マンサクと多良岳

2022年03月17日(木) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,003m
• 下り: 982m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:36
• 合計: 7:17

7:53 黒木登山口・駐車場Ｐ２
8:12 8:17 八丁谷
9:19 9:31 中山越
10:00 10:10 笹ノ岳南峰
10:25 10:28 西岳
10:59 11:16 多良岳
11:16 11:51 昼食
12:03 11:15 座禅岩
12:38 12:38 六体地蔵
12:48 13:01 金泉寺山小屋
13:09 13:10 西野越
14:03 14:03 八丁谷
14:22 黒木登山口・駐車場Ｐ２

危険個所無し、道案内も多く迷う個所は無し。但しどのルートから入るかは事前に研究した方が良いでしょう。

天候

曇天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道444号、黒木小学校から県道252号へ入り、林道終点に黒木登山口駐車場有り。

写真

黒木登山口駐車場からスタートです。

3/17 8:04

お馴染みのカツラの大木を左手に見て、

3/17 8:23

今日は中山峠越えから。

3/17 8:33

登り始めに三つの沢を越えます。
一つ目の沢

3/17 8:39

二つ目を過ぎて、ここが三つ目の沢

3/17 9:07

辺り一帯は安山岩のシート状溶岩が拡がる。

3/17 9:20

経ヶ岳と多良岳の鞍部に当たる中山峠到着。
小休止。

3/17 10:16

多良へ向かう斜面は、どこもオオキツネノカミソリが生育してる。

3/17 10:16

花の時期にはこの葉は消える、
いわゆる栄養葉。

3/17 10:28

西岳から振り返る経ヶ岳。

3/17 10:44

途中、金泉寺の墓石群に立ち寄る。
かなり古い時代の宝篋印塔や無縫塔あり。

3/17 10:45

フムフム・・。

3/17 10:47

多良岳への登り階段に出ました。

3/17 10:48

諫早領（佐賀の勢力下にあった時代）を物語る肥前鳥居。

3/17 10:51

脊振山山頂にも安置してある役行者（えんのぎょうじゃ）像。

3/17 10:54

ハルトラノオと

3/17 10:55

ホソバナコバイモが数輪咲いてました。

3/17 11:09

国見岳の鞍部まで上がる。

3/17 11:11

本日の目当てのマンサク。
綺麗に咲いていました。

3/17 11:11

少し空が暗いがそれでもきれいです。

3/17 11:13

有明海を背景に咲く

3/17 11:17

枝が網の目のように広がる。

3/17 11:19

さて本種は何マンサクでしょうか？

3/17 11:19

拡大してみると萼片の色は「黄色です」
ヤマレコ日記でfujikitaさんが疑問を呈した萼片の色からすれば、これはアテツマンサク。

3/17 11:48

多良岳山頂。

3/17 11:49

昼食の後座禅岩まで行ってみよう。

3/17 11:56

山肌を背景にマンサク。

3/17 11:59

多良山系はヒメシャラ多し。

3/17 12:00

右手には島原半島と普賢岳が戦艦のように浮かぶ。

3/17 12:07

こっちのマンサクもきれい。

3/17 12:07

折りたたんだシワがほぼ取れているね。

3/17 12:08

べっぴんさんだよ。

3/17 12:09

島原半島の後には天草。

3/17 12:15

南斜面は常緑樹、北斜面は落葉樹と
きれいに植生が分かれる多良岳。

3/17 12:17

曇っているのが少し残念。

3/17 12:22

座禅岩付近は平らな石が積み重なる。

3/17 12:22

座禅岩とマンサク。

3/17 12:23

縦にも積み重なる巨岩。

3/17 12:26

その谷間を下ろう。

3/17 12:30

六体地蔵菩薩立像を経て、

3/17 12:49

金泉寺で一休み。

3/17 13:15

あとは西野越えから八丁谷ルートで下山。
青空は無かったけど、風もなくおだやかな登山日和でした。

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

Xperia 5 II SOG02 au SONY

感想

MISB

寒かった2月が過ぎ3月になると、あちこちから花情報が入ってくる。
こころはあせるが体は一つ。
それでも先週のフクジュソウに続き、今週はマンサク鑑賞登山となった。
長崎県内にはマンサクは少なく、やはりマンサクと言えば多良山系か。
例年経ヶ岳へ行くことが多かったが、今年は多良岳に向かうことになった。
過去の登山記録を調べてみたら、3月8日〜15日にかけて5回登っていた。
そのうちの3回でマンサクに霧氷が付いていた。3月になっても寒冷前線が通過するときには山頂部分はやはり冷え込む。
霧氷が付くような天候の時は経ヶ岳や多良岳山頂部分は斜面や石段が凍り付き恐怖の登山道と変身する。
従ってザックにはアイゼンを忍ばせておいたが、先週末からのいきなりの気温上昇で、今回は霧氷もなく、よく乾燥した山道とマンサクだった。

コメント

fujikita

MISBさん、こんばんわ。

野生のマンサクがこのように沢山見れるのですか。吃驚です。
この目で見たいです。
萼片の色が黄色〜黄緑ですね。
マンサクかアテツマンサクか微妙ですね。

話は変わりますが、小石川植物園に連絡がとれました。
マンサクの咢片の色に関して質問メールをしました（前回繋がらなかった原因は分かりません）。
まだ植物園から回答をいただいていません。
植物園の受付の方がおっしゃるに、回答者は御多忙で結構時間がかかるとのことです。

回答をいただきましたら日記に記します。
回答が楽しみです😀。

MISB

fujikitaさんおはようございます。いつもコメントありがとうございました。

植物園にコンタクトが取れて良かったですね。
外野席としても回答が楽しみです。

長崎県と佐賀県にまたがる多良山系はマンサクが有名です。

落葉樹林帯を形成するような高山が無い為、春の妖精といわれるスプリング・エフェメラルの草花は少ないので、樹木の花が春告げ花となります。