至仏山 静かな尾瀬を散策
- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 815m
- 下り
- 822m
コースタイム
天候 | 朝:曇/雨パラつく 昼:晴 夕:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゲート到着時(8:10)に20台。1時間後に30台に増え、10時開通時は40台弱か。全車両が駐車できたと思う。ノーマルタイヤで問題なし 鳩待峠駐車場は2500円/日 戸倉第一、第二駐車場は4月23日(土)から利用可(1000円/日)。バスおよび乗合タクシーも4月23日から運行開始(片道1000円共通/人)。乗合タクシーは、戸倉第一駐車場にて人数が集まり次第随時発車 https://kan-etsu.net/publics/index/43/ https://oze-kanko.jp/publics/index/17/ 今後は鳩待峠へのアクセス路は常時オープンなので、例年限られた駐車スペースを確保すべく、前夜から入って車中泊するBCスキーヤーが多い。早朝に出かけると満車で上がれないリスクが高いので要注意。登山者は戸倉第一駐車場から乗合タクシーを利用するのが賢明 尾瀬に関する一般情報は以下のURL参照 https://mountain-guide.jp/column/02.html トイレは鳩待峠休憩所の裏のトイレが使用可(チップ制) 山の鼻のビジターセンター横のトイレも使用可能(チップ制)。ただし男女兼用中のようだ 至仏山はGW最終日(5月6日)まで残雪登山利用可能。その後は7月1日の開山日まで植生保護のため至仏山登山道は閉鎖 https://www.oze-fnd.or.jp/archives/116568/ 以下備忘録 葛西IC 5:10頃 → 沼田IC → 戸倉ゲート 8:10頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
4月22日時点の情報 周回した登山道はほぼ雪に覆われており、木道はごく一部を除いて雪の下 踏み抜きはほとんどなし(至仏山頂、山の鼻への下りの一部で踏み抜いた) 気温が高く、アイゼンはほとんど効かず気休め程度 鳩待峠から小至仏山: 比較的緩やかな雪の斜面を進む。赤リボンが木に巻いてある。ガスっているときはGPSなどで要確認 小至仏山から至仏山: 小至仏山は尾根伝いに山頂へは進まず、斜面をトラバースする。足下の雪がぐずるので要注意。慣れた人なら前向きにザクザク下りられる程度の斜面ではあるが、滑落するとなかなか止まらないだろう 至仏山から山の鼻: 山頂から尾瀬ヶ原を正面に見ながら下る。左右の谷筋を避けて、尾根伝いに下る。 途中、山肌や木道が露出しているので、アイゼンを外す。すぐに木道が終わり、雪の急斜面になる。ここはアイゼン・ピッケル使用を推奨。以降は、山の鼻まで雪の斜面を気持ちよく下る。最後は樹林帯の中を尾根筋に下る 山の鼻から鳩待峠: 木道やベンチは出ておらず(木道が一部顔を出している程度)、ずっと雪の上を歩く。リボンは少ないが、踏み跡は多数。ガスった時はGPSなどで要確認 |
その他周辺情報 | コンビニ: 沼田ICからしばらくメジャーなコンビニ多数 片品村への入り口辺りのセブンが最後(ENEOS併設) その先は、R120ロマンティック街道を進み、「鎌田」の信号を尾瀬方面へ左折しR140に入り、橋を渡った先にDailyがある。これが本当の最後 日帰り温泉: 尾瀬戸倉温泉や片品温泉の旅館やホテルは、コロナで日帰り温泉をやっていないところもあるので事前確認が必要。今回は「ほっこりの湯」を利用した ほっこりの湯(片品): ほぼR120沿い。550円。13−20時(受付19:30)。木曜定休(行楽シーズン及び祝日は営業)TEL:0278-58-4568。内風呂だけの地元密着型の小さな温泉。洗い場6つ。 https://oze-katashina.info/hokkorinoyu/ 尾瀬ぷらり館: 戸倉駐車場入り口にあり。500円。10−18時。土日のみ営業 https://www.tepco.co.jp/oze/iku/purari/index-j.html 花咲の湯(片品): R120から5km離れる。700円。10−20時。毎週金曜 TEL:0278-20-7111。大きな施設 https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/ 湯元華亭(老神温泉):食事も15時までOK R120からのアクセス路は狭い。R120への復帰路は快適。 11−19時。金曜定休。TEL:0278-56-4126 https://www.hanatei.info/ 望郷の湯(白沢高原。沼田ICすぐ手前): 10−21時。第2火曜定休。TEL:0278-53-3939 http://www.boukyou.com/ 食事: R120の日本ロマンティック街道は、別名「とんかつ街道」と言われており、沼田周辺にはとんかつ屋が多い |
写真
感想
至仏山に登ったのは40年ぶり。当時、岐阜の事業所にいた同期3人で、GWに新幹線と在来線を乗り継いで尾瀬に出かけた
1日目は大半が移動で、大清水から長蔵小屋まで登って宿泊。2日目は燧ヶ岳に登り見晴へ下り、三条の滝に足を延ばし、温泉小屋で宿泊。3日目は雪の尾瀬ヶ原を歩き、山の鼻から至仏山をピストンして山の鼻小屋(多分)に宿泊。4日目に鳩待峠に登り、帰路についた
それ以来、尾瀬には何回か来ているのだが、至仏山には登ったことがない。ミズバショウの季節に来ることが多いので、燧ヶ岳には登っても、至仏山には規制で登れない。そんなわけで雪の至仏山を再訪すべく、あれこれ思案していた
交通規制解除前にe-bikeを使って鳩待峠に向かうことも考えたが、南プスの沼平から聖沢までの標高差200mのアクセスで苦戦したことを思えば、600mの標高差はきつい。e-bikeを押して鳩待峠に着いた頃には、山に登る余力が残っていないだろう
というわけで、規制解除後にGW前の平日を狙って戸倉から乗合タクシーを利用する計画を立てた。ところがGW前半まで天気予報が悪すぎる。唯一、規制解除当日がお昼ごろから晴れそうな予報。10時の開門で鳩待峠にマイカーで向かえば、11時頃の出発となる。スタート時間は遅いが、天気予報的にはバッチリということで出かけた
結果は、ヤマテンも気象協会の山の天気もSCWも、こぞって予報通りの展開となり、素晴らしい残雪登山を楽しむことができた。久々の至仏山山頂からの展望に大満足。それにしてもBCスキーヤーのメッカみたいだな。40年前はときどきクロカンでテレマークする人を見かける程度だったのだが・・・
今シーズン最後の残雪登山になると思うが、最高の締めくくりとなり、感謝感謝!
毎年訪れたいと思っているのですが、今年のことはすっかり忘れていました。
鳩待峠まで車で行ける今は狙い目ですね。
至仏山は人気ですが、アヤメ平は静かなのでオススメです。
写真を見ていて行きたくなりました。
明日は仕事なので、GWかなと思います。
GWは北アルプスにも行きたいところで、天気を見つつ悩みます。
昨年、久しぶりに尾瀬の山小屋を利用したら、質量ともに随分と食事が改善されていたので、天気が良ければ小屋泊でのんびり出かけたいところです
今のところGWの天気予報は悩ましいですね。連泊可能な天気は終盤に期待するしかなさそうな感じです。さもなくば、日帰りか1泊2日で狙うかです。幸運を祈ります
28日にニョーボと至仏山に行きます。
今回はお友達のガイドさんと一緒なので心配は少ないですが、ニョーボは雪山経験が少なく、私は昔から苦手なのでコース状況が気になってました。
やはり登山者目線の写真の撮り方が上手いですね、下りと最後の登り返しがイヤらしい感じが伝わります。
知りたかったポイントが押さえられていて感謝です。
お友達のガイドさんと一緒に奥様と至仏へ行かれるとのこと、心強い味方がいて良いですね。
初日とはいえ、GWなので入山者は多く、要所ではちょっとした渋滞もあるかもしれません。何せ至仏山頂まではBCスキーヤーが多いですから。
グサグサの雪は、下りは適度なクッションで良いのですが、登りや尾瀬ヶ原のような平面では力を吸い取られるように足にきます。
まだミズバショウのミの字もありませんが、ぜひ尾瀬を楽しんできてください。
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