【北アルプス】燕岳 残雪期に初めての燕山荘泊

2022年04月29日(金) 〜 2022年04月30日(土)

• GPS: 08:18
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,426m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 2:02
• 合計: 7:12

距離 4.9km 登り 1,297m 下り 45m

5:34 中房温泉登山口
6:11 6:15 第１ベンチ
6:48 6:49 第２ベンチ
7:50 7:57 第３ベンチ
8:35 8:49 富士見ベンチ
9:37 9:43 合戦小屋
10:02 10:08 合戦山
10:49 10:50 ベンチ
11:11 12:32 燕山荘
12:38 12:40 いるか岩
12:46 燕山荘

2日目

• 山行: 3:16
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:03

距離 5.9km 登り 164m 下り 1,403m

6:02 燕山荘
6:07 いるか岩
6:24 めがね岩
6:32 6:40 燕岳
6:48 めがね岩
7:01 7:02 いるか岩
7:08 7:31 燕山荘
7:38 ベンチ
7:54 合戦山
8:08 8:09 合戦小屋
8:29 富士見ベンチ
8:51 9:02 第３ベンチ
9:24 第２ベンチ
9:42 9:46 第１ベンチ
10:08 中房温泉登山口

天候

1日目
予報: 午前中は高曇りだが安定。昼から雨、標高2700mは雪となる可能性も（ヤマテン）
→予報通り。登山開始時は曇り（ガス）。雲はどんどん厚くなり、11時に燕山荘に到着した時点で微かにパラパラ降り始め、12時には土砂降りと強風。夜には降雪。
2日目
予報: 高気圧に覆われ、晴れるが冷え込みが強い（ヤマテン）
→予報通り。日の出前後は雲一つない晴れ間だがかなりの強風。気温も低く、前日の雨が凍結した箇所があった。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

さわやか信州号 パスタ新宿から安曇野穂高
穂高からご夫婦2組とタクシーに同乗させていただき、おかげで中房温泉5:30着と、1時間早く行動開始できた。

帰りは中房温泉10:45発のバス（穂高駅11:40着）

コース状況／危険箇所等

アイゼン あり
ピッケル なし
ストック あり
で、行けたけどこれは結果論で、やはりピッケルは持って行くべきだった。
「残雪」という表現に騙されてはいけないと思う


中房温泉〜第二ベンチ
基本的に夏道。前日の雨などでぬかるみあり。

第二ベンチ〜第三ベンチ
基本的に夏道だがところどころ雪あり。

第三ベンチ〜合戦小屋
基本的に雪。

合戦小屋〜燕山荘
完全に雪。斜度もあるのでアイゼン必須。
ストックでも行けなくはないけど、ピッケル を持っていけばよかったと思いました。

燕山荘〜燕岳
雪がなければアイゼンなしでもよいが、29日夜の雪で30日は雪道に。アイゼンをつければ良かったと後悔したので、その日の天候次第。

その他周辺情報

穂高駅 一休庵にて海老天もりいただきました

写真

4/29 4:19

穂高駅につきました。タクシーの運転手さんが、中房温泉まで何人か集めて同乗しませんかの声をかけてくださり、5人で乗車することに。バスまで時間があるので助かります

4/29 5:13

帰りのバスをチェック

4/29 5:33

中房温泉登山口です。天気は予報通り、曇り

4/29 5:36

しばらく雪はありません

4/29 5:38

冬靴が重く、足が持ち上がらない…

4/29 5:48

最近こんな景色ばっかり

4/29 6:10

それでも第一ベンチまではあっという間

4/29 6:11

水場はこの下のよう。汲もうと思っていたけど登り返しがしんどそうなのでやめました

4/29 6:11

先はまだ長い

4/29 6:42

荷上げ用ケーブルが見えてきたら第二ベンチはすぐそこ

4/29 6:42

第二ベンチ到着

4/29 6:43

まだまだ先は長い

4/29 7:02

ねじねじの木

4/29 7:17

少しずつ雪が現れて…

4/29 7:21

第三ベンチ。ここでアイゼン装着します。ちょうど半分ぐらい

4/29 7:54

アイゼンつけてサクサク

4/29 8:36

富士見ベンチまできました〜

4/29 8:47

今日はストックです。ただ、ストックだとしっかり雪面に刺さらず滑ることがあり、ピッケルにすればよかったかな、と

4/29 8:52

第三ベンチを過ぎるとほぼ雪

4/29 8:59

雪が眩しいのでサングラスしようと取り出したら…。うわぁ、、持ってくるやつ間違えた！！リゾート地サングラスでめちゃくちゃ恥ずかしいけど、背に腹は変えられない…

4/29 9:03

稜線が見えてきた！

4/29 9:06

大天井岳ですね。大天荘もしっかり見えます

4/29 9:22

全面雪になればこれはこれで逆に歩きやすい。黙々と合戦小屋に向かいます

4/29 9:27

合戦小屋。スイカ食べたい（やってない）

4/29 9:27

あとちょっと

4/29 9:51

稜線が見えてくると元気が出ます

4/29 9:51

けっこう急登

4/29 9:59

アイゼンじゃないと無理だと思います

4/29 10:00

赤旗をたどります

4/29 10:05

まだまだ先は長い

4/29 10:22

右上、小屋が少し見えてきたけど、だいたいどこも小屋が見えてからが長いので、一度休憩

4/29 10:26

近づいてはいるけどまだ越えないといけない箇所が

4/29 10:56

アイゼンを外すこの場所が見えてもなお、この階段を登り切れるか不安を感じるほど疲労困憊

4/29 11:04

まだ登りあるし…

4/29 11:05

槍が見えれば気分も違うのだろうけど

4/29 11:08

ありがとうございます…疲れました。回り込むのが意外と長いし

4/29 11:09

一瞬槍が見えた気がしたけど写真には映らない

4/29 11:10

燕岳！美しき女王

4/29 11:12

燕山荘に到着！

4/29 11:23

今夜はこちらにお世話になります。なんと、2畳使用していいとのこと。嬉しい〜

4/29 11:23

旧館。100年経ってると思えないほどピカピカ。綺麗

4/29 11:24

朝食券と…このタグはなんでしょうね？かわいい♪

4/29 11:26

天井を見上げると、自分が生まれる前にここを訪れた先達の落書きがいっぱい

4/29 12:05

楽しみにしていたケーキセット。外で食べられたらなお良かったけど、かなり雨が強くなってきた

4/29 12:31

大雨です。逆に、ライチョウに会えるかな？と、燕岳方面へ

4/29 12:39

イルカさんもこの天気じゃ寂しそう。風雨が強すぎるので断念して引き返します。登頂は明日に

4/29 17:07

こちらは新館

4/29 17:33

夕食！ハンバーグはチーズが入ってました。美味しい。お腹いっぱいです

4/29 19:16

夜は赤沼さんのお話とホルン

4/29 19:16

4/29 19:41

レトロデザインがかわいい

4/29 19:43

20時。雪が降ってます

4/30 4:23

朝。予報通りの快晴！素晴らしいご来光の予感

4/30 4:23

4/30 4:27

4/30 4:29

4/30 4:29

4/30 4:37

4/30 4:40

裏銀座

4/30 4:40

4/30 4:40

4/30 4:42

4/30 4:43

4/30 4:43

4/30 4:44

4/30 4:47

4/30 4:49

4/30 4:53

4/30 4:55

4/30 4:55

4/30 4:55

4/30 4:56

4/30 4:56

4/30 4:57

4/30 4:58

4/30 4:58

4/30 4:59

4/30 5:01

4/30 5:01

4/30 5:02

強風

4/30 5:02

4/30 5:02

4/30 5:03

ご来光と富士

4/30 5:04

4/30 5:06

4/30 5:43

ご来光を堪能したら朝食です。たくさん食べておきます

4/30 6:03

食後、今度こそ燕岳へ

4/30 6:08

イルカさんのお口から槍

4/30 6:19

今年の夏はまた裏銀座縦走を計画中。歩く山が全て見えます

4/30 6:33

燕岳山頂到着！

4/30 6:34

高所恐怖症なので、風も強いし立っていられません

4/30 6:34

槍、穂高連峰

4/30 6:34

裏銀座

4/30 6:35

富士山と南アルプス

4/30 6:38

立山〜剱岳

4/30 6:38

奥に見えるのは後ろ立山連峰？

4/30 6:42

八ヶ岳、富士山、南アルプス

4/30 7:32

小屋に戻り、いよいよ下山です。

4/30 7:37

遮るもののない下山路

4/30 7:37

名残惜しくて何度も振り返ってしまう

4/30 7:37

夏にまた〜

4/30 7:40

常念もさようならー

4/30 7:46

また振り返り

4/30 7:55

合戦沢の頭を過ぎると樹林帯へ

4/30 8:02

あっという間に合戦小屋

4/30 8:18

樹林帯の中から見る青空と山の白さという色の組み合わせも好き

4/30 8:28

本当に良い天気になりました

4/30 9:42

第三ベンチでアイゼンを外し、さくさく歩いて第一ベンチ

4/30 10:07

帰ってきました

4/30 10:08

お疲れ様でした！

4/30 10:16

バスまで30分あるので中房温泉へ。トロトロでいいお湯〜

4/30 11:59

穂高駅すぐ近くの一休庵さんで海老天もりを。1650円。 11:45に入店→12時過ぎに出たら行列！

4/30 12:27

穂高駅からの眺め。ここに住めばずっとアルプスを眺められるのか〜

撮影機器：

iPhone 11 Apple

Foodie Linecorp

感想

madocafe

突然、残雪の燕岳に行きたくなり、急遽計画。
本当はテント泊にしたかったけど、体力落ちてる中で装備を担いで北アルプス三大急登を登る自信はなく、天候もコロコロ予報が変わる状態だったので小屋泊することに。燕山荘では泊まったことがないし。

計画したはいいものの、出かける直前までは本当にめんどくさくて。。計画したから行くけど、かなりテンションは低下気味。
登り始めてからも、重い冬靴履いての合戦尾根は楽でもなく、特に燕山荘が見えてからは長く、なんで来ちゃったんだろう〜と思うことしばしば。
それでも、途中でほんの少しでも言葉を交わす他の登山者の皆さんとこの苦しみを共有してる感じとか、到着した後の小屋の暖かさ、ホスピタリティがギャップとなり、達成感と相まってやっぱり、来てよかった〜って思うんですよね。

翌朝の見事なご来光、昨日は見れなかった北アルプスの山々の景色に心は奪われるし、結局また次の計画を立ててしまうんだろうな。。