三嶺
akiraj
体力度について
- GPS
- 11:55
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,221m
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23日：7:00三嶺ヒュッテ-7:15三嶺山頂-10:20いやしの温泉郷駐車場
| 天候 | 2日間ともピーカン！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
県道45号線〜32号線と走り国道439号線に出て いやしの温泉郷まで。無料駐車場があります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
冬季三嶺の鉄板コース、いやしの温泉郷から三嶺の 頂上を目指します。タイミングもありますが人気のあるお山ですし トレースは期待できると思います。但し天候不順など先人の方が登る可能性の 低い場合はルーファイとラッセルの覚悟が必要でしょう。 （どこのお山でもそうですが・・） いやしの温泉郷に登山ポストは見当たりませんでした。 徳島県警に提出したほうが良いと思います。 |
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感想
今回は私の大好きなお山の一つ「三嶺」へ単独で行って参りました。
去年より高松に赴任し三嶺へ行ってから三嶺好きです。
今年に入って早く行きたいなと思いつつやっと行くことが出来ました。
実は私の車のチェーンが神戸の自宅に置きっぱなしだったのですが
週末までに妻に宅配で送ってもらい出撃体制が整いました。が結局
アプローチでの高松から国道32号線で大歩危〜祖谷でいやしの温泉郷まで
実質チェーンの必要の無い道路コンディションでした。
途中コンビニで寝たりして22日8時30分くらいに到着し9時に行動開始しました。
今回の山行は妻もいませんし標高差1,000m、距離も5km強あり完全な雪山です。
少し厳しい条件を付けて登りは「チャレンジ」してみようと言う事で
「ノーアイゼン、ノーポール、ノーピッケル」
基本中の基本である「歩き」を真面目に全うしようと決めました。
スタートが遅いこともあり既にこの日先人の方がトレースを付けています。
が、全てスノーシューですので常に踝以上足を雪に取られながらの行程でした。
標高1,500m辺りで下ってきたスノーシューパーティ3人の方々とお会いしました。
元気な熟年(?)男女3人組みです。実はその前に単独の方を抜いたのですが
縦走予定との事で装備の重量負けをしたようです。その後頂上まで
上がってこられませんでした。
結局22日午後は私一人だけ登っている状況です。
しかしこの日課したチャレンジは相当キツかったです。
たとえば10分で越えれそうな斜面もステップを切りながら
2〜30分掛けて登ります。雪質もけっこうフカフカで平坦な
尾根道なんかでもズボズボと足を取られたりして、
確かに今のベストツールはスノーシューだなと納得してました。
森林限界が近い1791mのピークから一気に下って、そこから三嶺山頂までの
最後の登りで疲れがどっと出てきました。しかも最後の尾根の取り付きで
中々ステップが作れません。ココでピッケルが解禁となります。
こういう状況ではピッケルをフル活用するため急斜面の数十メートルだけですが
様々なポジションを試しつつガシガシと登っていく事ができました。
そしてやっと三嶺ヒュッテを視界に捉えます。
三嶺ヒュッテに到着した時は丁度三嶺の山頂に太陽が沈む所でした。
自分のリミット時間だった日没には間に合いました。（所要時間8時間強でした）
（最悪前のピーク下の鞍部でビバークしてもいいかなと考えていました）
さっそく小屋の裏手にテントを設営して食事の準備をしていると
周りの景色がどんどん変わってゆき遂に日が暮れてしまいました。
夕食はカップヌードルとビックワンカップ(酒)とカルパスなのですが
日が暮れた途端、ハンパ無い冷え込みに襲われます。
何が襲われたかというとカップヌードルです・・・。
麺が茹るまでに冷めてしまいました。これはイカンと慌てて
食べてしまいましたが、お酒は冷酒のようで美味しく頂きました。
まー、でも夜は予想以上の冷え込みでした。
何でも(湿気があれば)方って置くと直ぐ凍ってしまいます。
電気ものはバッテリーがダメになります。
当然のことですが必要なものは全てシュラフに入れて一緒に寝ます。zzzz・・・
次の朝ですが悩んだ挙句結局シュラフに入れなかった靴が見事に凍っていました。
靴紐は針金の様です。一応履くことは出来ますが靴が解凍されるまでは
足先に注意しなければ凍傷になってしまいます。(靴は下山途中で快適になりました）
そんなこんなでテントを片付け全てパッキングし三嶺山頂へ向います。
時間的に御来光の時間ではありませんが・・・
誰も居ない雪の山頂は格別です。
昨日より晴天が続いている為か雲海は全く観る事が出来ませんでした。
その代わり三嶺の高さと山頂から切れ落ちている斜面の高度感がハッキリ実感できる
クリアなひと時でした。そんな感動もつかの間寒いのでサッサと撤収です。
下りはアイゼンとピッケル装備でいつものペースで下って行きます。
3時間ほどで車まで戻ってくる事が出来ました。
下山途中で3人組パーティの元気な方々と単独の男性の方とお会いしました。
23日も晴天でイイ感じです。
車に戻った後は少し休憩した後とっとと高松に戻りテントとシュラフを干したり
ウェアを洗濯したりしてレコを書いております。
なんだか単身赴任後の単独行は淡々とし過ぎていて何か物足りないような
感じがする今日この頃です。
でも冬の三嶺一泊山行、よかった！
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akirajさん、初めまして。愛媛県在住の、bergheilといいます。
今年の冬は四国も雪が多くて、どの山も登るのに苦労しているレコが多いですが、それにしてもテント泊での雪の三嶺とは驚きました。
なかなか体力がないと難しそうですね。お疲れ様でした。
bergheilさん、初めまして。
コメントありがとうございます!
ほんとうに三嶺はイイお山ですよね。
剣山や天狗塚まで縦走したり避難小屋もあるので
ゆっくり楽しむことも出来るし有難いです。
bergheilさんが仰るように冬の三嶺をテン泊される方は
少なそうですね。この日もヒュッテは雪で玄関が塞がれていて
小屋に入るには苦労しそうでした・・。
三嶺のテン泊もイイモンですよっ。
2日間天候に恵まれ素晴らしい景観を楽しまれましたね
先日、日本百名山で剣山でのテン泊登山を放送していましたが、同じような展望を楽しみ事が出来たみたいですね
しかし四国とは言え、2000ｍ近くの雪山でのテン泊、寒かったでしょう、私ではとても真似出来ません
山頂ヒュッテは利用で出来なかったのですか？入口が塞がっているとか？
四国一の縦走路、又訪問したいと考えております。
hi-roさん、こんばんは。
コメントありがとうございます！
三嶺の山頂ヒュッテですが、hi-roさんの仰るとおり
入り口がガッチリ雪で塞がれていました・・。
しかも小屋の入り口だけ。小屋の周りは綺麗なものでした。
この日は(翌日も)快晴なのですがテントを張った頃
日が暮れると一気に冷え込むのが厳しかったですね。
それより自主課題だったアイゼン無し・ストック無し・ピッケル無しで
また一つ賢くなった気がします。でも登り8時間は考えものでしたが・・
三嶺はイイお山ですョ！
おはようございます
三嶺での一泊
日が落ちていく時の流れ
静寂の闇
強烈な寒さ
そして力がみなぎっている朝日とすべて独り占め
大自然のなかで生かされている自分を思いっきり感じたのではないでしょうか
いいなぁ〜こういうのって
pore-poreさん、こんばんは。
コメントありがとうございます！
ホント、pore-poreさんの仰るとおりです・・。が、
日が暮れて一人っきりシュラフの中で
「あー、焼肉たべたい」とか「ビール飲みてー」とか
結構煩悩だらけだったりします(汗)
でもヤッパリ行ってよかった来てよかったとなっちゃうんですよね。
「次はああしよう、こうしよう」と結局また行ってしまうんですよね〜
三嶺だけだったら厳冬期でも楽しめますよっ！
（天狗塚への縦走もテン泊でマッタリと楽しめそうですが・・）
去年の春よりakirajさんと同じく�眈消運班詛い靴討�ります、5151KOIと
申します。
今シーズンより本格的に冬山登山を始めました。
三嶺に登りたいとヤマレコみてたら、akirajさんのレコが目に留まり
コメ入れさせていただきました！
三嶺登ったことないですが、テン泊なんて凄いですね、
尊敬いたします！
教えて頂きたいのですが、�眈召�らはやはり大歩危経由がBESTでしょうか？
5151KOIさん、はじめまして！
返事が遅くなり申し訳ありません・・。
ご質問の三嶺へのアプローチですが、
高松からだとやはり国道32号線で大歩危駅を目指して
439号線へ入られた方が行き易いと私は思ってます。
あと、気候によってはチェーンは必須になるかな・・。
ちなみに私はshumiyamaさんのレコを拝見して
山行計画の参考にさせてもらっています。
（shumiyamaさんいつもありがとうございます）
では、三嶺で逢った時は宜しくです
akirajさん
ご丁寧な回答ありがとうございます！
shumiyamaさんのレコも参考にさせていただきますね。
こちらこそよろしくお願いします(^_-)
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