乗鞍岳 ついに念願のカムイミンタラへ

2022年03月20日(日) 〜 2022年03月21日(月)

• GPS: 12:13
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,614m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:51
• 休憩: 1:26
• 合計: 8:17

8:43 やまぼうし駐車場
9:06 9:06 三本滝バス停
9:15 9:31 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
10:47 10:57 ツアーコース終点
12:04 12:20 肩の小屋口
12:53 13:07 肩の小屋下
14:11 14:11 蚕玉岳
14:14 14:17 乗鞍岳頂上小屋
14:27 14:42 乗鞍岳
14:44 14:45 乗鞍岳頂上小屋
14:48 14:49 蚕玉岳
15:17 15:27 肩の小屋下
17:00 位ヶ原山荘

2日目

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:08

6:57 位ヶ原山荘
7:35 7:40 ツアーコース終点
8:31 8:36 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
8:48 8:50 休暇村第２ペア最上部
9:37 9:47 乗鞍高原 第7 駐車場
9:51 10:17 やまぼうし駐車場
10:34 10:36 善五郎の滝展望台
10:43 10:48 善五郎の滝
10:59 10:59 善五郎の滝展望台
11:05 やまぼうし駐車場

天候

3/20 晴一時曇 強風
3/21 曇のち晴 強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ブルーリゾート乗鞍のやまぼうし駐車場(無料)を利用。24時間開放のトイレもあります。
リフトのチケット購入後、初級用のヨーデルコース(約500m)脇を登り、
そこから夢の平クワッド(1515m)、かもしかリフト(544m)を乗り継ぎ登山開始します。
リフトのチケットは8:30販売開始で9:00から運航開始。1区間各500円です。

その他周辺情報

駐車場から車で数分下がった所に乗鞍高原温泉湯けむり館があります。
前夜利用しましたが、硫黄臭漂う乳白色の濁り湯がテンションを上げてくれます。
入浴料は730円ですが、ニフティ温泉のクーポン割引で550円でした。

写真

3/20 8:31

未明から続々車が入り、
見渡す限り車の波。

3/20 8:31

駐車場から見上げる乗鞍岳。
青空が嬉しい。

3/20 8:33

リフト券売場に長い行列。
販売は8:30から。

3/20 8:38

2本乗り継ぐので1,000円。

3/20 8:44

ヨーデルコースの脇を登って

3/20 8:57

ちょっと貧相なオラフ横目に

3/20 8:51

夢の平クワッドに乗り込む。

3/20 9:03

乗鞍見上げて爽快。

3/20 9:09

かもしかリフトに乗り継ぎ、

3/20 9:16

ここからは自分の足が頼り。
アイゼン装着。

3/20 9:44

ツアーコース脇を登る。
森の中も急登も楽しめ〼

3/20 9:56

蒼い空。白い峰。黒い森。
白いゲレンデを登る。

3/20 11:15

乗鞍が大きくなってくる。
左は高天原。

3/20 11:24

雪に埋もれたテントが二張。
下るときには撤収済だった。

3/20 11:36

鞍部に肩の小屋の屋根。
右の建物はバス停。

3/20 12:33

鞍部への急登。
はっきり言ってヘロヘロ💧

3/20 13:06

なんとか鞍部に到着。
ピッケルに握り替えてGO❢❢

3/20 13:46

シュカブラを踏み砕いて登る

3/20 13:46

吸い込まれそう。
体は風に吹き飛ばされそう。

3/20 14:07

雪に霧氷。

3/20 14:11

雲が被さってくる💦
この後ホワイトアウト(^^;

3/20 14:19

雲が飛び去り嬉嬉(^^/

3/20 14:20

山頂に奥社と鳥居の姿。

3/20 14:40

乗鞍岳。3026m
でかい海老の尻尾と大日岳。

3/20 14:38

眼下には雲海が寄せる火口。

3/20 14:40

雪に埋もれ霧氷を被る鳥居。

3/20 14:40

雪に埋もれた一等三角点。
3025.73m

3/20 14:41

アルプスはみんな雲の中。

3/20 14:33

氷結した乗鞍本宮奥宮。

3/20 14:50

名残惜しいが下山の途に。
蚕玉岳と摩利支天を見下ろす

3/20 14:52

摩利支天と宇宙線観測所。
鞍部には肩の小屋。

3/20 15:00

シュカブラが天を指す。

3/20 15:35

肩の小屋から雪原を下る。
雲の向こうに美ケ原。

3/20 15:46

振り返ると飛行機雲。

3/20 15:46

山頂あたりは縦横交差して、まるで航空ショー(^^

3/20 16:28

位ヶ原へのショートカットを企みMAP頼りに右往左往?

3/20 16:34

なんとかルートに合流。

3/20 16:49

斜面をトラバース。と思ったら雪の下はエコーライン😲

3/20 17:00

ようやく位ヶ原山荘に到着。
遅くなりました<(_ _)>

3/20 17:44

酒類売ってない💧
ので持ち込みでプハ🍺

3/20 17:52

畳の縁の柄(^^

3/20 18:08

こたつにストーブの談話室。
人のいない夕食時に📸

3/20 18:15

夕食。メインは鹿鍋。

3/20 19:34

食後に再び持ち込みで(^^

3/20 20:43

今夜の塒。部屋名は剣ヶ峰。

3/21 6:01

明けてゆったり朝食。
アマゴの甘露煮がメイン。

3/21 6:58

朝の位ヶ原山荘。

3/21 6:57

乗鞍を見上げながら帰路に。

3/21 7:03

左奥は美ヶ原あたり。かな

3/21 7:10

エコーラインを行く(^^

3/21 7:20

もしかして奥穂から前穂？
左奥に尖ったのは槍？

3/21 7:32

見上げるとはるか上に雪庇。
急いで通過。

3/21 7:50

ツアーコースに復帰。
正面に南ア中アを一望。

3/21 7:59

甲斐駒、仙丈、白根三山。

3/21 7:59

塩見に悪沢、赤石。

3/21 7:59

木曽駒、空木。
かなと思って眺望。

3/21 8:18

ツアーコースを下り、

3/21 8:51

ユートピアコースを下る。

3/21 9:31

休暇村の駐車場に下山。
除雪車がカッコいい。

3/21 9:53

余間防止駐車場に帰着。
奥の方まで車がいっぱい。

3/21 10:19

ワカンに履き替え、
第2ラウンドに出発。

3/21 10:34

展望台から善五郎の滝。

3/21 10:40

谷へ下る。
けっこう激下り(^^

3/21 10:41

橋の上は1mの雪。
欄干が膝より下。

3/21 10:42

手前の淵は半氷。

3/21 10:44

善五郎の滝。

3/21 10:45

飛沫を浴びて見上げる。

3/21 10:45

足元に滝壺。

3/21 11:33

下山後恒例のタンパク質補給

3/21 11:52

お別れの乗鞍。
剣ヶ峰が雲間から覗く。

3/21 11:59

路傍に猿を見送り、

3/21 12:27

沢渡でそばをいただき、

3/21 12:40

温泉にも浸って信州を満喫。

3/21 14:43

高山市外から乗鞍全景。
思いがけない雄大さに驚き。

3/21 20:04

3連休の渋滞を抜けて、
生駒に帰着🍺

1/3 12:46

2014.1.3.西穂から乗鞍岳。
この神々の庭にやっと立てた

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ワカン ストック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

ikomaniyon

ここ数年天候その他でトライし損なっていた、雪の乗鞍岳にやっと登りました。
思えば、2014年と2016年の正月に西穂の稜線から望んだ乗鞍岳の神々しいまでの美しさに見惚れ、大雪山ではないけどこれもカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)だと勝手に思い、
なんとか登りたいと思ったのが始まり。
2017年3月には、tukiが労山奈良県連の雪山学校の実践山行で肩の小屋まで登ったものの、
稜線の爆風で前進できず撤退。その後、毎年のように計画しては悪天その他で断念続き。
今年も直前まで予報が芳しくなく半ば諦めていましたが、ダメ元で奈良を出てまさかの晴天。
風も登りのツアーコースや肩の小屋からの稜線と位ヶ原山荘への道で強く吹かれた程度で、
却って雪山らしいくらい。群青の空の下、白銀の山をたっぷり楽しめました。
欲を言えば、遠い山々に雲がかかって360度の大展望とはいかなかったのが残念ですが、
とりあえず、次回の楽しみということにしておきましょう。
※乗鞍岳に登るのは初めてではなく、1977年10月と1996年8月以来の3回目です。
　まだ登山の趣味はなく、ドライブ旅行の途中のスニーカー登山です。
　まさか雪の中をまた登るとは夢にも思っていませんでした(^^
※帰路、位ヶ原山荘に泊まりましたが、ツアーコース終点に下って登り返すのが嫌で、
　少し上からショートカットしようとしましたが、思ったようにはいかず、
　時間と体力をロスしただけでした。まあ、ラッセルもどきは楽しかったけど(^^;
※一番の懸案だった右股関節の不調はわずかな痛みと足が上がりにくい程度。
　本当に副反応が持っていってくれたのか？まあ、可動域は相変わらずなのだけど…
　股関節の分まで気管支喘息が頑張ってくれた感じで、息が全然入ってこなくて、
　肩の小屋と蚕玉岳への登りは久し振りのキツさでギブアップ寸前でした。
※小屋に着いて部屋に通された瞬間、くしゃみ連発鼻水ダダ洩れ。
　tukiの花粉症よりひどく、鼻スプレー借りても効かなくて朝まで止まらず(゜Д゜;)
　翌朝チェックアウト後はだいぶ治まりましたが、それでも時折り断続的に。。で今も。
　一生分のくしゃみと鼻水が出た感じで、大量のティシューの山と赤く痛む鼻の下。
　涙は出ませんが、花粉症の方の辛さを思い知らされました(゜Д゜;)
　いったい何にヒットしたんだろう。。。