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Yamareco

記録ID: 422210
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

標高改定直前!春の蓼科山

2014年03月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:33
距離
6.4km
登り
826m
下り
821m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:20女之神茶屋登山口(すずらん峠)ー10:50蓼科山頂11:30ー13:00女之神茶屋登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
すずらん峠の登山口駐車場はAM8:00で満車でした。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありません。
午前中の登りは適度に雪が締まっていて歩きやすかったですが、この日は気温が高かったせいか昼過ぎの下りの頃には雪が柔らかくなりところどころで深雪にはまることがありました。

下山後の温泉は、奥蓼科の明治温泉(登山口から車で約30分)を利用しました。(入湯料800円)
http://www.meijionsen.jp
登山口の向かいにある女之神茶屋。登山口の目印です。
2014年03月29日 08:20撮影 by  E-PL2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 8:20
登山口の向かいにある女之神茶屋。登山口の目印です。
登り始めてしばらくは樹林帯を行きます。
南八ヶ岳の峰々が見え隠れ。
2014年03月29日 09:31撮影 by  E-PL2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/29 9:31
登り始めてしばらくは樹林帯を行きます。
南八ヶ岳の峰々が見え隠れ。
標高が上がってくると南八ヶ岳から南アルプスが見えるようになりました。
2014年03月29日 09:32撮影 by  E-PL2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 9:32
標高が上がってくると南八ヶ岳から南アルプスが見えるようになりました。
行く手にそびえ立つ蓼科山。
これに登るということは・・かなりの急登が予想されます。
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行く手にそびえ立つ蓼科山。
これに登るということは・・かなりの急登が予想されます。
急登というか、直登ですね(^_^;
急登というか、直登ですね(^_^;
時々休憩してふり返ると、南八・南アの雄大な景色がしばし疲れを忘れさせてくれます。
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時々休憩してふり返ると、南八・南アの雄大な景色がしばし疲れを忘れさせてくれます。
南八ヶ岳をアップで(^_^)
霞の向こうには南アルプスの山々
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霞の向こうには南アルプスの山々
しかしキツイ登りです。
キツくて腹立つのでもう1枚(笑)
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キツくて腹立つのでもう1枚(笑)
横を見るとこんな勾配です。
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横を見るとこんな勾配です。
頂上直下の岩場が見えて来ました。
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頂上直下の岩場が見えて来ました。
頂上到着!北横岳と八ヶ岳。
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頂上到着!北横岳と八ヶ岳。
頂上の標識は2530.2mとあります。
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頂上の標識は2530.2mとあります。
広い山頂の向こう側には北アルプスがバッチリ見えました。
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広い山頂の向こう側には北アルプスがバッチリ見えました。
頂上から南アルプス方面を望む。
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頂上から南アルプス方面を望む。
国土地理院の三角点。4月からは2531mに改定されます。
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国土地理院の三角点。4月からは2531mに改定されます。
今日は北アルプスが本当によく見えました。
今日は北アルプスが本当によく見えました。
南アルプスと中央アルプス。
南アルプスと中央アルプス。
山頂から見える山々の説明する方位盤
山頂から見える山々の説明する方位盤
ちょっと早めのランチタイムに。JETBOILが活躍します。
2014年03月29日 11:06撮影 by  E-PL2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 11:06
ちょっと早めのランチタイムに。JETBOILが活躍します。
浅間山、根子岳、四阿山
これから下山。遠くから登山者が登って来ます。
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これから下山。遠くから登山者が登って来ます。
下りの方が慎重になります。長い下りが続くと「よくここを登って来たなぁ」と思います。
下りの方が慎重になります。長い下りが続くと「よくここを登って来たなぁ」と思います。
下山後の温泉は奥蓼科の明治温泉。語源は「明らかに治る」ということらしく、古くから地元民の湯治場としてあったそうです。
2014年03月29日 14:27撮影 by  E-PL2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/29 14:27
下山後の温泉は奥蓼科の明治温泉。語源は「明らかに治る」ということらしく、古くから地元民の湯治場としてあったそうです。
明治温泉の横を流れる渋川渓谷。奥の滝は「おしどりかくしの滝」というのだそうです。
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明治温泉の横を流れる渋川渓谷。奥の滝は「おしどりかくしの滝」というのだそうです。
撮影機器:

感想

国土地理院では4月1日から「日本の1003山」のうち48座の標高を+1m改定するそうで、その中に蓼科山も含まれていると聞き、「じゃぁ、改定前に登っとこう。」ということで蓼科山へ行って来ました。(って、物理的に標高が上がるわけではないんですが(^^;)
http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60009.html

蓼科山へ登るのは多分これで4度目ですが、過去はすべて北面の7合目登山口からのルートです。
この時期は大河原峠まで車両通行止めなので、必然的に南面のすずらん峠登山口からの登頂になります。初めてのルートに期待をしながらスタートしました。
登山口からしばらく行ったところでアイゼンを装着し、最初はなだらかに標高を上げていきます。やがていきなり急登に。かなりきつい勾配です。登りきって少しなだらかになっているところへ来ると行く手に目指す蓼科山がドーンとそびえ立っているのが見えました。冷静に考えてここからあの頂をめざすにはかなりの急登になるだろうな・・と思って進んでいくと案の定の急登、というより直登が延々と続きます。これは相当きつかったです。
途中心が折れそうになりながらも、ふり返って見える南八ヶ岳、南アルプス、裾野に広がる茅野の街などの雄大な景色に慰められながら登山口から約2時間半かかってなんとか頂上へたどり着けました。

昨年の5月に7合目から登った時もかなりバテバテでしたが行って帰っての行動時間で2時間半でしたから、今回はかなりきついルートだったと思います。

しかし、登りがきつかった分、頂上へ着いてからの達成感は今まで以上でしたし、南面からの登りだったのでそれまで見えなかった北アルプスの山並みが頂上到着と同時に出迎えてくれて最高の気分を味わうことができました。

下山時につくづく「よくコレを登ってきたなぁ」とあらためて思いつつ、そういえばよく考えてみたら、以前誰かが「蓼科山の南面はきついよ」って言っていたような・・(^_^;

地元諏訪の方言で、「疲れる」とか「大変だ」というのを「ごしたい」と言います。まさにごしたい登山でしたけど、そんなごしたさを忘れさせてくれる景色にも出会えた最高の登山でもありました。

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