記録ID: 4182733
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山滑走
妙高・戸隠・雨飾
笹ヶ峰から火打山を越えて秘湯笹倉温泉へ ※鉄分補給付き
2022年04月17日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:01
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 2,365m
コースタイム
天候 | 晴れ 2000m以上では新雪もあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
道路は雪解け水が側溝からあふれ出して濡れていたり、朝は凍結している部分もあった。 帰りは、笹倉温泉からバスと鉄道を乗り継いで妙高高原に戻り、自動車を回収。 【参考】 糸魚川バス 笹倉温泉〜梶屋敷駅前 15:50-16:17 えちごトキめき鉄道 梶屋敷〜直江津 16:26-17:04 妙高はねうまライン 直江津〜妙高高原 17:07-17:57 バス:運賃670円、手荷物料金100円(車内精算) 鉄道:1780円(妙高高原駅で支払) 妙高高原までの最終乗り継ぎはこれ以降もある。 バスの路線、時刻表は頸城自動車を参照 https://www.marukei-g.com/smarts/index/175/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【笹ヶ峰〜高谷池】 駐車地からショートカットしていくと渡渉が1回あったので、笹ヶ峰登山口近くまで車道を行くのが無難かも知れない。 十二曲をクトーを付けて登ったが、朝は雪が硬く難儀した。シートラーゲンにしてアイゼンで登る方が安気だと思う。他のパーティは、黒沢を詰めて富士見平へ上がっているものもあった(下流は沢割れしていたが、上流はまだ埋まっていたらしい)。 黒沢岳からヒュッテへは、シールオンのまま斜滑降し登り返した。 高谷池ヒュッテは営業中(公式サイト参照)。 【高谷池〜火打山】 広い尾根を上がる。風が当たるようになるがこの日は穏やかな気候で、雪は柔らかく難所は特になかった。内陸も海側も眺めが素晴らしい。 【火打山〜北面台地】 山頂直下の北面は雪が切れてきていたので、影火打側からトラバースして北面ルンゼへ入った。下部は雪崩やグライドクラックが出てきていたが、幅のある区間であり大きな支障はなかった。 【北面台地〜笹倉温泉】 犀の川原は所々壁の雪が落ちていた。底は充分埋まっていたので下流まで滑り、1200m付近で林道(地形図にはないが衛星写真にはある)からシールで乗り上げた。 その後はアマナ平上部を掠めて750m付近の九十九折までシールオンのままグライドと登り返しを繰り返した。九十九折区間は法面の雪は殆ど落ちており、林道の線形をトレースした。雪は火打山川の橋を除いて笹倉温泉の手前近くまで繋がっていた。 |
その他周辺情報 | 温泉:笹倉温泉(下山地) お土産:マキノ式飴 夕食:信濃町の樹香 |
写真
撮影機器:
感想
スキーを使った山岳縦走をやりたく構想していたルート。バスと鉄道にも乗れるので二度美味しい。同じく乗り物好きらしいMicchanと共に雪山と乗り物を満喫してきた。
帰りの乗り継ぎの刻限もあり、時間切れで笹ヶ峰戻りも有り得たが、火打山は2月に敗退しているので、少なくとも山頂には立ちたかった。
富士見平へは夏道をトレースしたが、スキーで歩くには急登だった。次は担ぐか黒沢を詰めるのが良さそう。
富士見平〜高谷池〜火打山は絶景の連続で、高谷池ヒュッテをベースにしてもっと滑り込みたいと思える雰囲気。ぜひ再訪したい。
火打山からの滑降は、雪の状態、斜度ともに緊張して、狭くて奥を見通せないルンゼへはピッケル握ってエントリー。が、久し振りに味わう深々の雪に迎えられ杞憂に終わった。ちなみにシュプールがひとつあったが先行者にはお会いできず。
山頂では少し押し気味のタイムラインも、北面台地へ降り立つ頃にはオンタイムになった。
北面台地は無風でジリジリ暑かったけれど、まだ板を走らせてくれるのでモガくことなく脱出できた。
まだ走ってくれるザラメに乗り、九十九折までの微妙な下り基調はシールオンのまま登り降りできたので疲労も軽く、笹倉温泉にもゆっくり浸かることができた。
シールを付けたまま滑る技術は山では必須だと思う。
帰りの乗り継ぎは、用意したもののうちで一番早いダイヤに乗れて、それでも時間はかかったし運の要素もあったけれど充実の山行となった。
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