標高改定直前!春の蓼科山


- GPS
- 04:33
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 826m
- 下り
- 821m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 午前中の登りは適度に雪が締まっていて歩きやすかったですが、この日は気温が高かったせいか昼過ぎの下りの頃には雪が柔らかくなりところどころで深雪にはまることがありました。 下山後の温泉は、奥蓼科の明治温泉(登山口から車で約30分)を利用しました。(入湯料800円) http://www.meijionsen.jp |
写真
感想
国土地理院では4月1日から「日本の1003山」のうち48座の標高を+1m改定するそうで、その中に蓼科山も含まれていると聞き、「じゃぁ、改定前に登っとこう。」ということで蓼科山へ行って来ました。(って、物理的に標高が上がるわけではないんですが(^^;)
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60009.html
蓼科山へ登るのは多分これで4度目ですが、過去はすべて北面の7合目登山口からのルートです。
この時期は大河原峠まで車両通行止めなので、必然的に南面のすずらん峠登山口からの登頂になります。初めてのルートに期待をしながらスタートしました。
登山口からしばらく行ったところでアイゼンを装着し、最初はなだらかに標高を上げていきます。やがていきなり急登に。かなりきつい勾配です。登りきって少しなだらかになっているところへ来ると行く手に目指す蓼科山がドーンとそびえ立っているのが見えました。冷静に考えてここからあの頂をめざすにはかなりの急登になるだろうな・・と思って進んでいくと案の定の急登、というより直登が延々と続きます。これは相当きつかったです。
途中心が折れそうになりながらも、ふり返って見える南八ヶ岳、南アルプス、裾野に広がる茅野の街などの雄大な景色に慰められながら登山口から約2時間半かかってなんとか頂上へたどり着けました。
昨年の5月に7合目から登った時もかなりバテバテでしたが行って帰っての行動時間で2時間半でしたから、今回はかなりきついルートだったと思います。
しかし、登りがきつかった分、頂上へ着いてからの達成感は今まで以上でしたし、南面からの登りだったのでそれまで見えなかった北アルプスの山並みが頂上到着と同時に出迎えてくれて最高の気分を味わうことができました。
下山時につくづく「よくコレを登ってきたなぁ」とあらためて思いつつ、そういえばよく考えてみたら、以前誰かが「蓼科山の南面はきついよ」って言っていたような・・(^_^;
地元諏訪の方言で、「疲れる」とか「大変だ」というのを「ごしたい」と言います。まさにごしたい登山でしたけど、そんなごしたさを忘れさせてくれる景色にも出会えた最高の登山でもありました。
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