巻機山 道迷いもあったけど・・・今年も眩しい新緑とほぼ360度の大パノラマの絶景と❝巻機ブルー❞・・・♪
新潟県
クライムジャンキー
体力度について
- GPS
- 06:51
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,357m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:51
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
駐車場前泊の登山者が増えそうです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは桜坂駐車場トイレ前、桜坂駐車場登山口にあり。登山道に危険箇所はありません。4合目手前のスリッピーな箇所はチョット要注意。六合目前後の残雪箇所の道迷い・・・ルートミス・・・そして、踏み抜きに要注意。残雪区間の日中はチェーンスパイクや軽アイゼンは必要ないと思います。朝早かったりして、雪渓が凍っている場合はチェーンスパイクや軽アイゼンは必須。夏道がかなり出ていますが、僕は下山時の六合目から五合目の間でルートミスして、ちょこっとだけ道迷い・・・。は良い子の皆さんは、赤いリボンをチェックして、充分気を付けましょう！ |
| その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は｢金城の里｣(350円)がお薦めです。月曜日が定休日です。久し振りに利用いたしました。やはり、肌がすべすべして気持ち良い・・・。美人の湯ですので、美人の方はもっと美人になりますし、それなりの方は美人になります・・・。 お土産には 高千代酒造株式会社「純米吟醸酒巻機」、八海醸造株式会社｢清酒坂戸山」を是非・・・「飲みやすくスッキリした味わい」ですよ！ そして お酒好きの方には❝雄々しくキリッと締まった原酒の味わい❞の八海醸造株式会社「清酒金城山」もお勧めです。 |
写真
ムラサキヤシオツツジ。葉っぱは5、6枚で一つの枝から花が2、3個咲きます。よく似ているユキグニミツバツツジは葉っぱ3枚で一つの枝から花が1個しか咲きません。
2
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
誰かが 言っていました、巻機山には大きな土手が二つ（ニセ巻と巻機山本峰）あると・・・改めて同感です。いや・・・牛ヶ岳まで入れると大きな土手が三つかな・・・？優しい女性的な山容が北アルプスの薬師岳によく似ていると思います。ですから、仲間内では 巻機山の事を❝スモール薬師岳❞と呼んでいます。
さて 2,022年第一回月例巻機山登山は雲一つ無い超快晴の中、ソロで登って参りました。昨日の一ノ倉沢のトレッキングの疲れもあって、当初はAM5:00スタートの予定でしたが、大幅に遅れてAM7:31スタートとなりました。まあ、今回は巻機山本峰のピストンですので、特に問題はありません。桜坂駐車場には先行車両が12台。しかし、僕がAM7:20頃に到着すると 早くも下山して車で帰って行きました。長岡ナンバーの車だったので、地元の方ですね。山頂まで登られたんでしょうか・・・？暗いうちから登られたのか？・・・物凄い速さで登られたのか？・・・不思議ですね・・・。
AM7:31のスタート時の気温は10℃位でチョット肌寒いので、ストレッチシャツに半袖シャツでしたので、薄いウインドブレーカーを着て、出発。しばらくは樹林帯ですので、日も差さないので丁度いい感じです。しかし、4合目手前辺りでは気温も上がって来て、4合目到着時には 早くも薄いウインドブレーカーを脱ぎました。樹林帯は風も無く、薄いウインドブレーカーを脱いで、丁度いい感じです。五合目に到着すると、南西方面に大源太山〜七ツ小屋山、武能岳、万太郎山、仙ノ倉山が良く見えます。東には米子沢、ニセ巻西側斜面が良く見えます。そして❝巻機ブルー❞・・・が、とっても綺麗に見えます。六合目に向かうとブナの美人林を左に見ながら夏道の登山道を進みます。しばらく歩くと、登山道上に雪が出て来て、夏道は完全に見えなくなります。
綺麗なブナ林の残雪区間を南の米子沢側から北の割引沢、ヌクビ沢側へ斜めに横切って行きます。分かりにくいですが、赤いリボンと先行者のトレースを頼りに慎重に進みます。ルーファイが大変ですが、この時期限定の残雪の白とブナの新緑の緑と❝巻機ブルー❞の青がとっても綺麗です。これだから、毎年ここに来たくなりますよね・・・。ここだけで帰ってもイイくらいです・・・。まあ、天気も良いですし先を急ぎます。六合目は夏道となっていて、その上のいつもの休憩ポイントで山崎製パンのルヴァンレーズンバターロールを2個食べ、スタート。しばらく歩くと、またまた、登山道上に雪が出て来て、夏道は完全に見えなくなります。リボンを頼りに進みますが・・・七合目も雪の下・・・。
七合目地点で展望も開けますので、南から西までの絶景を画像に収めます。谷川連峰方面、苗場山方面、妙高山と火打山方面、そして今日は北アルプスも良く見えます。七合目上から八合目からニセ巻までは夏道が出ています。八合目からの富士山も期待していましたが、今日は富士山と佐渡ヶ島は見えませんでした。八合目過ぎると東側の山々も見えて来ます。赤城山、武尊山、皇海山、日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳etcが良く見えます。ニセ巻稜線に出ると巻機山本峰が見えて来ます。大勢の方々いるのが良く見えます。ニセ巻で、またまた360度の画像を納め、雪の上を避難小屋へ下ります。避難小屋から御機屋間は三分の一位は夏道が出ています。しかし、残りの三分の二はちょっと硬めの雪ですので、キックステップ必須です。僕は持って行きませんでしたが、チェーンスパイクか軽アイゼンがあると安心して歩けると思います。まあ、無くても 注意して歩けば全く問題ありません。
御機屋に到着するも、100cm以上に積雪あり。御機屋の椅子でモグモグタイム（ランチタイム休憩）の予定も・・・椅子は雪の下なので、そのまま巻機山本峰へ向かいます。三ツ池手前で夏道となり、ここから本峰までは夏道です。巻機山本峰でまたまた、360度の大パノラマを画像に収め、モグモグタイム（ランチタイム休憩）・・・。今日はアルファ米の白ごはんにふりかけと梅干しで頂きました。当初の予定時間を大幅にオーバーしているので、急いで下山開始。
滑り止めが無いので、慎重に下ります。イヤーッなニセ巻の登り返しを何とかこなし・・・順調に下ります。しかし、六合目下のブナ林の残雪区間で、調子をこいて・・・赤リボンと先行者のトレースを無視して、南側にスライドしていたら・・・ルートミス・・・。米子沢側の登山道が出て来ません・・・（泣）。まあ、大丈夫だろうと、下っていると残雪が無くなって来ました・・・。あらら・・・下り過ぎた・・・。こうなりゃ・・・笹藪漕ぎで強引に南にトラバース・・・やっとこさで登山道に出た時は・・・五合目直ぐ上でした。
※良い子の皆さんは 絶対マネしないで下さい・・・。基本に忠実に赤リボンと先行者のトレースを頼りに進んで下さい。僕はプチ遭難でした・・・。繰り返しますが・・・絶対に僕の真似はしないで下さい。普通は、しないかな・・・。
そして、五合目からは樹林帯を順調に下りPM2:22に桜坂駐車場に到着。
眺望は妙高山、火打山、北アルプス白馬岳方面、鳥甲山、苗場山、岩菅山、谷川連峰、浅間山、赤城山、武尊山、皇海山、日光白根山、笠ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳、荒沢岳、越後三山、守門岳etcが良く見えました。残念ながら富士山、佐渡ヶ島だけは見えませんでした。
雪が消えたばかりの所にはスプリングエフェメラルが・・・、日当たりの良い所には 初春の花が咲いていました。イワカガミ、イワウチワ、イワナシ、オオカメノキ、ショウジョウバカマ、タムシバ、ムラサキヤシオツツジ、アズマシャクナゲ、コシジオウレン（ミツバノバイカオウレン）、シキミ、ツルアリドオシの赤い実、ヒメアオキの雄花＆雌花＆赤い実、エチゴキジムシロ、ナエバキスミレ、ミヤマニガイチゴの蕾、ミネズオウ、ミズバショウ、クロモジ、タチツボスミレ、スミレサイシンetcが見られました。
大体月例で登っているので来月 また登ります。そして6年前の秋初めてチャレンジした避難小屋泊も 近々に・・・天の川を始め満天の星空とご来光＆富士山＆佐渡ヶ島＆北アルプス・・・etc
尚 本日は30名位の方々とスライドしました。平日ですが、大勢の方々が登られていました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
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