宮之浦岳 N100‐100 白谷雲水峡→淀川登山口
- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,996m
- 下り
- 1,368m
天候 | DAY1:晴れ DAY2:曇り下山後雨 おそらく標高によって天気が異なる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船
宮之浦港から白谷雲水峡 まつばんだ交通バス OUT:5/5 紀元杉から安房 屋久島交通バス 安房泊 5/6 高速船トッピー 安房〜鹿児島本港南ふ頭 |
コース状況/ 危険箇所等 |
縄文杉から上は登山道 |
その他周辺情報 | DAY1:新高塚小屋 混んでいた。小屋は満杯、テントもたくさん張られていた DAY2:安房にて紫水館泊。夕食は宿近くの島海味キッチンシリウスにて |
写真
感想
日本百名山NO.100 宮之浦岳
屋久島に行くルートはいくつかあると思うけど、今回選んだはいびすかす(フェリー)はすごく旅情があってよかった。フェリーに乗ったことがある人はわかると思うけど、いわゆる?雑魚寝タイプ。ほとんどの乗客は種子島で降りた。
確かに速度は遅いけど、宿代は浮くし、夜を効率的に使えるし、デッキに出られるし、いいことがいっぱい!
この日の昼間登った開聞岳が海上から望むことができて嬉しかった。
時間があったら種子島にも行ってみたい。
(ちなみに高速船トッピーはデッキに出ることができない)
DAY1
GWというのもあるのか、島のタクシーは予約しようとしてももうなかった。早めに予約しておかないとダメ。宮之浦港からは8:00のバスまで待たないといけない。
白谷雲水峡は観光地、トレッキングの家族連れが多い。たくさんのガイドさんが活躍しているようだった。何か音がするなと思うとサルや鹿の姿があった。楠川歩道やウィルソン株、縄文杉は皆さん一度は写真などで目にしたことがあるんじゃないだろうか。縄文杉までは観光地だが、かなり長い距離を歩くので大変だと思う。正直、小屋泊の装備で起伏のある地形を歩いているのであまり景色を楽しむ余裕がなかった(笑)
高塚小屋は縦長のキレイな小屋だった(中は見てない)
疲れていたし、翌日の距離のことがなかったら、ここに泊まってもよかったと思う。
新高塚小屋は、大学生か大人数のグループがテントを張っていたり、小屋の方も混んでいた。
DAY2
早朝2時半に出ていくグループがあり、その後何組か出発していった。私たちも4時半には出たと思う。
平石の岩屋をすぎて、朝食を食べていると単独の男性が歩いてきた。随分と元気がいい方で先に行ってもらう。宮之浦岳直下で、その方が下りてきた。「宮之浦岳に登ってよかった!」というシンプルな言葉に喜びが込められていて、私まで嬉しくなった。山頂付近でもう一方単独の男性、この方とは紀元杉まで抜きつ抜かれつそれぞれのペースで歩いた。
昨日とは打って変わって、曇り空、特に淀川方面(南側)は滝雲が落ち、標高の低い場所ではガスっているようだった。
黒味岳の分岐で、登ってくる方に上がガスっているか尋ねられた。黒味岳からはガスで何も見えなかったらしい。
花之江河まで下りてくると、鹿がいた。最初逃げるのではないかと思って、焦って写真を撮ったのだが、ここの鹿はぜんぜん人を怖がらず、むしゃむしゃと苔を食べている。
淀川は水が美しく、美しすぎて水がないみたい。
淀川登山口にはひっそりと休憩用の小屋があった。ここでぽつぽつと雨が降り出し、やがて傘を出すほどの雨になった。紀元杉からバスにのり、山を下っていくとどんどん雨足が強くなったが、安房まで来ると止んでいた。
雨が多いと言われる屋久島で、雨に降られず歩くことができたのは本当にラッキーだったと思う。
宮之浦岳からもっと海が見えたら…なんて贅沢は言えないね。
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