早春の八ヶ岳を旅する。 地蔵尾根〜赤岳〜文三郎尾根
- GPS
- 25:47
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
【4/13(日)】6:55赤岳鉱泉→北沢→8:27美濃戸口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前回より雪が多く斜面の状況が良く歩きやすかった。 登山ポストは赤岳山荘にある。 毒沢温泉の受付は10:00からである。 駒ヶ岳SAの牛タンつくねが美味である。 |
写真
感想
紆余曲折があり今回は2人での山行になった。しかも優雅な小屋泊、いろんなことがてんこ盛りの2日間だった。何とか無事下山できたのもCLのお蔭。
【4/11(金)】金曜日の夜出発し2時に八ヶ岳山荘に到着。仮眠室には5名の先客がいた。静かに布団を敷き就寝。快適な仮眠室であった。
【4/12(土)】5:30に起床し赤岳に向け出発する。快晴だ。空の青と山の白のコントラストが綺麗。
南沢ルートはアイスバーンになっていたため慎重に歩く。行者小屋で装備を装着。行者小屋から地蔵尾根ルートを登る。だんだんと急登になっていき雪面をアイゼンの前爪とピッケルとの三点支持で登って行く。ふと下を見るとかなりの高度感で一瞬足がすくむ。そういえばノーロープだ…。そんなとき、トラバースに差し掛かる。先頭を行くCLにロープを出してもらうようお願いする。ロープを出してもらっている間に後ろから来た単独行の男性に追い越してもらう。何とかトラバースが終わると今度はナイフリッジがやって来た。距離は短いが怖いのに変わりはない。ナイフリッジを通過するとお地蔵さんが待っていてくれた。少しホッとする。
その後も急登を登り続け赤岳展望荘に到着。一旦ロープを外し山頂に向け登っているとヘリコプターがやって来て、赤岳展望荘辺りを低空で旋回し始める。明らかに誰かを探しているようである。こんな近くで…、と思い気を引き締める。無事山頂に着きバンザイをする。するとそこに先ほど追い越してもらった単独行の方が待っており、「なかなか登ってこないしヘリが飛んでいるしまさかと思い心配しましたよ〜」とのこと。よほど私がへなちょこ登山者だったのだろう。確かにそうだが。
山頂からは富士山も綺麗に見え最高の景色であった。しかしホッとするのも束の間、文三郎尾根を下る。山頂からは急な下りで、ロープで確保しながらクライムダウンした。何とか無事赤岳鉱泉に到着する。
赤岳鉱泉山荘は綺麗な山小屋で夕食にはステーキが出て快適だった。30人ほどの大部屋で同室になった外国人の方に話を聞くと、山岳ガイドをやっていてマッターホルンに登るためのトレーニングとのことで、日本人の男性1名を連れて来ていた。私もマッターホルンに行くときには彼にガイドを頼もうと思い、名刺をもらった。
【4/13(日)】5時30分起床し6時55分出発。北沢ルートを通り下山した。帰りに秘湯・毒沢鉱泉(いいお湯でした)に立ち寄り帰神する。 (IN)
<コース状況>今回は雪の状態が良かった。年によって状況がかなり変わるので注意が必要。
2010年02月13日(土) 〜 2010年02月14日(日)南八ヶ岳・赤岳主稜(自主山行)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-57258.html
山小屋利用でらくちんでした。
天気にも恵まれ楽しい山行ができ良かったです。
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