塔ノ岳・丹沢山


- GPS
- 25:08
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,869m
コースタイム
10:24 山岳スポーツセンター
11:41 牛首
13:05 三ノ塔
13:56 烏尾山
14:24 行者ヶ岳
15:27 新大日
15:41 木ノ又大日
16:07 塔ノ岳 尊仏山荘泊
24日ーーー
6:37 尊仏山荘
7:44 丹沢山
8:50 塔ノ岳
9:05 金冷シ
11:11 大倉バス停
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飛行機
�諏訪丸駐車場 無料 77台(8:30〜18:00) |
コース状況/ 危険箇所等 |
>三ノ塔尾根 雪はけっこう残っている。 はやめに6本アイゼンを履いたが、牛首すぎからは片栗粉状の雪となって歯はかまないし団子がつくしで歩きづらかった。 >表尾根 三ノ塔直下は雪上を直線的に下降するのが結構怖い。 露出している岩場をまわるトレースもあったりするので、できればそちらから慎重に降りるといい。 途中雪の解けた尾根もありアイゼンの必要性に迷うが、結局行者ヶ岳下りの鎖場で一度はずしたくらいだった。 木ノ又小屋・尊仏山荘間の崩落危険個所はすぐ横を回る道が作ってあった。 >塔ノ岳〜丹沢山 トレースしっかり、ガスが出ていたが迷うこともない。ここも片栗粉雪。 >大倉尾根 ド〜ロドロ。一応堀山まではアイゼンを履いていた。 要アイゼン・要スパッツ 尊仏山荘2食付1泊6000円 お風呂は「秦野天然温泉さざんか」平日600円 |
写真
感想
女3人会議で去年から出ていた話、塔ノ岳で拝めるという「ダイヤモンド富士」。
それは夕日のため、1泊登山を計画した。私にとっては初めての山泊でわくわくどきどき。
駐車場で落合いすでに姦しい…果たして私たちにダイヤモンドが似合うのか?
さておきいざ行かん。
行きの三ノ塔コース決定打は隊長のひとこと「疲れたい」。
いつものことで出だしの先頭は1、2時間ほどは私の役目になりつつあるが、その後は自然と隊長が先頭を行く。
今回もその流れとなりいつもならおいて行かれるところ。しかし実は彼女、腰痛を抱えながらの久しぶり登山で、私とnanchiさんで心配しつつ今日を迎えたのだ。さすがに今回はゆっくりだろうと思っていた。
が、見上げる急登はるか上を隊長は行っている。
「あのひと腰痛って言ってたよね?」
nanchiさんと二人で、素材の違いすぎる彼女にため息をつきつつ後を追った。でも心配してるから早く治りますように、でもおいてかないで。
私の地図読みの甘さゆえ、あと500mくらいの登りを200mくらいなんて言っちゃってひんしゅくを買った三ノ塔に到着し食事をとって、見るからにいや〜でなが〜いアップダウンに足をかけたが、ここの下りが私は一番怖かった。
地図にマル危・急坂・クサリとある。夏はクサリ場なのだろうという傾斜が、綺麗に雪で覆われている。そしてその雪が腐って滑る。
キャーとかいいながらも先行した二人にこれどーやって足置いた〜?なんてアドバイスを受けながらも無事クリア。
あぁ怖かった、すれ違う人たちもここの傾斜に結構時間がかかっているようで、休憩時は振り返ってひそかに応援しておいた。
この後もつかみづらい雪道・時折アイゼンでの土道歩きでのアップダウンをひーこらこなし、目標の4時くらいに山荘着!
達成感はあったが、目的の富士山は雲隠れ・・・ま、いっか!と切り替えて下戸ながら宿泊者とお酒をかわし、山荘泊を楽しんだ。
朝は朝で雲海なぞを期待してみたが、まっしろ。
ガス晴れを見計らってみたが晴れそうにもなく、それでも丹沢まで行けるよというお言葉をいただいたので、山荘にザックをデポさせてもらって丹沢へ。
視界は悪いのだが、透き通ってくる太陽光が樹氷をやわらかく輝かせた、銀色の夢のような世界だった。
その中を我ら現実的な3色隊はうつつを抜かすこともなく猛進、丹沢山頂ゲット。
髪も氷りつくなかで捕まえたおじさんに3ショットをお願いして満足満足。
結局今回の山行では一度も富士山を見ることができなかったが、機会はいつでもある。てことでさ、かえろ〜。
大倉尾根では平日というのに多くの人数とすれ違い、幸せの青い鳥に出会ったり、イケメンを待ち伏せたり、不本意な泥んこ遊びをしてみたりと下山もやかましげに無事完了。
お風呂もごはんも楽しんで、またの集いに期待して解散。お疲れ様!
・・・とここにきて車のバッテリーをあげちゃってた私。温泉フロントのお兄さん助けてくださってありがとう(´;ω;`)!また行きます!
その後帰宅した私もさすがにバッテリー切れ。隊長の思惑どおり見事に疲れ果てました、まぁ〜レコアップが進まないったら。
2/23 17:14 富士山山頂に沈む夕陽 ダイヤモンド富士を見に行こう!!と企画したこの山行。
今年初の3人集まりになるかどうかギリギリまで危うかったものの、当日、腰痛を持つ隊長が表尾根コース選択を表明し、迷いなく出発。
登山口入口付近はなかった雪もすぐ現れアイゼン6本装着!トークをしながら進みつつ、気温が高く早くも脱衣タイムとなる。牛首到着付近何故か車を発見!確かに車道はあるが、気分台無し!オナゴ3人ブーブー始り始まり。このヤビツ峠分岐点からは雪の深さは徐々に増してきた。雪の多さと急斜面の直視に、唖然とする反面テンションもUPする。しかし、この繰り返しが続くとテンションんも下がり気味。”三ノ塔でランチしよう!”の一声に空腹を満たすために頑張り度数UP。
三ノ塔に到着。そこには見事な眺望が待ち受けていた。右には相模湾、左には秦野市街?そして前方には果てしなく遠い塔ノ岳。このやまなみは風光明媚!表現しがたい景色であった。晴天ならば富士山も見えるらしい絶景の眺望ポイント。富士山はご機嫌悪いらしく現れてはくれなかったが、素晴らしい景色を一望し気分爽快。そして腰痛持ちの隊長はこの景色を独り占めしながらさっさとランチをしていたのは言うまでもない。
三ノ塔からはは大好きな雪稜歩き?。しかし前方下に小屋発見!
”なんで登ってきたのにまた下らせるのだ!!”と大声を発しながらの出発。
そんな勢いもつかの間、かなり急斜面下降下山。 心配した若い男性が安全な迂回路を教えてくれたにもかかわらず、
”行けるよね?うん!”の会話でGO!迂回路を無視するのであった。
鳥尾山頂付近は雪も少なく、アイゼン必要ない??という疑惑とともに、アイゼン装着しつつ歩行するが、歩きにくい。行き交う登山者に状況を尋ね、アイゼン脱着。そして脱着後即座に転倒する自分。 そんなこんなで行者岳付近のメインコースの鎖場に到着。個人的にはここが一番怖かった。鎖場は別にどうってことないのだが、雪もなくただ岩が濡れているので、明らかに滑りますよ!と豪語しているようなものだ。
そういわれると余計に体が硬直してくる自分。やはりここでツルっとしたのは当たり前。
あまりにも泥だらけになったパンツを雪で洗い流してみた。その光景を後ろから見るpeachは爆笑。
そんなに変な格好だったのか?
2回も転んだ自分は、アイゼン装着。雪と土が入り混じった登山道をしばし歩くがいつの間にか雪深くなり、また土が現れ雪が現れの繰り返をしつつ新大日を通過し木の又小屋で小休憩。
塔ノ岳までラストスパート!到着16:00予定と目標タイムを決め出発。
残り800m!!微妙な距離がなかなか手強い。小休憩しつつ重い足を一歩ずつ進め、山頂到着!!
右手には夕陽に照らされた景色が一望。左には富士山が見えるはずなんだけど・・・・何故か暗い。
エッ???富士山見えてないし!富士山どこ???
山荘で暗雲が消え去る期待をしつつ1時間ほど待ってみるが・・暗雲はどっしりと居座る決意をしたらしく、動く気配もなく。。。ダイヤモンド富士は見ることなく終わってしまった。
初山荘泊、夕食後呑めないのに呑みたくて持参した梅酒を片手に客人と会話を楽しみ、消灯8時とともに就寝。
翌朝、ダイアモンド富士がOUTだからせめて朝日と雲海だけでも〜と淡い期待をしていたものの、やはり朝の一望は薄暗い雰囲気。丹澤山までのピストンを躊躇するが、経験者のアドバイスによりGOの決断。ザックをデポし、出発。
寒さよりも、樹氷の美しさにバ・ン・ザ・イ!! 思わず声を上げてしまった。朝から絵本の中にいるような銀世界の景色の中を歩く3人。この光景はとてもとても印象深いワンシーンとなった。
そして山荘に戻るや否や私の飛行機の時間があるため、さっさと支度をし、大倉尾根下山開始。
こちらは表尾根の雪質とはまた違い、シャーベット状でさらに土と雪交じりの何とも言えない登山道。
転倒しやすい自分は注意深く歩行。左側に見える昨日歩いた表尾根を眺め、あそこ歩いたんだよね〜!と改めて確認する3人。ビチャビチャの登山道を文句を言いつつサッサと下山。
結果論ではあるが、大倉尾根の登山道の状況を見ると、腰痛持ちの隊長が”疲れたい”の一言で決まった表尾根を往路にしたことは正解だったと思える。今回も無事何事もなく山行終えることができた。
関東方面遠征登山!目的は達成できなかったが満喫三昧の2日であることは間違いなし!!
peach、そしてnanchiさん、お疲れ様でした、山行&レコアップw
見てるだけで疲れました、往路の状況。
自分は無雪期しか歩いたことがないのですがその時の表尾根、思い出しながら読ませてもらいました。
名前のせいか、私が単に馬鹿なのか、「三ノ塔」に到達した途端、塔ノ岳まであと少しじゃね?とギアを入れるタイミングを逃してバテバテになったのを苦く思い起こされます。
ましてやこの雪で急傾斜・鎖場の道はさぞ怖かったでしょう。
でも見ている私から言わせてもらえば雪景色の中で半袖短パンでヤンキー座りの腰痛隊長が一番怖いです
bo-tyu-zaiくん
疲れ隊、隊長は疲れ知らずな気がします。
レコ、はや1週間がたちもう新着にもでないでしょう、貴重な拍手ありがとうございます
初めての丹沢は登りがいがありすぎました。季節をかえてまたいきたいな〜と思いつつもあのコースはしばらくいいかな
でも富士山とうどんには未練があるので、機会があればまた夜露死苦です。
あ、ヤンキー私じゃないや。
bo-tyu-zaiさん お久しぶりです。
表尾根コース 良い勉強となりました。
コメント読んで一人爆笑してしまいました。 半袖短パンニット帽にゴーグルの姿ぜひ見せてあげたかったです。
nanchiさん、peachfaceさん、関東遠征お疲れ様でした。
ダイヤモンド富士は三脚まで持って行ったのに、残念極まりないと行ったところ。
山荘で特殊なダイヤモンド富士が出現したようですね(笑)
しかし、青空も時折顔を出したようで、また丹沢山までは霧氷もつき非常に幻想的な風景で、また行きたくなりました。
大倉尾根のぐちゃぐちゃはちょっと遠慮したいですが、丹沢にはつきものの田んぼ道…。仕方なし。
ぐちゃぐちゃ終わった頃に、ヤビツ〜蛭ヶ岳ピストンやってみます!
garnet0823さん
AHいいだしっぺnanchiさんのカメラは重かったです…ゆえに無念。
満点ではなかったけれどこれが山、と割り切ってそのほかは大いに楽しんでまいりました
蛭ヶ岳らしいのは見えましたけど遠かったなぁ…ヤビツから日帰り
田んぼ嫌いのカエルさん、ぜひお気をつけて!
garnetさん こんにちは
初めて三脚まで持っての登山でしたが残念。しかも山頂でセルフタイマーの仕方がわからずてんてこまい。挙句にカメラいじってると勝手にセルフタイマーがセットされ・・・静止10秒間でした。
ヤビツから蝶ヶ岳ピストン。これまたシビレますね。
ヤマレコ楽しみにしてます。
nanchiさん、peachfaceさん丹沢までお疲れ様です。
あの鎖場を通ったのですか、無事で何よりです。アイゼン最後までつけましょう。
ダイヤモンド富士は残念でしたが樹氷の写真きれいでいいですね、このへんだと丹沢山までいかないと見れない。
春の新緑の時期にもぜひ一度来てください、春もいいですよ。
kazumochi さん はじめまして
ほんとに疲れました〜
アイゼンは6本だったので、岩場や土が出ているとどうも歩きづらく、消耗を嫌った私たちは途中はずしちゃったんですよね。
まだまだ必要判断への経験が足りないので正解も結果論が多いですから、これからもいろんなところへ行って成長していきたいです
1度集まるのがなかなか大変な私たちですが、前来た時はこうだったね〜なんて話ができるよう長く仲良く行きたいと思います
kazumochiさん こんにちは
心配してくれた表尾根コース、おっしゃる通りかなりの積雪でしたが堪能してきました。
あの鎖場でアイゼンを放り投げ、慎重に下りました。私はすってんころりんしたけどね
ある意味アイゼンの大切さのお勉強になりました。しかも6本と10本の相違も理解できたような気がします。
今シーズン樹氷の美しさは丹澤山がNO1です。本当に神秘的でした。
新緑の時期もきれいだろうな。丹澤がお庭のkazumochiさんに案内よろしく
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