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Yamareco

記録ID: 414105
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

真っ白な硫黄岳と快晴の赤岳-ようやく行けました

2014年03月08日(土) 〜 2014年03月09日(日)
 - 拍手
1qaz その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
27:24
距離
26.7km
登り
2,196m
下り
2,189m
歩くペース
とても速い
0.00.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8日
6:15美濃戸口-7:05赤岳山荘-9:05赤岳鉱泉9:30-11:10赤岩の頭-11:30硫黄岳-12:40赤岳鉱泉13:00-13:35中山展望台-13:50行者小屋

9日
6:40行者小屋-7:40地蔵の頭-7:50赤岳展望荘-8:30赤岳8:45-9:25文三郎尾根分岐-10:00行者小屋10:50-12:00美濃戸山荘-12:40美濃戸口
天候 8日:晴れ後曇り後晴れ(山頂はガス)
9日:快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口までは路線バスあり。
凍結した途中残雪路もあるのでスタッドレスタイヤは必要。
美濃戸口の駐車場は100台くらい?500円/日

美濃戸まで入るに四輪駆動車+チェーンが必要です。
実際には、スタッドレスのみの車や、四輪駆動車で四輪チェーンの車などありました。
美濃戸まで歩いて思いましたが、チェーンをつければ美濃戸まで行けたように思えました。
(前輪駆動車で4本スタッドレスタイヤ、前輪用チェーン常備)
とはいえ、やはり四輪駆動車以外は入るべきではないと思いました。
引き返す為に転回するような場所もありませんし、他車にも迷惑ですし。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは美濃戸口と美濃戸にありました。
人気の山域だけあって、しっかりとしたトレースが出来ています。
ただ、稜線に出ると一部風に吹き消されている場所もありました。

ガスっている場合、硫黄岳からの下山路を見失わないようにしないといけないと思いました。
地蔵尾根、文三郎尾根は急坂ですので、滑落、落雪には最新の注意が必要です。
赤岳山荘だったかの温度計。
氷点下12℃。動いていないと寒いです。
2014年03月08日 07:07撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 7:07
赤岳山荘だったかの温度計。
氷点下12℃。動いていないと寒いです。
雪景色がきれいです。
2014年03月08日 07:09撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 7:09
雪景色がきれいです。
赤岳鉱泉の雪上車は今日は動かないのでしょうか。
2014年03月08日 08:02撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 8:02
赤岳鉱泉の雪上車は今日は動かないのでしょうか。
晴れろと願いながら歩いていたら
2014年03月08日 08:08撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 8:08
晴れろと願いながら歩いていたら
青空が出てきました。
2014年03月08日 08:21撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 8:21
青空が出てきました。
やはり雪山は青空です。
まあ夏もですが。
2014年03月08日 08:30撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 8:30
やはり雪山は青空です。
まあ夏もですが。
雲の中に大同心が見えてきました。
2014年03月08日 08:40撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 8:40
雲の中に大同心が見えてきました。
赤岳鉱泉に到着。
まだ誰も登っていません。
2014年03月08日 09:03撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 9:03
赤岳鉱泉に到着。
まだ誰も登っていません。
硫黄岳山頂に近づくにつれガスが出てきました。
2014年03月08日 10:57撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 10:57
硫黄岳山頂に近づくにつれガスが出てきました。
うーん、白い。
2014年03月08日 11:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 11:11
うーん、白い。
山頂はガスの中。
2014年03月08日 11:32撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 11:32
山頂はガスの中。
爆裂火口はちょっと見えたので良しとします。
2014年03月08日 11:33撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 11:33
爆裂火口はちょっと見えたので良しとします。
晴れていたら大迫力でしょう。
2014年03月08日 11:53撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 11:53
晴れていたら大迫力でしょう。
被写体も周りも白くて何だかよく分かりませんが、雪の積もった木です。
2014年03月08日 11:57撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 11:57
被写体も周りも白くて何だかよく分かりませんが、雪の積もった木です。
赤岳鉱泉まで降りてくる頃には青空が。
2014年03月08日 13:12撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 13:12
赤岳鉱泉まで降りてくる頃には青空が。
ドンドン雲がとれていきます。
2014年03月08日 13:37撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 13:37
ドンドン雲がとれていきます。
待ってましたの晴天!
2014年03月08日 13:37撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 13:37
待ってましたの晴天!
翌日も含め似たような写真を撮り続けます。
2014年03月08日 13:37撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/8 13:37
翌日も含め似たような写真を撮り続けます。
行者小屋は雪の中
2014年03月08日 13:50撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 13:50
行者小屋は雪の中
おやつでティータイム
2014年03月08日 14:47撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 14:47
おやつでティータイム
夕食。見栄をはった撮り方ですが、牛肉は半額シールが貼られています。
こんな肉初めて買いました。
2014年03月08日 17:19撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
4
3/8 17:19
夕食。見栄をはった撮り方ですが、牛肉は半額シールが貼られています。
こんな肉初めて買いました。
ついに憧れの山での焼肉!
2014年03月08日 17:32撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/8 17:32
ついに憧れの山での焼肉!
2日目
薄い雲があるものの天気は期待できるか。
2014年03月09日 06:38撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 6:38
2日目
薄い雲があるものの天気は期待できるか。
地蔵尾根から登ります。
2014年03月09日 07:11撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 7:11
地蔵尾根から登ります。
なかなかの急登です。
2014年03月09日 07:19撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 7:19
なかなかの急登です。
随分登ってきました。
2014年03月09日 07:38撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 7:38
随分登ってきました。
山頂が見えてきました。
2014年03月09日 07:41撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 7:41
山頂が見えてきました。
お地蔵さんも寒そうですが、
2014年03月09日 07:41撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 7:41
お地蔵さんも寒そうですが、
快晴!
2014年03月09日 07:42撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 7:42
快晴!
横岳方面にもトレースが見えました。
2014年03月09日 07:42撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 7:42
横岳方面にもトレースが見えました。
南には富士山。
2014年03月09日 07:42撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 7:42
南には富士山。
展望荘の風車はガチガチ。
つい先日までこんな場所で営業していたことに驚きと感謝です。
2014年03月09日 07:49撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 7:49
展望荘の風車はガチガチ。
つい先日までこんな場所で営業していたことに驚きと感謝です。
山頂まであと少し。
2014年03月09日 07:58撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 7:58
山頂まであと少し。
登頂!
阿弥陀と中岳のセット。
奥は御嶽と中央アルプスですね。
2014年03月09日 08:18撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:18
登頂!
阿弥陀と中岳のセット。
奥は御嶽と中央アルプスですね。
昨日登った硫黄岳
他には横岳、蓼科、奥に北アルプスや浅間山でしょうか。
2014年03月09日 08:26撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:26
昨日登った硫黄岳
他には横岳、蓼科、奥に北アルプスや浅間山でしょうか。
2014年03月09日 08:26撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:26
北アルプスも端から端まで見えています。
2014年03月09日 08:30撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 8:30
北アルプスも端から端まで見えています。
お隣の権現岳と奥は南アルプスの甲斐駒や鳳凰でしょうか。
2014年03月09日 08:30撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:30
お隣の権現岳と奥は南アルプスの甲斐駒や鳳凰でしょうか。
山頂標識は壊れそう。
2014年03月09日 08:33撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:33
山頂標識は壊れそう。
2014年03月09日 08:33撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 8:33
2014年03月09日 08:34撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 8:34
富士山は頭が隠れてしまいました
2014年03月09日 08:46撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 8:46
富士山は頭が隠れてしまいました
真教寺尾根を登るパーティー。
全工程ラッセルでしょうか。
2014年03月09日 09:02撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 9:02
真教寺尾根を登るパーティー。
全工程ラッセルでしょうか。
下りは文三郎尾根で。
2014年03月09日 09:07撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 9:07
下りは文三郎尾根で。
まだ登っていない阿弥陀岳。
ココは無雪期かな。
2014年03月09日 09:25撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 9:25
まだ登っていない阿弥陀岳。
ココは無雪期かな。
バリエーションを登るクライマーたちの掛け声が聞こえます。
2014年03月09日 09:31撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
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3/9 9:31
バリエーションを登るクライマーたちの掛け声が聞こえます。
大分下りて来ました。
2014年03月09日 09:36撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 9:36
大分下りて来ました。
行者小屋まで戻って一安心。
2014年03月09日 10:01撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 10:01
行者小屋まで戻って一安心。
さてと、帰りますか!
2014年03月09日 10:58撮影 by  Canon IXY 50S, Canon
3/9 10:58
さてと、帰りますか!
撮影機器:

感想

天気のよくなりそうな土日を狙っての八ヶ岳。
今年の目標でもある赤岳と、場所的に一緒に行ける硫黄岳を行者小屋泊まりで計画しました。
土曜日よりも日曜日の方が風が弱そうだったので、土曜日に硫黄岳、日曜日に赤岳としました。

8日
自分の車で美濃戸までいけるとは思っていないので、迷わず美濃戸口に駐車して歩き始めます。
ショッパイ林道歩きが続きますが、赤岳へ登る儀式みたいなものと割り切って歩きます。
時折横を追い越していく車を羨ましく思いますが、あまり気にしないように心がけます。
赤岳鉱泉まではさほどの急登もなくダラダラ歩いて、飽きた頃にアイスキャンディーが現れ、到着です。

軽く休憩してから、硫黄岳に向けて出発。
今日の荷物は13kg。冬はテント泊をしないので、このシーズンにしては重めです。
久々で重いなぁと思いますが、山頂での展望を期待して頑張ります。
でも、上にあがるにつれて徐々に空は白くなっていきます。
あれ、今日は晴れを狙って来ているんだけど、、、。
ということで、硫黄岳山頂は真っ白。風が強いことは残念ながら予定通り。
写真だけ撮ってサッサと下山。

赤岳鉱泉まで下りて来たら、お約束どおりの晴天です。
まあ冬の硫黄岳は2回目だし、前回は快晴だったのでまあいいかと明日に期待して行者小屋を目指します。
途中寄った中山展望台はとってもいい眺め。
片道5分程度なので是非寄るべきですね。

行者小屋は着いたときはちょっと寒かったですが、寝るときにはかなり温かくなっており、寒さを感じることはありませんでした。
防寒ズボンやテントシューズなど着込んでいましたが、暑くて脱いでしまうぐらいでした。

9日
赤岳への急登を暗いうちから登る技量は無いので、明るくなってから出発です。
地蔵尾根で登り文三郎尾根で下るルートを選択しました。
地蔵尾根は急登が続きますが、小屋に要らない荷物を置かせていただいているからか調子よく登れます。
しっかり眠って充電完了しているのも大きいです。
やっぱり寝不足の一日目より、小屋でしっかり眠った二日目のほうが身体が楽な気がします。
樹林帯を抜けると一気に展望が広がり、期待通りの青空と大展望です。
稜線まで上がると更に広がり、気分は上がりっぱなしです。
お地蔵さんから山頂までの稜線歩きを楽しみ、山頂へ。
山頂含め同じような写真を何度も撮ります。
こういう天気に恵まれると、もう少しいいカメラが欲しくなります。
天気は快晴で、赤岳としては風も弱い方でしょう。
山頂での景色をしばし堪能して下山。
下山時は、登ってくる人たちがいるので、登り以上に注意が必要です。
途中、バリエーションルートを登っているクライマーを見かけましたが、あんな岩場を登っていくなんて凄いですね。
ちょっと真似出来ません。
まあ自分にあったレベルで楽しむのも重要ですし。

冬の赤岳は、目標の一つでした。
天気やトレースに恵まれての登頂ですから、赤岳に登れる技量が付いた!と喜べるものではありませんが、それでもやっぱり目標達成の喜びは大きかったです。
今回も満足満足。
次は何処へ行こうかな。

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
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