棊ノ頭へ向かった後なので、今は貸し切りです。
後ろを振り返るとこの絶景！
左から乗鞍岳、十石山、焼岳、笠ヶ岳、抜戸岳、槍穂。
左から乗鞍岳、十石山、焼岳、笠ヶ岳、抜戸岳、槍穂。
乗鞍岳をアップで。
左から屛風岳、大日岳、剣ヶ峰、摩利支天岳、恵比寿岳、富士見岳、大黒岳、四ッ岳。
左から屛風岳、大日岳、剣ヶ峰、摩利支天岳、恵比寿岳、富士見岳、大黒岳、四ッ岳。
左から焼岳、笠ヶ岳、抜戸岳、霞沢岳、西穂、ジャンダルム、奥穂、北穂、前穂、槍。
中央に大天井岳（左）と常念岳（右）、その手前に蝶ヶ岳。
左手前に鉢盛山。
奥には霞んでいますが、立山や蓮華岳が見えました。
左手前に鉢盛山。
奥には霞んでいますが、立山や蓮華岳が見えました。
南ア��
左から仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳。
白峰三山のつもりで撮ったのですが、間違えました（笑）。
左から仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳。
白峰三山のつもりで撮ったのですが、間違えました（笑）。
宝剣岳（左）と中岳（右）。
間のコルに見えているのは天狗荘ですね。
間のコルに見えているのは天狗荘ですね。
宝剣岳の山頂部をアップで。
山頂に立つ3名の登山者が見えました。
山頂に立つ3名の登山者が見えました。
麦草岳をアップで。
木曽前岳もそうですが、あちら側には行ったことがありませんね。
木曽前岳もそうですが、あちら側には行ったことがありませんね。
山頂は爆風ですが、三脚を雪に刺して固定して何とか自撮り。
空気は霞んでいますが、ハッキリと見える御嶽山と乗鞍岳をバックに。
空気は霞んでいますが、ハッキリと見える御嶽山と乗鞍岳をバックに。
経ヶ岳をアップで。
標高は2,296mで、全国に数ある経ヶ岳の中での最高峰です。
標高は2,296mで、全国に数ある経ヶ岳の中での最高峰です。
将棊ノ頭の北側斜面。
雪が少なくて、BCで滑るのはムリそうですね。
雪が少なくて、BCで滑るのはムリそうですね。
前を歩く男性2名が見えます。たぶん、自分がこの日将棊頭山から下山した最後の登山者になりました。
（お二人とはこの先で暫し一緒に休憩しました。）
3/12 13:33
前を歩く男性2名が見えます。
たぶん、自分がこの日将棊頭山から下山した最後の登山者になりました。
（お二人とはこの先で暫し一緒に休憩しました。）
たぶん、自分がこの日将棊頭山から下山した最後の登山者になりました。
（お二人とはこの先で暫し一緒に休憩しました。）
伊那中学校 落雷事故現場。この反対側には立派な石碑があるのですが、今は雪で埋まって見えません。
ちなみに、落雷に遭った学生さんは全員生還しました。
3/12 15:10
伊那中学校 落雷事故現場。
この反対側には立派な石碑があるのですが、今は雪で埋まって見えません。
ちなみに、落雷に遭った学生さんは全員生還しました。
この反対側には立派な石碑があるのですが、今は雪で埋まって見えません。
ちなみに、落雷に遭った学生さんは全員生還しました。
登山道の雪が緩んで踏み抜き地獄。
これは自分が嵌まった跡。
腿くらいまで沈みました。
これは自分が嵌まった跡。
腿くらいまで沈みました。
ここからはしばらくは日陰に入り若干雪質が固くなるので、踏み抜きはしなくて済みました。
カモシカさんに接近。
動きを止め、こちらをじっと注目しますが全然逃げません。
動きを止め、こちらをじっと注目しますが全然逃げません。
カモシカさんとの接近遭遇は、昨年11月に登った佐武流山以来。
自分が会うカモシカさんは、近づいても悠然と構えていることが多いですね。
ただいま〜。
車は自分のと、さっき一緒に休憩した男性2名の車のみになっていました。
車は自分のと、さっき一緒に休憩した男性2名の車のみになっていました。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：11.63kg
|
|---|
感想
今週末は自宅からかなり遠いですが、中アの将棊頭山へ行ってきました。
桂小場からのルートは2020年09月21日に登ったことがありますが、積雪期に登るのは初めて。
天気は良かったのですが、先週末と同じく強風＆春霞み。
人気のルートだけあって、結構たくさんの人と会いました。
山頂からは間近に見える中アの名峰をはじめ、かなりたくさんの山々が見渡せるだけに、遠望が効かないのはちょっと残念でした。
ですが、前回は雲がかかっていて見えなかった御嶽山がはっきりと見えたのは嬉しかったです。
山頂でカメラのシャッターをお願いされた男性2人とは、下山途中で一緒に休憩し、遅めの昼食をとりながら暫し山談義しました。
下山時の登山道は雪が緩んで踏み抜き祭り！
抜け出すのに苦労するほど嵌まることはなかったものの、脚がかなり疲れました。
小黒川渓谷キャンプ場の近くまで来たとき、ガードレールの外側で草を食むカモシカさんに遭遇。
ちょっとしたサプライズでした。
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1ヶ月のブランクありながらもレッドゾーン振り切りの雪山ハード山行ですね！
駐車スペースまでの道路状況（雪）はどうでしたか？
登山道の雪の状況はもう少し楽しめそうですか？（私は山頂までは無理ですが）
コメントありがとうございます。
この前の週末も土日で雪山連登でしたが、今回はやけに疲れました。
やはり稜線上での爆風と下山時の踏み抜き祭りが効いたのだと思います（笑）。
＞駐車スペースまでの道路状況（雪）はどうでしたか？
除雪されているようで、雪や凍結はほとんどありませんでした。（あくまで3/12時点ですけど）
＞登山道の雪の状況はもう少し楽しめそうですか？
雪はまだしばらくあると思いますけど、稜線に出るまでは踏み抜き穴だらけで歩きにくいかと思います。
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