旭岳〜三本槍岳(甲子トンネル〜北温泉) 足りないモノが多くて反省ばかり
- GPS
- 16:56
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,060m
コースタイム
新甲子温泉みやま荘バス停8:37〜9:36甲子トンネル10:00〜猿ヶ鼻11:12〜12:29甲子山12:35〜14:00坊主沼避難小屋14:03〜14:55旭岳15:05〜15:45坊主沼避難小屋
<二日目>
坊主沼避難小屋5:14〜6:31笠ヶ松〜7:28須立山8:05〜鏡沼分岐8:18〜9:29三本槍岳9:40〜13:40北温泉〜15:07八幡温泉バス停
天候 | 24日 晴れ。微風。10℃越え。 25日 晴れ。強風。10℃越え。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
仙台 0650 新白河駅 0742 ●福島交通社バス 760円 新白河駅高原口 0800 新甲子 0838 ※ ※冬期(12-3月)は、那須甲子高原ホテルではなく、1つ手前のみやま荘が終点になります。 ●東野交通バス 1250円 八幡温泉 1514 那須塩原駅 1615 ●JR新幹線 3260+2520円 那須塩原 1622 仙台 1737 ※ ※郡山で乗換が1回あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳、須立山、三本槍岳の山頂付近では、softbankの携帯がつながることがありました。 |
写真
感想
甲子の旭岳と三本槍岳に行って来ました。
事の起こりはヤマレコ「日光・那須・筑波」ブロックで異彩を放つShaminekoさんのレコを読んだことでした。一部では説明不要の存在ですが、無雪期にはヤブを切り裂いての茸狩り、積雪期には登山道のない男鹿山塊や高原山をメインとする塩原の主の一人です。大左飛山への日帰りを軽くこなすなどの実力もさることながら、冗長さを廃した簡潔明瞭にして安全第一をモットーとするレコは、自分のレコとは余りにも正反対なのでお手本にできないほどの鏡のような存在です(爆) そんなShaminekoさんのレコでしばしば出て来る旭岳の姿に魅せられ、ついうっかり登ってみたいと思い、「どうせやるなら」と思い無謀にも裏那須〜日留賀岳までの県境尾根を歩く3泊4日(+1日)のプランを計画、「てんきとくらす」を見続けて、天候の良さそうな一週間を狙って突撃しましたが当然のように跳ね返されました。準備&実力不足で反省ばかりです。
初日は坊主沼避難小屋までの予定で、甲子トンネルから軽アイゼンのみでスタート。幸いにもトレースがありましたが、かなりの急登でズルズル滑ってかなり難儀します。10℃以上まで上がった暑さもあり、早速「こんなんで行けるのだろうか」と不安になります。20kgオーバーの斤量で体重を加えると100kgを超えるということもあり、ときどき踏み抜きますが地面まで30-40cmでしょうか。雪は締まっており、林間からは左に那須岳、右に鎌房山や大白森山が伺える素晴らしい天気です。猿ヶ鼻に出る手前で大黒屋方面からのルートと合流する頃には、傾斜も緩やかになって快適な尾根歩きになりました。
トンネルから2時間半で甲子山に至ったのですが、早速反省が1つ。道中は木々の枝の雪が溶けて凍ってつららになっています。そのつららが、春の好天のせいで溶けて次々と落っこちてきます。暑さのせいで帽子を被りたくないのに、被らざるを得ず、当たるとそれなりに痛いです。「ヘルメットが必要だったな」と思いました。
甲子山から旭岳ですが、県境尾根を歩くのは危険というか私には無理なので、Shaminekoさんにアドバイスを頂き、いったん宿泊先の坊主沼避難小屋に行って荷物をデポし、南から旭岳に登ることにします。いったん下って樹林帯を抜けていくと、三本槍岳が見えてきたあたりでスキーのトレースに出会いました。これを付いていったところが坊主沼避難小屋で、後から聞いた話では、観音山から登ってきたという山スキーのグループが避難小屋二階の入口を除雪してくれていました。この場を借りてお礼を申し上げます。有難うございました。
「直前の三連休で、誰か来ているだろう」と思っていたのですが、どうやらこのグループがいなかったら自分で雪掻きしなければならなかったようで、物凄いラッキーです。案外この避難小屋は利用されていないのでしょうか。「事前の下調べがもっと必要だったな」と反省します。
早速荷物をデポして、軽装備で旭岳に向かいます。この時間帯になると軽アイゼンだけではかなり踏み抜きます。普段登っている宮城の山と異なり、森林限界が高く鋭い木の上を歩いていることが分かります。ワカンでも踏み抜けば怪我をする可能性が高く、「足首やスネを守るために、スノーシューが必要だったな」と後悔しました。
避難小屋から約1時間で山頂へ。山名板や標識はありません。午後で少し霞んでいましたが、素晴らしい眺めでした。南会津を見下ろしながら「博士山は見えるかな?」と探しますが特定できず、「大きい地図を持ってくるんだったな」とこれまた反省します。10分ほど滞在した後は、避難小屋に戻り水を作って翌日に備えました。
避難小屋内は3℃くらい。ふとんや毛布もあって快適でしたが、末端冷え性の私は手足の指先がなかなか温まらず、うつらうつら過ごします。いったん3時に目覚めたものの、「まだ暗いので、知らない道をヘッデンはイヤだな」と思い、少し明るくなってきた5時過ぎに、踏み抜きを少しでも避けるために「軽アイゼン+ワカン」でスタート。天気は良さそうなものの、西からの風はかなり強いです。ルート・ファインディングのミスで県境稜線への取付きに四苦八苦し、「今日は前途多難かも」と思案します。案の定、次の須立山で難題に直面しました。
須立山の北面はそれなりの急傾斜なのですが、アイスバーンの上にところどころ雪が被さっているので、ツルツルとズルズルが交互に現れます。滑ったらかなりのダメージを追いそうなので、ピッケルを突き刺しながら挑みますが、それでも滑るので、結局ほぼ四つん這いで進みました。「前爪のある12本爪アイゼンが必要だったな」と溜め息をつきます。普段は12本爪アイゼンを使わなければならないような登攀性の高い山には寄りつかないようにしているので、「事前の下調べが足りなかったな」と唸ります。
結局1時間ほど格闘するとようやく須立山・山頂へ出ました。明るくなってきたこともあり、ホッとして30分ほど休憩します。須立山からは、三本槍から来て引き返したと思われるトレースもありました。須立山からは雪煙の舞う中、しばしば耐風姿勢を取りながら、三本槍を目指してひたすら緩やかに登ります。須立山から約1時間半で三本槍岳・山頂でした。
さて、風速20m越えと思われる風の中、いったん大峠に下りて、流石山へ登り、裏那須の稜線を風に逆らって歩き、赤芝山あたりまで下りて一人でテントを張る、というイメージが全く湧きませんでした。予定よりも時間的に遅れていることもあり、あっさりエスケープすることにします。
三本槍岳からは中の大倉尾根を通って北温泉に下りましたが、東面は風も穏やかで歩きやすかったです。山スキーのメッカになっているようで、10人以上とすれ違いました。ところが、途中のスキー場との分岐あたりから右往左往してしまいます。夏道が出ているかと思い行ったり来たり、尾根通しで来れば良かったのですが、事前の下調べが足りませんでした。北温泉は秘湯という趣で、凄い場所にあります。幸運にも、一日2本のバスのうちの1つに乗れたので、那須温泉湯本まで歩かずに済みました。
ということで、縦走は計画倒れの完敗でしたが、旭岳と三本槍岳を踏めたので、最低限のノルマは達成できたのではないかと思います。しかしながら、実力不足、情報不足、準備不足は疑いの余地なく、山域の特徴をもっと理解してから挑むべきでした。特に、12本爪アイゼンとスノーシューの必要性はその最たるものです。ついでに花粉対策も必要だったかもしれません。突然やってきた春山に順応しきれませんでした。
Shaminekoさんには大変お世話になりました。不備だらけの山行に助言を頂き、重ねてお礼を申し上げます。もう少しレベルアップしてから、再度挑戦したいと思います(ヽ゜ω゜)ノ
大変立派な山行記録じゃありませんか。
冬季の旭3例目、3月の須立通過も初ですし。北那須は入山者少ないし危ないので「眺めるだけ」の人が多いんですよね。
しかしまあ、冬の旭岳の姿は神々しいですね。1800mの山には見えません。冬限定の百名山があれば間違いなく選定されるでしょう。
ひとつ、軽アイゼンにはビックリしました。そりゃ無謀です 良くぞ御無事で
今回は勉強させて頂きました。普段とは異なる場所でも、自分の感覚を信じたほうがイイということも分かりました。仮にあのまま進んだしても、大川峠から男鹿岳への登りで大苦戦しただろうと思います。
旭は本当に素晴らしい山でした。避難小屋から仰ぎ見る姿が一番かもしれません。次回は一緒に登って東壁をヒップソリで滑り降りましょう(笑) 尻セードやろうかと思ったんですが、ズボンが破れたら困るので自重してしまいました。これも後悔の1つです。
あ、でも一番反省したのは日焼け対策です。クリームは塗っていたんですが、二日目の後半は帽子を被っていなかったので、帰宅して鏡を見るとつむじが赤くなっていました(ヽ゜ω゜)ノ
ついに、遠征ですね。旭岳、いい山ですね 写真だけだと3000級ですね。登ってみたいです。一つバリエーションふえました。でも、僕はくまさんみたいに距離だせないので、もう一泊かかりそうです
いつもShminekoさんのレコで度肝を抜かれてますが
このレコにも大いに驚かされました
私にはこう言う所を歩ける日が来るとは思えませんが
素晴らしい景観と、素晴らしい行動力にただただ拍手です
せめてコンディションのいい時を狙って表那須から登って
三本槍から冬の裏那須稜線だけは眺めてみたいものです
まあ裏那須を歩くのは
私は花の時期の夏限定にしておきますが・・・
厳しい中の登山お疲れ様でした
私の憧れのルート!!
何で誘ってくれなかったのですか〜プンプン
頑張りましたね〜。重い荷物を担いでの2日間。痩せたのではないですか?
全然、反省の余地無しなのになんで反省ばっかりしているのか分かりません。
お天気も狙い通り晴天でよかったですね〜
ただ一つ残念なのは、北温泉!
まさかの素通りですか
もったいないお化けでますよ〜。
良い温泉ですよ〜
何はともあれお疲れ様です。
春とともに温度もM度も上がってきましたね
初めて見るkumaさんの泊り山行。それが冬の縦走! shamiさんのテリトリーに、ヴィジターで!! しかも旭だけでなく、裏那須まで繋げるつもりだったとは!!!
旭、裏那須、実は小生もずっと俎上に上げてるんです(無論ユルですので無雪期ですが)。
甲子山から望む旭、岳というのに相応しい、八ツの赤岳を思わせる風貌ですね。裏那須はパスしたものの、天気はいいし、雪に埋れた避難小屋泊まりもいいし。泊まった小屋は坊主でも、成果は十分あったのでは?
足りないものだらけと言いますが、いいんじゃないですか。綿密な計画、用意周到な備えで目論見どおりことを運ぶというのは、derakkumaさんのキャラじゃない気もしますし(失礼 )。でも、わかんかスノーシューかはともかく、重荷の冬季縦走で軽アイゼンはチョットないか 。
それより何より足りなかったもの、それは、Mレコを締めくくるyome様の最後の一言、と思ったのはodaxだけでしょうか?
私はこの手の急峻でカッコイイ山に登ったのは初めてですが、本当にシビレました。たぶん、いつかまた来ると思います。
旭岳onlyで、甲子温泉から坊主沼避難小屋泊まりのピストンなら、荷物も軽いし一泊で充分だと思います。須立山方面はあんまりオススメできないので、旭単独狙いがたぶん賢明で、観音山から登る人も多いみたいです。これだと日帰りピストンも可能かもしれませんヨ(ヽ゜ω゜)ノ
どうもはじめまして。というか、Shaminekoさんのレコ経由でときどき覗かせて頂いております。
那須の強風は有名なんですね。私は結構行き当たりバッタリで物事を楽しむタイプなのですが、特に三本槍岳の山頂付近はマトモに立っていられないほどで、流石に「もっと調べておけよ・・・」と反省しました。
なので、天候に恵まれてたまたま上手く行ったに過ぎません。天気が悪かったら、三本槍岳から中の大倉尾根へのルートを見つけることすらも難しかったと思います。
なので、今後もネタ半分で楽しんで頂けたら幸いです(ヽ゜ω゜)ノ
2kg痩せました。重かったです〜。やっぱりスピード出ないですねぇ。低山巡りとかしてトレーニングをしていたつもりなんですが、傾斜がキツクなるとビタッと脚が止まって、ガッツリ絞られました。スコップやらピッケルやらバーナーやら着替えやらテントやら食糧やら電池の予備やら、「オマエらなんで現地調達できねんだよぅ」ってキレながら歩いてました(爆)
敗退のショックで、北温泉は眼中から消えていました。ともかく一刻も早く那須温泉湯本まで辿り着いて、この日のうちに帰れるメドを立てないとアカンと思っておりました。そうしたら、1日に2本だけ山奥まで走っているバスがあることを知って、後悔しても後の祭りになった次第です。
ヤブが出て来ると旭岳は登れなくなるみたいです。夏道もあることはあるらしいのですが、やっぱり登るなら冬のほうがいいですよねぇ。いやぁ、waqueさん相手に自慢できるネタができて、ちょっとラッキーです(ヽ゜ω゜)ノ
サスガはマスター、kumaのことはすべてお見通しですね(笑) 何を隠そう、私は軽アイゼン愛好家でして、エバニューのとモンベルのと2つ持っています。やっぱりスピードが出るんですよね。前爪があると引っ掛かって転びそうになるしズボンを破きそうになるんで、スピードは出せないんです。ただ、安全を基準にすると前爪に軍配が上がるので、戦術・戦略を決定するために山域のことを分かっていないとダメなんですよね。
今改めて振り返ってみると、エスケープせざるを得ないにしても、二日目は根性で大峠にテン泊して、少なくとも三日目に裏那須を歩いて音金方面にエスケープ、っていうプランのほうが良かったなぁと思います。そう思えなかったのは、未知のエリアで異邦人の身で、精神的・身体的な余裕が足りなかったからでしょうね。気力と体力が充実していれば多少足りないモノがあっても克服できるんですが、そこんとこがイマイチでした。
ちなみにyomeのヒトコトは
「まあ無理だと思ってたよ」
でした。yome曰く
「derakkumaの山行はいつもmaxで計画されるが、計画通りに実行されることはめったにない」
だそうです。
テヘ(ヽ゜ω゜)ノ
私のレコにコメントいただき、ありがとうございました。
三本槍頂上でテン泊していたものです(詳細は私のレコ参照)。
ツワモノではなく、リタイヤしたただの中高年ジジイです。
実は私も冬の裏那須を縦走したいなと思っていました。
今回も当初は三本槍山頂をBCにして旭と裏那須稜線を歩こうと妄想していたのですが、自分の歳と体力を直視するとやはり無理だと棄権しました。
リタイヤして4年目、最近は歳相応に山を楽しむことに徹したいと思っています。
kumaさんはまだまだ経験値を積み上げられるお歳ですから、きっと大丈夫ですよ。
でも今回はやはり12本アイゼンが無難でしたね(須立山北斜面)。
今後のご活躍を期待しています。
あの須立山の登りが見られていたとは、相当に恥ずかしいですね(笑) 普通の斜面だというのに、ピッケル突き刺しながら三点支持の繰り返しでした。想像以上に消耗しましたが、良い経験になったと思います。
実際にほぼ同じ状況にいたので、mas811061さんの判断や行動も凄く参考になるのですが、一番見習いたいのはバイタリティですね。私も上手に年を重ねたいと思いました。
この年度末年度始、やったら忙しくレコを見る暇もあまりありませんでした。
と、気がついたら、derakkumaさんが那須まで遠征?泊りで?
私にはあまり馴染みのない山域ですが、素晴らしい天気で、良い雪山でしたね。特に写真10/44の旭岳、素晴らしいです。
新たな領域への挑戦、今年度も楽しみにしています。
いつもコメントありがとうございます。
odaxさんにも書いて頂きましたが、いきなり冬に泊まりで遠征。「冬山は夏に登ってからにすべし」というセオリーに反しているのは承知しており、あんまりイイコトではないなぁとは分かってはいるのですが、時間的な制約とか、夏にヤブ漕ぎしたくないとか、いろいろ理由を付けて突撃してしまいました。これもderakkumaのキャラクターということでお目こぼし頂けると幸いです。
ただ、甲子旭はそれくらい魅力的な山でした。調べれば調べるほど、この先鋭的な山には登ってみたいという気持ちが湧いて来たのでゴザイマス。これは今まではなかった経験ですね。欲張りなので、ついでにもっと遠くまで行こうと思ってしまいました。地形図を読んで避難小屋を探して、重荷と風に苦しみながら歩いて、思うだけではダメだなぁと痛感した次第です。
今年度はかなり忙しくなりそうで、山行回数は減りそうですが、常にチャレンジャー精神で頑張ります(ヽ゜ω゜)ノ
いつの間にかこっそりと写真が増えてました。
アップの自撮り、良い感じじゃないですか。でも、自暴自棄はいけません。
怪我・遭難騒ぎもなく無事帰宅できれば、それで全てok。
次回は一緒に旭岳で命懸けの尻セードしましょう。で、その脇でwaqueさんがボードで鮮やかに360を決めると
じぇじぇじぇ、写真はですね、様々な葛藤の記念にupしてみました。あっさりバレましたね(笑)
脱線して古地図のハナシですが、たぶん昔は裏那須全体を大倉山と呼んでいたのですね。巨大な壁のように見えるので大倉山とはまさに名の通り説得力があります。それで、明治になって西洋アルピニズムが入って来て測量するようになってから、ちょっとしたピークに流石とか三倉の名前が用意された、ということなのかと。
宇賀嶽の名前も、なるほどですね。「宇」は宇宙の宇で、「広い」という意味のようで、昔から貫禄のある山として有名だったのでしょう。
今年は大左飛山のレコRushですね。誰かさんの影響大ですねぇ。
次に旭に行くときは、odax師匠もなんとか引っ張り出して、「ゆるハイクで行く甲子旭岳♪(タイトルに偽りあり)」とかレコして貰いませう(ヽ゜ω゜)ノ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する