乗鞍剣ヶ峰と富士見沢
- GPS
- 06:58
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ツアーコース3番標識より上部はまだまだ残雪多し。 3番より下部は切り株等が出ている。ツアーコース入り口急斜面の下りは難しい。私は登りに使った右の谷を横滑りで降りたがここも直ぐに雪切れしそう。 カモシカゲレンデには滑走できる残雪なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
日よけ帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
諸々の事情で4月中盤からゴールデンウィーク前半まで山スキーに行けなかったが、ここにきてようやく可能になったので今年まだ行っていない乗鞍剣ヶ峰と富士見沢へ行くことにした。
前日夕刻三本滝駐車場へ着いたが、カモシカゲレンデの残雪の少なさに愕然とし、春山バスで位ヶ原山荘まで登ることにするか少し迷ったが、最終的に泥道歩きを覚悟のうえで当初計画通り三本滝起点のツアーコース利用にした。
シートラでスタート、雪のないカモシカゲレンデを直登、ゲレンデトップからツアーコースを眺めると笹薮が目立つ。笹藪の間の残雪を拾いながら左手の雪が繋がっている方へ進み、ここからシール歩行開始。アウターも脱いだ。
入り口急斜面は右手の谷から登れた。
3番標識の下辺りまで切り株や藪の露出があるが滑走はまだできそうだ。位ヶ原下急斜面は残雪豊富でまるでスキー場のようだ。
位ヶ原へ上がっても空気が暖かく風も弱い。雪も柔らかそうなので肩の小屋方面へは回らず、蚕玉岳のコルを直接目指す。
蚕玉沢は急傾斜のため念のためクトーは付けたが雪が柔らかいため怖さはなかった。でも急登はきつい、50歩進んでは休むを繰り返しようやくコル到着、山頂小屋付近は岩が露出しているので小屋下にスキーをデポし、山頂へ向かう。兼用靴での岩場は歩き難いが何とか3026m剣ヶ峰へたどり着いた。丁度後続の登山者も到着されたので写真を撮ってもらった。
信州側の神社側へ移動、ここから眺める北アルプス南部の眺めは迫力満点最高だ。今年も見ることができて良かった。歳が歳だけにこれが最後かもしれないとしっかり心に焼き付けておく。木曽駒や白山は薄っすらと見えた。ここでアウターを着込み大休止。
今日はツアーコースから登ってくるスキーヤーや登山者は少なかった。位ヶ原山荘まで春山バスを利用した人たちが屋根板から位ヶ原へ丁度登り上げ始めたようでゴマ粒のようにみえる。
休憩後スキーデポ地点へ戻り滑走準備、今日はセンター幅79mmの細板できたが、登ってくるとき10cm程のグサグサ雪でスキーが沈んで滑り難いのではと少し心配したが、十分柔らかかったので問題なく滑れた。40°強の急斜面を滑り降りた辺りから左へトラバースし、トイレ小屋の上部を目指す。
ここでシール登行モードに変換し、滑り台経由で摩利支天分岐を目指す。
分岐から振り返ると朝日岳のコルを目指して大勢の人が登っていくのが見える。
分岐から富士見沢トップへ移動、富士見沢側にはトップに2人組が休憩していただけで誰もいない。ここの上部も蚕玉沢と同じような雪質だった。下まで滑り降りたいところだが位ヶ原へ登り返しする余力も残っていないので途中からエコーラインの3号カーブを目指して右へトラバースし滑り台下部へ抜けて位ヶ原へ出た。後はツアーコースを下るのみ、時折ストップ雪もあるが大部分は緩めのザラメ、快適に滑り下りる。
入り口急斜面はどこからおりるか迷ったが登りに使った谷を横滑りで降りることにした。少し下った所で、先行者の横滑り跡の上に何やら動物の足跡、長さ11〜12cmほどで上に向かっている。熊さんかな?
入り口急斜面は藪の間をスラローム、下部は残雪を求めて右手の林の中を進むも最後は雪切れして200mほどスキーを手に持ち草の上を歩きエコーラインへ出た。
カモシカゲレンデも草の上を歩いて下った。カモシカゲレンデ中段に本物のカモシカがいた。
13時前に無事下山、今年も何とか剣ヶ峰に登り、富士見沢も上部のみではあったものの滑走することもできた。しっかり記憶に留めておこう。
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