唐松岳 強風のため丸山まで

2014年03月21日(金) 〜 2014年03月22日(土)

• GPS: 06:54
• 距離: 9.8km
• 登り: 654m
• 下り: 655m

コースタイム

3月21日
八方ゴンドラリフト駅10：00−10：40黒菱平（リフト動かずラッセルのため、腹ごしらえして出発）11：15−(暴雨風雪の中を低姿勢にてラッセル）−
12：25八方池山荘
3月22日
山荘出発5：30（アイゼンの不備、ラッセル、強風などの様子見のため手間取る）−10：20丸山ケルン10：22−（八歩池辺りより微風にて春の陽気、ゆっくりコーヒータイム）12：20八方山荘

天候

3月21日　暴風雪
3月22日　快晴にて2200m辺りから強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第3無料駐車場にて駐車　9：00にてほぼ満車
駐車場のトイレの軒下が身支度にたいへん助かりました

コース状況／危険箇所等

晴天であれば迷うところはないでしょう。しかし暴風雪の場合の山の荒れ方は半端ではないです。ゴンドラもリフトも動かないので要注意です。

温泉は「十郎の湯」でした。こじんまりと素朴で落ち着いた雰囲気でした。

写真

3/21 9:27

八方第3無料駐車場着

3/21 9:48

ゴンドラ駅に向かいます

3/21 10:08

兎平までのゴンドラ
この時点ではまだ動いています

3/21 10:35

黒菱平までのリフトも動いています

3/21 12:28

山荘までのリフトは動いていません
風速20m以上ということでしょうか
1時間のラッセルでしたが暴風雪のため、何度か身の危険を感じました。Hさんが負ってくれた竹の旗は飛ばされて無くなっていました！

3/21 17:59

八方山荘の夕食です
お替りは自由ですが残さぬようにしてくださいと。本当に美味しくいただきました。

3/22 5:25

山荘で最初に出発です。ゆえにしばらくは当然ラッセルです。お月様がきれいです。

3/22 5:34

まだお月様がくっきりと。先頭をあるいてくれるyさん。

3/22 5:43

今日は良いお天気になりそう

3/22 5:54

新しい一日の始まりです

3/22 5:54

白馬三山

3/22 6:16

深雪に道を作ります

3/22 6:16

言葉は要らないと思える風景です

3/22 6:32

八方池の手前のトイレ（もちろん使えませんが）横にテントを張られた二人組の男性のテントが見事につぶれてしまっていました。昨夜の烈風ではさぞ大変だったことでしょう・・・お二人が御無事で何よりでした

3/22 6:32

美しい！

3/22 6:55

団体さんがラッセルを交代してくれました

3/22 6:56

見飽きません

3/22 6:57

まだまだ弱風の中を歩いていますが、五竜方面には雪煙が上がっています

3/22 8:06

この分ならば唐松岳登頂も可能とまだまだ楽観視しています。

3/22 9:39

妙高方面

3/22 10:45

強風です。唐松どころか丸山までさえも危ぶまれました

3/22 10:45

何とか丸山ケルンまでたどり着きましたが烈風に飛ばされそうになり、早々に下山です

3/22 11:51

八方山荘が見える辺りまで戻り、ほっとしてコーヒータイムです。女性のYさんは大の字になって至福のひとときです

3/22 11:58

感無量です

3/22 12:00

今日はリフトが動いていますが男性二人は黒菱平まで徒歩にて下山でした

3/22 12:39

昨日のことがうそみたい！

3/22 13:00

スキーヤーも気持ちよさそう

3/22 13:42

温泉に入って帰ります。また来れたらいいね

撮影機器：

IXY 210F CANON

感想

ken222

自然界の様々なシーンと向き合い、謙虚に山に向かわねばと自戒の2日間でした。
山荘も暴風雪に揺れ始め、一抹の不安を抱えながらも夢も見ないでぐっすりと眠ってしまった自分。そして翌朝の切れるような光を放つ月、山々を優しい色で包み込む御来光、時間の経過とともに輝き始めた青と白の大自然。あるがままの自然。行けるところまで行けばいい。赤岳で感じたことをここでも感じていた自分・・・

今回の登山の反省点は事前のアイゼンのチェックを怠ったことです。同行の皆さんにたいへん迷惑をかけたのにもかかわらず、親切に御心配いただき有り難いことでした。