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Yamareco

記録ID: 430434
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

前日光縦走!!夕日新道→ハガタテ→古峰ヶ原→井戸湿原→粕尾峠→地蔵岳→足尾。40kmは楽じゃない!

2014年04月16日(水) 〜 2014年04月17日(木)
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
38.3km
登り
2,289m
下り
2,031m

コースタイム

北千住7:21発快速-東武日光線新鹿沼駅(リーバス40分400円)一の鳥居(60分)蕗平(220分)夕日岳(30分)地蔵岳(20分)ハガタテ平(60分)山ノ神(10分)古峰ヶ原湿原(40分)三枚岩(70分)横根山(20分)井戸湿原(15分)象の鼻(15分)前日光ロッジ(30分)分岐(60分)粕尾峠(30分)地蔵平(20分)地蔵岳(15分)地蔵平(15分)44番カーブ(80分)わたらせ渓谷鉄道足尾駅(10分)わたらせ渓谷鉄道通洞駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新鹿沼駅9:11発リーバス古峰ヶ原行き 400円40分
コース状況/
危険箇所等
★夕日新道:登山道外。林道から尾根に上がると急登続く。リボンはあるが道標はないが一本道の様なものなので登る分には間違えようがない。悪い急斜面もあるので下るのはオススメしない。高低差が1000mあり整備されていないので健脚向け。
★夕日岳〜古峰ヶ原:よく踏まれているがハガタテ平〜山ノ神感はやや荒れている。(初級者向け)
★古峰ヶ原〜横根山:道標あり。踏み跡明瞭。雪が少し残っている。(入門者向け)古峰ヶ原ヒュッテはカメムシが多く宿泊する気にはなれない。小屋脇の沢水が使える。要煮沸。
★井戸湿原 鹿侵入防止のネットがあるのでしっかりしめよう。東屋があり そばを沢が流れる。反対側が牧場なので飲めるかは怪しい。質のよい浄水器があれば大丈夫だろう。
★横根山〜粕尾峠:ひたすら林道で前日光ロッジからは舗装路。長い。車に注意。前日光ロッジはまだやっていない。営業していれば水や自販機が使える。
★地蔵岳:粕尾峠から直上がりは不明瞭。一般道へ出ると明瞭。道標は少ない。(登山道往復なら初級者向け)
★地蔵平〜足尾:地蔵平から地形図で西に伸びる徒歩道は今はつかわれていなくリボンもないが道の名残は読み取れる。地図読みが出来るものならば問題ないだろう。44番カーブに出る。そこからはひたすら舗装路。時々ヘアピンがショートカット出来る。
奥に一の鳥居が見える。一の鳥居の次のバス停はあの辺。自販機があるのであそこで降りてもいいなぁ。蕗平へは橋を渡らずに写真右の道を行く。
2014年04月16日 09:51撮影 by  PX , RICOH
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4/16 9:51
奥に一の鳥居が見える。一の鳥居の次のバス停はあの辺。自販機があるのであそこで降りてもいいなぁ。蕗平へは橋を渡らずに写真右の道を行く。
蕗平への分岐。砂利道へ入っていく。小さな社があるのだが そこから直接登る手だてもあるようだ
2014年04月16日 10:43撮影 by  PX , RICOH
4/16 10:43
蕗平への分岐。砂利道へ入っていく。小さな社があるのだが そこから直接登る手だてもあるようだ
蕗平。地形図には神社のマークがあるが鳥居が残るのみ。林道が伸びているので利用させてもらい標高を稼ぐ。
2014年04月16日 10:48撮影 by  PX , RICOH
4/16 10:48
蕗平。地形図には神社のマークがあるが鳥居が残るのみ。林道が伸びているので利用させてもらい標高を稼ぐ。
950m三角点。赤テープで目立つようにマークされいた。
2014年04月16日 11:58撮影 by  PX , RICOH
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4/16 11:58
950m三角点。赤テープで目立つようにマークされいた。
カタクリが咲き始めていた。
2014年04月16日 12:48撮影 by  PX , RICOH
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4/16 12:48
カタクリが咲き始めていた。
トラッ平???1071m地点。
2014年04月16日 12:50撮影 by  PX , RICOH
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トラッ平???1071m地点。
オオホノチ??1294m地点。ちょいちょい地名板がある。
2014年04月16日 13:14撮影 by  PX , RICOH
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4/16 13:14
オオホノチ??1294m地点。ちょいちょい地名板がある。
急登がいくつかある。中には悪いものもあるので注意。っといっても好き好んでこの手のコースに入る人ならなんてことのないような状態。
2014年04月16日 13:35撮影 by  PX , RICOH
4/16 13:35
急登がいくつかある。中には悪いものもあるので注意。っといっても好き好んでこの手のコースに入る人ならなんてことのないような状態。
夕日岳が近づいてきた。標高差が1000mあるから体力のない私にはキツイ。
2014年04月16日 13:36撮影 by  PX , RICOH
4/16 13:36
夕日岳が近づいてきた。標高差が1000mあるから体力のない私にはキツイ。
本沢林道への分岐???1450mの前夕日辺り
2014年04月16日 14:13撮影 by  PX , RICOH
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4/16 14:13
本沢林道への分岐???1450mの前夕日辺り
岩タア。いや なにが?調べれば何かわかるのだろう。修験関係かな?ヒノキダガァと同じような感じの地名なのだろうか?
2014年04月16日 14:27撮影 by  PX , RICOH
4/16 14:27
岩タア。いや なにが?調べれば何かわかるのだろう。修験関係かな?ヒノキダガァと同じような感じの地名なのだろうか?
夕日岳山頂。まだ雪が残る。今日は霞がかかって遠望が利かないい。というか、この旅通して遠望は利かなかった。
2014年04月16日 14:38撮影 by  PX , RICOH
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4/16 14:38
夕日岳山頂。まだ雪が残る。今日は霞がかかって遠望が利かないい。というか、この旅通して遠望は利かなかった。
さくさくっと地蔵岳まで移動。さすがに疲れてきている。ふぅ。
2014年04月16日 15:17撮影 by  PX , RICOH
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4/16 15:17
さくさくっと地蔵岳まで移動。さすがに疲れてきている。ふぅ。
唐梨子山。うーん。ヒュッテまで届くかなぁ
2014年04月16日 16:02撮影 by  PX , RICOH
4/16 16:02
唐梨子山。うーん。ヒュッテまで届くかなぁ
行者岳。この下に沢の源頭があったのだがヌタ場となっていたので水の補給は叶わず(涙
2014年04月16日 17:04撮影 by  PX , RICOH
4/16 17:04
行者岳。この下に沢の源頭があったのだがヌタ場となっていたので水の補給は叶わず(涙
日が大分傾いてきた。そろそろヘッドライトの準備をしていた方がよいかな?
2014年04月16日 17:27撮影 by  PX , RICOH
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4/16 17:27
日が大分傾いてきた。そろそろヘッドライトの準備をしていた方がよいかな?
静かな森を行く。人がいない山の楽しみ方の一つ。山を存分に味わうことができる。自然パワー補給中。
2014年04月16日 17:29撮影 by  PX , RICOH
4/16 17:29
静かな森を行く。人がいない山の楽しみ方の一つ。山を存分に味わうことができる。自然パワー補給中。
山の神。天狗の絵が。すごい。
2014年04月16日 17:34撮影 by  PX , RICOH
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4/16 17:34
山の神。天狗の絵が。すごい。
鳥居の向こうに日が傾いていく。ヒュッテまではここから20分足らず
2014年04月16日 17:34撮影 by  PX , RICOH
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4/16 17:34
鳥居の向こうに日が傾いていく。ヒュッテまではここから20分足らず
県道に出た。
2014年04月16日 17:42撮影 by  PX , RICOH
4/16 17:42
県道に出た。
そして、ヒュッテに到着。ってファイントラックのツェルトが張ってある。うぬぅ。なんで平日のこんなところに登山者が
2014年04月16日 17:46撮影 by  PX , RICOH
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4/16 17:46
そして、ヒュッテに到着。ってファイントラックのツェルトが張ってある。うぬぅ。なんで平日のこんなところに登山者が
ヒュッテの中。カメムシ臭い。まぢ臭い。すっげぇ臭い。
2014年04月16日 17:51撮影 by  PX , RICOH
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4/16 17:51
ヒュッテの中。カメムシ臭い。まぢ臭い。すっげぇ臭い。
私はヒュッテ前のテーブルの間に張った。
2014年04月16日 18:16撮影 by  PX , RICOH
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4/16 18:16
私はヒュッテ前のテーブルの間に張った。
夜。山のシルエットが浮かぶ。
2014年04月17日 00:26撮影 by  PX , RICOH
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4/17 0:26
夜。山のシルエットが浮かぶ。
月がきれいだなぁ
2014年04月17日 00:27撮影 by  PX , RICOH
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4/17 0:27
月がきれいだなぁ
朝が来た。さぁ、行くか。
2014年04月17日 05:47撮影 by  PX , RICOH
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4/17 5:47
朝が来た。さぁ、行くか。
2014年04月17日 05:52撮影 by  PX , RICOH
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4/17 5:52
雪が少し残る。アイゼンはいらない。
2014年04月17日 06:15撮影 by  PX , RICOH
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4/17 6:15
雪が少し残る。アイゼンはいらない。
三枚石の三角点。
2014年04月17日 06:29撮影 by  PX , RICOH
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三枚石の三角点。
三枚石。
2014年04月17日 06:33撮影 by  PX , RICOH
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4/17 6:33
三枚石。
結構大きい。
2014年04月17日 06:34撮影 by  PX , RICOH
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結構大きい。
ほいさー。
2014年04月17日 06:36撮影 by  PX , RICOH
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4/17 6:36
ほいさー。
三枚石の横の社の中。
2014年04月17日 06:39撮影 by  PX , RICOH
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三枚石の横の社の中。
金剛水。水場だがゴミが多かった。飲めるだろうが…浄水器ほしいなぁ。
2014年04月17日 06:41撮影 by  PX , RICOH
4/17 6:41
金剛水。水場だがゴミが多かった。飲めるだろうが…浄水器ほしいなぁ。
ツツジが多い。
2014年04月17日 06:48撮影 by  PX , RICOH
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ツツジが多い。
方塞山。ここから前日光牧場の脇を行く。
2014年04月17日 07:02撮影 by  PX , RICOH
4/17 7:02
方塞山。ここから前日光牧場の脇を行く。
静かな牧場。
2014年04月17日 07:29撮影 by  PX , RICOH
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静かな牧場。
横根山。
2014年04月17日 07:50撮影 by  PX , RICOH
4/17 7:50
横根山。
井戸湿原のネット。いや…もうちょっと閉めやすい作りにしてほしいものだなぁ
2014年04月17日 08:06撮影 by  PX , RICOH
4/17 8:06
井戸湿原のネット。いや…もうちょっと閉めやすい作りにしてほしいものだなぁ
井戸湿原。静かな空間が広がる。時の流れが緩やかに感じる。
2014年04月17日 08:12撮影 by  PX , RICOH
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4/17 8:12
井戸湿原。静かな空間が広がる。時の流れが緩やかに感じる。
湿原の真中を木道が渡る。
2014年04月17日 08:15撮影 by  PX , RICOH
4/17 8:15
湿原の真中を木道が渡る。
象の鼻。



象???
2014年04月17日 08:35撮影 by  PX , RICOH
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4/17 8:35
象の鼻。



象???
2014年04月17日 08:35撮影 by  PX , RICOH
4/17 8:35
鹿の集団。群れと言うには小さいかなぁ。
2014年04月17日 08:35撮影 by  PX , RICOH
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鹿の集団。群れと言うには小さいかなぁ。
車道を行く。
2014年04月17日 09:30撮影 by  PX , RICOH
4/17 9:30
車道を行く。
今日のセルフショット
2014年04月17日 09:51撮影 by  PX , RICOH
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4/17 9:51
今日のセルフショット
粕尾峠に到着。時々車が抜けていく。
2014年04月17日 10:33撮影 by  PX , RICOH
4/17 10:33
粕尾峠に到着。時々車が抜けていく。
明るい尾根を行く。
2014年04月17日 10:42撮影 by  PX , RICOH
4/17 10:42
明るい尾根を行く。
地蔵平は広場となっている。テント張れるなぁ
2014年04月17日 11:02撮影 by  PX , RICOH
4/17 11:02
地蔵平は広場となっている。テント張れるなぁ
地蔵岳に到着。栃木百名山 この旅の4座目。
2014年04月17日 11:23撮影 by  PX , RICOH
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4/17 11:23
地蔵岳に到着。栃木百名山 この旅の4座目。
数時間前にいた象の鼻があんなにも遠い。
2014年04月17日 11:23撮影 by  PX , RICOH
4/17 11:23
数時間前にいた象の鼻があんなにも遠い。
地蔵平から西へ延びる徒歩道。古いもので今はもう歩かれていない。
2014年04月17日 11:54撮影 by  PX , RICOH
4/17 11:54
地蔵平から西へ延びる徒歩道。古いもので今はもう歩かれていない。
そして、44番カーブへ出る。丁度、沢が水を携える。飲めるよ。
2014年04月17日 12:08撮影 by  PX , RICOH
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そして、44番カーブへ出る。丁度、沢が水を携える。飲めるよ。
魚がいた。ヤマメ?アユ?
2014年04月17日 12:42撮影 by  PX , RICOH
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4/17 12:42
魚がいた。ヤマメ?アユ?
都沢にかかる滝。滑滝15mくらいかな??釜を持つ滝できれいだった。登れっかなぁ(笑)
2014年04月17日 13:00撮影 by  PX , RICOH
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4/17 13:00
都沢にかかる滝。滑滝15mくらいかな??釜を持つ滝できれいだった。登れっかなぁ(笑)
足尾駅。見えたと同時に電車が出ていくのが見えたorz 次は90分後。まぢかよぅ
2014年04月17日 13:51撮影 by  PX , RICOH
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4/17 13:51
足尾駅。見えたと同時に電車が出ていくのが見えたorz 次は90分後。まぢかよぅ
桜がきれいだなぁ
2014年04月17日 13:51撮影 by  PX , RICOH
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4/17 13:51
桜がきれいだなぁ
撮影機器:

感想

2014.04.16-17 前日光縦走 単独 晴れ

さて、連休だ。どこに行こう。
今の時期行きたい場所は2日行程だと厳しい場所ばかり(巻機山とか、錫ヶ岳とか、谷川万太郎・川棚の頭とか)
ならば、なかなか日帰りだと行程が組みにくく暑い時期には行きたくない場所はどうだ?
奥多摩長沢背稜の深部は交通の便はあるが如何せん中央線の乗り継ぎが面倒だ。
丹沢はテント張れないから面白くない。
八ヶ岳は、林道歩きがダルい。面白くもない。
女峰山はこの前行ったし…

あ。前日光!
地蔵岳とか車がないと基本行けないけど古峰ヶ原あたりで1ビバすれば行けるし、人がいないからいいや!
どうせなら夕日新道も絡めちゃえ。

といつもの悪い癖が発動。欲張りすぎ行程で計画を立て
おらっ行くぞーっ!(*`Д´)ノ!!!
と7時の快速に乗り新鹿沼へ。9時11分のリーバス古峰ヶ原行きへ乗り40分ほどで一の鳥居へ到着。(400円)
そこから蕗平を目指し歩く。道中、原を楽しみながら長々と歩き蕗平沢沿いの砂利道へ入る。
しばらくすると開け ポツンと鳥居がある。今は社はなく鳥居だけが残るがここが蕗平。
地形図にある神社の場所だ。ここを夕日新道の入り口と予想した。
鳥居から林道が上へと延びている。遠慮なく使わしてもらおう。
道伝いに歩きしばらく登っていくと尾根を渡るがそのまま進むと肩のような地形になり
林道が尾根から離れるので そこで尾根に乗る。
リボンが時々あるが当てにせず 自分の目で見て40°くらいの急登をつづらに登っていく。
三角点まで登ると一旦斜度は緩くなり一息つける。
途中。カタクリが咲き始めていた。カタクリはキレイだなぁ。顔を下に向けてるから見るの大変だけど。
それにしてもツツジが多い尾根だ。5月下旬にもなればさぞやキレイなことだろう。

山頂まで後400mになると60°くらいの緩い斜面が行く手を阻む。
踏み跡は見辛く急で緩い。下りでは使いたくないなぁ(´・ω・`)
間違えると進退窮まるので慎重にラインを見ながら登りあげる。

ふぅ。怖かった( ; ゜Д゜)と安心すると声が聞こえてきた。
はぃ?マイナー山域のマイナールートで平日なんですけど(汗)
しばらくすると4人下ってきた。
なんで このルート知ってるの?と聞かれたが
いや、山頂に夕日新道の案内あったし、地形図みたら登れそうだったから
と言っておいた。まぁ、事実だし。
そして、更に3人降りてきた。一人はザイルの準備あり。
あの急斜面を下るのかぁ…すげぇのう。

予定していた14時を30分ほど過ぎ夕日岳の山頂へ立った。
んー登った!疲れたなぁ。
だがしかし、まだ行程の半分以下だ。・゜・(つД`)・゜・
押しているので悠長にしている暇はない!
補給を済まし足早に地蔵岳を目指す。
ここからは一般道!高速道路だぁい!
歩きやすい歩きやすい(*´ω`*)いやー本当に歩きやすい。
さっくり地蔵岳をこなし、ハガタテ平、唐梨子山、大岩山、行者岳と進むと 大分、日が傾いてきた。
ありゃりゃ。そろそろヘッデンの準備しておこうかな?
地図を確認し時間を計算すると6時にはヒュッテに着けそうだ。
いらん。不要じゃ。
行者岳を少し下ると沢の源頭があった。
水じゃあああああああ!
と思ったが 上をふと見るとヌタ場だった(´・ω・`)無理やん。顔すら洗いとうないゎ。
意気消沈で山ノ神から下り車道へ出るとヒュッテが見えた。
なにやらオレンジ色の物体も。
んんん。(; ̄Д ̄)?いや、あれはどうみても…

ヒュッテに着くとやっぱり

ファイントラックのツェルトだったーーーーーー(゜ロ゜)
マイナー山域の平日にまさか 同じ様に泊まりの登山者がいるとは思わなんだ!!!
しかも、ツェルト泊というところまでかぶるとはな…

話を聞くと古峰神社から上がって明日は薬師をピストルするそうだ。
結構長いのでなかなかタフなんだなぁと思った。
ヒュッテはと言うとカメムシだらけだったΣ(ノд<)
臭い!臭い!臭い!
大量のカメムシが異臭を放っていた。
まぢ無理。泊まれんわ こんなとこ。
素直に小屋の前にツェルトを張った。
鹿番長ことキャプテンスタッグのペグハンマーが役にたった。
ヒュッテは湿原を見渡せる場所にあるので立地はいい。
湿原なので水もあった。(煮沸は必要だが)

これにて長い1日が終わった。高度差1000mを登り総時間8時間はさすがに堪えたよ(´Д`)

ふと、夜中に表に出てみるととても明るく 湿原には鹿の警戒音が響いていた。
熊はいないよねぇ??? それだけが心配だった。

2日目 5時50分出発

雪が少し残る登山道を三枚石を目指し進む。この辺りもツツジが多い。
道なりに進んでいけば1時間と掛からず到着するだろう。
ちなみに三角点は登山道から外れた場所にある。小さな案内があるのでわかるだろう。
三枚石は小さな広場となっていた。ここから古峰神社へ行く道もあるが健脚向きだそうだ。
三枚岩の先に水場がある。金剛水というそうだ。のぞいてみたが石の桶がありふたがされていた。
ふたを開けてみると杉の葉が浮いていた。飲めないことはないだろうが出来れば煮沸をしたいところだ。

さらに進み、横根牧場へと当たる。電波塔があるピークは方塞山といい牧場が見渡せる。
ここから横根山まではほぼ牧場の脇を歩くことになる。西からの風が当たってやや肌寒かった。
横根山には東屋があり前日光林道へ下る案内もあるが不明瞭な部分もあるそうなのと
帰りがまた長いのでやめておくのが賢明だろう。
横根山から井戸湿原まではすぐで時間はかからない。
鹿よけのネットを開け湿原内に入る。湿原の真中を木道が渡り反対へ容易に回ることが出来る。
周遊路から象の鼻へ抜けることが出来 そうは時間はかからない。

象の鼻自体は 何が象の鼻のかよくわからなかったが 展望台もあり晴れた日は気持ちよいことだろう。
トイレもあるのでここで休憩をするもの良いと思ったのだがまだ道の半ば。長居は出来ない。
牧場内の林道を前日光ロッジへ向けて歩きだす。砂利の道が続き歩きやすい。
前日光ロッジは冬季休業とのことだが まだ営業の準備もされていなかった。GWごろ再開なのだろうか?
前日光ロッジからは舗装路となる。ここからは我慢強く粕尾峠を目指すのみだ。
ともかく長い。地形図に出ている電波塔は今はなく駐車場となっている。その先には東大の地震研究のアンテナがあり
階段が上へと延びている。それが勝雲山への道となる。今回は歩き疲れたので割愛させてもらった。

粕尾峠からは足尾側に少し下ったところに登山口があるが登り返すことになるので
峠から尾根を直接たどることにした。一部急で悪い場所もあるので一般的ではない。
登山道と合流するとほどなくして地蔵平へと出る。ここで荷物をデポして軽身になり10分ほどで山頂へ着いた。
山頂からは朝居た横根山周辺が見渡せた。前地蔵への案内もあったが そろそろ余裕もなくなってきたのでやめておいた。
地蔵平まで戻ると帰り道に悩む。忠実に登山道を辿るか地形図の西の徒歩道を使うか。
見る限りでは西の徒歩道は歩かれていないようだった。うーん。どうするか。
少し様子を見にってみたら道の名残がはっきりと見とれた。これだけはっきりとした道の名残があるのなら いけるだろう。
地形的には急な場所も地図上からは見えないし…時間自体は余裕がある。確実に下って行こう。

結果。林道まで明瞭な道の名残が続いていた。44番カーブに出た。ちょうど、水場となっていて冷えた水を口にできた。
ここからは舗装路をまたひたすら行くのみ。ヘアピンが続くので部分部分でショートカットは出来るので
地図の見た目よりも楽に下山することが出来たのは助かった。

足尾の町につき足尾駅が見た時、電車が出て行ったのは切なかった…次は90分後とか(/_;)
仕方がないので隣の通洞まで歩き途中で食事でもしようと思ったのだが…

何もなかった(~_~;)デイリーヤマザキにマガジンすら置いてなかったのにはビックリだった。
足尾の寂れ様 やばくない?


そんなこんなで今回の長い旅は終わったのでした。

低山縦走はまったり歩けていいですね。とても楽しめました。
ただ、今回は距離が長すぎた。足が痛いーーーーーーーーーーーー!!!!


今回わかったこと
沢の水は、飲んでも意外と大丈夫。

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